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「日本初」に参画


November 30, 2017

|前沢パッシブハウス|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

November 30, 2017

「日本製の樹脂窓を使った初めての新築パッシブハウス」

 

 

こういうキャッチコピーから始まるこのパンフレットは、日本屈指の窓メーカーYKK AP株式会社様が、自社の窓性能を含めた最高水準の省エネ性能を体感できるモデルハウス「前沢パッシブハウス」の説明用に発行されているものです。

 

 

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このブログを最近読み始められた方のために解説しますと、パッシブハウス(Passive house)とは、ドイツパッシブハウス研究所が規定する性能認定基準を満たす世界最高水準の省エネルギー住宅。日本では2009年8月に神奈川県鎌倉市雪ノ下にて建築されたのを皮切りに、全国で少しずつ施工実績が増えていますが、設計・施工レベルの難易度が非常に高いこともあり、日本国内の実績棟数としてはまだほんの一握り。また、これまで国内で建設されたパッシブハウスのほとんどは、性能値を満たすために、北欧を中心とした外国製の高性能木製窓を使用していました。

 

 

そんな中、日本屈指の窓メーカーであるYKKAP株式会社様が、自社の窓性能を徹底的に向上させ、「国産のサッシでもパッシブハウスはつくれる」ということを証明するため、YKKグループ自らがお膝元である富山県黒部市内に2015年に建設したのが「前沢パッシブハウス」なのです。設計を担当したのは、一般社団法人パッシブハウス・ジャパンの代表理事も務めるキーアーキテクツの森みわ代表。この建物は、建設北陸地方では初、そして日本製の樹脂窓を初めて採用した「純国産のパッシブハウス」として、建築業界に大きなインパクトを与えました。

 

 

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本ウェブサイトでもご紹介していますが、実は、この前沢パッシブハウスの施工を担当したのが弊社カネタ建設なのです。この前沢パッシブハウスには、これまでにも数多くの業界関係者が視察に訪れ、多くの建築雑誌でも取り上げられています。

 

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最近、情報感度の高いお客様より「私の地域でもパッシブハウスの建設は可能ですか?」というお問い合わせをいただくケースもしばしば。もちろん、住まいは性能だけで語れるものではありませんが、設計通りの性能値を施工で実現するのは至難の業でありながらも、その違いが意外にもまだよく知られていないのが実態です。だからこそ、こうして国内屈指の窓メーカーであるYKK AP様のパンフレットと共に弊社のクレジットが広く世に伝わっていくことを非常に嬉しく思います。

 

 

|前沢パッシブハウス|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 

 

 

前沢パッシブハウスの性能値については、パッシブハウス・ジャパンのサイトを、また、前沢パッシブハウスの誕生ストーリー他、詳しい解説につきましては、過去のブログ記事「解説「パッシブハウス」その3(最終回)」をご参照ください。

 

 

 

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「大和の家」施工写真UPしました


November 29, 2017

大和の家|施工写真|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

November 29, 2017

施工実績「大和の家~雁木のある暮らし」を新たにUPしました。

 

大和の家|施工写真|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 

本物の上質さに囲まれたちょうどいい空間。コストと性能のバランスをとことんまで追及して生まれた大和の家。

 

 

玄関ドアを開けると、広い土間とリビングのちょうどいいつながりが他とは違う新鮮な印象を与えます。しかし、それはどこか懐かしい町家の面影を残しています。リビングは完全引き込みのワイドオープンサッシで、晴れた日は思いっきりソトを取り込むことが可能。吹き抜けを見上げると、キノイエのアイデンティティでもある二階のすのこ天井が全体のトーンを優しく整えています。

 

 

大和の家|施工写真|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 

 

 

詳しくは建築事例(キノイエの手仕事)をご覧ください。

 

 

なお、こちらの「大和の家」の完成見学会もいよいよ明日30日(木)をもって終了となります。まだご覧になられていない方は、ぜひお問い合わせください。

 

詳細は以下をクリック↓

完成見学会|大和の家|雁木のある暮らし|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 

 

 

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足元の資産


November 27, 2017

November 27, 2017

先日、弊社も参加している異業種勉強会「糸魚川ものづくりネットワーク(通称:imaon)」主催による公開セミナーが開催されました。講師は、株式会社自遊人 代表取締役 クリエイティブディレクターの岩佐十良(いわさ とおる)氏。

 

 

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岩佐十良氏は、学生時代にデザイン会社を立ち上げた後、『東京ウォーカー』などの雑誌編集プロダクションに携わり、その後『自遊人』という雑誌を創刊しました。そして、次第に地方のおいしいお米を探して販売するなかで新潟県南魚沼に移住。2014年には、地元の古民家を改装して「里山十帖」という宿泊施設をオープンします。

 

 

 

 

里山十帖は、自然豊かな南魚沼の山の中にひっそりと佇む一軒家の旅館。中に入ると、目の前に広がるのは豪雪に耐えた古い梁や柱が表しになった吹き抜け空間。そこにアルネ・ヤコブセンのエッグチェアやアイリーン・グレイのアジャスタテーブルなど世界を代表するデザイナー家具や創造力をかき立てる現代アートに囲まれた独創的な空間は、訪れた人を別世界に包み込みます。そして、この宿の最大の魅力は食。日本海の魚はもちろんですが、意外と知られていない国内作付面積No.1で種類も豊富なナス料理、季節を感じる旬の山菜料理など、地元新潟の力強い食文化を余すところなく表現した料理の数々は、多くの宿泊客の共感を生み、口コミの連鎖でオープン数ヶ月以降からずっと満室状態が続く人気の宿となりました。さらに、2014年度グッドデザイン賞の「グッドデザイン・ベスト100」並びに「ものづくりデザイン賞(中小企業庁長官賞)」を受賞しています。この「ベスト100」&「ものづくりデザイン賞(中小企業庁長官賞)」受賞は宿泊施設としては初めてのことで、従来の旅館とは異なる「提案型施設」「体感するメディア」として高く評価されています。

 

 

 

 

そして岩佐代表は、現在、私たちの地元上越地域で話題となっているリゾート列車「えちごトキめきリゾート雪月花」の食と接客のプロデュースを行っていることでも知られています。

 

 

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画像:えちごときめき鉄道HPより

 

 

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画像:上越タウンジャーナル記事より(地元糸魚川の料亭「鶴来家」さんの提供する月コースの料理)

 

 

そんな岩佐代表のお話を聴こうと、会場には80名近い大勢の参加者が集まりました。弊社も岩佐氏の話を聴きたいと10名ものスタッフが参加。自分たちで言うのも何なのですが、本当に勉強熱心なスタッフが多い会社です(笑)

 

 

講演のテーマは、「地域を盛り上げる デザイン的思考とイノベーション」。昨年暮の大火からの復興に向けて歩みを始めた糸魚川市のこれからの地域ブランディングにとって核心を突く様々なヒントが語られました。

 

 

デザイン的思考とは、単なるビジュアルデザインの話ではなく、身近にあるものの課題を解決する時に必要な考え方。統計や市場調査などのビッグデータを基に解決策を考えるロジカルシンキングとは異なり、人の感じ方や発想を大切にした考え方。生産労働人口が急速に減少する日本。毎日大量の情報が手のひらをすり抜けていくスマホ時代に、「「人が集まるリアルな場」こそが最大のメディアである」と語る岩佐氏。私たちが暮らしているこのまちの身近な暮らしそのものの中に美しい、おいしいと感じる心や感性に価値を見出すことが大切であるという岩佐氏のお話は非常に説得力があり、80分の講演時間はあっという間でした。その岩佐氏の言葉で、特に印象的だったのが、「自分たちが地元を代表するメディアだと自信を持ってください」というメッセージ。地域を盛り上げる貴重な資産は、他でもなく私たちの足元にあるのだと確信した素晴らしい一日でした。

 

 

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「自遊人(里山十帖)」のサイト

http://www.jiyujin.co.jp/

 

 

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完成見学会|大和の家|雁木のある暮らし|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

いよいよ今月末で終了です


November 26, 2017

大和の家|完成見学会|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

November 26, 2017

「雁木のある暮らし~大和の家」完成見学会、いよいよ今月30日(木)をもって終了となります。

 

 

大和の家|完成見学会|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 

 

この地域では、かつて多くの家に当たり前のように備わっていた、まさに暮らしの必需機能であった雁木。この地域で生まれ育った私たちの幼少期の暮らしの記憶を象徴するアイデンティティのような存在。現代の暮らしに合わせ、少しだけカタチを変えて取り入れていた住まいです。

 

 

大和の家|完成見学会|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 
夕暮れ時の帰宅、赤く染まる我が家の庭木を眺めながら雁木を歩いて外玄関の扉を開ける。そして土間のある中玄関を開けて「ただいま」、「おかえり」といつもの言葉を交わす・・・この写真からそんなことをイメージしてもらえると、キノイエの様々な暮らしのシーンがちょっとだけ垣間見えるかもしれません。住まいはコンパクトですが、ソトをナカをつなぎ、とても贅沢な時間と空間を生み出す設計になっています。

 

 

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「おじいちゃん、おばあちゃんになったとき、自分たちがこの家で生活している姿が想像できた」

 

 

そう語っていたお施主様夫妻。その言葉を大切に、設計した住まいのかたちです。

 

 

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全館換気システムは、第1種熱交換システムを採用しています。気密試験のC値は0.3㎠/㎡、地域トップクラスの気密性能。加えてPM2.5クラスの微細物質も99%カットするフィルターも標準装備していますので、常に室内環境はクリーンで省エネ。これから寒さが本格的に厳しくなるこの季節に、エアコン1台で温かく快適な暮らし。ぜひキノイエの実力をご体感いただきたいと思います。

 

 

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まだ見学されていない方はこの機会にぜひご来場ください。本見学会は、平日も含めて朝10:00~夕方4:00まで毎日開催しています。ゆっくりご覧になりたい方は、ぜひ事前にご予約をいただけると安心です。

 

 

 

「雁木のある暮らし~大和の家」見学会開催

2017年11月11日(土)~11月30日(木)
10:00~16:00
上越市大和2丁目地内
アクセスマップはこちらをクリック

 

 

 

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雨も吹き飛ばす


November 25, 2017

|カネタ建設|上越・糸魚川・妙高の木の家|新築・リフォーム|キノイエ|

November 25, 2017

先日の23日(祝)勤労感謝の日、カネタ建設本社の企画で、「新築・リフォーム&土地サミット2017」が開催されました。会場は、糸魚川市内にある建材店の三和様のショールーム「木遊館」にて。

 

 

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イベントのメニューは盛沢山。新築・リフォーム・土地探しに関するご相談・情報はもちろん、大工と椅子づくりのワークショップや、フランスの伝統工芸「カルトナージュ」の体験ワークショップ、ウッドクラフト、薪割り体験など休日を親子で楽しむ様々なお楽しみ企画をご用意しました。(詳しくは、カネタ建設のウェブサイトをご参照ください。)

 

 

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あいにく当日は雨模様。お子様が楽しみにしていた「ふわふわトランポリン」を設置することは叶いませんでしたが、当日はその雨を吹き飛ばす勢いで、非常に大勢のお客様にご来場いただきました。以下、写真ダイジェストでどうぞ。

 

 

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ご来場いただきました大勢の皆様に心より感謝申し上げます。また、イベント開催にあたり、会場を提供していただきました三和様、そしてご協力いただきました関係者の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

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量産住宅からまっとうな家へ


November 24, 2017

|カネタ建設|上越・糸魚川・妙高の木の家|新築・リフォーム|キノイエ|

November 24, 2017

前回のブログでご紹介した営業スタッフ研修に続いて、翌日はメンバーが入れ替わり、代表猪又とキノイエのブランドマネージャーである伊藤と2名で、ある勉強会に参加してまいりました。

 

 

「人は手づくりしたものに心が動きます。その分値段も高いのが普通です。しかし、日本の住宅は、逆転しています。量産している家が高く、手づくりの家が安い。おかしな話ですが、事実です。」・・・そう語るのは、新建新聞社の三浦社長。今回の勉強会の大きなテーマは、地域に根ざし、地域と共に進化する工務店となるためのエッセンスを学ぶことでした。

 

 

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教壇に立つのは、錚々たる方々。中心となるのは、オーガニックスタジオ新潟株式会社の相模稔社長。このブログでも時々登場する、おなじみの社長です。建築に対する深い愛、この仕事に誇りを持ち、少数精鋭で次々と魅力的な新潟らしい自然素材のエコハウスを生み出す技術集団。先日は日本エコハウス大賞の優秀賞を受賞(本年で3年連続入賞)しています。また、マーケティングに関する考え方、手法も秀逸。他に類を見ない独自の進化で多くのファンを魅了するまさに行列のできる工務店です。全国どこを歩いても同じメーカーの外壁材、樹脂を多用した既成建具、表情の変わらないビニールクロスの組み合わせで生み出される無個性の「自称デザイン住宅」が席巻する中、オーガニックスタジオ新潟は自然素材を品よく使い、新潟の気候特性や文化に合わせた設計と手仕事感のよさが表現されたつくりで独自の世界観を構築しています。相模社長は、自分たちのことを「地域固有種」と呼び、どこにも真似のできない新潟らしい家づくりを展開しています。今や新潟県内のみならず、全国の建築業界の注目を集めています。

 

 

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また今回は、『間取りの方程式』や『新米建築士の教科書』の著者としても有名なi+i設計事務所の飯塚豊代表も教鞭を取り、他ではなかなか聞けない建築の本質論やデザインの質を高める目から鱗の様々なメソッドを学ぶことができました。飯塚代表率いるi+i設計事務所は、先般オーガニックスタジオ新潟様とのコラボも実現し、地域工務店との新たな連携モデルを構築しようと意欲的です。おそらく、これからますます建築関係者の注目を集めていくことでしょう。飯塚代表の設計の特徴は、「建築家の作品をつくらない」こと。お施主様の個性によって変幻自在にデザインされる住まいでありながら、建築としての美しさや構造的・性能的な不文律はしっかりと押さえているあたりが、多くのプロの視点から見ても「さすが」と唸る完成度です。常にユーザー視点で考えるという軸がぶれていない建築家として非常に尊敬できる方です。

 

 

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今回の勉強会であらためて確認したことは、世の中の住まいに関して、量産住宅から”まっとうな家への質的転換”をはかること、地元上越地域の街並みや景観を回復するビルダーになることが私たちの使命だということ。私たちは家づくりを通じて、住まい手の皆様が自分らしさを取り戻した豊かな暮らしが実現すること、また、この仕事に携わるすべての人たちにとっては仕事本来のやりがいと誇りを取り戻すことを追及していきたいと決意を新たにしました。

 

 

私たちの仕事は、人を幸せにするだろうか?

 

私たちの仕事は、働く人の生きがいになるだろうか?

 

私たちの仕事は、このまちをよくするだろうか?

 

 

シンプルな問いですが、現在、この問いに対し、自信をもって「はい」と答えられる住宅会社は、案外少ないのかもしれません。しかし、私たちはそうありたい・・・そんなことを強く再確認した一日でした。

 

 

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寄り添う仕事


November 22, 2017

|カネタ建設|上越・糸魚川・妙高の木の家|新築・リフォーム|キノイエ|

November 22, 2017

皆様が住宅展示場に訪れた時、必ず営業担当と顔を合わせることになると思いますが、その時にどのようなことを考えたり、感じたりするでしょうか?

 

 

もしかすると、多くの方は、「しつこく売り込まれたらイヤだな」とか、「根掘り葉掘り聞かれるのはちょっと・・・」と感じてしまうことがあるのではないでしょうか。これは住宅業界に限らず、営業と名の付く職業にはありがちなケースです。特に、「営業ノルマを達成するために、私たちのことなんか考えずに売りつけられるのでは?」という警戒心を持たれる方もいるでしょう。

 

 

弊社にも営業を担当するスタッフが何名かいます。そしてまた、見学会場や、モデルハウスで皆様とお会いし、お話させていただく機会がたくさんあります。正直なところ、その際、上記のようなお気持ちを感じられてしまうケースはゼロではないと思います。私たちはその都度、何がいけなかったのかを反省し、せっかく足を運んでいただいたお客様のお役立ち係に徹することができるように、仕事のやり方を改善しています。

 

 

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大切なのは、自らそのことに気付けるかどうか。先日は、弊社スタッフ数名で外部研修を受けるために終日東京入りしました。研修テーマはずばり「営業」ですが、その中身は、私たち自身の「考え方」、「振る舞い」を客観的に点検するための様々なチェック、他社の多くの事例から、お客様の本音をミスリードしないための留意点などを含め、徹底してお客様の視点に寄り添った多くの気付きが得られる内容になっています。もちろん、税制や法規制等、年々目まぐるしく変化し、複雑化する宅業界の環境変化に伴う必要な知識情報を吸収し、少しでもお客様にとって有利な家づくりにつながるように努めています。

 

 

営業の本来の仕事は、「お客様自身になって考える」ことであり、そこに専門家としての英知を組み合わせて最良の結果を導き出すことにあります。そして、住まいの場合はお客様の人生とずっと寄り添うことになります。けっして「売り込む」ことではありません。しかし、多くの心無い量販住宅の営業マンの行動から、業界全体としてそういうイメージを持たれてしまっていることが残念でなりません。

 

 

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外部研修には、全国各地より、非常に優秀な工務店のスタッフの皆様が集まってきます。仕事は何でもそうですが、長年携わっていくと、必ずそこに「馴れ」や「驕り」、自分が正しいという「思い込み」が芽生えてくることがあります。私たちはそのことを「主化(ぬしか)する」と呼んでいます。特に一人仕事を極めているときに「主化」が起こりやすくなります。私たちは他流試合を通じ、自分たちを客観視することで、この主化を防止しています。今回の研修でも、あらためて私たちの仕事の責任の重さと楽しさに気付き、これまで出会ったお客様、これから出会うであろうお客様に、これまで以上に寄り添える仕事をしていこうとスタッフみんなで共有した一日でした。

 

 

 

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手触りを大切にする


November 19, 2017

無垢の家|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

November 19, 2017

今月末まで完成見学会が開催されている「大和の家」(上越市)は、コンパクトでハイクオリティ、かつコストバランスの良さを追及して設計された住まいですが、見た目のデザイン性だけではなく、毎日手に触れる喜び、つまり「手触りのよさ」を大切に考えています。

 

 

無垢の家|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 

 

中でも大切なのは、毎日手に触れる家具や建具のセレクト。キノイエでは、お施主様の暮らしむきを考えながら、ショップセレクトとオリジナル製作を上手に組み合わせてご提案します。

 

 

無垢の家|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 

 

キノイエには、長年のお付き合いの中で私たちの設計意図をしっかりと汲み取りながら、与えられたコストの中で、唯一無二の素晴らしい家具を製作してくださる建具職人さんがいます。彼らの素晴らしいところは、視覚的な美しさもさることながら、お施主様が毎日手に触れることに様々な想像力を働かせ、手に触れた瞬間の指触りと動作のしやすさ、使い続けることで生まれる、素材の経年変化の美しさなどにきめ細かな気遣いをしてくれている点です。けっして「複雑につくり込む」ことや「いい素材を無制限に使う」ということを善しとせず、職人としてのこだわりよりも、どこか人に対する優しさを感じるところがとても好きです。

 

 

無垢の家|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 

 

そして、この「手触り」感の違いこそが、上質な住まいと安っぽい家とを決定づける一つの要素になります。写真や遠目ではごまかせても、この手触り感だけはとても正直です。本物を手にする喜びを知っている人は、この手触り感をとても大切にします。

 

 

家はさまざまな人が介在してつくられます。そして、そこに関わる人の心のありようがその建物に如実に表れてくるのが、家づくりの素晴らしいところでもあります。

 

 

|自然素材の家|上越・糸魚川・妙高の木の家|新築・リフォーム|キノイエ|

 

 

「雁木のある暮らし~大和の家」完成見学会は、11月30日(木)まで毎日開催中です(10:00~16:00)。詳しくはこちらをクリック↓↓

 

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天使の取り分


November 16, 2017

|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|ベンチャーウィスキー視察|

November 16, 2017

先日、「株式会社ベンチャーウィスキー」様の秩父蒸留所見学にお邪魔させていただきました。業界関係者でなければなかなか入れない蒸留所の製造工程を、今回特別に見学させていただくことができました。

 

 

|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|ベンチャーウィスキー視察|

 

 

株式会社ベンチャーウィスキー 秩父蒸留所とは、羽生蒸溜所創始者の孫である肥土伊知郎(あくといちろう)氏が創業した小さな蒸溜所です。2008年2月に稼働を始め、秩父の風土に根ざしたシングルモルトウイスキーづくりが行われています。ブランド名は肥土氏の名前を冠した「イチローズ・モルト」。小さな蒸留所とはいえ、世界では珍しい日本古来の木「ミズナラ」の樽で発酵させたその個性的で本格的なフレーバーは、わずか数年で世界的に広まりました。まさに「現代のマッサン」として、ウィスキー通の間では有名な存在です。

 

 

以前もブログでご紹介しましたが、弊社代表猪又は無類のシングルモルトウィスキーファン。それも、一般的な飲み口のよいウィスキーよりも、スモーキーでクセの強い銘柄を好んで飲みます。なので、このイチローズ・モルトは、猪又の大好物でもあります。

 

 

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イギリスの『ウイスキーマガジン』のジャパニーズモルト特集で最高得点の「ゴールドアワード」に選ばれたり、2012年に同社蒸留した最初のモルトウイスキー「秩父 ザ・ファースト」がジャパニーズウイスキー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、ここ数年で世界的なウィスキーブランドとして名前が知られるようになったイチローズ・モルトですが、まだまだ年間生産能力は極小。本場スコットランドの有名スコッチブランドのわずか2~3日分の生産量に過ぎません。小さな体育館ほどの工場内に精麦機、発酵樽、蒸留窯、瓶詰機などが所狭しと並んでいます。

 

 

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製造工程をすべてお伝えするのはここでは難しいので、ポイントだけご紹介。まず、発酵させた麦汁が送られるのが、こちらの単式蒸溜釜(ポットスティル)。秩父蒸留所はこの2基のみで、この形状は蒸留所が生み出すテイストによって様々。それが各蒸留所の個性になっており、魔法のランプのようなこの形はベンチャーウィスキーの顔ともいえます。ちなみに、ポットスティルはフルオーダーで手打ち銅製。とても美しいです。この2基の役割分担は明確で、まず左側のウォッシュスティルで一度蒸溜されたものを右側のスピリットスティルで再溜し、出来上がったスピリッツのいい部分、これをミドルカット(ハートとも呼ぶ)といいますが、そのミドルカットの部分だけを熟成させるということで独特のフレーバーをつくります。

 

 

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イチローズ・モルトの製法で最大の特徴はここから。ウィスキーの味は、先ほどのスピリットのいい部分の仕分け、つまり、どこからがハートなのかを見極めることが非常に大事な作業になります。一般的なスコッチ蒸留所では、温度をはじめとする様々な数値を元に決められたタイミングで蒸留窯を移動させるのですが、イチローズ・モルトの場合は、なんと「人間の嗅覚」を頼りにします。スティルマンと呼ばれるエキスパートがノージング(嗅ぎ分け)することで見極めを行っている点が最大の違い。まさに職人技。そういう人間的なところに魅力を感じてしまいます。家づくりにも通じる部分ですね。

 

 

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ところで、ウィスキーを熟成する過程では、年間に数%の割合で中身が蒸発しますが、そのことを通称「天使の取り分」あるいは、「天使の分け前」と呼んでいます。それは、天使たちがいいお酒になるようにとその樽に魔法をかけてくれる代わりに、ほんの少し天使たちがおすそ分けをもらうという、なんとも夢のある考え方に由来しています。その天使の取り分ですが、本場スコットランドでは、平均2%。それに対し、ここ秩父蒸留所のイチローズ・モルトの樽からは毎年3〜5%が消えていくということです。秩父の天使はやや飲んべえらしいですね(笑)

 

 

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蒸留所と貯蔵庫の視察の後、最後はお楽しみの試飲です。ちなみに、商品化されているものの大半はアルコール度数40度以上。製品化の前のNEWポットのサンプルに至っては、60度以上。何も知らずにワインのようにグビッっとやってしまった人たちは、みんな咽び込んでいました。やはり、分を超えた取り分を口にすると天罰が下るようです。秩父の天使さんたちもさぞかし笑っていることでしょう(笑)

 

 

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ステキな時間をありがとうございました。

 

 

 

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「大和の家」完成見学会スタート


November 14, 2017

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November 14, 2017

昨日に続きまして、本日は週末同時開催となったもう一つのイベント、「完成見学会 大和の家」の模様をお伝えいたします。

 

 

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こちらは、上越市大和地内に完成した、通称「雁木のある暮らし」をテーマにしたキノイエの最新作。なんと、11月11日(土)より30日(木)までの20日間、連続公開の見学会となります。(平日・休日を問わず、10:00a.m.~4:00p.m.まで毎日公開中)

 

 

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こちらも、土曜日の大雨の影響で、少しお客様の出足が悪かったスタートとなりました。

 

 

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それでも、その後、チラシやウェブで情報を知ったお客様が上越市内、糸魚川市内を問わず、何組もご来場いただきました。

 

 

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玄関までの雁木アプローチ、そして広い土間空間が開放的な玄関ホールと吹き抜けに、「わぁ、いいなぁ」と思わず声を上げていたお客様も。

 

 

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やはり、キノイエの世界観は唯一無二。コンパクトでありながら広がりのある空間、そして自然素材を程よく設計に取り入れたハイクオリティな仕上がりに、ご来場された多くのお客様に共感をしていただいていることを実感します。

 

 

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こちらもご来場いただきました皆様に心より感謝申し上げます。「大和の家」は、今月30日まで平日も公開中です。ご見学には、ご予約いただけるとご案内がスムーズです。詳しくは、こちらのイベント情報をご覧ください。

 

 

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