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あれから7年


March 11, 2018

March 11, 2018

2011年(平成23年)3月11日(金)14時46分18秒。

 

 

この日、宮城県牡鹿半島の東南東沖130kmを震源とし、国内観測史上最大のM9.0を記録した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生しました。

 

 

 

 

あれから7年が経過しました。

 

 

人の記憶は風化しやすいといいますが、私たちもいつしかこの悲しい記憶を昔話のように捉えてしまうのではないか・・・そう思い、発生当時の私たちの行動を少し思い出してみました。実は、この地震発生時、私たちは、協力企業の皆様と共に糸魚川市内の海岸沿いにある研修会場にいました。この日は交通安全をテーマにした弊社の安全衛生研修会。ちょうど15時の開始を待っていた時でした。

 

 

当時の研修会実施の記事

 

 

交通被害者の方のお話から交通安全の意識を高めようとお隣の富山から講師の方をお招きし、既に会場でスタンバイしていた矢先、地震が起きました。大きな揺れは数十秒間続き、会場にいた私たちもさすがに「この揺れは尋常ではない」と直感しました。しばらくして揺れが収まった後、TVの報道を確認。震源地が宮城県沖であることを確認した私たちは、研修を中止にするか、このまま研修を続けるかの判断に悩み、結局、私たちは予定通り研修を実施することを判断しました。お恥ずかしながら、この時、私たちはその後の展開を予想することはできませんでした。

 

 

また、この会場の窓一面に広がる景色は日本海。もしここが被災地の東北地方の海岸であったとしたら・・・想像するだけでも恐ろしくなりました。たまたま被災地とは離れた場所にいたことで私たちは生かされました。だからこそ、この命はそれまで以上に大切に生かされなければいけません。尊い命を生かすこと・・・私たちにできることは、この悲しい記憶をいつまでも胸に刻み続けながら、これからの人々の人生に貢献すること、とりわけ、この地域の人々の幸せな暮らしのために全ての力を注いでいくことなのではないかと思います。

 

 

あらためまして、当時被災によりお亡くなりになられた多くの皆様に心からご冥福をお祈り申し上げます。そして、ご遺族の皆様並びに被災されたすべての皆様のこれからの暮らしに大きな幸が訪れますよう心から願っています。

 

 

 

 

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