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「上刈の家」スタートミーティング


March 27, 2018

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March 27, 2018

先日、糸魚川市内にて「上刈の家」のスタートミーティングが行われました。

 

 

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スタートミーティング。それは、お施主様と私たちキノイエチームと施工パートナー企業の担当者が顔を合わせ、お施主様のご紹介、各工事担当者の自己紹介、家づくりのいきさつや住まいのコンセプトの他、施工概要や工事現場での注意事項などの共有などを行う、とても大切なミーティングです。

 

 

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いつものことですが、開始前は集まった皆さんもどことなく緊張した面持ちで待機しているので、ちょっぴり顔が怖かったりします(笑)しかし、いざ自己紹介が始まると、皆さんとってもエンターテイナー。ユーモアセンスあふれる独特のトークに自然と場が笑顔に包まれます。毎回ながらそのギャップが新鮮です。また、長く弊社の仕事に携わってくださっているベテランの担当さん、職人さん同士の人間関係もできているので、そのキャッチボールも絶妙だったりします。

 

 

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最後は、お施主様からもご挨拶をいただきます。家づくりの動機、家族に対する想い、理想とする暮らし、私たちに対する期待など、お施主様の口から発せられる一言一言に夢や愛が溢れていて、その場にいる私たちの胸を打ちます。家づくりの技術は年々進歩しても、最後は魂のこもった職人の手仕事が大きく影響します。だからこそ、工事担当者全員でお施主様の考えに直接触れることは、何物にも代えがたい重要な意味を持っていると私たちは考えます。

 

 

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第二のリビングとしての「土間」


March 25, 2018

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March 25, 2018

昭和から平成へ。大家族から核家族へ。二間続きの和室で法事や親戚家族の集まりをするというシーンが減っていったように、日本人の暮らし、そして家の機能はパブリック重視からプライベート重視へと急激に変化を遂げました。

 

 

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パブリックを重視した日本の家の象徴の一つに、土間玄関があります。履き物を脱がずに誰もが気軽に入れる場所、家というプライベートな空間の中にあるパブリックな場所、緩やかにソトとナカをつなぐ場所。作業場としての生活空間でもあり物々交換を伴う接客の場でもあった日本特有の交流スペース、昔の日本の家には土間のある暮らしが当たり前でした。

 

 

 

 

現代の家でつくられる玄関は、間取りの関係から最小限に省略されています。それでも、近隣の方の突然の訪問、夫婦のご両親やご親戚の訪問など、こと「中に上がってもらうまでもない」用事では、この狭く省略された空間でのコミュニケーションが重要になります。寒い日、暑い日は玄関ドアを開けっぱなしにすることもできません。閉めてホールに入ってもらうと今度はお互いの距離がやや近過ぎる・・・なんてことも。狭い密閉空間でのコミュニケーション、相手も気を使って、会話も手短になる・・・迎え入れたこちらもなんとなく「追い払った」ような罪悪感を感じてしまう・・・なんて経験をされた方も少なくないことでしょう。外来客と接触する重要な交差点の玄関。昔の人々の関係性に比べれば致し方ない面もありますが、プライベートの性格を強めた現代の家で、限りなく省略に次ぐ省略を重ねたことで、そのコミュニケーションのあり方までをも変貌させてしまったように思います。

 

 

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そこで、キノイエでは、このスペースを現代の暮らしに生かす設計を大切にしています。

 

 

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ポイントは、玄関を限りなく居室としてナカに取り込むこと。玄関土間をうまく活用した設計により、第二のリビングとして驚くほど活躍する空間に生まれ変わることができます。久しぶりに用事があって訪ねてくれた友人、届け物をしてくれた義理のご両親など・・・5分、10分で済む用事でもそのわずかな時間こそがとても大切なコミュニケーションの時間。リビングにつながる広い土間の椅子に腰を掛けてもらい、台所でお返しの品を用意しながら世間話に花を咲かせる・・・そんな緩やかなつながりこそが現代の私たちの暮らしには必要なのではないでしょうか。

 

 

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もちろん、玄関を開けた来客の目にいきなり生活の場が飛び込んできたのでは、お客様も住まう人も落ち着けません。宅配便やセールスの訪問など、本当に玄関先で応対するだけで十分のケースもあります。そのあたりのこともふまえ、キノイエでは仕切り建具や視線の緩衝壁を設けるなど、空間を上手に仕切る工夫もなされています。必要に応じて、開けるときは開ける、閉めるときは閉める。このメリハリが現代の暮らしには必要です。

 

 

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プランニングに必要なことは、家として必要な部屋数や畳数だけでは測れない、人と人との距離感や暮らし向きといった心理作用にも目を向けていくことにあります。かつての日本人の暮らしには、多くのヒントが詰まっています。

 

 

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3回の試験


March 22, 2018

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March 22, 2018

先日の「西本町の家」にて実施しました「気密測定試験」ですが、全部で3回実施し、その平均を割り出して正式な実測値としているとお伝えしていましたが、せっかくなので、全ての実測データを包み隠さずお見せしたいと思います。証拠写真はこちら。

 

 

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赤い囲み線で示してあるものが、測定した隙間総面積の数字です。3/18の見学会にご来場いただいたお客様の目の前で行った試験結果では、総相当隙間面積は αA = 37㎠ でした(C値=0.28㎠/㎡相当)。今回お見せするのは事前に行った3回の測定値。室内に大勢の人がいるかいないかの違い以外は、見学会の日と全く変わらない状態で測定しています。

 

 

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1回目は、総相当隙間面積 αA = 38㎠

 

 

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2回目は、αA = 28㎠。

 

数値がよくなりました。

 

 

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3回目はさらにいい数字に。 αA = 22㎠

 

 

最終的には、この全3回の実測数値を平均化し、建物の総面積で割り返して「隙間相当面積(C値)」を算出します。ちょっと読みにくいですが、下の電卓写真の表示では、「0.21316・・・」という値、つまり、この住まいの正式なC値の実測数値は、小数点第2位以下を四捨五入し、0.2㎠/㎡という結果になりました。

 

 

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1回目と2・3回目の測定結果に、少し差が出ていますが、ここまで隙間が小さくなると、わずかな圧力差で分母の数値が変わります。C値は0.5㎠/㎡を切ると、性能面では申し分のない効果を発揮しますので、全く心配はいりません。反対に、これだけ生の数値は変動しやすいものだからこそ、以前に一度測定した値だけを「自社の気密性能ですよ」とうたうことは弊社の中では御法度。全棟気密測定をしながら絶えず自社の施工方法をチェックしていくという姿勢が必要なのです。

 

 

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今回のC値は・・・?


March 19, 2018

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March 19, 2018

昨日の3月18日(日)に開催されました構造見学会&気密試験見学会「ecoハウスのしくみ大公開」のご報告です。

 

 

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この日の昼下がり、小春日和で少し暖かさを感じる心地よさでしたが、建設中の「西本町の家(仮)」の内部は、既に断熱・気密性能が力を発揮し、これまでの寒さをそのまま内包したような室温に・・・(笑)ご来場いただきましたお客様には少し寒い思いをさせてしまいましたことをこの場をお借りしてお詫び申し上げます。

 

 

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見学会では、弊社からエコハウスに関する様々な知識が得られる住まいづくりセミナーの他、構造材・断熱パネルを担当するウッドリンク株式会社様より、住まいの構造に関する詳しいセミナーが行われました。

 

 

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そして、セミナーの後は、お待ちかね気密試験の実測を実施。このブログでは何度もご紹介していますが、上越地域の住宅会社の中で一棟一棟気密測定をしている会社は決して多くはありません。また、こうして実測データをその場でお客様に見ていただく住宅会社は、おそらく弊社だけかもしれません。測定データがどのような数値になるのかは、同じ設計でも施工状態によって大きく変わる可能性があります。施工に関する自信がなければ、簡単には実施できない実地試験でもあります。

 

 

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さてさて、今回の結果はいかに・・・?

 

 

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いろいろ書いてありますが、上から3行目に「 総相当隙間面積: αA = 37㎠ 」とあります。つまり、「この住まいに存在する全ての隙間をかき集めたら、その面積は、37㎠でした」という意味。ちなみに、名刺の大きさは、9.1㎝×5.5㎝≒50㎠。なので、家全体の隙間面積が名刺の8割に満たない大きさだという結果。

 

 

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これを建築中の総面積で割った「隙間相当面積(C値)」に換算すると、その数値はなんと0.28㎠/㎡という結果になります。私たちの社内独自基準ではC値=0.5㎠/㎡以下を標準ラインとしていますので、なかなかの好成績でした。

 

 

ちなみに現在、日本の住宅性能を決める要素に「隙間相当面積」の基準はありません。つまり、各住宅会社が「高気密住宅」とうたうことに何の基準もないのです。ただし、一般的な業界の常識として、隙間相当面積(C値)が、2.0㎠/㎡以下であれば、高気密住宅であるとうたってもいいであろうという暗黙の了解があります。先ほどご紹介したように、今回の「西本町の家」の隙間相当面積(C値)は0.28㎠/㎡。業界暗黙了解値のわずか14%程度の大きさしか隙間がないという結果になりました。この体感差は、驚くほどに違います。※なお、正式なC値は、同一の方法で試験を3回行い、その数値から標準値を割り出して正式結果とします。こちらの西本町の家は最終的に、先ほどの値よりも良い結果のC値=0.2㎠/㎡となりました。

 

 

エコで健康、長寿命の住まいを構成する要素はたくさんあります。隙間相当面積(C値)はあくまでもその一つにすぎません。ですが、その要素一つひとつに対する各住宅会社の理念、考え方は同じではないので、家づくりをお考えの皆様は、こうした部分にも興味をもってみてはいかがでしょうか?

 

 

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いよいよ明日は


March 17, 2018

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March 17, 2018

いよいよ明日18日(日)は、上越市内で建設中の「西本町の家(仮)」におきまして、「ecoハウスのしくみ大公開」と題して、構造見学と気密試験の実演を兼ねた見学会を開催いたします。予約制となっておりますので、見学をご希望の方は、お電話もしくは、イベントフォームからお申込みいただけると幸いです。

 

 

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現在、会場の準備は万全。職人さんの手で丁寧に全ての箇所の気密処理が完了済みで、明日の気密検査を待つばかりです。以前のブログ「日本の住宅から「気密性能」基準が外れた理由」でもご紹介した通り、この気密性能だけは、一棟一棟の実測値だけが頼りです。はたして、今回の数値はどれくらいになるでしょうか?気になる方はぜひ会場に足を運んでご自身の目でお確かめください。

 

 

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お施主様も施行中の現場を見学にいらっしゃいました。家づくりを本格的に検討を始められた頃はまだお腹の中だった赤ちゃんもご覧の通り今はスクスクと成長中。ご家族で新しい住まいの完成を楽しみにしています。

 

 

 

 

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西本町の家


March 15, 2018

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March 15, 2018

上越市内で建設中の「西本町の家(仮)」、現在断熱施工から外壁施工へと順調に作業が進んでいます。

 

 

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キノイエのアイデンティティにもなりつつある片流れのシャープな屋根形状は、通りを歩く人が立ち止まって眺めるほどの美しさがあります。

 

 

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あらわしになっている軒の垂木は、先端に向かって少しだけ細くなっている、いわゆる「テーパード」デザイン。屋根形状をより美しく見せるための工夫でもあり、キノイエの特徴でもあります。

 

 

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そして、内部も着々と断熱気密施工が進んでいます。

 

 

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屋根の部分には外側から世界最高レベルのλ=0.020w/(m・k)という断熱性能をもつ「フェノールフォーム」パネルを敷き詰め、さらに内部からは木質系繊維断熱材(ウッドファイバー)をサンドイッチ。これによって、高い断熱性能はもちろんのこと、驚くほどの蓄熱効果と防音効果が生まれます。 屋根部分の断熱材の収まりはとても重要。高い断熱性能と薄さを両立したフェノールフォームパネルを効果的に使用することで、壁体内でのこうした合わせ技が可能になります。

 

 

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そして、キノイエの高い気密性能は、現場で一か所ずつ丁寧に手作業でシーリングすることで実現しています。先日のブログ「見えないところでオンリーワン」でもご紹介したように、製品そのものの性能だけに頼らず、職人一人ひとりが丁寧な作業を行うことを「標準」とするための情報共有が、一つひとつ品質の差となって表れてくるのです。

 

 

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さて、いよいよ今月18日(日)は、こちら「西本町の家(仮)」におきまして、構造見学と気密試験の実演を兼ねた見学会「ecoハウスのしくみ大公開」が開催予定となっており、既に多くのご予約をいただいております。キノイエの確かな品質と性能がわかる1日限りの見学会です。こちらを見学希望の方は、下の画像をクリックして、予約フォームにお進みいただくか、直接弊社までお電話ください。

 

 

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見えないところでオンリーワン


March 13, 2018

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March 13, 2018

先日、上越市内にて弊社の協力企業の担当者、現場従事者の皆様に集まっていただき、恒例の「品質向上勉強会」を開催いたしました。

 

 

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品質向上勉強会は、毎回、弊社の家づくりの品質を左右する非常に重要なテーマをピックアップし、直接該当する専門業者はもちろん、それ以外の全業種の仲間で共有することにより、現場での品質維持向上を目指す独自の勉強会です。

 

 

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勉強会は少しずつ進化。前回の反省を踏まえ、今回は、どの専門職種の方が見ても理解しやすいように、実例写真を多用し、NG事例 → 対処事例 といった説明に工夫改良するなどしたことで、参加された皆さんは異口同音に「非常にわかりやすかった!」という反応の他、「普段見落としていた部分に気付けて非常によかった」、「完成後は見えなくなる部分に対しての配慮がよく理解できた」、「施工についてだけではなく、仕事に対する意識についても非常に勉強になった」、「ひとつの建物を業者全体で(本当の意味で)共有することで、より良い家づくりにつながると思った」などなど、たくさんの声を頂戴することができました。

 

 

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また、勉強会は参加者が聴くばかりではなく、弊社に対しても厳しい質問や指摘事項、改善要求なども参加者から発言が出ます。ある意味、私たちにとっても背筋が伸びるとても貴重な修練の場でもあります。

 

 

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最後に、弊社施工管理担当の本山から参加者全員に向けて語られた『【品質の維持】と【品質の向上】では全く意味は違います。【品質の向上】は、ひと工夫が感じられる施工。協力業者の皆さんと一体になって向上し続けましょう。』という挨拶に、会場の一体感がぐっと高まったような感覚を覚えました。

 

 

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家の品質を左右するのは、一人の作家や、本部が作成した設計マニュアルではなく、そこに集まった多くの専門職人によるハーモニーで決まるといっても過言ではないと思います。お客様にとっては「一生に一度の住まい」。つまりは、たった一回の本番演奏。だからこそ、高次元のパーフェクトなハーモニーを実現するためには、普段のこうしたリハーサルが重要になってくると私たちは考えています。

 

 

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そして、毎回恒例の「飲みニケーション」。これは勉強会と同じくらいにとても大事です。ここで共有するのは、お互いの「心」。仕事としても、人としてもヨコの関係がとても大事。みんながお互いの人となりを知り、気心知れた仲間になることで、現場での最高のハーモニーが生まれるのだと思います。このあたりが、「地元に生まれ、地元で暮らす人々がつくる、血の通った住まい」という、いちばんの付加価値ではないかと個人的には思っています。

 

 

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こうした取り組みは、なかなかお客様には見えない部分でもありますが、良質な住宅を細部まで貫徹させるという意味では非常に重要な取り組みになります。そして、実は意外にも、これまで上越エリアでこうした勉強会を開催していたのは弊社のみということです。地味で見えない部分ですが、実は上越地域でオンリーワンの品質追求集団、それが私たちなのです。

 

 

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あれから7年


March 11, 2018

March 11, 2018

2011年(平成23年)3月11日(金)14時46分18秒。

 

 

この日、宮城県牡鹿半島の東南東沖130kmを震源とし、国内観測史上最大のM9.0を記録した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生しました。

 

 

 

 

あれから7年が経過しました。

 

 

人の記憶は風化しやすいといいますが、私たちもいつしかこの悲しい記憶を昔話のように捉えてしまうのではないか・・・そう思い、発生当時の私たちの行動を少し思い出してみました。実は、この地震発生時、私たちは、協力企業の皆様と共に糸魚川市内の海岸沿いにある研修会場にいました。この日は交通安全をテーマにした弊社の安全衛生研修会。ちょうど15時の開始を待っていた時でした。

 

 

当時の研修会実施の記事

 

 

交通被害者の方のお話から交通安全の意識を高めようとお隣の富山から講師の方をお招きし、既に会場でスタンバイしていた矢先、地震が起きました。大きな揺れは数十秒間続き、会場にいた私たちもさすがに「この揺れは尋常ではない」と直感しました。しばらくして揺れが収まった後、TVの報道を確認。震源地が宮城県沖であることを確認した私たちは、研修を中止にするか、このまま研修を続けるかの判断に悩み、結局、私たちは予定通り研修を実施することを判断しました。お恥ずかしながら、この時、私たちはその後の展開を予想することはできませんでした。

 

 

また、この会場の窓一面に広がる景色は日本海。もしここが被災地の東北地方の海岸であったとしたら・・・想像するだけでも恐ろしくなりました。たまたま被災地とは離れた場所にいたことで私たちは生かされました。だからこそ、この命はそれまで以上に大切に生かされなければいけません。尊い命を生かすこと・・・私たちにできることは、この悲しい記憶をいつまでも胸に刻み続けながら、これからの人々の人生に貢献すること、とりわけ、この地域の人々の幸せな暮らしのために全ての力を注いでいくことなのではないかと思います。

 

 

あらためまして、当時被災によりお亡くなりになられた多くの皆様に心からご冥福をお祈り申し上げます。そして、ご遺族の皆様並びに被災されたすべての皆様のこれからの暮らしに大きな幸が訪れますよう心から願っています。

 

 

 

 

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「上刈の家」始動


March 9, 2018

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March 9, 2018

穏やかな春の到来を感じさせるような陽気の中、先日は糸魚川市内で、新たなキノイエの地鎮祭が始まりました。敷地内にポツンと立っていた小さな梅の木には蕾ができはじめ、数週間後の開花に向けてスクスクと大きくなり始めていました。

 

 

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新しい住まいの仮称は「上刈の家」。黒姫山をはじめ遠くに見渡せる山々が美しい静かなロケーション。住宅地としては最適な環境です。

 

 

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また、近くには、ローカル線「えちごトキめき鉄道」の電車も一日に十数往復走っていますが、ここでは時報替わりのような存在。“動”のあるまちの一風景は、この地域で暮らす人々にとってこれから様々な思い出の名脇役を演じていくことになるでしょう。

 

 

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完成は7月の末頃を予定しています。どうぞお楽しみに。

 

 

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建築は手紙であり会話


March 6, 2018

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March 6, 2018

“技術的なことはもちろん、設計した建築が持つ哲学が最終的に問われる世界。

 

その建築にかける自分の思い、こだわり、その土地と自分の設計した建築の接点。

 

それらは、数字でのみ語られるものではない。

 

哲学のない建築は人の心を動かさない。

 

僕は図面を書くときは、手紙だと思って書けといってるんです。 ”

 

 

これは、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場の設計者としても有名な建築家の隈研吾氏の言葉です。

 

 

彼の代表作には、歌舞伎座、浅草文化観光センターなどがあり、私たちの暮らす新潟県では、複合型市役所「アオーレ長岡」が有名です。彼の手掛ける建築は、ルーバー(日よけ)を多用したデザイン、実験的とも思えるほどに様々な素材を大胆に用いながら、自然と人工の中間のような独特の空間をつくることを得意としています。

 

 

アオーレ長岡

 

 

 

 

その隈研吾氏の個展『くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質』が、今月3日から東京・東京ステーションギャラリーで開催されていますが、この中で彼は、こう語っています。

 

 

“建築とは、結局のところ物質である。物質と人間との会話である

 

世界という得体のしれない大きさなるものが、物質という具体的存在を通じて、人間と会話するのである。

 

物質が違うと、会話の仕方も変わり、こちらの気分も大いに変わってくる。

 

20世紀は、コンクリートのせいで、会話は固くなり、人間の表情もずいぶん暗くなった。

 

もう一度、様々な物質と、いきいきとした会話をはじめよう。”

 

 

建築とは手紙であり、会話である・・・

 

 

日本の住宅産業はここ十数年で一気に規格化・パッケージ化が加速しました。規格化・標準化にはもちろん、よい面もあり、出来合いのパッケージ商品は一見すると非常にコストパフォーマンスもよく、分かりやすく、万人に受け入れられるものが量産されます。しかし、構造的な規格化・標準化と人それぞれの暮らしを規格化・標準化することを同じ土俵で考えてはいけません。その人の暮らし、そのご家族の暮らしを豊かにするためのデザインプロセスはけっして標準化できない領域。人はみな、生まれながらに性格も身体的特徴も違えば、生まれ育った環境、考え方、人とのつながり方まで全て異なっています。その人それぞれの暮らし方には、一つだけの共通解があるわけではありません。設計者として、じっくりとその人と向き合いながら、少しずつ理解を深め、共感する中から、プロとしての最適解を考え抜いていくことが求められます。また、隈研吾氏が語るように、そこに建築としての「哲学」がなければ、いかなる数値的な整合性も人の心には響かないのではないかと思います。

 

 

私たちは、お客様に最高の手紙を書けているだろうか? 私たちの手でつくられ、届けられたその家は、主との会話が成立しているだろうか?・・・そんなことを大切にしながら、日々家づくりと向き合っていきたいと考えています。

 

 

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