中古住宅の生かし方を探る
January 31, 2017
弊社では、新築だけでなく、大小様々なリフォーム・リノベーションのご相談をいただくことが多いのですが、中でも多いご相談の一つが、「この家を(いくらで)売れますか?」、あるいは「リフォームすれば借り手がつきますか?」等のご相談。中古住宅を何らかの事情で手放したい、あるいは資産として有効活用したいというニーズが非常に高まっているのを肌で感じています。
中古住宅は、電話で車種・年式をお伝えいただければその場で価格を査定・・・というわけにはいきません。家はほとんどが一点もの。そして、立地環境(風雪・日当たり等)や、住まわれている方お一人おひとりの暮らし方、放置された期間等の違いで、経年変化の状態は驚くほどに違いが出ます。まずは現地をしっかりと調査させていただくところから始まります。
新築時の設計図が残っている場合は、当然、平面図や立面図、あるいは仕様書などもお預かりしますが、意外にも新築時の図面と現況が合っていないケースが非常に多いです。それは、水回りを入れ替える際に部屋をリフォームされたり、風除室や車庫を追加されるなどして、小さな増改築が行われていることも多いためです。また、契約時の図面から施工途中で間取りや仕様が変更になったものの、契約図面を差し替えていない場合なども非常にありがちなケースです。
弊社スタッフは、現地調査をきめ細かく行います。柱、梁の位置を目視確認しながら、当時の図面に正しい情報を書き加えながら修正図面を作成していきます。また、外壁や内壁の傷み具合や設備の状態、サッシや建具の再利用価値についても厳しく吟味していきます。
また、築年数により、適用されていた建築基準法も変わっていますので、現行法に合った建物になっているのか、不適格状態を是正できる住宅か?等の判断も必要になります。その上で、実際に必要なリフォームを行った際の工事ボリュームを算出し、費用や工期などの見通しをお示しして、住まいの去就を検討していただきます。
建築基準法令の規定の主な改正経緯
ここで本題に戻りますが、中古住宅を売りたい、貸したい、処分したい・・・とお考えの方は、不動産屋さんに相談する前に一度、こうしたプロの査定を受けることをお勧めします。「ほとんど売り物になりませんよ」という不動産担当者の言葉だけで判断し、安く買い叩かれてしまったり、再利用の余地が残っているにもかかわらず、諦めて解体してしまうというケースをよく耳にします。ちなみに、弊社も不動産の資格を有しており、その業歴も長く、いわば住宅建築と宅地建物取引両面の専門性を兼ね備えたハイブリッドビルダー。様々な角度から、お客様の求めている答えを導き出す経験を積んでいます。
設計担当Mさんのデスクで仕事の様子をカメラに収めていたら、お隣の後輩Nさんのデスクの上にも、先日現調したばかりの平面図を発見(笑)Nさんは新人ながら、新築だけでなく、こうした複雑な中古住宅の調査にも既に関わっており、現在、着実に知識と経験を積み上げ、めきめきと成長しています。
住まいを語るには、新しく「つくる」ことのみならず、「その後」についての活用方法など、深い見識と提案力が必要です。新築とリフォーム、そして土地活用など知識と経験のバランスが大事。これからも弊社ではどれも手を抜くことなく、人材の育成と共に技術を磨いていきたいと考えています。
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「小さなこだわり集」
January 29, 2017
キノイエのウェブサイトに新しいページを追加しました。
その名も「小さなこだわり集」。
これまでこのブログでは、キノイエの細部にわたる丁寧な家づくりの考え方について、様々なテーマでご紹介してきました。そして、昨年6月の開設以来、ブログの投稿記事数は既に200を超えました。そのため、最近このサイトをご覧になった方にとっては、過去のブログ記事を掘り下げるのは少々労力が必要になってきました。
そこで、ブログ記事の中から、特にキノイエの家づくりに関するこだわりについての記述をピックアップして、見やすく紹介するページを構築してみました。
現在、記事を再編集して少しずつアップしていますので、時々こちらのページも覗いてみて下さい。連続して読んでいくと、キノイエの設計思想の奥深い部分により共感していただけるのではないかと思います。
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異才?その2
January 28, 2017
以前のブログ「異才?」(2016/12/11)に登場した、代表猪又の次女たまきちゃん(小2)が描いた理想の住まい。
その第2作が届きました。今回はカラーに進化しました(笑)
右奥にはベッド、左奥には次の部屋のドアが描かれています。そして、この作品もまた、部屋が液晶テレビの背面越しのアングルで描かれているところに、彼女の感性の素晴らしさと何か信念のようなものを感じます(笑)
さらに、今回の作品で判明したことは、この部屋が窓の外から眺めたアングルであるということ。この絵を取り囲むカーテンから判明しました。
素敵な建築家を目指してもらいたいと思います。
次女のたまきちゃん(右)と三女のまおちゃん(左)
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食と暮らしのコラボ企画
January 27, 2017
先日ブログにてご紹介いたしました『第1回 木の家フェスタ 2017 in クリナップ』(2/11・12開催)の中の特別企画「(出張)木の家マルシェ」について、昨日何やら秘密の打ち合わせが行われました。
『木の家マルシェ』とは、衣食住の分野における『地産地消』の大切さと『安心・安全・健康 』な暮らしに共感する仲間たちの手によってつくられる「小さな暮らしの市場」。通常は、不定期にキノイエ上越モデルハウスにて開催する企画ですが、今回のイベントに合わせて特別にクリナップ上越ショールームさんにて出張オープンすることになりました。
そこで、出張オープンにあたり、これまでマルシェを盛り上げてきた仲間たちの手で、「何か新しいものを生み出そう!」ということになり、お互いの商品を組み合わせた新しいメニューをつくるコラボ企画の話が浮上。今回は、妙高食品さんのごはん麺を使い、土の香工房cotocotoさんがスープを作る案で、試作品を作ることになりました。
妙高食品の八幡社長(左)と土の香工房の早津さん(右)
cotoctoさんが作るスープは、和と洋の両方を試作予定。妙高食品さんは、ごはん麺とバジル塩麹を使ったサラダやジェノベーゼ風ごはん麺を短時間に作れるよう試作してくださるそうですが、どんな形で実現できるかは今のところ未定。いずれにしても、このイベント限定の特別メニューが登場します。今後の展開をどうぞお楽しみに。
『第1回 木の家フェスタ 2017 in クリナップ』(2/11・12開催)の詳細はこちらまで
大勢の皆様のお越しをお待ちしています。
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第1回 木の家フェスタ開催決定!
January 25, 2017
皆さん、お待たせしました!新年を迎えたキノイエのファーストイベント 『第1回 木の家フェスタ 2017 in クリナップ』 が開催されます!
「キノイエのことは、ウェブサイトやSNSで気にはなっていたけど、まだ直接建物を見たことがない。」、あるいは「いきなりモデルハウスに足を運ぶのは少し気が引ける。」今回はそんな方も気軽に足を運べる新春お楽しみイベントとなっています。会場は、クリナップ上越様のショールームをお借りしての開催になります。
開 催 日: 2017年02月11日(土)・12日(日) 10:00a.m.-4:00p.m.
場 所: クリナップ上越ショールーム特設会場
昨年大好評頂いた『木の家マルシェ』も出張予定!今回は、なんと木の家マルシェオリジナルの限定コラボ商品や今回限りの限定商品を販売予定です♪
今回の出店者は、こちらです。
■自家製天然酵母パン こびと窯 様 (11日のみ)
アレルギーやアトピーに関して非常に問題意識を持っており、そのため”イースト”や市販の”天然酵母”は一切使わない主義を貫いています。イーストなどを使わずふっくら焼き上げるのは至難の業ですが、それでも安心安全な手づくりの美味しさを伝えたいという思いを大切にしています。小さいお店ながらもその理念に共感し、少しずつリピーターさんを増やしています。
■スゥイー ツ工房 くみ 様 (12日のみ)
自宅で店舗を持たず、注文販売をメインに営業。お米つくりからお菓子つくりまで一貫して行い、添加物は一切不使用。素材にこだわり、妙高市産こしひかり玄米粉を100% 挽いて使用しています。玄米に豊富に含まれるビタミンや食物繊維などの栄養がまるごとスイーツに。
■土の香工房 cotocoto 様 (両日開催!)
「発酵のまち上越」・「上越の自然豊かで四季折々の美味しい素材」を地域の皆さまをはじめ全国に発信しようと、食材をドライ商品や塩糀の商品作りに取り組んでいます。こちらのcotocotoさんも安心安全はもとより、地域に根差した商品づくりへのこだわりが強く、地元上越地域での住まいづくりを考えるキノイエとはとても馬が合うようです。
■株式会社 妙高食品 様 (両日開催!)
平成27年1月に設立したばかりの新しい会社。地元の美味しい食材を活かした食品作りから始まり、先ずは美味しいお米の麺作りに着手いたしました。今までに無い米が持つ本来のうま味、ごはん味を出せないかと原材料にこだわり米粉のブレンド、製麺方法の研究を重ね第一号商品の『ごはん麺』が誕生しました。
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暮らしの残像
January 24, 2017
お客様からのご依頼により、まちなかのとある空き家のリフォームのご相談をいただき、本日その空き家の調査に入らせていただきました。
建物は、以前まで食品関連の製造販売を行っていた店舗兼住宅。限られた間口から奥に向かって伸びる、いわゆる昔ながらの町家です。店舗スペースの奥には居間、そして京町家でいうところの「通り庭」と呼ばれる、奥まで続く土間通路を歩いていくとさらに奥に部屋が続きます。電気は停止されていましたが、部屋と部屋の間に設けられた坪庭から差し込む外の光が柔らかく室内を照らし、池や植栽でまとめられた庭と向かい側の軒など、風情のある景色を家の中の三方向から眺めることができます。
そして、さらに奥へ足と進めると仕事場が。空き家になって久しいですが、ご主人が長年大切に使っていた仕事道具もまだそのそのままの状態で鎮座しており、今にも仕込みが始まりそうな雰囲気を残しています。それは単に、モノが残っているということだけではなく、道具はもちろんのこと、家の動線、収納、仕事場や台所の立ち位置など、家の機能として隅々までしっかりと大切に使われてきた痕跡が随所に残っているからだと思われます。
住まいは、そこに人が住まなくなると途端に風化が始まり、数ヶ月もたたないうちにあらゆるところが痛んで居住に耐えられなくなるという意味から、よく「生き物」に例えられることがあります。こちらの建物ももちろん至る所に痛みが生じていましたが、しかしそこにはまだ、人のあたたかさや丁寧さを感じる「暮らしの残像」がしっかりと残っており、何とも表現し難い生命力のようなものを感じさせてくれます。
ご依頼主のお施主様もまた、こうした暮らしの残像に魅力を感じられたのかもしれません。「家はプランが命」ということをもう少し掘り下げて表現するなら、「(その人の暮らしをしっかりと見つめ)隅々まで使い込まれることを考え抜かれた家には、強い生命力が宿る」ということなのでしょう。そして、その真価は、こうして一旦役割を終えた後の「暮らしの残像」に現れるのかもしれません。
私たちもまた、人を惹きつける暮らしの残像が映し出される家をつくっていきたいと思います。
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大火から1ヶ月
January 23, 2017
糸魚川市駅北大火から1ヶ月が経過した昨日の1月22日(日)には、毎年恒例の糸魚川の冬の一大イベント「糸魚川荒波あんこう祭り」が開催されました。
大火の影響で、今年は開催を見送るべきではないか?という声もあり、一時は中止も検討されましたが、今回の大火で実際に被害を受けた実行委員の関係者からも「こういう時だからこそ復興に向けてまちを盛り上げよう」という声が上がり、糸魚川駅日本海口並びにヒスイ王国館に会場を移しての開催となりました。
会場では、地元の飲食店5店舗によるあんこう汁の販売の他、実際のあんこうを丸1体を余すところなく解体する「つるし切り」実演、その他、浜焼きコーナーや各種出店、地元糸魚川小学校児童生徒による「糸魚川の食」にまつわる学習発表など盛りだくさんの内容で、市内外から5,500人の来場を記録する賑わいを見せました。
地元飲食店5店舗による「あんこう汁」は、オーソドックスな味噌仕立ての他、チゲ味やごま入りなどそれぞれが工夫を凝らした独自の味を用意。それぞれのブースには10時の開始前から行列ができ、正午を待たずに用意された1,600食分が完売となりました。ちなみに、この売り上げの一部はこの度の大火の義援金に充当されるようになっています。
「つるし切り」の実演は、糸魚川駅日本海口前のロータリーに設置された特設会場にて。地元の魚市場の職員さんによる巧みなトークと包丁捌きによる実演解説は、もはやこの地元の伝統芸能といってもいいほどのレベルです。
また、会場内では、地元の青年有志で結成されたボランティア団体「がんばろう糸魚川プロジェクト」の皆さんによる義援金の呼びかけと共に、売り上げの一部が義援金に充てられるチャリティーステッカーの販売も行われました。
会場を訪れた多くの観光客、市民の皆様からもあたたかい声掛けと共に、この日もたくさんの義援金が寄せられ、ステッカーも200枚近い購入がありました。多くの皆様の善意が、被災された方、そしてこのまちに向けられていることに心から感謝の気持ちでいっぱいです。
糸魚川市が今月20日に行った記者会見では、大火による焼損棟数は当初の144棟から147棟に修正され、全焼120棟、半焼5棟、部分焼22棟、焼失面積は3万412平方メートルと正式発表されました。火災発生当初時、最大瞬間風速27.2メートルを記録する南からの強風に煽られ、被害が拡大したことを国は重く受け止め、火災被害では全国で初めて自然災害として「被災者生活再建支援法」を適用。これにより、一世帯最大400万円の支援金を受け取ることができるようになり、復興への後押しにつながっています。また、現在、がれき撤去については、市に一括処理を依頼した木造住宅の撤去作業も進んでおり、がれきの分別作業の仮置き場として決定している姫川河川敷には20日から具体的な設置作業も始まっています。また、全国から大勢の皆様より糸魚川市宛に寄せられた義援金の総額も約2億6千万円ほどに上っており、被災者の皆様に見舞金として配分される第一次計画が決まったようです。
少しずつではありますが、復興に向けた歩みが着実に動き出しています。全国の皆様からの多くの善意、そして市民みんなの前向きな姿が、被災された多くの皆様を勇気づけ、このまちの未来に少しずつ明るい設計図が描かれていくのではないかと感じています。
がんばろう糸魚川‼ まけるな糸魚川‼
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ブログダイジェスト(エコハウス編)vol.3(最終回)
January 21, 2017
昨日からの続きです。エコハウス編のブログダイジェストは、思ったよりコンテンツ量があり、3回シリーズとなりました。今回でいよいよ最終回。過去のブログ記事から高性能エコハウスと健康、住宅燃費、その他皆様の暮らしに関わる重要な情報について記載された記事のダイジェストです。インデックスから、気になった記事を見つけたら、ぜひクリックしてみてください。
November 12, 2016
断熱材の性能がいいのは当たり前。しかし、その施工精度次第でどのくらい性能が変化するのかまでご存知の方は少ないでしょう。ここでは、その施工精度について解説しています。 →記事はこちら
November 20, 2016
暖房を強めにしているのに、なぜか足元が寒い・・・そんな経験はございませんか?耳慣れない言葉かもしれませんが、多くの住まいで起こりやすい現象。冬の寒さが厳しいこの北陸信越地域で暮らす私たちにとっては、知っておかなければならない知識です。 →記事はこちら
November 25, 2016
もし、住まい選びに「お買い得」があるとすれば、それは単純な建物本体価格ではありません。見た目の安さに惑わされない、本物を見極めるための大切な判断基準について、ここでは解説しています。 →記事はこちら
November 28, 2016
ここに、A、B2つの家があります。ここで、問題です。皆さんは、どちらの家が暖かくて性能のよい家だと思いますか? →記事はこちら
December 20, 2016
まず、「パッシブハウス」は一体何者か?ということから、なるべく丁寧に分かりやすい解説を加えています。 →記事はこちら
December 21, 2016
“機能性の高いインナーを着れば、使い捨てホッカイロはいりません。家の中身をしっかりさせれば、快適は長持ちするのです。”・・・ここでは、家にまつわるそんなお話を交えてパッシブハウスについて解説しています。 →記事はこちら
December 22, 2016
「パッシブハウス」の解説最終回。ここでは、国内屈指のサッシメーカーをもつYKK株式会社様の肝入りで計画され、弊社が2015年11月に富山県黒部市で施工した「前沢パッシブハウス」の解説を中心にお送りしています。 →記事はこちら
いかがでしたでしょうか?3回シリーズとなりましたブログダイジェスト(エコハウス編)も今回で最終回です。最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。ここで紹介させていただいた記事の一つでも皆様の住まい選び、住まいづくりの参考になれば幸いです。
これからも皆様にとって有益かつ楽しい記事を投稿していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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ブログダイジェスト(エコハウス編)vol.2
January 20, 2017
昨日からの続きです。過去のブログ記事から高性能エコハウスと健康、住宅燃費、その他皆様の暮らしに関わる重要な情報について記載された記事のダイジェストです。インデックスから、気になった記事を見つけたら、ぜひクリックしてみてください。
October 8, 2016
明確な根拠をもって家のナカとソトをしっかりと断熱できれば、内部は徹底して開放的な空間にデザインすることが可能となり、暮らし方にも様々な可能性が生まれてきます。玄関やホールが居間の一部になるだけでなく、床下や屋根裏も変化に富んだ内部空間になります。→記事はこちら
October 24, 2016
住宅の選び方で、これからますます生涯コストの差が大きくなります。住宅性能を上げることが将来に渡って多くのメリットをもたらすということについて、日本のエネルギー事情の変化を追いかけながら詳しく解説しています。 →記事はこちら
October 25, 2016
家の中、とりわけ入浴中にお亡くなりになる方の年間人数が、交通事故でお亡くなりになる人の約4倍近い数に上るという事実を皆様はご存知でしたでしょうか。「本物の安心安全な家を選ぶ」というテーマを、軽く見てはいけません。本物の高気密高断熱住宅を選ぶことは、単なる光熱費の削減だけではなく、医療費や介護費用などを含めたその後の生涯コストに大きく影響します。→記事はこちら
October 27, 2016
文字通りカビと温度と湿度と換気のお話です。住まいには健康を維持すべき適温と適正湿度が決まっているということ、そして、それを維持するためには、しっかりとした住宅の高気密・高断熱化とロスとムラのない計画換気が必要になります。しかし、現在、日本の多くの既設(ストック)住宅の9割以上は・・・ →記事はこちら
November 1, 2016
November 2, 2016
上記の続きです。引き続き、換気システムの専門メーカー株式会社マーベックス様のお話から。ここでも、家庭における空気環境がいかに映像も交えて分かりやすく解説しています。しっかりとした換気が出来ない家だと、1年間でどれだけのホコリを吸っていることになるかご存知でしょうか? →記事はこちら
November 3, 2016
東北・北陸地方を中心に世帯当たりの光熱・水道費の金額は高い傾向にあり、中でも新潟県は全国的にみても非常に燃費の悪い地域。なんだかとても損した気分になりますね。だからこそ、住まいの価格は見た目の安さではなく、「生涯価格」で比較し選ばなければなりません。 →記事はこちら
November 10, 2016
キノイエでは、新築住宅の気密試験を完成までに2回実施します。果たしてその数値は・・・? →記事はこちら
本日はここまでです。このダイジェストはあと1回で完結します。次回をどうぞお楽しみに。
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ブログダイジェスト(エコハウス編)vol.1
January 19, 2017
昨年よりブログの記事の中には、時々、住まいの性能についての知られざる知識や、住宅の選び方によっては、家族の健康や家計に直接影響するような驚きのデータなどを交えた情報をお届けしてまいりました。過去のブログ記事を一つひとつ紐解いていただくことでその情報にたどり着くことは可能ですが、記事数も増えてまいりましたので、ここで一度棚卸ししてみました。
以下は、過去のブログ記事から高性能エコハウスと健康、住宅燃費、その他皆様の暮らしに関わる重要な情報について記載された記事のダイジェストです。インデックスから、気になった記事を見つけたら、ぜひクリックしてみてください。
July 2, 2016
今年のブログに3回連載で登場した「解説「パッシブハウス」その1~3」の入門ガイダンスのような記事。軒の出方一つもパッシブ設計なのです。 →記事はこちら
すべての生き物にとって「呼吸」とは生命にかかわる重要な機能であり、その考え方や働きにも違いがあります。では、住まいはどんな呼吸の仕方をするのでしょう?ここでは「換気」のことについて、その知られざる重要性について語っています。 →記事はこちら
August 3, 2016
じめじめと蒸し暑い夏の日に投稿されたブログです。ここでは、エアコン1台の「弱」運転で、家中どこにいても涼しいキノイエの環境設計について解説しています。 →記事はこちら
September 14, 2016
実は、日本の住宅の高性能化はまだまだ発展途上。ここでは、特に住宅の温熱環境を左右する「気密性能」について、国の基準が示されていない現状と住宅会社のスタンスによる違いについて解説しています。 →記事はこちら
September 15, 2016
後編では、住宅の隙間を測る基準「C値」(隙間相当面積)と呼ばれる指標についての解説です。 →記事はこちら
September 30, 2016
住まいの新築をお考えの方は、是非お読みください。計画当初の重要関心度の高さに比べ、結果として住んでみたら不満が大きい(=がっかり度が非常に大きい)項目について解説しています。 思った以上に「快適で省エネな家は注文しても簡単には手に入らない」という現実を少しご理解いただけるのではないかと思います。 →記事はこちら
October 2, 2016
「子供のアトピーがなかなか治まらない」「ぜんそくがひどい」そんなお悩みをお持ちの方は必読です。家の環境が変わるだけで、体調にも大きな変化が現れます。 →記事はこちら
October 4, 2016
October 7, 2016
日本の住宅は世界一「燃費の悪い住宅」であるという話を聞いたことがあるでしょうか。その最大の違いは国策。国が義務とする住宅の省エネ基準レベルの違いが大きいと言われています。この記事では、その背景と各国の性能レベルの違いについて解説しています。 →記事はこちら
ダイジェストの前編はここまで。いかがでしたか?意外に知らなかった住まいの性能あれこれについて知ることができたのではないでしょうか?
後半のダイジェストは明日以降のブログにてご紹介いたします。
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