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メンテナンスの不安


June 30, 2016

西洋漆喰

June 30, 2016

キノイエの上越モデルハウス「塩屋新田の家」では、外壁に西洋漆喰と、地元糸魚川産の杉板を採用しています。

 

 

24時間365日、何十年と風雨にさらされるのが外壁です。メンテナンスフリーという仕上げ材はありません。まず、塗り壁と聞くと、材料も高価で施工費用が高い上に、メンテナンスにも手間がかかって簡単には手が出せないとお考えの方も多いと思います。

 

キノイエ 外装 糸魚川産の杉板を使用|上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|キノイエ|

 

実際、やはりメンテナンスは必要となります。ですが、ここでもう少し掘り下げて考えてみましょう。現在、住宅業界で広く一般的に採用されている外壁材に、セメント質と繊維質を主な原料にして様々なパターンで板状に成形された「窯業系サイディング」と呼ばれる外壁材がありますが、こちらもメンテナンスは必要です。目地材のコーキング材については、日照、立地条件等にもよりますが、7年~10年の間に硬化によるひび割れや切れ、剥離などの劣化が始まり、ほうっておくと、雨水等の浸水の原因になります。また、外壁本体も現場で住宅に合わせてカットした切断面から吸水したことによる劣化、またはサイディングボードの表面の劣化によって吸水してしまい、ボードに反りが生じるなどリフォームが必要になってくるケースも少なくありません。私たちの経験上、この地域での施工経験上、15~20年でメンテナンスが必要になるのではないかと予測できます。

 

外壁_窯業系サイディング

 

その場合、表面の塗装、ひどい場合は、貼り替えが必要になります。塗り壁は、既存の外壁を洗浄し、その上から塗ります。メンテナンス方法として、「貼り替える」と「上塗り」する・・・当然、費用は後者の方が安価に抑えられるケースが多くなります。

 

西洋漆喰

 

また、木の外壁も、メンテナンスは塗り替えとなります。しかも、3~5年くらいの短期です。ですが、費用は安価。一般的に、しっかりメンテナンスをしていれば、一番長持ちする外壁材だとも言われています。ですので、キノイエで使用する杉板の外壁材はメンテナンスのしやすい低い所に施工しています。20年、30年、場合によっては50年と住み続ける家です。大きなスパンで、大きな費用を数回かけるか、コンスタントに小さな費用で長持ちさせるか・・・いずれかの選択となると思います。

 

外壁_糸魚川産杉|上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|キノイエ|

 

キノイエは、何十年経っても飽きのこない普遍的なデザインであると同時に、小さな費用で少しずつメンテナンスをしながら大切に長持ちさせる素材を厳選し、「永く住み続ける」ことを念頭においたつくりを心がけています。

 

|上越・妙高・糸魚川で最高の地元ライフ|自然素材の注文住宅|木の家をつくる工務店|小さな邸宅|キノイエ|www.kinoie-niigata.com|0120-470-456|

最高の地元ライフ


June 29, 2016

最高の地元ライフ

June 29, 2016

キノイエの住まいには2つのキーコンセプトがあります。

 

一つは、「どんな住まいを追求するのか?」を定義する「小さな邸宅」というコンセプト。そして、もう一つは、「どんな暮らしを追求するのか?」を定義する「最高の地元ライフ」というコンセプト。

 

今回は後者の「最高の地元ライフ」について少しお話ししてみたいと思います。

 

私たちは、ここ、新潟県の上越地域で生まれ育ちました。スタッフの中には、生まれてからずっとこの地で暮らしてきた者もいれば、一度この地域を離れ、都会や地方へ移り住み、学生時代や社会人生活を送ってきた者もいます。

 

最高の地元ライフ

 

そして、縁あって今、この地で家づくりの仕事に携わっています。そして、みんな家づくりが大好きで集まってきた仲間たちです。生まれ育ったまちで、家族や幼なじみ、親しい仲間たちに囲まれ、海山の自然と味覚にも恵まれた唯一無二の暮らし・・・そして、私たちはこの地で住まいを建てさせていただいたお客様と共に人生を重ね、一緒に歳を重ねていきます。もしかすると、同じ学校の保護者としてのつながりがあったり、遠い親戚のつながりがあったりするかもしれません。そこには、単にお客様とつくり手の関係だけ、単なる時間の流れだけでは語ることのできない、この「地元」での深い人間関係が形成されていきます。よく、「田舎暮らしは人間関係が面倒」という言葉も耳にしますが、よく考えてみると、人生においてこれほど充実した、幸せな暮らし方はないのかもしれません。

 

最高の地元ライフ

 

だから私たちは、この地域で生まれ育った者こそがやるべき家づくりと、その前提となる理想の「暮らし」はこうあるべきではないかと考えました。

 

1.もっと地元(ココ)が好きになる暮らし

自分らしさを持ち、人間関係にも恵まれながら、生まれ育った地元での豊かな暮らしを追い求めること

 

2.家族がもっと好きになる暮らし

家族との時間が何よりも幸せに感じられるような暮らしを追い求めること

 

3.この家が誇りに思える暮らし

そのたたずまいから周囲の憧れになる家を持ち、その生き方と共に人に誇れる暮らしを追い求めること

 

最高の地元ライフ

 

私たちが目指す理想の家づくり、それは、都会や他の地方ではない、生まれ育ったこのふるさとでの「地元ライフ」が最高に幸せだと感じられる暮らしを住まいという手段で実現することです。住まいは単に「建てること」が目的ではなく、ご家族にとって最高の人生を送るにふさわしい「暮らし」を実現すること。私たちは、常に最良の性能、価格、デザインを追求しながらも、けして「商品」を主張する家づくりではなく、この地域で暮らすご家族お一人おひとりの「らしさ」を追求し、そこに暮らす人たちが幸せになれる・・・そんなことを地元(ココ)で一緒に人生を歩みながらお手伝いできる、唯一無二の住宅会社でありたいと考えました。

 

これが、「最高の地元ライフ」という言葉に込められた私たちの思いです。

 

様々なきっかけであたらしい住まいについて考えはじめたみなさん、私たちと一緒に、「最高の地元ライフ」を追い求めてみませんか。

 

最高の地元ライフ

 

 

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私たちがやらないこと


June 28, 2016

庭木|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

June 28, 2016
弊社のウェブサイトにも掲載させていただいておりますが、高い品質と建主様の上質な暮らしを実現するため、キノイエはあえて「やらないこと」を決めました。一読すると、なんとなく高飛車な表現に感じてしまうかもしれません。もし、そう感じられた方がいらっしゃいましたら本当にごめんなさい。でも、本当にいい住まいを手にしていただくために、誤解を恐れず、私たちの信念をコミットさせていただいています。ご理解いただければ幸いです。

 

その1.設計図の安売りはいたしません
設計は会社の命でもあり、コストも伴います。設計は建築士が相当の時間を要して真剣勝負で行うことで、いいプランが生まれます。なので、「いくつもの会社のプランを見比べて判断したい」というお客様のご依頼には残念ながらお応えできません。もし、仮に3組のお客様の設計を行い、縁あってご成約に辿り着いたお客様が1組であったとすると、残り2件の設計料は、全てご成約に至ったその1組のお客様に負担がかかることになります。だからこそ、建主様の利益を守るため、私たちの理念、設計思想に共感していただき、本申込をいただいた方に全力で設計しようと考えました。

 

その2.無駄に大きな家は設計しません
ソトを上手に取り込み、小さくつくって大きく暮らす。それが、賢い家づくり。コンパクト設計が肝です。以前のブログ記事「引き算」する設計でもお話しさせていただきましたように、単なる間取りの足し算で、結果として住みづらい家をつくってはいけないと肝に銘じています。敷地全体を家と考え、切れ目のない、心地よい「場」を展開する設計術を最大の価値と考え、引き算する設計に磨きをかけています。

 

その3.お洒落でも「落ち着けない」家はつくりません
「お洒落」の定義も「落ち着き」の基準もそれは人それぞです。なので、同業他社や業界関係者を批判する気持ちは毛頭ありません。あくまでも私たちが理想と考える設計思想です。シンプルに表現するとすれば、派手なデザインではなく資産価値のあるデザイン。「永く住み続ける」ことを念頭に置くからこそ、お施主様がその後歳を重ねていくことにまで思いを巡らせ、生活感・暮らしやすさを重視した設計・デザインに徹する・・・「落ち着き」とは、そんな思想から生まれてくるものであると信じています。

 

その4.「早い・安い・型にはめる」家はつくりません
私たち住宅業界が最も陥りやすい落とし穴であると考えています。住宅建築もビジネスです。ですから生産性と効率を求めることは当然のことです。しかし、家づくりという仕事の本質は見失ってはいけません。暮らしが見えない家は後悔の元。だから巧みなセールストークで、型にはめる規格住宅は売りません。

 

その5.相見積(見積競争)はいたしません
キノイエの家は唯一無二です。見積比較の上で簡単に値引きできるような価格をお客様に提示したりはいたしません。その「駆け引き」そのものも営業コストと考えれば、これほどお客様に失礼なことはありません。徹底したコスト管理の元、当社に決めていただいた方だけに全力でベストプライスをご提示させていただきます。

 

やらないこと

 

 

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たくさんのご来場ありがとうございました(糸魚川 平牛の家 完成見学会)


June 27, 2016

|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

June 27, 2016

6/25(土)・26(日)の2日間、糸魚川市内で開催されました「平牛の家」完成見学会、途中一時的に入場制限がかかるほど、本当にたくさんのお客様にご来場いただきました。貴重なお時間をキノイエの見学のために割いていただいたご来場の全ての皆様に、スタッフ一同心より厚く御礼申し上げます。

 

キノイエ 平牛の家 完成見学会

 

ご来場いただいた多くのお客様からは、「木のぬくもりがとても気持ちいい」、「コンパクトなのにとても広がりを感じる(面積以上に広く感じる)」、「エアコン1台で家じゅう快適に過ごせるのは魅力」、「離れのスペースがいい!我が家にも取り入れたい」等、小さくつくって大きく暮らすキノイエの考え方に共感していただけたようで、スタッフとしても本当にうれしい限りです。

 

キノイエ 平牛の家 完成見学会 平牛の家 離れ

 

キノイエ 平牛の家 完成見学会 平牛の家 離れ

 

また、開催期間中、お施主様のお友だちもたくさんお越しいただき、会場内のあちらこちらで親しい仲間たちの和やかな会話が飛び交っていました。実はこの平牛の家のお隣2軒のお住まいも、キノイエを運営する母体のカネタ建設で建てられた住まい。見学会最中、様子を見に来られたお施主様と、ちょうど休日でお子様たちと家の前で遊んでいたお隣のOBお施主様ご家族との間でも早速交流が始まり、まだご入居前の住まいですが、なんとなく、お施主様の日常の暮らしの一端が垣間見られるような、素敵な時間が流れていました。

 

そして、糸魚川での見学会開催期間中、上越モデルハウス「塩屋新田の家」にも何組ものお客様にご来場いただきました。合わせてご来場の皆様に心より厚く御礼申し上げます。

 

キノイエ 平牛の家 キノイエ 平牛の家

 

来週末からは、キノイエの住まいづくり、土地さがし、資金計画、エコで健康な家づくりなど各種テーマでセミナーを開催します。キノイエのことをもっとよく知りたい、住まいづくりについて勉強したい、土地を探したい等々、ご興味のある方はぜひ私たちにお声がけください。

 

キノイエ スタッフ  キノイエ スタッフ

 

セミナーの情報はこちらをクリックしてください

 

 

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永く住み続ける


June 26, 2016

永く住み続ける住まい

June 26, 2016

大きな投資によって手に入れる住まい。だから、その投資に見合う住まいでなければなりませんが、暮らし方も判断基準も住まい手それぞれに異なります。とても難しいテーマですね。

 

 

でも、今回はあえてその点について少し触れてみたいと思います。

 

 

投資に見合った住まいであるかどうかの物差しの一つに「満足度」があります。デザイン、間取り、性能、価格・・・いくつかの要素を総合して判断されるお施主様の心理的な満足度はとても分かりやすい指標です。住まいが完成した時、「思い通りの家ができた!」、いや「思った以上の家になった!」とお施主様が純粋に感じられた時、いい買い物ができたということになるのかもしれません。

 

 

ですが、そこに「時間」という要素を加えて考えてみるとどうでしょう?5年後、10年後、20年後・・・その時々に、お施主様の思いがどう変化していくのか?むしろ完成した瞬間よりも、その後長く長く続くご家族の人生に常に寄り添う住まいを通じて、お施主様の心の内から「この家を建てて本当に良かった」と感動が舞い戻ってくるような瞬間が何度もある・・・つまり、投資に見合った住まいであるかどうかは、建てた時から高い満足度を持続、あるいは時が経つほどに高まっていく、本当の意味で「永く住み続けられる」住まいであるかどうかということではないでしょうか。

 

 

そのために、作り手がやるべきこと、守るべきことはたくさんあります。

 

 

いつまでも飽きのこない普遍的な美しいデザインを提供すること。経年変化を味わいとして感じられる本物の素材を厳選すること。ご家族のライフスタイルの変化にも柔軟で価値の下がらない空間であること。お客様と私たちの人間関係が良好であり続け、深まっていくこと。そして、お施主様の住まいを何世代にも渡り見守り続けられるように、いかなる経済環境の変化にもびくともしない経営で会社が存続し続けること。私たちは、様々な角度から本当の意味で「永く住み続けられる」家づくりを追求していきたいと思います。

 

 

今後このブログで、一つひとつ紐解きながらお話していきたいと思います。

 

 

永く住み続ける住まい

 

 

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「引き算」する設計


June 25, 2016

キノイエ 外装 糸魚川産の杉板を使用

June 25, 2016

日本の住宅は、世界の先進地域からみればまだまだ発展途上ではあるものの、技術・性能共にそれなりに進化の道を歩んできました。今やどの住宅会社のチラシを見ても「高気密・高断熱」「耐震」「ゼロ・エネルギー・ハウス」などなど、技術の進歩が生み出す性能についてたくさんのことが語られています。それはそれで悪いことではないのだと思います。一昔前は「欠陥住宅」に出会わないことが重要なテーマでしたから、その違いは歴然です。

 

では、「暮らしやすさ」についての進化はどうでしょう?家の性能は上がって、私たちの暮らしはどう進化したのでしょう?今回は、そんなことについて考えてみたいと思います。

 

その前に、そもそも、「暮らしやすい家」とは何なのでしょう?それは、その家の中に快適で居心地のいい「場」がどれだけあるのか?ということに大いに関係がありそうです。

 

これまで多くの住宅会社が行ってきている家づくりの進め方、それは、まずご家族の要望をお聞きして「間取り」にまとめることから始めます。お客様にとっては、夢がふくらむとても楽しい瞬間でもあります。ところが、その反面、様々なよくない現象が起こります。これはよく聞くケースですが、営業やプランナーが御用聞きのようにお客様の意見をどんどん聞いてプランをしていくと、部屋どうしの連なりに欠け、小部屋ばかりが多くなり、結果として家のサイズも随分と大きくなってしまった。それなのに、家族の生活が変化するとほとんど使われず、物置と化す部屋ができたり、家の中に寒い場所と暑い場所の差が発生したり、家族の気配が途切れたり・・・実は家づくりでいちばん大切な「居心地の良い場」の創造が、単なる間取りの足し算に終始してしまっていたりして、何とも住みづらい結果を招くケースも少なくありません。それではいけないと、今度は反対に、最初から決められた「売れ筋の」間取りパターンに「生活を合わせる」という家づくりも増えていったように思います。

 

その点で言えば、まるで進化とはいいがたい、いや、むしろ後退ともいえる現象が家づくりの現場で起こってしまっているように感じます。なぜ、こんなことが起こってしまうのでしょう?最大の原因、それは「暮らしやすさ」のため、ちゃんと「引き算する設計」ができていないからです。実は足し算よりも引き算することの方がとても難しい芸当なのです。

 

キノイエでは、敷地全体を家と考え、切れ目のない、心地よい「場」を展開する設計術を最大の価値と考え、引き算する設計に磨きをかけてきました。家の前を通る人の目、そこに住む人が、景観を楽しむための視線、健康で、なおかつ暮らしを充実させるための工夫・・・そこにこだわり、その家での暮らし方にフォーカスしていきます。平面プランは、敷地図に家の形を配置するところから始めます。 ベース(母屋)とゲヤ(下屋)、どこに窓があると気持ちいいか(視線や風)、道路とのつながり、庭とのつながり、太陽との関係、隣家との間隔などなど…そういった、居心地と快適さに関わる重要な要素を一つずつ検討していきながら、空間の全体像を決めていきます。「○○部屋を○畳」という足し算設計はしません。また「南側玄関○○坪プラン」と言ったような、形の決まった「規格型住宅」の手法もとりません。スケルトン(構造)は、概ね標準化をしていますが、インフィル(内部)は自由。その土地・暮らし方に合わせ提案する「暮らし提案型住宅」なのです。

 

ベースとゲヤの内部のレイアウトは、そうした「下ごしらえ」をきちんと行った後につくられますので、プランの根拠に迷いと矛盾がありません。素材は、私たちが厳選した素材を提案・標準化していますので、コストが安定しています。だから、結果としてコンパクトでハイクオリティ、かつコストバランスの良い住まいが生まれるのです。

 

これが「小さな邸宅」の考え方の原点です。キノイエのこうした家づくりの考え方に共感していただける方に、ぜひ一度、足を運んでいただき、居心地のよい空間を直接五感で感じとっていただければ幸いです。

 

心地のいい空間 キノイエ 外観

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+αの別世界「離れ」


June 24, 2016

離れ|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

June 24, 2016

上越モデルハウス「塩屋新田の家」には、母屋(ベース)から下屋(ゲヤ)を通ってつながる「離れ」スペースがあります。

 

塩屋新田の家には、美しい外観シェイプ、糸魚川産杉のファサードなど、ご来場いただいた多くのお客様が‟唸る”ポイントがいくつかあるのですが、この「離れ」もその一つ。このスペースに足を踏み入れた途端、かなり高い確率で「うわぁ!いいなぁ!」という歓声が上がります。特に男性の方はほぼ100%といってもいいくらい(笑)弊社の男性スタッフにも大人気の場所です。

 

このスペースの使い勝手は変幻自在。趣味部屋としてアウトドア用品、DIY、バイク関連、その他クラフト系などなど、離れだからこそ集中し、楽しめる空間が実現できます。しかも、中土間~ウッドデッキ~カーポートに隣接し、ナカとソトをつなぐハブのような位置づけの存在なので、3坪弱の小さなスペースにも関わらず、想像以上に利便性が高く、あらゆる使用シーンに絶大な威力を発揮します。

 

・・・ですが、写真ではその魅力の何分の一もお伝えすることができないのが残念です。なので、ぜひ一度、遊びに来ませんか?

 

なお、明日6/25(土)・明後日26(日)に、糸魚川市内で開催される完成見学会「平牛の家」にもこの「離れ」スペースが設置されてあります。こちらでは、実際にお施主様が愛用している自慢の釣り道具を所狭しと並べてあります。こちらにもぜひご来場ください。

 

キノイエ 離れ

 

ゲヤと離れ

 

 

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シンプルで機能的~キノイエ・オリジナルソファ


June 23, 2016

キノイエ オリジナル・ソファ|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

June 23, 2016

キノイエのオリジナル・ソファ。

 

 

建築家の趙 海光(ちょう・うみひこ)氏による設計で、キノイエの素朴で飽きのこない暮らしにぴったりのデザインです。主張し過ぎず、でもこのリビングにはなくてはならない、しっかりとした存在感。このオレンジイエローのチョイスは絶妙です。

 

 

ちなみに、ファブリック(生地)の部分はリバコトレーディング社のNCシリーズというものを使用しています。ウールが含まれるその張り地はコストパフォーマンスに優れ、視覚的な質感の良さと合わせ非常にバランスのいい生地です。地元上越市内のファブリック店さんとじっくり話し合い、丁寧に縫製していただきました。

 

 

この他にも、キノイエには一つひとつ丁寧に考え抜かれたアイテムがまだまだたくさん存在しています。このブログで少しずつご紹介していきたいと思います。

 

 

 

キノイエ オリジナル・ソファ キノイエ オリジナル・ソファ

 

 

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‟いいとこ取り”の「現代町家」


June 22, 2016

町家の間取り

June 22, 2016

「町家(町屋)」という言葉を聞いた時、みなさんはどんなイメージをされますか?

 

昔ながらの佇まいが並ぶ「京都」をイメージされる方もいるかもしれません。そして、多くの人は、「長屋」、つまり「うなぎの寝床」を連想する人も多いかと思います。そして、その言葉からは、なんとなく「窮屈」「暗い」「住みずらい」といったイメージを持たれる方も多いでしょう。しかし、実は、その長屋・町家には、四季の変化と寒暖の差が厳しい日本で暮らしてきた先人たちの知恵がたくさん詰まっているのです。

 

例えば、寒さ厳しい日本の冬・・・町家の特徴でもある隣家同士が何軒も連なった姿。実は、厳しい寒さの中で、隣同士の生活で発生した熱をなるべく外に逃がさないための工夫なのです。それは、まるでお互いの体を寄り添って暖め合うかのように機能していました。断熱技術が現代のように進化していなかったこの時代、両隣の家々が連続でつながっていることは、とても理に適ったことだったのです。

 

そして、強い日差しと蒸し暑さが特徴的な日本の夏・・・うなぎの寝床のように細く長い伸びた町家の軒先には簾(すだれ)が、中を覗くと奥まで長く続いた土間スペースがあります。実は、これも先人の大いなる知恵。容赦なく照りつける日差しは、長く伸びた軒と簾によって遮られ、外から家の奥に侵入してくる熱風は、一旦、冷えた土間の上を通り抜けることで冷却され、家の奥に入ってくる頃には心地よい風に変わっています。今のようにエアコンなどない時代に編み出された先人の知恵には頭が下がる思いです。

 

そして、町家の中央部分にはコの字に切り取られた中庭があります。これもやはり先人の知恵。直射日光を木漏れ日に変える植栽や池をつくることで、家の中に暑いところと涼しいところを人工的につくり上げて風をつくるという工夫まで考えられていたのです。

 

さすがに現代の建築基準法では、様々な規制により、この「うなぎの寝床」を再現することは認められていません。また、隣同士の家が共通の壁一枚でつながることも、プライバシーを重視する現代のライフスタイルにはそぐわないでしょう。だからこそ、その町家のいいところだけを取り込み、進化した断熱・気密技術を駆使し、現代の暮らし方に見合ったカタチに再設計することが、機械設備に過度に頼らず、外を取り込み自然体で人間らしい暮らしにつながる・・・そんな思いから生まれたのが、この「現代町家」という考え方であり、近年建築業界で盛んに取り上げられている「パッシブデザイン※」の原点とでもいうべき考え方なのです。

 

実は、この上越地域の古い街並みにも、この「うなぎの寝床」がまだあちこちに残っています。雪国であることから「雁木」をつくり、人々の往来、つまりは「つながり」を守る工夫もありました。ほんのちょっと前の上越・妙高・糸魚川の暮らし。その懐かしくも肩ひじ張らない「粋」な暮らし方、「最高の地元ライフ」をキノイエで実現していきたいと考えています。

 

町家にはこの他にもまだまだ特筆すべき利点がたくさんあります。そして、さらにその優れた町家の思想を深く掘り下げ、現代の暮らし方に合う形に進化させた「現代町家」の設計思想をこのブログで少しずつご紹介していこうと思いますので、どうぞお楽しみに。

 

町家

 

中庭 町家

 

 

町家の間取り

 

※パッシブデザイン【passive design】: 建築の設計手法の一つ。 特別な機械装置を使わずに,建物の構造や材料などの工夫によって熱や空気の流れを制御し,快適な室内環境をつくりだす手法。

 

 

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6/25(土)・26(日)は糸魚川「平牛の家」完成見学会です


June 21, 2016

キノイエ 平牛の家 チラシ

June 21, 2016

今週末の6/25(土)・26(日)はいよいよ糸魚川で初のキノイエの住まい「平牛の家」の完成見学会が開催されます。お施主様のご厚意により、2日間限りの限定公開です。

上越モデルと同様、「離れ」のある住まい。ナカ・ソトをつなぐ土間がコンパクトな住まいを極限まで広々と使える空間に変貌させています。

実用面では、上越モデルとは一味違った糸魚川の暮らしに合わせた間取りになっています。

ぜひ、遊びに来てください。

<見学会情報はこちら>
https://www.kinoie-niigata.com/event/details_60.html

キノイエ 平牛の家 チラシ

キノイエ 平牛の家 キノイエ 平牛の家

キノイエ 平牛の家

 

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