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米山を望む家


April 7, 2019

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April 7, 2019

キノイエでは、現在上越市内、糸魚川市内で数件同時進行でプランが計画中ですが、本日はそのうちの一つ「米山を望む家(仮称)」についてご紹介したいと思います。

 

 

下の写真は、計画地から見える風景です。

 

 

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ご覧の通り、この住まいは、四季折々の米山の表情と、眼前の桜堤、そして眼下に広がる水田の稲穂の成長を楽しむことができる最高のロケーションに建設予定。お施主様と私たちとの間で交わされたミッションは、「住まいがこの風景に溶け込む」ことです。けっして建物だけが主張するのではなく、この地元の素晴らしい風景と共生し、自然体で暮らせることが、この住まい計画の大きなミッションなのです。

 

 

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そこで、プランにあたり、キノイエの設計アドバイザーであり、現代町家の提唱者である建築家の趙海光(ちょう・うみひこ)先生にもご協力いただき、弊社の建築スタッフと共にこの米山の風景をいかに取り込んでいくのかを細かくキャッチボール。その結果、道路に面した母屋と、米山を望む下屋部分を分け、建物を45度に振るという現代町家の手法を取り入れることになりました。

 

 

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現代町家の手法「振る」の例

 

 

 

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斜めに振った建物の外観イメージも非常に美しいです。

 

 

お施主様の大切なプランですので、今はまだチラ見せ程度に・・・大変申し訳ありませんが、プランが決定し、正式に着工が確定しましたら、あらためてこちらでご紹介したいと思いますので、今しばらくお待ちください。

 

 

どうぞお楽しみに。

 

 

 

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家づくりで町かどの風景を変える


July 13, 2018

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July 13, 2018

建築家の趙 海光(ちょう うみひこ)先生の執筆による『「現代町家」という方法 ~ 家づくりで町かどの風景を変える』と題した著書が発刊されました。

 

 

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「一軒の家から町の家へ・・・町の風景をつくっているのは建物自体よりも家と家の間を埋めている空地の方なのでしょう。その空地に向かってどんなふうに暮らしを開くかが、住宅の佇まいを決めており、それが集まった姿がまちの風景になります。」・・・そう語る趙海光先生は、私たちキノイエの外部設計アドバイザーとしても協力いただいている現代町家の提唱者。この本は、単なる住宅設計・デザインの指南書ではなく、街なかの「まちづくり」と、田園居住の二つの路線を進める上で、どちらにも通用する高いメッセージ性を持っている素晴らしい本に仕上がっています。

 

 

そして、実は、この書籍の随所に、私たちキノイエの作品写真が事例として採用されています。

 

 

No.16 厚板

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No.19 箱パントリー

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No.20 Mソファー

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そして、後半の章には、「現代町家で町かどをつくる」と題し、趙先生が各地で工務店と共に取り組まれてきたプロジェクトの紹介があるのですが、その中に、なんと私たちカネタ建設との取り組み事例も紹介されています。

 

 

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タイトルは「路地型の町かどづくり」。平成28年12月に発災した大火後の糸魚川駅北中心部の町かど再生を考えようと、趙海光先生と私たちで試行錯誤した一部を紹介しています。2軒の住宅で今後のまちなかの顔となる町かどのモデルを先行して建ててみてはどうか?ということで取り組んだ事例です。

 

 

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この取り組みは、まだ実現に至っていませんが、今後この地域の町かどの在り方、賑わいを考える上で非常に試金石となるプロジェクト。いつかチャンスがあれば、この考え方をベースに具現化できればと考えています。もしご興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひ私たちにご相談ください。

 

 

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※趙海光先生に関する過去のブログ記事

 

建築家 趙海光先生からの応援メッセージ その1

 

建築家 趙海光先生からの応援メッセージ その2

 

 

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第二のリビングとしての「土間」


March 25, 2018

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March 25, 2018

昭和から平成へ。大家族から核家族へ。二間続きの和室で法事や親戚家族の集まりをするというシーンが減っていったように、日本人の暮らし、そして家の機能はパブリック重視からプライベート重視へと急激に変化を遂げました。

 

 

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パブリックを重視した日本の家の象徴の一つに、土間玄関があります。履き物を脱がずに誰もが気軽に入れる場所、家というプライベートな空間の中にあるパブリックな場所、緩やかにソトとナカをつなぐ場所。作業場としての生活空間でもあり物々交換を伴う接客の場でもあった日本特有の交流スペース、昔の日本の家には土間のある暮らしが当たり前でした。

 

 

 

 

現代の家でつくられる玄関は、間取りの関係から最小限に省略されています。それでも、近隣の方の突然の訪問、夫婦のご両親やご親戚の訪問など、こと「中に上がってもらうまでもない」用事では、この狭く省略された空間でのコミュニケーションが重要になります。寒い日、暑い日は玄関ドアを開けっぱなしにすることもできません。閉めてホールに入ってもらうと今度はお互いの距離がやや近過ぎる・・・なんてことも。狭い密閉空間でのコミュニケーション、相手も気を使って、会話も手短になる・・・迎え入れたこちらもなんとなく「追い払った」ような罪悪感を感じてしまう・・・なんて経験をされた方も少なくないことでしょう。外来客と接触する重要な交差点の玄関。昔の人々の関係性に比べれば致し方ない面もありますが、プライベートの性格を強めた現代の家で、限りなく省略に次ぐ省略を重ねたことで、そのコミュニケーションのあり方までをも変貌させてしまったように思います。

 

 

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そこで、キノイエでは、このスペースを現代の暮らしに生かす設計を大切にしています。

 

 

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ポイントは、玄関を限りなく居室としてナカに取り込むこと。玄関土間をうまく活用した設計により、第二のリビングとして驚くほど活躍する空間に生まれ変わることができます。久しぶりに用事があって訪ねてくれた友人、届け物をしてくれた義理のご両親など・・・5分、10分で済む用事でもそのわずかな時間こそがとても大切なコミュニケーションの時間。リビングにつながる広い土間の椅子に腰を掛けてもらい、台所でお返しの品を用意しながら世間話に花を咲かせる・・・そんな緩やかなつながりこそが現代の私たちの暮らしには必要なのではないでしょうか。

 

 

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もちろん、玄関を開けた来客の目にいきなり生活の場が飛び込んできたのでは、お客様も住まう人も落ち着けません。宅配便やセールスの訪問など、本当に玄関先で応対するだけで十分のケースもあります。そのあたりのこともふまえ、キノイエでは仕切り建具や視線の緩衝壁を設けるなど、空間を上手に仕切る工夫もなされています。必要に応じて、開けるときは開ける、閉めるときは閉める。このメリハリが現代の暮らしには必要です。

 

 

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プランニングに必要なことは、家として必要な部屋数や畳数だけでは測れない、人と人との距離感や暮らし向きといった心理作用にも目を向けていくことにあります。かつての日本人の暮らしには、多くのヒントが詰まっています。

 

 

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「大和の家」撮影


November 1, 2017

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November 1, 2017

本日は、「大和の家」竣工前の1回目の撮影を行いました。外構その他、まだ若干工事が残っていますので、今回は特に内部を中心に主要な部分を撮影しました。

 

 

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リビングは吹き抜けのある開放的な空間。さらに、広く取った玄関土間とリビングダイニングスペースの一体感が他にはないキノイエ独特の「間」を形成しています。

 

 

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TVボードや靴箱、ベンチソファをはじめ、今回は様々なアイテムをオリジナルで製作しました。自然素材の造作家具を目で楽しむ、手に取る感触を楽しむ、使い勝手の妙味を楽しむ・・・設計担当の粋なデザインが随所に光ります。

 

 

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玄関アプローチは雁木を通って・・・毎日の「いってきます」「ただいま」を特別な時間に変える魔法の空間です。

 

 

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お施主様のたっての希望で、二階フリースペースにはお気に入りのハンモックを。ここで読書やお昼寝を楽しむ時間は、まさにプライスレスの価値!

 

 

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少しコンパクトなダイニングテーブル。これがまたご夫婦にとっての「ちょうどいい」距離。

 

 

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外構はあともう少し。ソトとナカをつなぐ設計のおもしろさをぜひこの住まいで確認していただけたらと思っています。

 

 

完成見学会は、11月11日(土)~11月30日(木)までの20日間、毎日開催します。詳しくはこちらまで。

 

 

>>>完成見学会「大和の家」の情報はこちら

 

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民藝運動家がつくった「用の美」の家


September 6, 2017

河井寛次郎記念館|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家の注文住宅工務店|キノイエ|

September 6, 2017

先日の京都探訪の続きです。

 

 

河井寛次郎記念館|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家の注文住宅工務店|キノイエ|

 

 

京都の建物探訪といえば、数多くの有名建築家の作品や、国宝でもあり世界最長の木造古建築といわれる蓮華王院の三十三間堂を始め、多くの歴史的な寺社仏閣が連想されますが、今回ご紹介するのは、「河井寛次郎(かわいかんじろう)記念館」です。一般にはそれほど有名ではないかもしれませんが、建築関係者にとっては、学ぶべき要素が満載の建築作品ということで、ご紹介をいただき、足を運んでみました。

 

 

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この建物は、民藝運動の父と呼ばれた柳宗悦(やなぎ むねよし)氏と共に民藝運動に深くかかわった陶芸家の河井寛次郎氏の居宅兼工房として、寛次郎氏自身の設計により建築されたと伝えられています。大工棟梁は、兄の河井善左衛門。

 

 

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住宅街の中にひっそりと佇むこの建物は、内観は重工で骨太な古民家。外観は寄棟造妻入り。船枻(せがい)造り、または出桁(でげた)造りとも呼ぶ、柱の上部から腕木を出して支える棚をもつ民家の手法で造られています。千本格子や矢来など、京都の町家の意匠を取り入れ、囲炉裏付の板敷広間の空間構成や古色仕上げの材、漆塗りの建具などに独自の住宅観や美意識が感じられる点が特徴とされています。

 

 

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私たちが特に注目したのは、暮らしと仕事が両立できるよう、敷地全体をデザインしている点。

 

 

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まず、入り口の土間廊下を抜けると、大きな吹き抜けと共に中庭を望む落ち着いた雰囲気の広間が目の前に。中庭の向こう側は創作活動のための仕事場が見えます。

 

 

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河井寛次郎氏のデスク。二階から中庭を臨むいちばん眺めのよい場所。奥にある登り窯の様子も伺うことができます。一階にいる客人の声を聴きながらもその視界には入らない絶妙な位置。

 

 

住まいの奥には大きな登り窯があり、創作活動に没頭した河井寛次郎の息づかいを今でも感じさせる建物です。美しさと実用性を兼ね備え、さらに訪れた客人を喜ばせるための様々な視覚的な工夫が散りばめられた魅力的な住まい。まさに「用の美」を自邸で見事に表現したともいえるのではないかと思います。

 

 

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ソトとナカを結ぶ空間美学、パブリックとプライベートを巧みに配置した設計力は、河井寛次郎氏を単に優れた陶芸家と括ってしまうにはあまりにも勿体ないと思ってしまいます。

 

 

河井寛次郎記念館|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家の注文住宅工務店|キノイエ|

 

 

ご興味のある方は、ぜひこの記念館に足を運んでみてはいかがでしょう?

 

 

河井寛次郎記念館
京都市東山区五条坂鐘鋳町569
075-561-3585
www.kanjiro.jp/

 

 

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京都探訪


September 1, 2017

京都|町家|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家の注文住宅工務店|キノイエ|

September 1, 2017

先日はとある研修のため、数日間京都に滞在しました。

 

 

研修の中身は追々お伝えするとして、まずは京都をしていちばん京都らしい町の風景写真を一枚パシャリ。

 

 

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続きは後日ゆっくりとご紹介いたします。

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続き:「雁木のある暮らし」


August 28, 2017

雁木のある暮らし|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家の注文住宅工務店|キノイエ|

August 28, 2017

前回の続きです。上越市内で建設中の「雁木のある暮らし(仮称)」の家、今回は内部を少しだけご紹介します。

 

 

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写真手前側、キノイエのアイデンティティともいえる、ひときわ存在感のあるリビング天井の梁はあらわしになる予定です。その奥には全館換気システムのダクトが見えます。キノイエの全館換気システムは、第1種熱交換システムを採用しています。また、前回の気密試験ではC値=0.27㎠/㎡でしたので、地域トップクラスの気密性能(完成前にもう一度試験を行います)。加えてPM2.5クラスの微細物質も99%カットするフィルターも標準装備していますので、常に室内環境はクリーンで省エネ。ちなみに、エアコンは工事用の仮設エアコン(撤去予定)です。

 

 

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小さくつくって大きく暮らす。こちらの住まいは11月の完成予定です。内部の仕上げが進みましたら、またこちらでご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに。

 

 

 

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建築中「雁木のある暮らし」


August 26, 2017

雁木のある暮らし|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家の注文住宅工務店|キノイエ|

August 26, 2017

上越市内で建築中のキノイエ「雁木のある暮らし(仮称)」の工事が順調に進んでいます。本日はちょっとだけ写真でご紹介。

 

 

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写真はファサードから玄関へのアプローチとなるメインの雁木軒裏の部分。雨の日もこの軒下を通って我が家の玄関にたどり着きます。

 

 

この地域では、かつて多くの家に当たり前のように備わっていた、まさに暮らしの必需機能であった雁木。この地域で生まれ育った私たちの幼少期の暮らしの記憶を象徴するアイデンティティのような存在。現代の暮らしに合わせ、少しだけカタチを変えて取り入れていた住まいです。

 

 

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夏の夕暮れ時の帰宅、赤く染まる我が家の庭木を眺めながら雁木を歩いて外玄関の扉を開ける。そして土間のある中玄関を開けて「ただいま」、「おかえり」といつもの言葉を交わす・・・この写真からそんなことをイメージしてもらえると、キノイエの様々な暮らしのシーンがちょっとだけ垣間見えるかもしれません。住まいはコンパクトですが、ソトをナカをつなぎ、とても贅沢な時間と空間を生み出す設計になっています。

 

 

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小さくつくって大きく暮らす、雁木のあるこちらの住まいは11月の完成予定。完成見学会も計画中です。どうぞお楽しみに。
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省力化してはいけない部分


June 24, 2017

工務店がつくる木の家|上越・糸魚川・妙高の注文住宅|自然素材のハウスメーカー|小さくつくって大きく暮らす|キノイエ|

June 24, 2017

キノイエの設計段階のラフスケッチをご紹介します。こちらは、現代町家の提唱者でもあり、キノイエのアドバイザーとして外部協力いただいている建築家の趙海光(ちょう うみひこ)先生より描き下ろしていただいているものです。

 

 

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キノイエの設計における心臓部は、ベース(本体部分)とそこにドッキングさせるゲヤ部分との位置関係。まず、ベースとなる本体部分は6m×6m、あるい6m×8mの総二階の構造を基本に据え、主たる生活空間として何が重要かを動線を含めて徹底的に考えます。そこに必要となる付加すべき居住空間の機能を考えてゲヤ部分を決定します。ただ並べるだけではなく、ずらす、離すなど、この位置関係を工夫することによって、離れ部屋が生まれたり、リビングが拡大したりとあらゆる可能性が広がります。

 

 

ちなみに、このラフスケッチ案では、ベースをナナメに振っています。そうやって振ることで、ベースの周りに庭が生まれ、ソトを上手にナカに取り込むことはできないか、ベストな視界が生まれるのではないか・・・と考えたりするわけです。なお、ベースをナナメに振ってはいますが、基本構造がシンプルにできていますので、建築コストが驚くほど跳ね上がったりはしません。

 

 

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本体の構成はシンプルながら、内部の位置関係は、そのご家族のライフスタイルを念頭に、このように徹底して考え抜いていきます。自由設計は高く、プランをパターン化してある量産型の規格住宅は安いと単純に考えてしまいがちですが、重要なのは、構造的なコストダウンを図りながらも、ソトを生かしたナカの空間の広がり、あるいは実際の生活動線の最適解を導き出すために徹底して英知を絞り出すことではないかと思います。ハードは省力化しても、暮らし方の検討は省力化してはいけません。そういう意味で、住宅設計のプロとしての力量が試される部分は大きいと考えます。

 

 

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雁木のある暮らし


May 24, 2017

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May 24, 2017

現在、上越市内で着工準備が進んでいる新しいキノイエの住まいの模型を初公開します。

 

 

テーマは「雁木のある暮らし」。

 

 

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この地域では、かつて多くの家に当たり前のように備わっていた、まさに暮らしの必需機能であった雁木。それは単に必需機能であっただけでなく、この地域で生まれ育った私たちにとって、幼少期の暮らしの記憶を象徴するアイデンティティのような存在といってもいいかもしれません。それを現代の暮らしにカタチを変えて取り入れているのがこの住まいです。

 

 

夏の夕暮れ時の帰宅、赤く染まる我が家の庭木を眺めながら雁木を歩いて外玄関の扉を開ける。そして土間のある中玄関を開けて「ただいま」、「おかえり」といつもの言葉を交わす・・・この写真からそんなことをイメージしてもらえると、キノイエの様々な暮らしのシーンがちょっとだけ垣間見えるかもしれません。住まいはコンパクトですが、ソトをナカをつなぎ、とても贅沢な時間と空間を生み出す設計になっています。

 

 

小さくつくって大きく暮らす。こちらの住まいは11月の完成予定。詳細については、今後少しずつご紹介していきたいと思いますので、どうぞお楽しみに。

 

 

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