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隙間測定は全棟行います


October 11, 2019

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October 11, 2019

先日は、「西本町の家Ⅱ(仮称)」の気密測定を行いました。気密の重要性はこのブログにて幾度にもわたり強調していることですが、おさらいのためにご紹介します。

 

 

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カネタ建設では、キノイエブランドを含めた新築住宅は原則全棟気密検査を行います。気密試験では専用の気密測定器を使い、家の中の「C値」を調べます。C値とは、家の延床面積に対する 「 隙間面積 」 の割合を示す数値で、床面積1㎡当たりどれ位(何㎠)の隙間があるのかを表した数値です。この値がゼロに近いほど、隙間が少なく、気密性が高いことを意味します。

 

 

それでは、今回の結果を見てみましょう。逃げも隠れもできない実際の測定数値をそのままお見せします。

 

 

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上記3回の測定結果のレシートの中にある「総相当隙間面積:αA=○○㎠」という赤枠で囲まれた部分にご注目。これが、気密測定で算出されたこの住まい全体の実際の隙間面積の数値です。外気の状況等でブレがありますので、基本は3回の測定結果のうち、中間の値を採用します。1回目=39㎠、2回目=33㎠、3回目=52㎠なので、ここでは1回目の39㎠が採用になります。

 

 

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C値 = 家全体の隙間の合計αA(㎠) ÷ 延床面積(㎡)という計算式で算出されます。

 

 

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C値 = 家全体の隙間の合計 39㎠ ÷ 延床面積 156.518㎡ = 0.249173・・・ ≒ 0.3㎠/㎡ という好結果でした。

 

 

以前のブログ(「すき間だらけの日本の住宅」/「住まいの呼吸法」)でもご紹介したように、日本の既設住宅の90%以上がC値=5㎠/㎡以上(5㎠/㎡を超えると、測定不能になるケースが大半)と言われておりますが、実際そのほとんどは未測定のため実態は不明です。仮に、C値=5㎠/㎡の場合、40坪の住まいであれば、すき間の大きさはA4型ノートパソコンの画面サイズとほぼ同じ位になります。これに対し、西本町の家Ⅱ(仮称)のC値は0.3㎠/㎡。40坪換算で、名刺の7割以下のすき間しかないという結果です。その差は歴然。これが夏冬の冷暖房機器の運転効率に大きな影響を与え、結果として光熱費の削減につながります。また、それ以上に隙間がないことによって結露からのカビの発生を防ぎ、長年にわたって健康な住まいを維持することができるのです。

 

 

ちなみに、この気密検査、私たちは建物の下地施工完了後と内装工事完了後に分けて2回実施します。仮に下地施工後の気密試験結果が良くても、その後の内装工事の段階で配線工事や配管工事、手直しなどで建物に再び穴をあける作業が行われるなどすると、このC値は途端に悪くなることがあります。このため、この気密試験を下地施工時1回のみで終わらせる(よい数値を残す)住宅会社もありますが、私たちは品質管理にこだわり、内装工事後に最後気密検査を行い、下地後の施工で隙間の発生がないかをチェックします。こうすることでお施主様にも「本物の性能値」を確認してもらい、安心していただくことができます。

 

 

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自立するまち


September 5, 2019

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September 5, 2019

先日、岩手県にある人口約3万2千人のまち紫波町(しわちょう)にあるオガールという施設と周辺の視察に行ってきました。このオガールは、従来型の公共事業、補助金に頼らない公民連携で地域活性化を実現している数少ない成功事例として、今、全国から注目を集めています。

 

 

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岩手県紫波町は、盛岡市と花巻市からそれぞれ車で30分圏内という立地にある、もともとは果物を中心とした農業のまち。そこにJR紫波中央駅前の町有地10.7haを中心とした都市整備を図るため、町民や民間企業の意見を集約し、議会の議決を経て紫波町公民連携基本計画が策定されました。この基本計画に基づき、平成21(2009)年度から紫波中央駅前都市整備事業(オガールプロジェクト)が始まっています。

 

 

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オガールの名前の由来は、フランス語で駅を意味する「Gare」(ガール)に、紫波の方言で「成長」を意味する「おがる」を合わせた造語。このエリアを出発点として、紫波が持続的に成長していく願いを込めてつけられたとのことです。

 

 

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敷地内には、官民複合施設「オガールプラザ」と、オガール広場を挟んで真向かいに「オガールベース」という施設が建っています。ホテルやバレーボール専用体育館、図書館、カフェ、産直マルシェなどが入居する施設が相次いでオープン。

 

 

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オープン当初から県内事業者を中心とした民間テナントの入居率は100%。また、2011年4月には岩手県サッカー協会が運営する「岩手県フットボールセンター」が盛岡市からオガールプラザ近くに移転しています。こうした相乗効果により、オガールプラザと合わせて、人口わずか3万人強のまちに、なんと年間80万人が訪れるというから驚きです。

 

 

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また、サッカーや野球に比べ競技人口の少ないバレーボールに特化して建設したバレーボール専用体育館がオガールベース内にあります。ここには、V・プレミアムリーグのチームや全日本ユース、全日本中学選抜などが練習試合会場として訪れるようになっています。オリンピックでも正式採用されている床材を採用しており、東京オリンピック出場国のナショナルチームの直前合宿場にと問い合わせが来るほどの人気。当然、オガールベース内のホテルは平日も合宿の選手たちで賑わっています。ニッチな市場に特化した「ピンホール(針の穴)マーケティング」の成功事例ともいえます。

 

 

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オガールの敷地内には、オガールタウンと呼ばれる全57区画の町営分譲地があり、現在は完売となっています。ここにも循環型地域経済を実現する大きな特徴がありました。まず、住宅建築にあたっては「紫波型エコハウス基準」というものを設けています。

 

 

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「紫波型エコハウス」は、紫波町産木材を80%以上使用していることや、暖房エネルギーの消費量の抑制などに厳しい性能基準を設け、環境と健康にやさしい住まいを規定しています。しかも、この分譲地で建設できるのは地元紫波町の建設会社・工務店のみ。紫波型エコハウスの設計基準をクリアし指定された18社の中から選んで依頼します。大手ハウスメーカーや県外ビルダーではなく、地域内で経済を循環させるという紫波町の徹底した考え方が反映された特徴的なニュータウンです。

 

 

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なお、紫波型エコハウスのフラッグシップとなるモデルハウスの設計は、建築設計事務所「みかんぐみ」共同主宰であり、エコハウスの研究で知られる東北芸術工科大学教授の竹内昌義氏が担当。最新のパッシブデザイン、町産木材をふんだんに使用し、素材や気候を熟知した地元工務店が施工するという理想的な地域経済の循環。この地で育まれてきたモノ、技術を取り入れ、地域経済の循環を目指す。地域の「これからの住宅」の姿がここに示されているようでした。

 

 

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そして、その分譲プロジェクトによって、大きく成長した地元工務店も出現しました。同町の作松建設さんは、家族と職人さんの6人で構成される小さな工務店。当初はエコハウスの知識も実績もなかったものの、後継者として入社した社長の娘さんである設計士の作山さんが積極的にエコハウスの勉強と普及に取り組み、分譲地ではなんと14棟を受注し飛躍的な成長を遂げました。現在もエコリフォーム、断熱改修を中心に2年先までオーダーが埋まっているという人気工務店に成長。やればできる!を地でいく地元工務店さんの取り組みにもとても刺激を受けました。

 

 

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また、紫波町では、木質バイオマスボイラーを熱源として熱供給を行う「エネルギーステーション」が設置されており、このエネルギー供給も地元資本の出資による民間会社が運営しています。町役場やオガールタウンへの冷暖房・給湯用の熱を供給しています。木材が豊富な紫波町ならではのエコタウンがここに実現しています。

 

 

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チップの原料となる間伐材の加工は、紫波町農林公社が行い安定供給しています。原料の調達から加工、販売まで、全てが紫波町内で経済が循環しています。

 

 

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「町は、循環型社会の構築を担うのは町民一人ひとりであり、今の暮らしを見直し、変えていくことが何よりも大切である」・・・環境と福祉のまちの実現を目指した前町長が「新世紀未来宣言」として掲げた突き抜けたビジョン、そこに情熱的なキーマンとブレーンが参画したことによる優れたエリアマーケティングで19年の歳月をかけ、地域循環経済を実現した人口3万人のまち。糸魚川とは置かれた環境も条件も違いますが、学ぶべきヒントがたくさんありました。

 

 

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涼を楽しむ暮らし


August 16, 2019

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August 16, 2019

二十四節気では、立秋。8月13日~17日頃は七十二候では、寒蝉鳴(ひぐらしなく)と言います。この時期になると、ひぐらしが鳴き始めることが、この名前の由来。「寒蝉」は秋に鳴く蝉のことで、「つくつく法師」をさす場合もあります。しかし、実際の「ひぐらし」は夏の蝉。そして、夏の代名詞であるミンミンゼミやアブラゼミより早く鳴き始めるのに、なぜ秋の季語になるのかというと、朝夕の涼しいときにに鳴く、その涼しげで少し淋しい声が秋を連想させるからともいわれています。古の日本人の季節を捉える表現の美しさがここにあります。お盆の後半もまだまだ暑い日が続きますが、その暑さの中にも涼を楽しむ心が暮らしを豊かにしてくれます。

 

 

ヒグラシ

(ヒグラシ wikipediaより)

 

 

(つくつく法師 wikipediaより)

 

 

さて、そうは言うものの、今年のお盆。台風10号の影響によるフェーン現象で14日から15日にかけて記録的猛暑が続き、なんと糸魚川市では15日の最低気温が31.3度(午前5時17分観測)と、全国統計史上最も高い記録を更新するというニュースが流れました。暑さもここまでくると、住まいのあり方や暮らし方を真剣に考える方が増えていくのではないかと思います。これまでは、冬の寒さを基準に高気密高断熱性能や暖房の省エネ性能を中心に家づくりを考えていたものが、夏の暑さを基準に住まいの性能を考える必要があることを私たちに語りかけているようです。

 

 

断熱・気密性能は正直です。じりじりと照り付ける太陽の熱を防ぐにふさわしい屋根断熱を施していない住まいは、真冬の寒さの中では気付かなかった住環境の厳しさに遭遇することになります。エアコンの使用電力が下がらず、常に天井から異様な熱を感じる住まい。意外かもしれませんが、現在の最新住宅においても屋根裏や天井が異様に高温になり、熱がこもるというケースは十分あり得ます。今では、夏にこそ高気密高断熱化が進んだ住まいの性能差を見比べるチャンスと言えます。

 

 

img03

最高性能断熱材フェノールフォームのパネルを使用したキノイエの断熱基本構造

 

 

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全棟気密(C値)測定を行うキノイエの住まい

 

 

さて、そうした性能面で一定基準をクリアした住まいを手に入れるとどんなメリットがあるでしょうか。例えば、照りつける強い日差しと蒸し暑さが特徴的な上越地域の夏でも、屋根裏や天井に熱がこもらない住まいであれば、少し気温の上昇が和らぎ、心地良い風が南北を通る時間帯には、住まいをほんの少しソトに開いて、自然が運んで来るやわらかい心地よさを楽しむことも可能になります。

 

 

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冷暖房機器の存在しなかった時代の日本の住まいには、家の中を抜ける風の心地よさ、ちょうどよい軒の出がつくり出す陰影、障子に映る木漏れ日に加え、すだれや風鈴、打ち水など住まい手のひと手間が加わり、「やさしい快適さ」が存在していました。

 

 

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キノイエは、次世代基準を上回る高い断熱・気密性能を持ち合わせながらも、ナカとソトをつなぎ、光と風を操るパッシブデザインの住まいを追求しています。この地域で賢く暮らしてきた先人たちの知恵と工夫を上手に取り入れた「新しくて懐かしい」住まい。その魅力をぜひあなたの五感で感じ取っていただければ幸いです。

 

 

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凡事徹底~すき間のない家


February 19, 2019

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February 19, 2019

石井啓一国土交通相は19日の閣議後記者会見で、連日報道されています賃貸アパート大手企業の施工不良について、173の自治体が1895棟(1月末時点)を建築基準法違反と認定したと明らかにしました。今後、再発防止のための有識者検討委員会を近く設置する方針も示したようですが、被害者となってしまわれた全国大勢のオーナー様、そして最大1万4000人超の入居者様が転居を迫られる事態となっている報道を見るに、同じ住宅を扱う企業として本当にやるせない気持ちです。

 

 

本来であれば業界をリードするべき有名大手企業から次々にこうした不正が発覚するという状況は、業界全体の信用を大きく失墜させることにつながり、絶対にあってはならないことです。住宅の供給競争の副作用が「性能度外視」となっている状況に、私たちは絶対に巻き込まれないという意志を強くしたところです。

 

 

さて、上記の事件は、防火性能にまつわる重大な違反になりますが、戸建て住宅において性能が省略されやすい項目の一つに「すき間」の大きさがあります。このブログでも再三登場する内容ですが、住宅の隙間の大きさを示す「隙間相当面積(C値)」は、本来、設計上の住宅の断熱性能が正常に機能するか否かを大きく左右する重要な指標。設計数値では表すことができない性能値であり、実測定しなければ担保できない性能値になります。にもかかわらず、2013年に改正された省エネルギー基準でなぜかこの項目が突如除外されています。「断熱性能は設計上で表示できるけど、すき間については表示義務化されていないからどうにでもできる」という悪意ある業者が表れたとしても、それを防ぐことはできないのが現在の法律なのです。

 

 

そこで、弊社は、計測を自社基準で全棟義務化しています。

 

 

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例えば、こちらは昨年12月、上越市内で建築中の住宅について気密測定試験を行った時のものです。

 

 

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3回計測した数値をそのままお見せします。

 

 

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隙間相当面積(C値)数値の算出方法は、少し難しいですが、こうです。

 

 

C値 = 家全体の隙間の合計(3回測定試験の中間値) 28㎠ ÷ 延床面積 119.785㎡ = 0.23375・・・ ≒ 0.3㎠/㎡ という結果です(ほぼC値=0.2㎠/㎡)

 

 

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C値=0.3㎠/㎡、つまり、仮に40坪の住まいであれば、家全体でなんと名刺の7割程度のサイズのすき間しかないということになります。

 

 

ちなみに、弊社はC値=0.5㎠/㎡以下にならなければ、次工程に進まないということを社内基準として徹底しています。法律で義務化されていない数値であっても、住宅の省エネ性能そのものに直接影響を及ぼすものであれば、しっかりと実測してお客様に安心していただくということが大事であると考えています。

 

 

少し専門的な内容になりますが、ご興味をお持ちの方は、ぜひ過去のブログ内容にも目を通していただければ幸いです。

 

 

すき間だらけの日本の住宅(前編)

すき間だらけの日本の住宅(後編)

日本の住宅から「気密性能」基準が外れた理由

 

 

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動脈硬化の隠れた犯人


October 19, 2018

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October 19, 2018

循環器疾患に結びつく「高血圧」と推定される日本人、その数なんと4,000万人以上!・・・これは、厚生労働省の調査結果です。実に日本人の3人に1人が高血圧という状態。今日は、これがどれほど命の危険性に影響しているかということと、その原因の一つに実は「住まい」も関係しているという事実について、少しだけ掘り下げてみたいと思います。

 

 

まず、高血圧が引き起こす最も恐ろしい症状は、「動脈硬化」です。動脈硬化とは、血管が弾力を失ったり、血管の内腔狭くなる状態のことを指します。高血圧状態が続くと、動脈の血管壁が圧力が増した血液の流れに耐えるために厚くなり、その結果、血液が流れる内腔が狭くなります。また、血管が傷つくとコレステロールなどの脂質がたまりやすくなり、さらに血管の内腔が狭くなっていきます。

 

 

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動脈硬化により血管が狭くなると、血圧はますます上昇し、悪循環に陥ります。その結果、脳梗塞やくも膜下出血などの脳の病気、狭心症や心筋梗塞、心臓肥大症などの心臓の病気、腎硬化症、腎不全などの腎臓の病気等、命に関わる重大な疾患につながっていくのです。

 

 

では、そもそも血圧が上がる要因とは何なのでしょう?主な要因は3つあります。その一つは、「遺伝的要因」。両親が高血圧の場合、その子供は約50%の確率で高血圧になるといわれています。次に、皆さんもよくご存じの「生活習慣」。塩分の取り過ぎ、肥満、過剰なストレス、喫煙、運動不足などが引き金となります。

 

 

そして、第3の要因。実は、それが「寒さ」なのです。寒くなると、私たちの身体は体温を逃がさないように自動的に血管を収縮させるという機能をもっています。つまり、日常生活において「低体温」状態が続くということは、高血圧を常態化させ、ひいては動脈硬化を引き起こすリスクを増大させてしまうということなのです。

 

 

人が健康でいられる温度は21℃前後。16℃以下になると上記のような高血圧→動脈硬化→各種疾患へと進行するリスクが高まるといわれています。さらに、10℃以下の環境下では、特に高齢者にとって、低体温症を発症するリスクがあるとされています。

 

 

つまり、人生の中で長時間滞在する住まいの室内温度が、あらゆる病気の隠れた犯人でもあるということです。室内温度を隅々まで21℃以上の状態に保つことが、命を守る上でとても重要なのです。カタログ上の設計数値ではなく、実際に完成した住宅の断熱気密性能が正しく発揮され、室温環境が一定に保たれているという確証が持てる住宅会社を選ぶことが、家族の命を守ることにつながります。

 

 

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くるぶしセンサーと健康な家の関係


October 11, 2018

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October 11, 2018

人間の足首には環境温度を察知するセンサー「くるぶしセンサー」というものがあるのをご存知でしたか?

 

 

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人間のくるぶしの表面は、神経が多く通っている上に贅肉が少ないため、温度を感知しやすい性質を持っています。その温度情報は間脳に送られ、自律神経に様々な命令を出します。

 

 

例えば、くるぶしが暑いと感じた時は、副交感神経に対し血管を拡張させ発汗を促し、体を冷やすように命令します。反対に、寒いと感じた時は、交感神経に対し血管を収縮させ、発汗を抑え体を温かくしようと命令します。

 

 

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ところが、その部屋の上下に温度差が生じている場合はどうでしょう?足元、つまりくるぶしでは「寒い」と感じていても、頭の部分が暑い状態であった場合は、おかしな現象が起こります。

 

 

くるぶしのセンサー情報を元に交感神経が「寒いから血管を収縮して発汗を抑えるように」と身体に命令しますが、実際は胸から頭にかけて身体の上部は暑いという状態であった場合、体がどこに合わせて体温調整していいのか分からず混乱します。これが結果として、身体の代謝機能を乱し、ストレスからくる自律神経失調症などの体調不良の原因につながるのです。

 

 

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特に女性は男性よりも寒さに対して2℃程度弱いと言われています。従って、住まいに長く滞在する可能性の高い主婦の方にとっては、室内の上下温度差が大きい家は、生涯にわたって大きな健康被害をもたらす危険因子になるのです。

 

 

ちなみに、くるぶしと頭部で感じる温度差がわずか3℃を超えると、症状悪化に直結するそうです。くるぶしセンサーが正常に機能するためには、上下の温度ムラを極限までなくすことが大切です。

 

 

高気密高断熱の住まいと健康の関係は、非常に密接なのです。

 

 

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リアルな声から実態を知る


October 9, 2018

October 9, 2018

先日、タレントを起用したTVCMでも有名な某大手ローコスト住宅を購入されたお客様自身による実体験を綴ったブログ記事が業界関係者の間で話題になっていました。「○○○(空調設備の名前)は不要」「デメリット多過ぎ」という内容で書かれたその記事を読むと、さすがに目を覆いたくなる事象の数々に、同じ住宅業界に身を置くものとして、とてもやるせない気持ちになりました。

 

 

その内容をかいつまんで要約しますと、以下の通りです。

 

 

エアコン2台による全館空調で家中快適という触れ込みで購入したが、全くその性能が発揮されず、家の中の各所で温度差が発生。

 

冬は暖気が小屋裏に抜けていき、冷気が下に降りる。

 

気密、断熱性能が低いため、ダクトによって各部屋に供給された暖かい空気が各部屋で冷却され、部屋のドアのアンダーカットから勢いよく出てくる。

 

部屋と廊下の温度差が激しい。

 

2階からリビング階段を伝って冷たい空気が流れてくるため、1階リビングの足元がかなり寒い。冷たい空気が動くのがわかるくらい。

 

エアコンの駆動音がうるさく眠れない。(各階に一台ずつのエアコンではパワー不足なのか、夜間もエアコンの風量が下がらない)

 

結果、家中過乾燥状態になる。

 

「ヒートショック防止」「家中快適」「寒暖差なしで健康長寿」等謳われているにもかかわらず、普通に乾燥で喉をやられてインフルエンザになる。どう考えても体に悪い。

 

この設備を導入するのであれば、その分のお金をサッシや断熱材にかけた方が間違いなく幸せになる。

 

電気代も気になっている。

 

 

ヒートショック

 

 

・・・これが全て事実だとすると、とても恐ろしいことです。この住まいの根本的な問題は、最新の全館空調システムを売りにしていたものの、本体価格を安くするために、断熱材、サッシ、施工の質を落としたことで、建物の基本的な断熱・気密性能が度外視されてしまったことにあります。結果、コールドドラフトが発生し、空調システムの性能が全く発揮されずに、かえって室内に激しい温度差を発生させてしまっています。業界のある専門家は「ほどほどに無知なうえ手を抜いた断熱とほどほどに無知なうえ手を抜いた設備の組み合わせが起こした悲劇」と表現しています。

 

 

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コールドドラフトの仕組み(YKK apの資料より)

 

 

まさに、最先端のカイロを裸の身体に直貼りして冬空の下に出ているような状態。イニシャルコストに目を奪われ、その後の長い人生の中で経済的損失と健康被害を被るようなことがあってはならないと思いますし、企業の倫理観が問われます。

 

 

 

 

住まいの基本性能は、やはり本体をしっかりと断熱気密処理し、サッシの性能などにも手を抜かないことです。このブログでも何度も警鐘を鳴らしていますが、「現代の住宅はどれも性能がいい」と考えるのはとても危険なことです。安すぎる価格の裏には必ずカラクリがあります。

 

 

これから住まいづくりを考える多くの皆様が、イメージを誇張する派手な広告に目を奪われ、このような悲劇に遭われないことを心から祈るばかりです。

 

 

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住まいと健康リスク、その費用


September 24, 2018

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September 24, 2018

秋が深まってきました。朝夕の涼しさで体調を崩される方も多くなってきました。皆さん、どうぞご自愛ください。

 

 

さて、本日も住まいの高断熱化と健康リスクについて、興味深いデータからご紹介したいと思います。こちらは、健康維持がもたらす間接的便益(NEB)を考慮した住宅断熱の投資評価という内容で発表されているものから。一定の基準で断熱化された住宅とそうでない住宅の居住者を対象に健康状態・疾病発症の変化をサンプリング調査した結果によると、住宅の高断熱化による疾病予防のメリットとそれにかかる医療費・休業損失費用等との関係で、年間27,000円もの差があることが示されています。

 

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伊香賀俊治,江口里佳,村上周三,岩前篤,星旦二ほか: 健康維持がもたらす間接的便益(NEB)を考慮した住宅断熱の投資評価,日本建築学会環境系論文集,Vol.76,No.666,2011.8

 

 

 

そして、断熱性能が高い住宅では長期間にわたり健康が維持できるため、結果として断熱工事のお金を回収できるということを示したものが以下のグラフになります。

 

 

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伊香賀俊治,江口里佳,村上周三,岩前篤,星旦二ほか: 健康維持がもたらす間接的便益(NEB)を考慮した住宅断熱の投資評価,日本建築学会環境系論文集,Vol.76,No.666,2011.8

 

 

一般的に、高断熱・高気密化による工事費と暖冷房費削減効果だけ比較して検討すると、工事費を回収するには普通の新築でおおよそ29年かかるように見えますが、断熱性能が向上することにより、アレルギー疾患やヒートショックによる疾患の発生が抑えられることが予測できます。そして、医療費は自己負担だけではなく、組合保険や社会保険、国民健康保険による医療費負担もあることから、これら社会的負担も加味して投資回収年数を試算すると、回収できる期間は16年から11年まで圧縮されます。

 

 

ちなみに、深夜0時に室温18℃未満になる住宅に居住する方の高血圧発病リスクが、18℃以上の住宅居住者のなんと“6.67倍”にも上がるという報告もあります(JST科学技術振興機構の資料より)。住まいの温熱環境が私たちの生命に大きな影響を与えていることは間違いいありません。そして、ここに、「介護」のリスクが重なってくるということをお忘れなく!(先日のブログ記事「老後の健康寿命は断熱化がカギ」をご参照ください)

 

 

住まいと健康の密接な関係を知れば知るほど、住宅のコストパフォーマンスが、単純に本体価格の安さで見てしまってはいけないということを理解できるのではないかと思います。家は表面の値札ではなく、その奥にある具体的な性能をしっかりと見極め、光熱費だけでなく、医療費や介護費用、休業リスクなどを含めた「生涯コスト」で判断しましょう。

 

 

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老後の健康寿命は断熱化がカギ


September 12, 2018

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September 12, 2018

老後の不安といえば、「年金だけでは食べていけないのではないか?」という金銭的な部分が大きいかと思います。その金銭的な不安を大きく左右する要素が「介護」の問題であることは間違いないでしょう。

 

自分の老後を考えた時、「健康で自立した生活ができる」年齢をどれだけ維持できるかということが重要になってきます。つまり、老後にかかる費用で大きな割合を占める介護期間をどれだけ短くできるかということが老後の不安解消に大きくかかわっているのです。

 

 

ここに、住宅の室内環境と介護リスクに関する興味深いデータがあります。

 

 

【大阪市千里ニュータウンで80名を調査。それぞれの住人群の住人の、60歳からの要介護状態になった年齢をグラフに示したもの】

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※ 脱衣所で冬に寒いと感じる頻度が「よくある」「たまにある」と回答した者を寒冷群、「めったにない」「全くない」と回答した者を温暖群に分類

出展:林侑江、伊香賀俊治、星旦二、安藤真太朗:住宅内温熱環境と居住者の介護予防に関するイベントヒストリー分析-冬季の住宅内温熱環境が要介護状態に及ぼす影響の実態調査-日本建築学会環境系論文集第81巻第729号、(2016.11)

 

 

この研究では、家における脱衣所の室温を2℃高くするだけで、介護期間が4年も減るという調査結果を示しています。また、家計経済研究所が2011年におこなった「在宅介護のお金とくらしについての調査」によると、月々で在宅介護にかかる費用の平均は6万9千円(うち「介護サービス利用料」は3万7千円、「介護サービス以外の費用」は3万2千円)と言われています。つまり、4年間に換算すると、およそ330万円もの費用がかかる計算になります。もし、そのために就職をしている家族の誰かが介護離職をした場合は、その収入分も損失となるわけです。

 

 

「病は気から」といわれますが、実は「病は家から」ともいえるのです。その真実を知っているかいないかで、私たちの人生は大きく変わります。そのためには、住まいの断熱化・高気密化が重要なカギになります。

 

 

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今はどの住宅会社も「高気密高断熱」を標榜しています。しかし、家の新築・リフォームでは、「根拠のない高性能」住宅を選ぶことほど危険なことはありません。その性能は一体どのレベルなのか、あるいはその性能は実際の住宅で本当に機能を発揮するのかという「見極め」が必要です。また、表面的な価格だけではなく、光熱費や冷暖房器具の入れ替えコストに加え、病気や介護リスクに関する費用も含めた「生涯コスト」で検討しなければなりません。家は人の命と財産を左右する重要な装置。そのことについて一緒に考えてくれるパートナー選びが大事なのです。

 

 

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一棟ずつ丁寧に正確に


September 5, 2018

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September 5, 2018

先日「上刈の家」の完成時の隙間相当面積(C値)の測定を行いました。

 

 

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前回のブログ記事でご紹介した通り、建築中のC値は、小数点第二位以下切り上げ値でC値=0.3㎠/㎡(0.22229㎠/㎡)でしたが、今回は玄関ドアやキッチンレンジフード、その他換気システム等の全貫通部分の施工処理完了後の検査となり、より実際のすき間の大きさが分かる重要な測定検査になります。

 

 

その結果はこのようになりました。

 

 

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<1回目測定結果>

総隙間相当面積(αA) = 49㎠

 

 

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<2回目測定結果>

総隙間相当面積(αA) = 58㎠

 

 

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<3回目測定結果>

総隙間相当面積(αA) = 64㎠

 

 

まとめると、計3回の測定結果は以下のようになります。

総隙間相当面積(αA)

1回目:49㎠/㎡

2回目:58㎠/㎡

3回目:64㎠/㎡

 

 

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C値は全3回の測定結果の中間値を採用することになりますので、計算結果は以下のようになります。

 

 

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C値 = 家全体の隙間の合計 58㎠ ÷ 延床面積 143.955㎡ = 0.4029036851・・・㎠/㎡

 

 

よって、最終的な隙間相当面積(C値)は、0.4㎠/㎡ となりました。

 

 

中間測定結果が、C値=0.3㎠/㎡(0.22229㎠/㎡)でしたので、今回の性能数値は若干低下した結果となりましたが、これにはいくつかの明確な要因があります。その一つは玄関ドア。今回はプランコンセプトに基づき、「横引き」タイプの玄関ドアを採用しました。この「横引き」タイプのサッシは、その製品特性上、「開き戸」タイプのサッシに比べて気密性能が弱く、「横にスライドする」という動作によって物理的に完全密閉が難しい構造になっています。従って、中間測定時には設置されていなかった「横引き」タイプの玄関ドアを施工した後の数値の変化はある程度の想定内。ある意味正直な結果であるともいえます。またこの他にも、同時吸排式のレンジフード(吸気と排気を同時に一台のレンジフードで行う方式)を採用したことにより、ベンチレーター(一方的な排気による気圧低下を防ぐための自動開閉式の弁)が、減圧法による測定の値に影響を与えていることが考えられます。いずれも、施工そのものによる数値変化というより、建材・器具による影響であるといえます。

 

 

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それにしても、今回のC値=0.4㎠/㎡という数値自体は、非常に優秀な値になります。この上刈の家に換算すると、その隙間の大きさは、名刺サイズよりわずか一回り大きいサイズしかないという結果になります。自画自賛のようですが、地域の中でもトップクラスの気密性能であることは間違いありません。

 

 

住宅会社がお客様にいちばんお見せしやすい断熱性能を表すUA値(外皮平均熱貫流率)は、設計上の数値で表現するすることが可能です。つまり、施工状態に関係なく、いい断熱材をたくさん使えば数値は良くなります。しかし、このC値(隙間相当面積)だけは、実測することでしか数値化することができません。つまり、一棟一棟丁寧に、かつ正確に測定することによってしかお客様にお示しすることができない生の性能値データなのです。この数字を正直に、丁寧かつ正確な測定手段を用いてお客様にご提示することの大切さを私たちはとても重く捉えています。

 

 

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