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かせるストック


October 28, 2018

かせるストック

October 28, 2018

家を建てるということは、一般的に「終の棲家」を求めるということですが、長い人生、必ずしもそうならない場合もあります。例えば、転勤その他の理由によって一時的に家を人に貸したいというケース、退職、あるいは家族の結婚、介護、経済的変化といったご家族の様々な事情、の変化によって、現在住んでいる家から離れる必要が出てくるケースがあります。新築した時は夢のマイホームでも、子育て期、子供の独立、定年など、ライフステージが進むにつれて理想の住宅像は変化するということも十分あり得るのです。

 

 

しかし、いったん購入してしまった家を簡単に売却することは容易ではありません。特に転勤が多いお仕事をされる方の中には、そうした心配からなかなか新築計画に踏み切れないという方も多いと思います。マイホームは欲しいけど、一度購入したその家に縛られるわけにはいかない、ましてや、空き家のまま放置することは避けたいというのが本音でしょう。

 

 

でも、もし、それまでの家を売却することなく資産として活用でき、人に貸することで賃料収入を得ることが容易にできるとしたら・・・

 

 

今回は、その悩みを解消する、国の「マイホーム借上げ制度」についてお話してみたいと思います。

 

 

マイホーム借上げ制度とは、国土交通省が支援する一般社団法人移住・住みかえ支援機構(JTI)が、50歳以上のシニアの利用者のマイホームを借上げて子育て世代などの第三者に転貸し、安定した賃料収入を保証するものです。これにより自宅を売却することなく、住みかえや老後の資金として活用することができます。借上げ対象のマイホームは、JTIが指定する業者の建物診断を制度利用者(オーナー)の負担で受けることや、事業用物件でないこと、一定の耐震性が確保されていることなどいくつかの条件が定められています。

 

 

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例えばこんな方にお勧めの制度です。

 

 

■今後、転勤の可能性がある

 

転勤期間に賃貸に出し、家賃収入をローン返済に充当できます。しかも、後述する「家守りかせるストック」の認定を受けた「移住・住みかえ支援適合住宅」なら、いつでも借り上げてもらえます。

※制度を利用したローンの返済についてはご利用の金融機関へご相談ください。

 

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■実家に戻る可能性もある

 

故郷にUターンしたあともマイホームを売却せずに賃貸して、家賃収入を『自分年金』にできます。建物の相続時は家賃保証も引き継ぎ可能です。

 

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■将来は、住環境の良いところに、住みかえしたい

 

夫婦二人暮らしにちょうどいい家に住みかえて、広い現居は子育て世代へ。めんどうな掃除や維持管理からも開放され、楽々シティライフが送れます。

 

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■正直、将来のリスクが心配

 

賃下げやリストラなど、何が起こるかわからない昨今、万が一住宅ローンが払えなくなった際には家を貸し出し、家賃収入をローンに充当することも可能です。

 

 

 

制度のポイントをまとめると以下の4点になります。

 

 

(1)空き家になっても安定した賃料を終身保証

※JTIによる賃料保証は、最初の入居者が住み始めた時点から開始されます。

※通常の管理業務委託費とは別に、賃料の10%を空き家保証のために支払う必要あり

※募集賃料の設定は通常相場の80~90%程度になる可能性あり

 

(2)家を貸し出した際、入居者募集から退去までJTIが責任を持って対応

 

(3)解約すれば、建物・土地を子どもに相続可能に

 

(4)満期の6か月前に通知すれば、3年で解約可能。再び、家に住むことが可能

 

 

さて、本題はここから。この制度に加え、さらに「家守りかせるストック(移住・住みかえ支援適合住宅制度)」の認定を受けると、「移住・住みかえ支援適合住宅」として、マイホーム借り上げ制度の利用条件が優遇されるのです。

 

 

かせるストック

 

 

(1)50歳未満でも制度を利用可能に

50歳以上という制度利用の年齢制限がなくなり、若いご家族の転勤などに役立ちます。

 

 

(2)金利優遇ローンが利用可能に

「移住・住みかえ支援適合住宅」を建築・購入される方には、協賛金融機関から長寿命住宅に対する金利優遇ローンなど、多彩な取得支援融資が用意されています。

 

 

(3)建物診断が省略または、簡略化可能に

通常、適合認定を受けるには、耐震・劣化基準などの条件がありますが、認定住宅であれば、時間や手間のかかる建物診断や補修工事を省略して、スムーズに貸し出せます。

 

 

(4)前に住んでいた家でも制度が利用可能に

「移住・住みかえ支援適合住宅」を建築・購入すると、50歳未満であっても、前に住んでいた家や親から相続した家など(※)をJTIに借上げてもらえます。

※マンションを含みます

 

 

私たちカネタ建設は、この「かせるストック」の制度を利用できる登録事業者になっています。なお、この「かせるストック」の登録事業者は、上越市内の地元工務店でもまだ数社、糸魚川市においては弊社のみとなります。この制度について詳しくお知りになりたいという方は、是非弊社までお問い合わせください。

 

 

<関連リンク>

 

一般社団法人 移住・住みかえ支援機構(JTI)

 

家守りかせるストック

 

 

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何にも無い幸せ


October 26, 2018

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October 26, 2018

このキノイエブログに、新たなライターとして弊社若手建築女子のながさきさんが参加することになりました。本日初投稿。これから不定期で時々登場しますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

*** *** *** ***

 

 

皆さま、こんにちは。スタッフのながさきです。

 

 

今回から度々「住まう」ということを通して、感じたことをつぶやいていこうと思います。皆さま肩の力を抜いて、気軽にご覧下さいね。

 

 

さてさて、今回は地元について感じたことを一つ。誰にも必ずある地元。「ふるさと」や「帰る場所」なんて素敵な言い方もありますね。では、唐突に皆さまに質問です。

 

 

「皆さまの地元のいいところは何でしょう?」

 

 

私の地元は・・・恥ずかしながら、パッと浮かぶものがありません。糸魚川のはずれにある私の地元。観光名所があるわけでもなく、地元ならではなんてものがあるわけでもなく。

 

 

では反対に「良くないところは?」なんて聞かれると、出るわ出るわ。近くにスーパーやコンビニが無いとか、交通が不便だとか。私の地元は海と山しかない。隣の市がうらやましい・・・それなのにテレビ番組はよく取材に来きます。何をそんなに取材したいことがあるのか・・・?

 

 

某テレビ番組でもダーツが当たったからと、取材が来ました。そこでお馴染みのあの質問。

 

 

「この村のいいところはなんですか?」

 

 

・・・ほら来た。答えられない例の質問。案の定、「そんなん無いわね!」と近所のおばあちゃん。やっぱりか。

 

 

しかし私自身もそうですが、良くないところは思いつくのに周囲を見渡すと引っ越す人は誰もいない。「なんで?」と聞かれると、それも困る・・・

 

 

私は2年間、地元を離れていました。地元とは正反対に何でもある都会。やっぱり便利。素晴らしきかな都会。

 

 

でも何だろう。やっぱり落ち着かない。何かが違う。うまく言葉にできないその「何か」とは何だろうか。自然?景色?そこに住む人?匂い?音?違うわけじゃないけれど、どうも何かしっくりこない。

 

 

もしかしたら、他県の人から見るとその「何か」は分かるのかもしれない。住んでいるからこそ、当たり前すぎてわからないのかも・・・

 

 

でも、思うんです。それって実は、すごく幸せなことでは?

 

 

あぁ、そうか。だから、しっくりこないのか。何故ならそれは、生まれたときからあった、当たり前。ずっと変わらない、当たり前。

 

 

それでも他が良く見えるのはただの「ないものねだり」なのかも。もし、仮にスーパーやコンビニが出来るとなったら、反対の声があるのではないかと思います。「なんてわがままな・・・」と、思うでしょう。

 

 

そこには生まれ育ったこの地元の中に、この環境に、ここに居たい理由があるのではないでしょうか?何にも無いけど、ここに居たい、そんな場所が地元の良さかも知れません。

 

 

「あなたの地元のいい所は?」

 

 

なんて聞かれるとやっぱりうまく答えられないかもしれない。けれど、「何にも無いけどなんかいいんだ」って言う答えで許してもらえるなら、その一言は胸を張って言える。

 

 

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少なくとも私は、部屋から海が見えるこの地元に、時間が許す限りは住んでいたいと思う今日この頃です。

 

 

 

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上越支店お客様感謝会


October 24, 2018

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October 24, 2018

カネタ建設のブログでもご紹介させていただきましたが、今月初旬に上越支店のお客様(オーナーご家族様)をお招きして、第5回上越支店お客様感謝会を開催させていただきました。

 

 

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今年は趣向を変えて、一次会は、豪華優勝賞品の「ディズニーリゾート」ファミリーチケットを賭けた「家族対抗ボウリング大会」を開催。弊社スタッフを合わせ総勢50名を超える参加者の皆さんが上越レジャーランボウル様に集結し、楽しくも白熱した対抗戦が繰り広げられました。

 

 

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親子混ざっての好プレー珍プレー、会場は終始笑いと歓声に包まれていました。

 

 

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ボウリングで盛り上がった後は、会場をトラットリア・ラ・ペントラッチャ様に移し、美味しいイタリアンを囲んでのランチ会。お客様同士も和気あいあいと会話が弾みました。

 

 

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私たちスタッフにとっても、日頃の疲れを忘れてしまうほど楽しい一日でした。ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。

 

 

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また来年も楽しい企画を考えていきたいと思います。

 

 

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自然と都市のハイブリッド空間


October 22, 2018

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October 22, 2018

上刈の家は、糸魚川市の中心部に比較的近い場所に立地していますが、周辺にはまだたくさんの田が残っており、遠くの山並みと、近くの工場、そしてすぐそばを走るローカル線のコントラストがなんともいえない独特の風情を生み出しているロケーション。ここに有機的な存在感のある木の家が建てられたことに、とても深い意味を感じます。

 

 

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朝夕に走るローカル線は、ほとんどが1~2両。毎日の時報代わりに暮らしのリズムを刻んでくれます。通勤・通学などで毎日ここを通る乗客のみなさんにとって、山々の景色と共にこのキノイエの存在もまた、車窓の風景の一部になっているはずです。

 

 

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リビングから眺める、私たちのまちの経済を支える地元のセメント工場と田園、そして山々の景色。住まいの各部屋で見え方も様々。

 

 

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始めてみる人にとっては、もしかすると最初は少しシュールに感じる景色かもしれません。しかし、いずれこの景色は毎日の生活の中に溶け込んでいきます。

 

 

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大自然に囲まれた1軒家の暮らしもあこがれますが、まちの暮らしにもまた違った良さがあります。上刈の家は、自然と都市のハイブリッド空間に立地。季節の移ろいと人やまちの息づかいを感じられる、ちょっと贅沢なロケーションでもあるのです。

 

 

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動脈硬化の隠れた犯人


October 19, 2018

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October 19, 2018

循環器疾患に結びつく「高血圧」と推定される日本人、その数なんと4,000万人以上!・・・これは、厚生労働省の調査結果です。実に日本人の3人に1人が高血圧という状態。今日は、これがどれほど命の危険性に影響しているかということと、その原因の一つに実は「住まい」も関係しているという事実について、少しだけ掘り下げてみたいと思います。

 

 

まず、高血圧が引き起こす最も恐ろしい症状は、「動脈硬化」です。動脈硬化とは、血管が弾力を失ったり、血管の内腔狭くなる状態のことを指します。高血圧状態が続くと、動脈の血管壁が圧力が増した血液の流れに耐えるために厚くなり、その結果、血液が流れる内腔が狭くなります。また、血管が傷つくとコレステロールなどの脂質がたまりやすくなり、さらに血管の内腔が狭くなっていきます。

 

 

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動脈硬化により血管が狭くなると、血圧はますます上昇し、悪循環に陥ります。その結果、脳梗塞やくも膜下出血などの脳の病気、狭心症や心筋梗塞、心臓肥大症などの心臓の病気、腎硬化症、腎不全などの腎臓の病気等、命に関わる重大な疾患につながっていくのです。

 

 

では、そもそも血圧が上がる要因とは何なのでしょう?主な要因は3つあります。その一つは、「遺伝的要因」。両親が高血圧の場合、その子供は約50%の確率で高血圧になるといわれています。次に、皆さんもよくご存じの「生活習慣」。塩分の取り過ぎ、肥満、過剰なストレス、喫煙、運動不足などが引き金となります。

 

 

そして、第3の要因。実は、それが「寒さ」なのです。寒くなると、私たちの身体は体温を逃がさないように自動的に血管を収縮させるという機能をもっています。つまり、日常生活において「低体温」状態が続くということは、高血圧を常態化させ、ひいては動脈硬化を引き起こすリスクを増大させてしまうということなのです。

 

 

人が健康でいられる温度は21℃前後。16℃以下になると上記のような高血圧→動脈硬化→各種疾患へと進行するリスクが高まるといわれています。さらに、10℃以下の環境下では、特に高齢者にとって、低体温症を発症するリスクがあるとされています。

 

 

つまり、人生の中で長時間滞在する住まいの室内温度が、あらゆる病気の隠れた犯人でもあるということです。室内温度を隅々まで21℃以上の状態に保つことが、命を守る上でとても重要なのです。カタログ上の設計数値ではなく、実際に完成した住宅の断熱気密性能が正しく発揮され、室温環境が一定に保たれているという確証が持てる住宅会社を選ぶことが、家族の命を守ることにつながります。

 

 

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自然のテクスチャ


October 16, 2018

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October 16, 2018

造り付けの棚にちょっとした遊び心を。

 

 

上刈の家の造り付け棚には、ちょっとしたオリジナル照明をセットしてあります。どんな照明かというと・・・

 

 

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こちらの照明カバー、実は天然杉の板を薄くスライスしたものを使用しています。

 

 

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埋め込み照明ですが、杉の柾目のテクスチャを通してやわらかい光が室内をほんのり照らします。ちなみに、杉の柾目は、中に入れたものの湿度を適度に逃がす性質があり、桶やおひつなどに使われます(反対に、板目は、液体を透さないため酒樽などに適しています)。この透過性をあえて「光」の道具に使ってみましたが、無機質な照明にはない、いい味を出しています。

 

 

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キノイエの遊び心は、この他にもまだまだたくさん。こちらのブログでも少しずつご紹介していこうと思います。

 

 

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消費税10%


October 14, 2018

October 14, 2018

安倍首相は15日の臨時閣議で、消費税率を2019年10月から予定通り10%に引き上げる方針を表明しました。

 

 

10%への引き上げについては、かつて2014年4月に税率が8%に引き上げられた直後の同年4〜6月期、個人消費支出が前期比4.6%減となり、その後の回復も鈍かったことから、安倍首相はこれまで当初予定の2015年10月から2017年4月へ、さらに2019年10月へと2回も延期した経緯があります。今回はまさに三度目の正直となります。

 

 

これから増税の影響に関する報道が過熱し、これから住宅購入を検討されているみなさんにとっては、今後の動向がとても気になることと思います。しかし、必要以上に慌てて本末転倒になってしまわないよう、冷静に増税にまつわる全体像を見つめる必要があります。

 

 

まず、増税スケジュールを確認してみましょう。住宅購入の場合、2019年3月末までに「建築請負契約」の締結が完了していれば、引き渡し日が2019年10月以降になっても、税率は8%のままで大丈夫です。不動産会社や住宅メーカーの中には契約を急ぐようにけしかけてくる業者も出てくるかもしれませんが、落ち着いてその内容を確認するようにしましょう。

 

 

 

続いて、増税により具体的にはどのくらいの負担増になるのか、具体的に確認しましょう。たとえば2,500万円の住宅の場合、税率8%の場合は税込2,700万円ですが、10%だと2,750万円になり、50万円の負担増です。また、誤解される方も多いのですが、土地代には消費税はかかりません。ですので、増税に伴い土地の購入費用も上がってしまうということはありません。

 

 

15日の臨時閣議では、増税の影響を和らげる対策の検討を指示する意向で、住宅では、住宅ローン減税や給付金制度の拡充などが想定されています。国は「すまい給付金」という制度を創設しており、消費税率が10%になると、すまい給付金の給付額も今より増額される公算です。また、住宅ローン控除により年末ローン残高の1%が減税されますから、ローン残高が増えれば減税額も増えます。トータルで考えれば、それほどの負担増にはならないということが予想されます。

 

 

大事なことは、しっかりと返済していける資金計画を立てること、すまい給付金・住宅ローン減税が消費税の増税対策で設けられていることを確認すること、不動産業者のセールストークに惑わされないこと、ファイナンシャルプランナーの資格がある専門家に相談をしてみることなどが大切です。

 

 

キノイエには、資金の専門家も在籍しており、消費税の動向を踏まえた賢い資金計画、住宅ローンの選択をアドバイスできますので、遠慮なくご相談ください。

 

 

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くるぶしセンサーと健康な家の関係


October 11, 2018

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October 11, 2018

人間の足首には環境温度を察知するセンサー「くるぶしセンサー」というものがあるのをご存知でしたか?

 

 

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人間のくるぶしの表面は、神経が多く通っている上に贅肉が少ないため、温度を感知しやすい性質を持っています。その温度情報は間脳に送られ、自律神経に様々な命令を出します。

 

 

例えば、くるぶしが暑いと感じた時は、副交感神経に対し血管を拡張させ発汗を促し、体を冷やすように命令します。反対に、寒いと感じた時は、交感神経に対し血管を収縮させ、発汗を抑え体を温かくしようと命令します。

 

 

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ところが、その部屋の上下に温度差が生じている場合はどうでしょう?足元、つまりくるぶしでは「寒い」と感じていても、頭の部分が暑い状態であった場合は、おかしな現象が起こります。

 

 

くるぶしのセンサー情報を元に交感神経が「寒いから血管を収縮して発汗を抑えるように」と身体に命令しますが、実際は胸から頭にかけて身体の上部は暑いという状態であった場合、体がどこに合わせて体温調整していいのか分からず混乱します。これが結果として、身体の代謝機能を乱し、ストレスからくる自律神経失調症などの体調不良の原因につながるのです。

 

 

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特に女性は男性よりも寒さに対して2℃程度弱いと言われています。従って、住まいに長く滞在する可能性の高い主婦の方にとっては、室内の上下温度差が大きい家は、生涯にわたって大きな健康被害をもたらす危険因子になるのです。

 

 

ちなみに、くるぶしと頭部で感じる温度差がわずか3℃を超えると、症状悪化に直結するそうです。くるぶしセンサーが正常に機能するためには、上下の温度ムラを極限までなくすことが大切です。

 

 

高気密高断熱の住まいと健康の関係は、非常に密接なのです。

 

 

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リアルな声から実態を知る


October 9, 2018

October 9, 2018

先日、タレントを起用したTVCMでも有名な某大手ローコスト住宅を購入されたお客様自身による実体験を綴ったブログ記事が業界関係者の間で話題になっていました。「○○○(空調設備の名前)は不要」「デメリット多過ぎ」という内容で書かれたその記事を読むと、さすがに目を覆いたくなる事象の数々に、同じ住宅業界に身を置くものとして、とてもやるせない気持ちになりました。

 

 

その内容をかいつまんで要約しますと、以下の通りです。

 

 

エアコン2台による全館空調で家中快適という触れ込みで購入したが、全くその性能が発揮されず、家の中の各所で温度差が発生。

 

冬は暖気が小屋裏に抜けていき、冷気が下に降りる。

 

気密、断熱性能が低いため、ダクトによって各部屋に供給された暖かい空気が各部屋で冷却され、部屋のドアのアンダーカットから勢いよく出てくる。

 

部屋と廊下の温度差が激しい。

 

2階からリビング階段を伝って冷たい空気が流れてくるため、1階リビングの足元がかなり寒い。冷たい空気が動くのがわかるくらい。

 

エアコンの駆動音がうるさく眠れない。(各階に一台ずつのエアコンではパワー不足なのか、夜間もエアコンの風量が下がらない)

 

結果、家中過乾燥状態になる。

 

「ヒートショック防止」「家中快適」「寒暖差なしで健康長寿」等謳われているにもかかわらず、普通に乾燥で喉をやられてインフルエンザになる。どう考えても体に悪い。

 

この設備を導入するのであれば、その分のお金をサッシや断熱材にかけた方が間違いなく幸せになる。

 

電気代も気になっている。

 

 

ヒートショック

 

 

・・・これが全て事実だとすると、とても恐ろしいことです。この住まいの根本的な問題は、最新の全館空調システムを売りにしていたものの、本体価格を安くするために、断熱材、サッシ、施工の質を落としたことで、建物の基本的な断熱・気密性能が度外視されてしまったことにあります。結果、コールドドラフトが発生し、空調システムの性能が全く発揮されずに、かえって室内に激しい温度差を発生させてしまっています。業界のある専門家は「ほどほどに無知なうえ手を抜いた断熱とほどほどに無知なうえ手を抜いた設備の組み合わせが起こした悲劇」と表現しています。

 

 

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コールドドラフトの仕組み(YKK apの資料より)

 

 

まさに、最先端のカイロを裸の身体に直貼りして冬空の下に出ているような状態。イニシャルコストに目を奪われ、その後の長い人生の中で経済的損失と健康被害を被るようなことがあってはならないと思いますし、企業の倫理観が問われます。

 

 

 

 

住まいの基本性能は、やはり本体をしっかりと断熱気密処理し、サッシの性能などにも手を抜かないことです。このブログでも何度も警鐘を鳴らしていますが、「現代の住宅はどれも性能がいい」と考えるのはとても危険なことです。安すぎる価格の裏には必ずカラクリがあります。

 

 

これから住まいづくりを考える多くの皆様が、イメージを誇張する派手な広告に目を奪われ、このような悲劇に遭われないことを心から祈るばかりです。

 

 

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安全マナー品質大会


October 6, 2018

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October 6, 2018

カネタ建設主催により先日開催されました「第14回 安全品質マナー大会」、前回のブログ記事では、基調講演の内容「老いと向き合う」にクローズアップしてご紹介しましたが、今回は、その他を含む全体の様子についてフォトダイジェストでご紹介します。

 

 

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冒頭の代表挨拶では、今年8月に開催された感謝祭「オレンジフェア」の様子をムービーで振り返りつつ、地域の建設業の役割、存在価値についての説明。

 

 

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前回のブログでもご紹介した、渡邉みどり様による基調講演「老いと向き合う」で、参加者とのキャッチボールが行われた後

 

 

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今年度の優良企業表彰が行われました。

 

 

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優良企業表彰は、一年間の安全マナーパトロールを通じて、現場の安全衛生・品質に対する具体的な取り組みと成果、従業員一人ひとりの意識の高さ、現場での挨拶やマナーなど、具体的な行動や姿勢を評価して選考されます。

 

 

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今回表彰されたのは、株式会社一鉄様。品質においては、鉄筋のピッチや横筋の並びにブレがないど、配筋の精度が高いこと。予備も含めた2日仕事を1日で完成させるなど、作業者のスキルが高い。配筋出来上がりに関して設計事務所からの評価が高い。着工前段取りがよく事前に質疑があり、現場入りした後は安心て任せておける(信頼性が高い)など、いくつも評価項目が挙がりました。加えて、打合せに積極的に参加するなど安全に対する意識が高いこと、マナーに対しても全社員がしっかりと挨拶ができるなど礼儀正しいこと、また現場休憩所を「来た時よりもキレイに」を心掛けて、清掃片付を積極的に行っていることなどから、全体を通して社員教育が行き届いている点が大いに評価されました。

 

 

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続いて、安全衛生担当横井部長より、災害時の緊急連絡体制の取り組みについての説明と再確認。

 

 

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その後、毎年恒例の参加者全員でカネタ建設の「10s+A・T」を唱和。(この「10s+A・T」が気になる方は過去のブログ記事をご参照ください)

 

 

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最後は、カネタ建設からよりよい現場づくりのためのミニセミナー。毎年趣向を変えて開催するこのセミナー、今回は現場の基本について「原点に立ち返る」というテーマの下、4月に入社した新人建築技術者の岩崎さんによるプレゼンテーションが行われました。

 

 

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現場経験が長くなると、つい見落としてしまったり、とても重要な要素にもかかわらず当たり前すぎて軽視されがちな事柄を、新人監督見習いの視点で鋭くフォーカス。新鮮な目で見るからこそ、気づくことがたくさん。

 

 

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冒頭と最後には上司からのフォローとまとめ。現場に関わる人全員が素直に学び、よりよい現場を創造する。その機会をつくっていくことも私たちの重要な仕事です。

 

 

ご参加いただきました皆様、本当におつかれさまでした。

 

 

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