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地元の森を育てつなぐ


June 7, 2020

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June 7, 2020

今までずっと経済成長優先で突き進んできた日本。しかし、この度の新型コロナウィルス感染症の拡大と都市機能の停止により、社会を取り巻く価値観は大きく変化をし始めました。特に、東京を中心とした都市部一辺倒の考え方に疑問を感じ、自然と共存する地方の人間らしい暮らしに豊さを求める人が少しずつ増えているようにも感じます。

 

 

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あらためて、私たちの暮らす上越地域の魅力、私たちはどれだけ気付いているでしょうか? 以前のブログ記事でも書きましたが、日本は先進国の中でフィンランドに次いで2番目の森林保有面積をもつ森林大国。中でも私たちカネタ建設の本社が所在する糸魚川市は新潟県の中でも随一の森林保有自治体。大半が建築資材として非常によく使われる杉の宝庫です。

 

 

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ところが、現在、その建築資材の大半には値段の安い県外産が使われており、地元の林業、製材業を含め多くの産業の成長が進まず、地域外への大量のキャッシュアウト(お金の流出)を生んでいるという現実があります(これには私たち地元企業にも責任の一端があります)。また、森林の間伐が正しく行われないことによる土砂災害のリスクや、山から流れる豊富なミネラル分が減少することにより海産物資源にも影響を及ぼしています。これを防ぐには、地元で育った森林から適切に木材を流通させ、間伐を進めることにカギがあります。つまり「森を守る=地域経済を守る」ことに繋がるのです。

 

 

そこで、私たちはこれから長い年月をかけて、少しずつ住宅の地材地建を進めていこうと考えています。地元の森で育った地元を木材を使って地元の職人たちと共に家を建て、子どもたちの世代に繋いでいく。子どもたちが田植え体験で、農家さんへの感謝やお米の美味しさを理解するのと同じように、林業や製材業、そして建設業が地域の人々の暮らしを安心安全、そして経済循環の面からも支える尊い仕事であるということを多くの子どもたちに伝えていく・・・こうしたことも私たちの使命だと考えています。

 

 

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写真は、弊社が保有する糸魚川市内の山林の一部。実はこれまで手付かずでした。こうした森をしっかりと整備し、糸魚川の自然と暮らしの豊さを直に感じられるような流れを作っていきたいと思います。

 

 

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10年20年スパンの壮大な夢でもありますが、着実に一歩ずつ実現に近づけていこうと思います。

 

 

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二種類ある「日本の森」

 

地域循環を考える

 

 

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南寺町の家 施工写真UPしました


May 6, 2020

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May 6, 2020

建築事例(キノイエの手仕事) 南寺町の家 を追加しました。

 

 

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ベースとゲヤのバランス、シンプルかつ普遍的な外観、キノイエが求める「何十年経っても飽きのこない美しさ」を素直に体現。地元糸魚川産杉の使用率をこれまで以上に高め、「地元由来の美しい家」を追求したのがこの南寺町の家です。

 

 

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リビングはコンパクトなのに、これほど広がりを感じるのは、南面の三枚引き戸の向こうに長く伸びたウッドデッキのおかげ。ソトとナカをシームレスにつなぐこの連続性が居室空間以上の広がりを生みます。

 

 

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2階の空間は、天井から床、造作家具に至るまで、とことんまで糸魚川産の杉材にこだわってみました。糸魚川産の杉は黒心が多く含まれており、それが美しくないと思い込む方も多いのですが、実は張り合わせのパターンによってはとても美しいテクスチャが生まれます。フローリングはその黒心がアクセントになっています。

 

また、何といってもこの空間全体に広がる木の香りがとても気持ちいいのです。写真ではお伝えできないのが残念です。

 

 

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「南寺町の家」の施工写真はこちらをどうぞ

 

 

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初めて経験する連休


May 3, 2020

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May 3, 2020

「おうち時間」を楽しもう。

 

 

人生でずっと記憶に残る特別な連休。家族との時間、暮らし方、住まいのあり方、居心地、快適さについて見つめ直す絶好の機会。

 

 

そこで、YouTubeにこれまで建てられたキノイエの住まいを1本のムービーに収めました。

 

 

地元の職人の手で地元の材料を使って自分たちらしい暮らしを建てることを当たり前だと思える、そんな世の中になってくれたらと思います。

 

 

 

 

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南寺町の家 まもなく


April 5, 2020

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April 5, 2020

糸魚川市内で建設中の「南寺町の家」が間もなく完成します。それに伴い、先日スタッフによる「キヌカ」塗りが行われました。

 

 

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キヌカについては、過去のブログでも度々登場しますが、キノイエの無垢の杉フローリングに標準で採用されていますオイル系の自然塗料。主成分は私たちの主食のお米(ぬか)が原料。「赤ちゃんが舐めても大丈夫」というのがキャッチフレーズになっています。

 

 

キヌカ

 

 

 

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塗布作業にあたっては、今年春から入社されたIさん、Mさんの2名も参加。お引き渡し前のお客様の建物を自らの手で丁寧に・・・

 

 

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木目が際立ち、木になじみやすくしっとりと仕上がる100%天然塗料。無垢材の特徴を失わず裸足で暮らす日本人の生活に最適な素材をキノイエでは厳選して使用しています。本物の安心・安全を追及した結果の選択です。

 

 

そして、いよいよ「南寺町の家」の完成見学会の開催日程が決定しました。期間は、4月18日(土)〜26日(日)の9日間を予定。新型コロナウィルスの感染予防の観点から、全日程時間1組ずつ限定による完全予約制を予定しております。現在、糸魚川市内の感染者はありませんが、今後の感染被害拡大の状況や政府方針を注視しながら慎重に判断して参りたいと思います。

 

 

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開催にあたってのスタッフによる事前ミーティングを念入りに行い、万全の体制でお客様をご案内させていただく予定です。

 

 

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開催内容につきましては、イベントページにて適宜更新しながらお伝えして参りますので、こちらを都度チェックしていただければ幸いです。

 

 

 

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完成間近「南寺町の家」


March 27, 2020

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March 27, 2020

糸魚川市内で建築が進んでいます「南寺町の家」の工事が大詰めになってきました。

 

 

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シャープな片流れの屋根、地元糸魚川産杉を使用したファサードの板張りのテクスチャが印象的な外観。エコで上質なエッグウォールと杉材のちょうどよい内装バランス、美しい木目と超湿性、吸音性に富んだ二階のすのこ天井など、存在感のあるデザインはキノイエならでは。

 

 

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また、開放的な三枚引き戸の向こうには、南に長く伸びたウッドデッキが居室空間以上の広がりを生み出しています。天気の良い日は本当に気持ちいい第二のリビングになります。

 

 

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自然素材をふんだんに使用し、細部に職人の手のぬくもりが伝わる造作が、隅々まで上質な空間に仕上げています。

 

 

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「南寺町の家」の完成見学会は、来月4月下旬の週末を予定しています。詳細が決まり次第、皆様にお知らせいたします。

 

 

どうぞお楽しみに。

 

 

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ウィルスと換気


March 24, 2020

March 24, 2020

連日報道が続く新型コロナウィルスですが、未だ終息の兆しが見えません。ウィルスの全容が解明されていないこともあり、感染を防ぐ方法についても様々な情報が飛び交っておりますが、せきやくしゃみによる飛沫感染と接触感染をどう抑えるか?という点については多くの皆さんが共通の関心事として捉えているようです。

 

 

画像:国立感染症研究所より引用

 

 

そんな中、今月17日、アメリカ国立衛生研究所などの研究グループ(NIH)は、新型コロナウイルスについて、霧のように空気中に漂ういわゆる「エアロゾル」という状態でも、3時間以上生存できるとする論文をアメリカの医学雑誌に発表しました。「エアロゾル」とは、5マイクロメートル以下のウイルスが含まれた液体の粒のことを指します。普通のせきやくしゃみで出る飛沫のほとんどは、粒が大きく重さがあるため、短時間で地面に落下していきますが、このエアロゾルのように小さい粒子は長時間、空気中に漂うため、ウィルス感染のリスクが上がります。

 

 

また、日本では、2月28日に厚生労働省から「新型コロナウィルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)」というものが発表され、そこには感染予防対策として「換気」の記載があり、日中2~3時間ごとに窓や扉を開け、部屋の空気を新鮮に保つことが必要と訴えています。

 

 

 

 

クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス号」では、乗客が長期間に渡り密閉状態の船内での待機生活を余儀なくされましたが、その多くは窓のない客室でした。その間、内部の通風は外循環系統と内循循環系統を含めたセントラル空調で調整されていました。接触感染も含め、一説では、このことが感染被害の拡大につながった要因の一つでもあるといわれています。

 

 

以上のことからも、私たちの住居や職場における換気の重要性は無視できない状況といえるでしょう。

 

 

ところが、今の時期は、外が寒く花粉が飛散する季節でもある上、小さなお子さまがいる家庭などは、防犯や安全上の理由からも頻繁に窓を開けて換気すること自体が難しいという側面もあります。

 

 

 

 

 

そうした背景からも、感染の不安を少しでも解消し手軽に室内換気を行う方法として、「24時間換気システム」への関心が高まっていると考えられます。

 

 

24時間換気システムは、住宅建材や家具などの接着材に含まれる、ホルムアルデヒドなどが原因で起こるシックハウス症候群を防ぐことを目的に2003年の建築基準法の改正によって住宅をはじめ全ての建築物の居室に設置が義務付けられているものです。具体的には、換気口から外気を取り込み、2時間ごとに居室の空気を入れ替える設備で、ちょうど厚生労働省が推奨する「2~3時間ごとに窓や扉を開け、部屋の空気を新鮮に保つこと」という内容に合致します。

 

 

マーベックス

 

 

吸気口

 

 

ただし、この24時間機械換気を回すと寒くなるという理由でスイッチをOFFにしている家庭も多いという話を耳にします。24時間換気システムは大きく「第1種機械換気」・「第2種機械換気」・「第3種機械換気」の3種類に分類されますが、弊社はキノイエを含む多くの住宅で換気性能の高い「第1種機械換気」を採用し、さらにその中でも、換気による熱のロスを最小限に抑える、つまり「換気しても寒くならない」という「全熱交換式」というシステムを採用しています。室内換気についての詳しいメカニズムとそれぞれの換気システムの違いについて、詳しくは過去のブログ記事「住まいの呼吸法」でご紹介していますので、ぜひこちらをご参照ください。

 

 

 

 

熱交換換気

 

 

PM2.5対策

 

 

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対極をあわせもつ


February 12, 2020

February 12, 2020

“建築家は、相反する要求条件でも、いずれをも切り捨てることなしにうまく処理しなければなりません。快適さとは涼しさでしょう。すなわち空気の流れや日陰です。しかし陽光を楽しみたいと思う季節には、やはり適当な時刻に太陽がさしこむべきなのです。また、やぶ蚊が余りに多いので何らかの策が講じられぬ限り窓を開け放つ事も許されません”

 

 

これは、20世紀を代表する建築家、近代建築の巨匠ル・コルビュジエの残した言葉です。コルビジェと言えば、新しい建築の5原則(ピロティ、自由な平面、自由な立面、独立骨組みによる水平連続窓、屋上庭園)を提唱した人物で、その最高傑作ともいえる「サヴォア邸」が有名ですが、そんなコルビジェが残したこの言葉は、現代の日本の住宅建築においても未だに色あせない原理原則を語っているともいえます。

 

 

サヴォア邸

サヴォア邸

 

 

世界遺産に登録された「国立西洋美術館」は日本で唯一のコルビジェの作品(写真:Wikipediaより)

 

 

昔の日本の家。長い軒に縁側があり、庭には落葉樹・・・夏は蒸し暑く、冬は寒い。その四季の厳しさに対し、日射や風の遮蔽と取得を上手に使い分けるなど、昔の人々は、様々な知恵と工夫で快適さを手に入れてきました。

 

 

 

 

キノイエの提唱する「パッシブデザイン」、「パッシブ設計」は、太陽の光や熱、そして風といった「自然エネルギー」をより効果的かつ受動的に利用して、なるべく冷暖房機器の過剰な運転に頼らず、住まいと地球に負荷をかけない快適な暮らしを実現しようとする設計思想をもっています。 太陽の光と熱、そして自然の風は¥0(タダ)。自然の光や風を上手に活用して冬は暖かく、夏は涼しい住まいを実現することで、電気やガスなどへの依存率が減少し、省エネでありながら快適で健康的な暮らしを実現することこそ、今の時代に求められる暮らし方。コルビジェもまた、こうした考えを持ち合わせていたのです。

 

 

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自然と機械。自然の過酷さと快適さ・・・相矛盾する条件・・・茹だるような夏の暑さ、凍てつく冬の寒さに、現代は高性能な断熱で外界を遮断し、強力な冷暖房機器で対峙できる時代。ですが、同時に住まいはもっと自然と調和した快適な器であるべきという、対極をあわせもつ建築思想が必要なのです。

 

 

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サーブド・スペースとサーバント・スペース


February 9, 2020

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February 9, 2020

「サーブド・スペース」「サーバント・スペース」という言葉があります。建築の世界ではよく使われる用語です。

 

 

この言葉は、建築家ルイス・カーンがつくった用語です。カーン氏は、建築にはサポートされる機能空間=サーブド・スペースと、サポートする機能空間=サーバント・スペースがあると考え、これを明確に分離して設計をしていました。

 

 

具体的には、リビング、ダイニング、寝室などはサポートされる機能空間=「サーブド・スペース」、収納やトイレ、浴室、玄関ホールなどはサポートする機能空間=「サーバント・スペース」と分けることができます。一般的に、居場所としてのリビングやダイニングなどのサーブド・スペースを充実させること、同時に充実はさせたいものの、闇雲に広げればダイレクトに建築コストに跳ね返ってしまう収納などのサーバント・スペースをいかに考えるか?ということが住まいの設計としてとても重要になってきます。

 

 

003

 

 

しかし、実は、サーブド・スペースとサーバント・スペースは、時間と使い方でその役割が変化したり、融合させることができる側面もあります。

 

 

例えば、キッチン。そもそも料理をする作業場として見れば、単純にサーバント・スペースですが、夫婦、あるいは親子で会話を楽しみながら共同作業する場面や、一人であっても趣味や考え事を楽しむ居場所として捉えると、キッチンは間違いなくサーブド・スペースであるといえます。物置ならサーバント・スペースですが、趣味と作業を兼ねたユーティリティーであればサーブド・スペースです。

 

 

キノイエ‗キッチン

 

 

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また、仮に設計上サーブド・スペースが広く取れない場合でも、サーバント・スペースとゆるくつなげることで、居場所が大きく変化するケースもあります。例えば、玄関。ここは一見、完全なサーバント・スペースに見えますが、玄関土間とリビングをつなげたキノイエの設計では、この土間はリビングの一部、つまり、サーブド・スペースになります。宅配業者や突然の来客対応の時だけ、障子で仕切ることにより、一部が独立したサーバント・スペースに変化します。キッチンとダイニング、そしてリビングとをつなげる設計はもはや一般的に思えますが、ひと昔前の日本では、台所と居間は切り離し、お客様からは見えないようにする設計、つまり台所というサーバント・スペースは「隠す」という考え方が一般的でした。

 

 

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サーブド・スペースとサーバント・スペースの機能を時として切り替えたり、ゆるくつなげることで、実は住まいはコンパクトでありながらも、広がりと奥行きが生まれ、ゆとりのある空間に変化させることができます。そのための設計技法として、例えば「床と天井の連続性」など、様々な工夫が存在します。「小さくつくって大きく暮らす」・・・キノイエは、こうしたいくつもの建築フィロソフィを大切にしつつ、一棟一棟丁寧に設計しています。

 

 

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見えない品質


February 3, 2020

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February 3, 2020

昨日開催されました「南寺町の家」構造見学会は、たくさんのお客様にご来場いただきました。この場をお借りして心より厚く御礼申し上げます。

 

 

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構造見学会は、午前と午後の部に分け、それぞれ住まいの構造、性能、健康と住まいの関係について詳しく解説をさせていただいた後、実際にこちらの住まいの気密測定(隙間の大きさを実測する測定)を行い、キノイエの高い気密性能がどれほどなのかを実際に確かめていただきました。

 

 

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結果は、最良値でC値=0.24㎠/㎡。この家全体の総面積から割り出した隙間の大きさは、名刺のたった6割程度しかないということになります。ちなみに、試験毎に測定結果には多少の誤差が現れますが、この日は悪い値でもC値=0.29㎠/㎡でした。この数値は上越地域でもトップクラス。ちなみに、この気密測定は、現在日本の法律では義務項目ではありません。とても大切な性能値でありながら、測らなくてよいわけです。従って、気密測定を行わない住宅会社の方が多いというのが現状です。また、一度試験的に気密測定を行い、優良値が出たことをもって「我が社の気密性能は○○です」と宣伝する住宅メーカー・工務店もいくつか存在しますが、弊社のようにお客様の住まいの気密性能を一棟一棟測定し、その数値を開示する会社はとても少ないのです。

 

 

なお、この隙間の測定に関するコラムについては、過去のブログ記事をぜひ参考にお読みください。

 

 

エアコンの効果は「すき間」次第

すき間だらけの日本の住宅(前編)

すき間だらけの日本の住宅(後編)

日本の住宅から「気密性能」基準が外れた理由

 

 

 

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ちなみに、今回はあえてわかりやすく、数センチ角の具体的なすき間をつくり、測定値にどの程度の違いが表れるか実験してみました。

 

 

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午前午後でそれぞれ、C値=0.44㎠/㎡と0.35㎠/㎡という計測結果。結果は見事に、開けた分の面積が計測値に反映されました。ちなみに、キノイエの場合、数センチの穴を開けてもなお、非常に高い気密性能を維持していることも同時に証明されたことになります。

 

 

弊社では、全棟毎回2回ずつ測定(内装前・完成後)し、C値=0.5㎠/㎡以下にならなければ次工程に進まないという厳しい基準を設けています。こうした見えない品質、地元工務店ならではの丁寧な家づくりにも理解を深めていただけるよう、今後も工夫していきたいと思います。

 

 

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「高田の家」完成見学会


January 30, 2020

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January 30, 2020

上越市内で建設中の「高田の家」の完成見学会の概要が決まりました。

 

 

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開催期間は、2月1日(土)~9日(日)までの9日間。上越市高田地内にて開催します。

 

 

 

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敷地裏に小さな川が流れる閑静な住宅街。隣が実家という立地環境をいかし、パブリックとプライベートのバランスを考えデザインしました。

 

 

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リビングにある大きな窓は、川と共に移りゆく四季折々の変化を感じ、ソトとナカをつなぐ役割を担います。

 

 

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こちらの見学会は【予約制】の見学会となります。見学をご希望される方は、お申込フォームより、見学希望日時をお知らせください。後日、スタッフより場所その他の詳細をお伝えさせていただきます。

 

 

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また、2月2日(日)には、糸魚川市南寺町地内にて4月に完成予定の「南寺町の家」の構造見学会を予定しています。一生に一度の大切な家づくり。建てる前に見てこちらも併せてご見学いただくと、より納得した家づくりができるのではないかと思います。

 

 

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ご不明な点等がございましたら、遠慮なくスタッフまでお問い合わせください。

 

 

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