ワークショップ
April 19, 2017
いよいよ今月末の4月30日(日)は大好評『木の家マルシェ』の第4弾が開催されます。
おかげさまで、マルシェはこれまでにたくさんの素晴らしい仲間たちに恵まれ、徐々に関係者のネットワークも広がり、今後の展開もますます楽しみになってきました。
さて、そこで第4回目を迎えた今回のマルシェは、何か違うスパイスを・・・私たちのモットーは「常に新たなことに挑戦!」ということで、今回は『workshopワークショップ』の企画を新たに追加し、同日開催することになりました。
マルシェもそうですが、ワークショップの企画の根底にあるもの、それは、キノイエで実際の暮らしを疑似体験していただくことにあります。多くの住宅会社は、お客様に「私たちの家を見てください」と一生懸命にアピールしますが、本当に見て感じていただきたいのは「暮らし」そのもの。だから、私たちはこうしたちょっとした日常の暮らしの疑似体験ができるミニイベントを大切にしています。
今回のワークショップやマルシェを通じて、キノイエスタッフたちとおうちのこと、暮らしのこと、お話ししてみませんか。
開催日:4月30日(日)
① てづくりミサンガ編み
10:30~15:00(お一人様1回限り)
②大人気 寄せ植え体験
10:30~15:00 (お一人様1回限り)
※どちらも数に限りがございますので予約されたほうが確実です。
お気軽にお問合せくださいませ。
皆さまのお越しをお待ちしております。
イベント詳細はこちら
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社長のMUSIC BOXから(vol.3)
April 17, 2017
ブログの記事としては、書き手の私たちもついつい熱が入ってしまう「社長のMUSIC BOXから」シリーズ。その第3弾は、おそらく多くの日本人にあまり知られていない女性ジャズ・ミュージシャン「ベイ・シュー(Bei Xu)」のご紹介です。
ベイ・シュー(Bei Xu)は、1978年、中国の重慶出身。7歳の頃から学校のコーラス・グループのリード・シンガーとして活躍し、様々なコンクールやコンサート等に出演。1994年、高校時代に交換留学生としてアメリカに渡り、インディアナ大学ではビジネス・会計学を学びながら、声楽とピアノのレッスンを受けます。大学卒業後にニューヨークに移り住み、やがてジャズに魅了されるようになります。そこで、彼女はジャズ・ピアニスト、チャールズ・シビルスキーに師事し、ジャズ・ピアノとヴォーカルの指導を受けます。そして、2006年、ユニバーサル クラシックス&ジャズからアルバム『ベイ・シュー』でメジャーデビューを果たし、徐々に注目を浴びるようになります。マンハッタンの医療機関でコンピューターのプログラム管理の仕事で生計を立てながら歌手活動を続けた彼女は、その後アメリカの音楽文化を他の多くの若い中国人アーティストたちに伝えていきたいと考えるようになり、活動拠点をニューヨークから母国中国の上海に移します。他に『ロスト・イン・トランスレーション』『ユー・アー・ソー・ビューティフル』などのアルバムを発表し、現在に至ります。
彼女の最大の魅力は何といってもその美しすぎる歌声。英語はもちろん、ジャズのコードやリズムに中国語をのせて歌うなど、その独特の表現力は唯一無二の存在感。ユニバーサル・ミュージック・ジャパンのサイトに書かれている彼女の紹介文には、「その艶やかで豊かな声と、歌詞を伝える時の独特な表現で知られる彼女が歌うと、観客はあたかも彼女が自分たちと会話を交わしているかのような感覚に陥り、その甘く、暖かみのある声に導かれて、彼女の世界へと足を踏み入れる。」とありますが、まさに彼女の魅力を伝えるのにこれほどぴったりな表現はないかもしれません。
日本ではあまり知られていないジャズ・ミュージシャン。かつ、発表している作品の多くが国内外を問わず有名楽曲のカヴァーが中心で、オリジナルコンテンツはほとんどありませんが、原曲とは全く違う世界観を表現し、見事に自分の楽曲に仕上げています。
お勧めは、アルバム『ユー・アー・ソー・ビューティフル』に収録されている数々の名曲。ジョニ・ミッチェルの”青春の光と影“、ジョー・コッカーの”ユー・アー・ソー・ビューティフル“、名作映画音楽”ニュー・シネマ・パラダイス“、同じく映画音楽でバート・バカラック作曲の”アルフィー“など、往年のヒットソングの数々。この一枚を聴けば、彼女の魅力が十分に堪能できると思います。
ここまでご紹介した全3アーティストは全て女性アーティストでしたが、次回は男性アーティストやグループをご紹介したいと思います。次回もまたお楽しみに。
<過去の記事>
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「わざわざ」
April 16, 2017
明治39年。今から111年前、お施主様の3代前のご先祖様が建てた家。その家は、お施主様が5歳の時に地元を離れて以来、主のいない空き家のままでした。そして、このほどお施主様の帰省を機に、実に40年以上の時を経て、古民家再生という手法で、新たな場所に一部を移築再生することとなりました。
先日、工事が完了し、見学会用の写真撮影を行いました。後日送られてきたカメラマンのピックアップ写真を見て、スタッフたちも少しほっこり。そこには、建物写真の他に、その暮らし方のディティールを感じ取れるような写真の数々が入っていました。
「わざわざ」
いつもよりも時間をかけてつくられたその住まい、そしてそこから生まれる暮らしには、なんとなく「わざわざ」という言葉が似合います。
「わざわざ」
新しいモノが溢れるこの時代に
昔の家を
わざわざ
移築
わざわざ
古いものと住む
きっとこの家を好む人は「わざわざ」何かをすることが好き
わざわざは「時間をかけること」
わざわざは「丁寧なこと」
わざわざは「過程を楽しむこと」
わざわざは「丁寧な暮らしを求めること」
きっと
コーヒーは豆から挽いて注がれるまでを楽しめるひと
きっと
朝出てくる味噌汁はカツオを削ることから始める
香りから美味しさを見つけられるひと
そんな
「丁寧な暮らし」を求める人と
「時間」と「労力」をかけて家をつくりたい
これは、この住まいにインスパイアされ、スタッフが書き起こしたコンセプトフレーズです。
「わざわざ」・・・とてもいい言葉です。
私たちの仕事の中には、この「わざわざ」こそが、たくさんの価値を生み出し、そこに共感する多くのお客様を繋いでいるのだとあらためて感じました。
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お花見会
April 14, 2017
弊社創立記念日のけんか祭り観覧に続いて、昨日は毎年恒例のお花見会が開催されました。
今年は何かと仕事が立て込んでしまったこともあり、参加できないスタッフ・セクションもありましたが、例年以上に盛り上がる大変楽しい宴となりました。
早速、その様子の一部をフォトダイジェストでご紹介します。
「お花見会」といいながら、桜の花びら一枚ありません。その代わり、たくさんの「華」が会場を彩ってくれています。ちなみに、こちらの華達は、たくさん飲んで食べて物言う、としてもアクティブな華達です(笑)
会場は、弊社で建てさせていただきました「カフェレストラン・ブォーノ」さん。おいしいイタリアンを中心にお酒が進みます。
鉱業課スタッフのイケ君からありがたい指導を受ける代表猪又。この後、どちらが絵心あるクリエイターなのかで激論に(笑)
意気込みはあります。・・・ところで、何の意気込みでしょう?(笑)
弊社黎明期の建築を支えてきたガウディ鈴鹿こと、鈴鹿相談役(左)と松田総務部長(右)。自由奔放なガウディは現在、総務部の厳重な監視下に置かれています(笑)
オニオンリングを悪用するスタッフ多数出現。この他にも非公開指定の写真が弊社のサーバーに眠っています(笑)
リフォームメンテナンス課の小川さん(左)と営業部の青木さん(右)。二人はお互いにシンパシーを感じているようですが、その理由はこのアングルからお察しください(笑)
毎年8月開催、弊社のモンスター・イベント「オレンジフェア」。今年はいよいよ新リーダーが誕生します。新リーダーは、このブログでも度々登場している建築部の長﨑さん。この春から産休に入った現リーダー藤田さんからの指名により、この重責を受け継ぐことになりました。「今年の夏のテーマは・・・」・・・この場でのサプライズ発表はありませんでした(笑)
今年2月に入社したばかりの屋村(おくむら)さん。クジ運が良過ぎて最後の締めの挨拶に。とにかくお酒でこれほどまでに陽気になれる人は、タレントの佐藤栞里さん以来です(笑)
とにかく、弊社は飲みニケーションが大好き。公式・非公式の恒例飲み会だけでも最低年6回は開催されるという、ある意味ちょっと昔懐かしい会社です。(新年会・あんこう会・花見会・納涼会・月見会・忘年会)
でも、これこそが弊社のチームワークとの源泉になっています。
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マルシェの新しい仲間
April 9, 2017
4月30日(日)に開催される「木の家マルシェ#4」の出店仲間が増えました。
今回仲間に加わったのは、「八百屋の土田」さん。「全国から店主がセレクトした珠玉の野菜やお米、厳選した調味料などを提供し、身体に、そして地球に優しいライフスタイルを提案」という理念の下、普通の八百屋とは一線を画す個性的なお店を運営しています。この4月からは、同じ木の家マルシェの仲間でもある「こびと窯」さんのパンの取り扱いも始めました。
八百屋の土田さんの考え方を知る上でとても参考になる記述が、お店のフェイスブックページの中の投稿にありました。
‟私にとって八百屋は、
「おすすめの野菜やお米などを広めたい。」
そういった部分ももちろん大きいです。
でも一番は、
「この店を農家にとって、安定した収入源の一つにしてほしい。」
これが最も根底にある部分だと改めて気づきました。
この二つ、似ているようで違う気がしてます。
農家から、これでもかというくらい野菜や米を買いたい。
あくまで農家目線でいたいんですね。
だから、売り方が他のお店よりもちょっとわがままかもしれません。
まだまだスタートラインから進めていないかもしれません。
それでも、有り余る魅力的を発信していけるよう、今後も頑張ってまいります。”
店主の土田竜吾さんは29歳という若さ。しかし、この地元を愛し、農家というなりわいに対する尊敬と社会的な課題に取り組もうという強い姿勢が伝わってきます。今後の活躍が本当に楽しみです。木の家マルシェの仲間に加わっていただいたことを私たちも誇りに感じています。
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『kinoie times vol.4』発刊です
April 6, 2017
お待たせしました。キノイエの暮らし方を広く知っていただくための情報紙「kinoie times(キノイエ タイムス)」の第4弾がいよいよ発刊になります。
先日もご紹介させていただいた通り、今号の担当は、埼玉から糸魚川市にIターン就職した屋村(おくむら)さん。入社間もないですが、今回の紙面企画、取材、編集の全てをほぼ一人で担当。これまでの3作とは一味違うテイストに仕上がりました。読み物として皆様に楽しんでいただける紙面づくりを心掛けた今回の特徴は、最高の地元ライフをおくる上越地域の素敵な人たちにスポットを当て独自取材を敢行し、キノイエの視点で編集した点。建物のことは最小限、それよりもこの地元の暮らしや人と人とのつながりに焦点をあて、同時にこの紙面を通じて暮らしの共感の輪を広げていこうという編集者の思いが詰まっています。
さらに、今回の表紙にはあるギミックが仕掛けられています。
それがこちら。なんと、ガイド線に沿って表紙を折ると、素敵なブックカバーに変身!彼女らしい発想です。解説イラストも屋村さんのオリジナル描き下ろし。一人何役もこなします(笑)
こんな感じになります。ちなみに、中身は、百田尚樹著の『海賊と呼ばれた男(上)』(笑)
『kinoie times vol.4』は、これから上越地域の様々なお店や施設に少しずつ配布される予定です。新聞折込はいたしませんが、これまでにキノイエにご来場いただいたり、資料請求をいただいた方には直接郵送させていただく他、このブログやお知らせを見て「ほしい!」と思われた方にも、上越地域(上越・糸魚川・妙高)にお住まいの方に限り、無料で郵送させていただきたいと思います。ご希望の方は、資料請求フォームに「キノイエタイムス希望」とご記入の上、弊社まで送信してください。
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木の家マルシェ#4&ワークショップ
April 4, 2017
みなさん、お待たせいたしました。大好評『木の家マルシェ』の第4弾開催が決定いたしました。
『木の家マルシェ』とは、衣食住の分野における『地産地消』の大切さと『安心・安全・健康 』な暮らしに共感する仲間たちの手によってつくられる「小さな暮らしの市場」です。この上越地域で暮らす人たちの手による、この地域で生まれたモノや技術。その中でも、暮らしに身近で彩りを与えてくれる選りすぐりのモノ、コトを集め、実際の住まいと暮らし方を通じてもっと多くの方に感じていただきたい・・・そんな思いで企画させていただいた工務店らしからぬちょっと変わったイベント。昨年9月の第1回の開催からご好評をいただき、既に今回で4回目を迎えることができました。
そして今回、新しい試みとして『workshopワークショップ』も同日開催が決定です。ワークショップの内容は現在スタッフ内でじっくりと企画中ですが、「それ、いいね!」とみなさんから言っていただけるような面白いテーマで臨みたいと思います。詳細は後日発表したいと思いますので、どうぞお楽しみに!
開 催 日: 2017年4月30日(日) 10:00a.m.-4:00p.m.
※まちの中にある小さなお家そのものがマルシェの会場です。ぜひ、ご近所を訪ねる感覚で足をお運びください。
<出店者のご紹介>
今回も素晴らしい出店者様に恵まれ、楽しいマルシェが開催できそうです。今後も少しずつ「最高の地元ライフ」を共有する仲間たちのネットワークを広げていきたいと思います。

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社長のMUSIC BOXから(vol.2)
March 31, 2017
代表猪又の趣味でセレクトされているモデルハウスのBGM。そこからのアーティストピックアップ、第1弾を書いていたら、楽しくて筆が止まらず、既に第2弾のご紹介です(笑)
今回ご紹介するのは、80年代に活躍したイギリスのバンド「フェアーグラウンド・アトラクション(Fairground Attraction)」のデビューアルバムであり、最後のアルバムでもある『The First of a Million Kisses(ファースト・キッス)』。
フェアーグラウンド・アトラクションとは、日本語訳で「移動遊園地」。これはおそらく、18歳の頃からグラスゴーでストリートミュージシャンとして活動し、1980年頃にはサーカス団とヨーロッパを旅しながらバスキングを行っていた女性ヴォーカルのエディ・リーダーにちなんでの命名ではないかと思われます。日本人である私たちが誤解を恐れず表現すると、先日ご紹介したキャロル・キングが「どこか懐かしいアメリカの片田舎」であるのに対し、このフェアーグラウンド・アトラクションは、まさに「どこか懐かしいイギリスの片田舎」。楽曲は、そのバンド名の通り、イギリスのオーセンティックなジャズやフォーク、アイリッシュダンスミュージックなどのノスタルジックなルーツ音楽的要素が色濃く反映したアコースティックサウンド。しかし一方で、ポピュラーミュージックのツボをしっかりと抑えたアレンジでアルバム全体が上手にまとめられています。前衛的なロックやパンク、ニュー・ウェイブ、ポップスが全盛であった80年代後半の中にあって、彼らの音楽は非常に新鮮で、多くのリスナーに受け入れられ、シングル”Perfect(パーフェクト)”は全英1位、アルバムも全英1位を獲得。1988年のブリット・アウォードでも最優秀シングル、最優秀アルバムの両方を受賞しています。
最大の魅力は、ヴォーカルであるエディ・リーダーのキャラクターと個性的で唯一無二の美しい歌声。少女のような透明感とキュートさの裏に、ウィットに富んだ大人の女性を感じさせる歌詞や歌い回しは、一度聴いたら忘れられないほど印象的です。仮に彼女が誰にも知られず他のバンドで歌っていたとしても、その声ですぐにエディと分かってしまうほど特徴的です。
そんなフェアーグラウンド・アトラクションは、イギリスだけでなく、アメリカや日本でも人気に火がつき、当時来日ツアーも実現していますが、人気絶頂の1990年1月、デビューからわずか1年半あまりでバンドは解散を宣言。かくして、このアルバム『The First of a Million Kisses(ファースト・キッス)』は、彼らの存在を語る伝説の1枚となったのです。ちなみに、アルバムジャケットに使用されている写真は、世界を代表する写真家集団Magnum Photo(マグナム・フォト)に所属していた写真家、エリオット・アーウィットによる作品。1955年にカリフォルニアで撮られたものです。このジャケット写真をどこかで見たことがあるという人は多いかもしれません。
名曲ぞろいのこのアルバム、中でも代表猪又が選ぶ1曲は”Comedy Waltz(コメディ・ワルツ)“という曲です。
So I want to hear a comedy waltz tonight
Tell me a joke that brings tears to my eyes
Please tell me a joke so that I can laugh till I cry
*** *** ***
涙が出るほどにおかしなジョークを
そして最後には泣いちゃうくらい、笑えるジョークを”
周囲の人間関係で悩んだり、ツいてないことが続いたり、世の中の暗いニュース・・・誰もが暗く落ち込みたくなる時があります。「イやなことは忘れましょう」エディのそんな気持ちをこの曲で表現しています。ちょっと切ないメロディ、皆さんはどんな印象を持つでしょうか?
もちろん、名作” Perfect(パーフェクト) “も必聴です。アップテンポなサウンドにクセのある歌詞。
It’s got to be perfect, it’s got to be worth it,yeah
Too many people take second best
Well I won’t take anything less
It’s got to be, yeah, perfect
*** *** ***
“完璧じゃないとダメ、そうじゃないと価値がないもの
みんな妥協しているみたいだけど
私は絶対嫌だわ
そう、完璧じゃないとダメなの”
…どんなことに完璧を求めている歌なのかは、ぜひ一聴してから(笑)このメロディラインにこの歌詞の組み合わせは絶妙。こういう女性を演じる(?)、いや、エディそのもののキャラクターが前面に出ている名曲だと思います。
<過去の記事>
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社長のMUSIC BOXから
March 30, 2017
キノイエのモデルハウス「塩屋新田の家」で流れているBGMには様々な曲が収録されていますが、実はその全ては代表の猪又の選曲です。自身も大学時代にロックバンドを組んで自らも作曲・演奏していたという猪又の音楽ジャンルは、70年代のR&Bからロック、ジャズ、現代の日本のポップシーンまでと実に幅広く、その中でこの住まいと暮らしに合う曲をセレクトしプレイリストに収められています。
本日はその中から、一人のアーティストとアルバムをご紹介したいと思います。なお、この話題はおそらく無限にネタがありますので、既にシリーズ化していきそうな予感がします(笑)今回は第1回目なので、なるべく誰にも親しみやすいものをセレクトしてみました。
それがこちら。キャロル・キングが1971年に発表したアルバム『Tapestory(つづれおり)』です。
キャロル・キングは1942年ニューヨーク生まれの女性アーティスト。ユダヤ系の家庭に生まれた彼女は、17歳で結婚、出産を経験。10代の頃からヒット曲を書き続け、これまで1,000人を超えるアーティストに曲を提供したアメリカを代表するシンガーソングライターの一人です。大学在学中にあのポール・サイモン(サイモン&ガーファンクル)からデモ・テープの作り方を教わった彼女は、自分で作ったデモ・テープを売り込んでデビューを果たしていますが、最初は全く売れずに挫折を経験しています。60年代に最初の夫で作詞家のジェリー・ゴフィンと共に ” The Loco-Motion(ロコ・モーション)”(歌:リトル・エヴァ) などの大ヒットを世に送り出した後、代表猪又が生まれた年と同じ1971年に発表したこのアルバムが全米アルバムチャートで15週連続1位を記録。グラミー賞4部門を獲得し、その後も302週連続でトップ100にランクインし続けるロングセラーとなり、現在まで約2200万枚を売り上げています。このアルバムに収録されている多くの曲が現在までに様々なアーティストにカヴァーされており、20代、30代の皆さんの中には、キャロル・キングの存在を知らなくとも、CMや日本のミュージシャンのCD等で彼女の曲を知らず知らずのうちに耳にしている人は多いのではないかと思います。
このように、彼女の代表アルバムとなった『Tapestory(つづれおり)』。” You’ve Got a Friend(君の友だち) “などをはじめ多くのヒット曲を出したこのアルバムは、まさに知る人ぞ知る珠玉の名盤です。彼女のハスキーで味わいのある声(白人歌手でありながら黒人歌手並みのソウルフルな歌声)、抜群のメロディラインは、アメリカで生まれ育っていない私たちが聴いても、なぜか懐かしいアメリカの片田舎の故郷を思い出してしまうような錯覚を覚えるほど。不思議な魅力があるアルバムです。
中でも、猪又のいちばんのお気に入りは、2曲目の”So Far Away(去りゆく恋人)“。失恋をテーマにした曲ですが、ぜひ日曜日の昼下がりに塩屋新田の家のダイニングに腰を掛けてゆっくりと聴いてもらいたいナンバー。いつものコーヒーの味が少し変わる曲です。
また、8曲目の” Will You Love Me Tomorrow “は彼女の名を不動のものにした不朽の名作。「ねえ、明日も私のこと好きでいてくれる?」…彼女の素朴でハスキーな声が繰り返すこのフレーズ、少し切ない大人の女性の心を表現しています。こちらも数多くのアーティストにカヴァーされています。
音楽は暮らしと密接な関係にあります。実はファッションと同じ位、音楽の趣味はその人となりをうかがい知る重要な要素かもしれません。
それだけに、音楽の好みは人それぞれ。なので、けして誰かに押し付けるものではありませんが、書いている側としては、そんなことを忘れてついつい夢中になってしまいます(笑)
ということで、次回のセレクトもどうぞお楽しみに。
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共感していただける方に
March 28, 2017
上越第1号モデルハウスとして昨年6月よりオープンしている「塩屋新田の家」について、ご来場された方から「このモデルハウスは販売しているのですか?」と聞かれることがこれまでにも幾度かありました。
その都度、「いまは展示場として使用していますので、はっきりとしたことは言えませんが・・・」という程度のお答えしかできないまま今日まできていました。
しかし、オープンから約10ヶ月。この間に大勢のお客様にご来場いただき、「他の住まいも見てみたいと」という声も聞かれるようになってきたことから、社内でも「本当にこの暮らしに共感していただき、大事に暮らしていただける方であれば、そろそろお譲りしてもいいのでは?」という意見も大きくなってきました。
そこで、来月から、この住まいのオーナーさんを募集したいと考えています。しかし、急いで売り捌くという考えは一切ありません。小さくつくって大きく暮らす、小さな邸宅の暮らし方に共感していただき、大切に住んでくださる方にお譲りしたいと考えています。先着順というわけではありませんが、お声がけをいただいた方より順にお話を聞かせていただき、また私たちの話にもお付き合いいただき、その中で共感が生まれた方に・・・という流れで考えたいと思っています。
詳しくは、来月またご案内させていただこうと思っています。
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