芽吹き
April 16, 2021
大雪の中に埋まって枝がしなったり、折れてしまった樹木たちですが、この数日の暖かさでつぎつきに芽吹きはじめました。
この1、2月は塩屋新田の家が誕生して初めて経験した35年ぶりの豪雪。家の周りに2m近くの雪が積もり、アプローチから雁木の玄関ポーチに入るのも一苦労の状況でした。
この大雪を体験し、キノイエ板壁材の越後杉たちも今年のような大雪を何十回いえ何百回と乗り越えてきたのだと思うと頭が下がります。
そして、改めて大雪の中で育つ杉のしなやかな強さを大切に感じることができました。
そして、これからの季節は厳しい冬を耐えてきた越後杉の板壁に新緑が映える季節になります。
私たちがこだわりぬいたキノイエの素材ひとつひとつのストーリーをお客さまにお伝えしていきたいと思います。
「西本町の家」完成見学会予告
April 19, 2018
現在上越市内で建設中の「西本町の家(仮)」の完成見学会の開催日程が決定しました。
開催予定日は、5月26日(土)・27日(日)の2日間。時間は各日共に10:00~16:00を予定しています。
現在、内部の造作工事が進行中。PM2.5を98%カットしたクリーンな外気を熱交換しながら室内に取り入れる第1種熱交換換気システムを標準採用しているキノイエは、夏冬エアコン1台で快適な全館空調を実現できるよう設計されています。
詳細につきましては、後日こちらのサイトのイベントページにてご案内させていただきたいと思いますので、今しばらくお待ちください。
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最高の地元ライフをスタート!
December 18, 2017
先日、上越市内で新築予定のお施主様をお招きし、弊社担当スタッフと協力業者交えてのスタートミーティングが行われました。
最初の出会いは1年以上前。たまたま通りがかりに完成見学会ののぼりを見て弊社のモデルハウスにご来場いただいたのがきっかけでした。その時は漠然と家づくりを考え始めた頃で、その後数多くのハウスメーカーや工務店を見て回った結果、「自然素材を使っていてデザインがいちばん良かったのでもう一度きちんと話を聞きたい」ということで半年後に再度ご来場。実はその間に奥様のご懐妊もあり、これから生まれてくるお子様の健康な暮らしを真剣に考えた結果、キノイエをお選びいただいたことでこの度の計画がスタートしました。なお、奥様はめでたく今月無事にかわいい女の子をご出産。よって、この日のスタートミーティングは旦那様が代表してのご出席となりました。
スタートミーティングは、そうしたお施主様とのなれそめやご家族の構成、ライフスタイルなどをはじめ、工事に関わる担当者みんなでこれから新築する住まいの設計コンセプトや工事概要を皆で共有します。そしてまた、お施主様にとっては、実際に工事に携わるチームメンバーとの顔合わせにより距離を縮めていただくことを目的にしています。
ミーティング最後には、お施主様よりご挨拶をいただいたのですが、「数多くの住宅会社を見て回りましたが、カネタ建設さんの住宅にかけるこだわりは他の会社とは全然違いました。」という嬉しいお言葉に、「しっかりと見分けていただけた!」と私たちスタッフも本当にうれしい気持ちになりました。
また、お二人とも地元が県外というお施主様。はじめは晴れの日が少ないどんよりとした鉛色の空の日が多い上越地域の気候に馴染めなかったというお二人でしたが、暮らしていくうちに、食の豊かさ、暮らしやすさに少しずつ魅力を感じていき、「今ではこの地域がとても好きになりました」と笑顔で語ってくださいました。今回の住宅新築によって、まさにここがお施主様の新たな「地元」となるわけです。私たちの仕事は、家を建てることですが、実はいちばん大切な仕事は、その先にある、お施主様ご家族お一人おひとりの豊かな暮らし=「最高の地元ライフ」を実現することにあります。
お仕事もさることながら、多趣味で非常にアクティブなお施主様。来春完成予定のキノイエを新たな舞台に、新しいご家族と共に最高の地元ライフをスタートされることを心から応援しています。
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雪を楽しむ暮らし
December 14, 2017
12月7日~21日の間は、二十四節気でいう「大雪(たいせつ)」です。文字通り、私たちの暮らす上越地域のまちなかにも、この2日間で雪が降り積もりました。
昨日の「塩屋新田の家」はこんな様子です。どんよりとした空色の中、雪が降り積もると、まちに立ち並ぶ家々は少し寒々しい表情になりますが、キノイエの住まいは少し表情が違います。
越後杉の温かいぬくもりが感じられる外観が雪化粧とのツートーンカラーを生み出し、ひときわ美しい冬の表情に変わります。
そして、なんといってもナカのあたたかさは折り紙付き!裸足なのに、足元はポカポカ。エアコンやヒーターの直風も一切ない、じんわりとくる温もり。とても過ごしやすい理想的な環境です。
また、七十二候では12月12日~16日頃までの間を「熊蟄穴(くまあなにこもる)」と呼びますが、雪の降り積もる冬こそ、ソトの景色を思いっきり取り込んで暮らせるあたたかい住まいが理想ではないでしょうか?
キノイエのモデルハウス「塩屋新田の家」は、今月27日まで公開中です。自然素材に囲まれ、寒さ厳しい真冬の上越地域でもソトとナカをつないで快適に暮らせる住まいの魅力をぜひこの機会に体感してみてください。
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「大和の家」完成見学会スタート
November 14, 2017
昨日に続きまして、本日は週末同時開催となったもう一つのイベント、「完成見学会 大和の家」の模様をお伝えいたします。
こちらは、上越市大和地内に完成した、通称「雁木のある暮らし」をテーマにしたキノイエの最新作。なんと、11月11日(土)より30日(木)までの20日間、連続公開の見学会となります。(平日・休日を問わず、10:00a.m.~4:00p.m.まで毎日公開中)
こちらも、土曜日の大雨の影響で、少しお客様の出足が悪かったスタートとなりました。
それでも、その後、チラシやウェブで情報を知ったお客様が上越市内、糸魚川市内を問わず、何組もご来場いただきました。
玄関までの雁木アプローチ、そして広い土間空間が開放的な玄関ホールと吹き抜けに、「わぁ、いいなぁ」と思わず声を上げていたお客様も。
やはり、キノイエの世界観は唯一無二。コンパクトでありながら広がりのある空間、そして自然素材を程よく設計に取り入れたハイクオリティな仕上がりに、ご来場された多くのお客様に共感をしていただいていることを実感します。
こちらもご来場いただきました皆様に心より感謝申し上げます。「大和の家」は、今月30日まで平日も公開中です。ご見学には、ご予約いただけるとご案内がスムーズです。詳しくは、こちらのイベント情報をご覧ください。
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kinoie cafe & marche #2
November 13, 2017
週末2日間は、上越市内で同時開催のイベントを実施しました。
本日はまず、上越モデルハウス「塩屋新田の家」で行われた「kinoie cafe & marche #2」の模様からお伝えしたいと思います。
初日の11日(土)はあいにくの悪天候。激しい雨振りで少しお客様の出足も悪かった土曜日の午前中。それでも塩屋新田の家は、そんな雨模様も絵になる素敵な空間。
今回は、スゥイーツ工房くみさん、お茶の正香園さん、八百屋の土田さんにご協力いただき、住宅街にある小さな邸宅の小さなカフェ&マルシェを設営。いつもながら、こうしたこだわりのお店に主旨賛同していただき、出店のご協力をいただけるのは本当にありがたいことです。
そんな悪天候の中でも今回も何組みもの客様にご来場していただきました。
住宅会社のモデルハウスの展示会とはまったく趣が異なるこのカフェ&マルシェの雰囲気に、訪れた方からは、「なんか他の展示場と全然違いますね」という嬉しい言葉が。通常、住宅展示場を訪れる多くのお客様は、「営業マンに売り込まれそう」というイメージから、とても警戒してご来場されるのが普通ですが、なぜかここにご来場いただいたお客様は、積極的にスタッフに話しかけていただいたり、質問を投げかけていただける方が多いのです。「ここは別格」「とても新鮮」「時間の流れ方が違う」等々、これまでの住宅展示場のイメージを覆すテイストに皆さんとても興味を持っていただけたからこその反応なのかな?と、私たちスタッフもとても嬉しく感じています。
「建物を見る」のではなく、「そこにあるゆっくりとした時間」や「暮らし方そのもの」を感じ取れる展示場、それがキノイエの最大の魅力。そして、その空気感を敏感に感じ取っていただけた方は、日を分けて何度も足を運んでくださいます。
今回も新しい出会いがありました。ご来場いただきました皆様に心より感謝申し上げます。また次回もどうぞお楽しみに。
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「大和の家」撮影
November 1, 2017
本日は、「大和の家」竣工前の1回目の撮影を行いました。外構その他、まだ若干工事が残っていますので、今回は特に内部を中心に主要な部分を撮影しました。
リビングは吹き抜けのある開放的な空間。さらに、広く取った玄関土間とリビングダイニングスペースの一体感が他にはないキノイエ独特の「間」を形成しています。
TVボードや靴箱、ベンチソファをはじめ、今回は様々なアイテムをオリジナルで製作しました。自然素材の造作家具を目で楽しむ、手に取る感触を楽しむ、使い勝手の妙味を楽しむ・・・設計担当の粋なデザインが随所に光ります。
玄関アプローチは雁木を通って・・・毎日の「いってきます」「ただいま」を特別な時間に変える魔法の空間です。
お施主様のたっての希望で、二階フリースペースにはお気に入りのハンモックを。ここで読書やお昼寝を楽しむ時間は、まさにプライスレスの価値!
少しコンパクトなダイニングテーブル。これがまたご夫婦にとっての「ちょうどいい」距離。
外構はあともう少し。ソトとナカをつなぐ設計のおもしろさをぜひこの住まいで確認していただけたらと思っています。
完成見学会は、11月11日(土)~11月30日(木)までの20日間、毎日開催します。詳しくはこちらまで。
「一緒に時を重ねてほしい」
October 29, 2017
来月見学会を予定している「大和の家」が間もなく竣工を迎えます。雁木のあるこちらの住まいは、「おじいちゃん、おばあちゃんになったとき、自分たちがこの家で生活している姿が想像できた」という、お施主様ご夫婦のお言葉を頂戴し、実現した住まいのかたちです。
先日は、事前告知として上越タイムスさんの下段広告にほんの少しだけメッセージを入れさせていただきました。その内容は、こんな感じです。
「一緒に時を重ねてほしい」
プロポーズは人生で2回目。
おじいちゃん、おばあちゃんになったとき、
この家で暮らしていたい。
家にプロポーズする日が来るなんて。
何十年たっても飽きのこないシンプルさ、
まちの顔になる美しい外観。
ソトとつながる心地よさ。
自然素材、本物の安全・安心。
コンパクトでハイクオリティ、
かつコストバランスのいい住まい。
全てにおいてちょうど良い暮らし――
それが私たちの「キノイエライフ。」
・・・少しくすぐったいフレーズかもしれませんが、素直にそう感じられる住まいです。家づくりに余計な足し算をせず、真正面からお施主様と向き合い、「引き算」の設計で生まれた、まさに「キノイエスタイル」の家。
間もなく、セレクト家具の搬入と外構工事が完了します。来月の完成見学会をどうぞお楽しみに。
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「大和の家」連続20日間の完成見学会
October 25, 2017
これまで「雁木のある暮らしの家(仮称)」として、ご紹介しておりました上越市内で建築中の住まい、いよいよ足場も解体され、全体像が見えてまいりました。正式な住まいの呼称は、その地域から「大和(やまと)の家」と名付けられました。完成まであと一息。完成見学会は、来月いよいよ11月11日(土)よりなんと20日間連続で毎日開催いたします。
すっきりとしたシルエットに、糸魚川産の杉材を使用した外壁が美しい外観は、この先十年、二十年と歳を重ねるごとに深みが増し、既製品の建材では表現できないような個性を生み出していきます。まさに、まちなかに溶け込むデザイン。キノイエだけのアイデンティティです。
玄関の雁木アプローチは、毎日の「いってきます」、「ただいま」の時間をちょっぴり楽しくする魔法の空間。雨と雪が多いこの地域の住まいにとって、雁木の存在は、単なる「庇(ひさし)」という機能を超えた、豊かな暮らしのストーリーを演出してくれるはずです。
内部壁は、卵の殻を使ったエコ素材「エッグウォール」を中心に。杉の見せ梁やすのこ天井がアクセントになっています。白い壁と無垢材、「自然素材の家」を標榜する住まいは数ありますが、デザイン性と素材のちょうどよいバランスをしっかりと整えるというのは案外難しい作業なのです。
雁木のある暮らし「大和の家」完成見学会は、上越市大和地内で、11月11日(土)~11月30(木)までの間、毎日開催いたします(10:00a.m.~4:00p.m.)。イベント情報の詳細が更新されていますので、ぜひそちらをご確認ください。
今週金曜日の「上越タイムス」さんの帯広告にも見学会の告知が入る予定です。どうぞお楽しみに。
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地鎮祭
October 22, 2017
先日、上越市内でまた新たなキノイエの住まいの契約が結ばれ、地鎮祭が執り行われました。
奥様が妊娠されたことをきっかけに家づくりを考えるようになったお施主様は、工務店、ハウスメーカーをいろいろと回っていたところ、たまたま通りかかったキノイエのモデルハウスに目が止まり、自然素材を使っていて、デザインがいちばん気に入ったということで、そこから私たちとの出会いがスタートしました。
また、冬をいかに快適・健康に、そして経済的に過ごせるかということにも非常に関心が高く、その後、私たちの「エコで健康な家づくり」セミナーをはじめとする様々なイベントにも積極的にご参加いただき、断熱素材の違いや気密の仕組みなど一つずつ不明な点をクリアしながら、そして納得を重ねながらこの度の計画に至りました。この間、私たちスタッフとの交流も深まり、お施主様のご家族との距離が非常に近くなることで、より設計の精度が上がっていきました。このプロセス、本当に大切です。カタログ的な家選びは、必ずミスリードを生み、後々に様々な疑念と不信感を残してしまいます。「なんとなく気が付いたら契約書に判を押していた」という家づくりは契約を急ぐ住宅会社のエゴでしかありません。少し時間がかかってもこうした関わりの中からちゃんと家づくりをする、そのことに共感していただけるお客様をこれからも大切にしていきたいと考えています。
完成、お引渡しは暖かくなる春頃を予定しています。今からとても楽しみです。
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