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紙と鉛筆


July 31, 2016

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July 31, 2016

近年はどの住宅会社もCADによる設計が主流、というよりもほぼ標準の時代になりました。それまでは、多くの建設会社、設計事務所では、ドラフターと呼ばれる大きな製図板が使われていましたが、今はすっかり姿を消し、代わりに、全ての技術者のデスクにはパソコンが設置されています。

 

私たちの職場ももちろん例外ではありませんが、家づくりの工程全てをOA化・IT化しているわけではありません。時にはこうして、手描きによる設計をあえて行っています。

 

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お客様お一人おひとりのライフスタイルを細かくヒアリングしながら、居心地のよい空間とは何か?想像力を膨らませるためには紙と鉛筆が大活躍します。お客様とのお打ち合せも、担当者自らの手で描かれた設計図を用い、その場で飛び交う様々なアイディアを描き加えたり、時には消したりしながらお互いの考えを寄り添わせていく・・・そんな時間もとても大切です。

 

 

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キノイエの凄腕資金アドバイザー


July 30, 2016

キノイエの資金アドバイザー

July 30, 2016

キノイエには、家づくりにおいて非常に重要な「資金計画」に関する専門アドバイザーがいます。

 

キノイエの資金アドバイザー

 

普段は弊社の総務部門で活躍しているスタッフの藤田哲朗(ふじた てつろう)です。彼は、なんと前職が地元の金融機関。住宅ローンを長年取り扱ってきた専門家で、業界の仕組みを知り尽くしたファイナンシャルアドバイザーです。

 

長年、お客様の資金計画に寄り添い、相談に乗りながら、様々な家づくりの現場を目にしてきた彼が、「家づくりのお手伝いをしたい」と選んだ会社が私たちの会社でした。

 

資金セミナー

 

とても温厚で、物腰の柔らかい彼の語り口調は、彼の人柄そのものを表しています。そんな彼が開催する資金セミナーの内容も同様。複雑な「お金」にまつわる様々な仕組みについて、とても丁寧に、わかりやすく紐解いて説明してくれるので、住宅ローンについて考え始めた人にとっては絶対に役立つセミナーだとスタッフみんなも太鼓判です。

 

キノイエ セミナー

 

彼の資金セミナーを聞いてみたいと思われた方は、ちょうど次回は7/31(日)13:30に上越モデルハウス「塩屋新田の家」で開催しますので、ぜひご参加ください。また、その後のセミナー開催予定につきましても、随時イベント情報ページでご紹介していきますので、そちらをチェックしてみてください。

 

資金アドバイザー

 

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”やわらかい”けど”かたい”無垢の杉


July 27, 2016

圧密フロア

July 27, 2016
以前のブログ「無垢の床 違いと性質」でもご紹介しましたが、無垢の床には樹種(広葉樹・針葉樹)の違いにより、硬さの性質がまったく違い、特に針葉樹の杉は、柔らかく、断熱性がある反面、同時に傷つきやすいというデメリットも持ち合わせている(それは、考え方によっては味わいである)とお話しさせていただきました。

 

しかし、実は、キノイエで使用している無垢の杉フローリングは、ただ柔らかくて傷つきやすいだけの板ではありません。キノイエに使用している杉の無垢材は、「圧密処理」という特殊な加工が施されています。

 

キノイエ

 

圧密フローリングは、通常の杉に高熱のロールプレスを掛けることで表面を圧縮し、硬度を高めた製品です。

 

木目は普通、夏目と冬目の堅さの違いによってできる年輪というものがあります。通常は、製材加工場で製品化された無垢材は、表面がフラットでつるつるした状態で出荷されます。しかし、圧密処理を施した無垢材の表面には、その年輪の柔らかい部分が特に圧縮され、黒くて硬い筋の部分はあまり変化しないことで、いわゆる「浮造り」のような年輪の凹凸が際立った状態になります。これが、非常に足触りのよさにつながっています。この自然な風合いと心地よい感触は、素足で味わってもらえるとすぐに実感できると思います。毎日触れる場所ですから、その価値は価格以上です。

 

圧密フロア

 

そして、ロールプレスで圧縮された杉は、桧と同程度の硬度を持っています。杉は好きだけど柔らかいのでと敬遠されている方には、手頃な価格で桧相当の質感を味わうことができるので特にお勧めです。

 

元来、杉の魅力は柔らかさ・温かさにあります。その秘密は、以前にも触れましたように杉の組織構造にあります。実は杉の組織の約半分が空気の層で、いわば天然の断熱材。圧密フロアは、表面の1〜1.5ミリだけを圧縮していますので、木材内部の細胞は潰れていません。そのため、圧密処理により表面は硬くなっていますが、杉のぬくもりはそのままなのです。

 

無垢杉フローリング

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浴衣で見学会


July 24, 2016

キノイエ‗浴衣

July 24, 2016

昨日より2日間開催の「涼」を楽しむ暮らし方見学会、初日の昨日はとてもたくさんのお客様にご来場いただきました。スタッフ一同、心より感謝申し上げます。

 

浴衣で見学会

 

当日は、スタッフも浴衣&甚平の衣装でお出迎え。前日に社長の思い付きで急遽決定し、みんな大慌てで浴衣を用意(笑)それにしても、みなさんとてもお似合いです。

 

浴衣で見学会

 

会場となったモデルハウス「塩屋新田の家」は、この2日間だけ、ほんの少し前の上越地域の夏の暮らしを再現。同時に、その時代よりもぐんと性能が良くなった住まいだからこそ実現できる快適さを体感できるいくつものポイントを皆様にご欄いただきました。

 

キノイエ

 

浴衣着付け教室

 

そして、今回はお楽しみ企画もご用意しました。まず、専門家による無料浴衣着付け教室。ご協力いただいたのは、上越市内で長年ご活躍中の装道礼法きもの学院分院 長崎きもの学院の長崎幸江先生。長崎先生の指導はとても丁寧で、ご予約いただいたお客様も皆さん大変ご満足していただきました。また、長崎先生の無料着付け教室は土曜日だけの限定企画でしたが、なんと、長崎先生のご厚意により、本日も開催していただくことになりました!このチャンスにぜひ皆様も本式の浴衣の着付けを学んでみませんか?

 

キノイエ‗浴衣

 

長崎先生

 

そして、子供たちに大好評だったのは、風鈴づくりとかき氷のコーナー。ガラスの風鈴にアクリル絵の具で思い思いの絵を描いてもらいましたが、なかなかのセンス。近年、おうちに風鈴を飾る家庭も少なくなりましたが、そよ風にたなびく風鈴の音色はとても風流です。

 

風鈴づくり

 

浴衣‗キノイエ

 

風鈴づくり‗キノイエ

 

「涼」を楽しむ暮らし方見学会は、本日7/24(日)16時まで開催中です。ほんの少し前の上越地域の暮らしを現代の木の家で。家づくりで忘れてしまいがちなたくさんのヒントが詰まっている見学会です。どうぞお気軽に遊びに来てください。

 

キノイエ‗涼を楽しむ暮らし方見学会

 

夏の宿題

 

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「小さな邸宅」のつくり方


July 23, 2016

|上越市・妙高市・糸魚川市の工務店|注文住宅|木の家づくりハウスメーカー|キノイエ|

July 23, 2016

キノイエでは、これまで多くの住宅会社があたり前に行ってきた、間取りを足し算していくようなプランニングを行わず、「引き算する設計」に磨きをかけてきたと以前のブログでもご紹介しました。敷地全体を家と考え、切れ目のない、心地よい「場」を生むことに注力した引き算の設計により、小部屋の増殖を防ぎ、部屋どうしのつながりに連続性をもたせ、結果としてコンパクトで広々暮らせる空間を生み出すことが可能になります。

 

キノイエでは、平面プランを行うにあたり、まずは、敷地図に家の形を配置するところから始めます。そこで、最初に行うのは、「サイトプランニング」です。サイトプランニングとは、「建物は土地の形状にしたがう」ということです。道路に面した方向と太陽の向き、そして隣地に何が建てられており、どの方向からどのような景色が楽しめるのか、あるいはどこを隠すべきか、どこからどこへ風が流れていくのか・・・すべては縁あって手にした敷地によって、暮らし方に応じたベストポジションを見つけることがこの作業の最大の目的です。このサイトプランニングはとても重要で、最終的には、そこに住む人の行動スタイルも考慮して「坐(すわ)る」、「腰掛ける」、「寝転ぶ」位置を考えていきます。それぞれの目的に応じた居心地のいい「場」を決めていくわけです。単純な間取りの足し算では、「場所」は確保できても「場」がない住まいになってしまうことも十分に考えられます。その違いは想像以上に大きいと考えます。

 

ベースとゲヤ

 

このことが概ね決まってきたら、そこに実際の空間となる箱を配置してみます。そこで活躍するのが、写真のアイテム。「6×8」あるいは「6×6」等の数字の書かれた、何の変哲もない白い箱。ベース(母屋)になる部分がまさにこの箱です。この配置がある程度見えてきた段階で、今度はそこにゲヤ(下屋)のかけ方を考えていきます。キノイエではスケルトン(構造)は、概ね標準化をしており、サイトプランニングと居心地のいい「場」が決定することによって、おおよその家の全体像が出来上がってきます。これが6m×8mのベースであったり、そこにかかるゲヤの組み合わせであったりするのです。

 

ベースとゲヤ

 

スケルトン(構造)が標準化されているおかげで、材料も施工手間も読めるため、この段階で概ね建物本体の価格が明確になります。その代わり、内部の自由度はかなり高く、先ほど触れた居心地のいい「場」を上手に配置することが可能になります。また、キノイエでは、内部の造作にも標準化された上質素材のアイテムを用意していますので、比較的リーズナブルにこだわりを追加することができるのです。

 

キノイエ外観模型

 

単なる間取りの足し算をする自由設計ではなく、その土地・暮らし方に合わせ提案する「居心地設計」。無駄のないコンパクトさ。コンパクトあるがゆえに経済性と上質さを追い求めることができる家、それが「小さな邸宅。~キノイエ」のこだわりなのです。

 

キノイエ内観模型

 

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シンプルな窓


July 21, 2016

M窓

July 21, 2016

シンプルで、何十年経っても飽きのこないデザイン。キノイエが追及しているポリシーの一つです。

 

そのシンプルで美しい外観を際立たせている要素の一つ。それは窓です。

 

M窓

 

キノイエでは、メインである正面吐き出し窓をご覧の通り、サッシが全て外壁に引き込まれる設計にしています。たったこれだけで、ソトとナカの印象が大きく変わります。塩屋新田の家では、引き込み側の外壁に杉板のパネルを配置して、その中にすっぽりとサッシが入りますので、窓を全開放した時、とてもスッキリとした印象になります。

 

M窓

 

細かな工夫で大きく変わる住まいのデザイン。キノイエで取り入れている工夫はこの他にもまだまだたくさんあります。家のデザインは、とても奥が深いのです。

 

キノイエ外観

 

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住まいの呼吸法


July 19, 2016

マーベックス

July 19, 2016

突然ですが、ヒトは肺呼吸、魚はエラ呼吸ですね。ヒトは肺を動かすことによって、新鮮な空気を体内に取り込み、汚れた空気・不要な空気を外に排出します。魚はエラを動かすことによって同様の働きをします。泳ぎを止めると呼吸が止まる魚もいますから、エラの機能や必要な呼吸の量にも差があるようですね。ちなみに、昆虫はどうかというと、通常、お腹の脇に「気門」という穴が開いており、自らの体を動かすことにより空気を吸い込むような働きをします。一部には、エラのような働きをする器官が付いている虫もいるそうです。つまり、すべての生き物にとって「呼吸」とは生命にかかわる重要な機能であり、その考え方や働きにも違いがあるということが分かると思います。

 

魚

 

昆虫

 

では、住まいはどんな呼吸の仕方をするのでしょう?住まいでいう呼吸とは、つまり「換気」のことです。住まいも生き物です。常に新鮮な空気を取り込み、汚れた空気は排出しなければ、住まいのあらゆる箇所に、あるいはそこに住む私たちの健康にも大きな影響が生じます。

 

実は、建てる会社によって、あるいは住まいの仕様によって、呼吸の方法が違ってくるのです。これは、日本の住宅業界自体が、この分野に関してまだ進化・発展の途上であり、規制が甘く、企業によって様々な考え方や重要度の差が存在していることに起因しています。ですので、自分たちが建てる住まいの呼吸法を知っておくことはとても重要なことなのです。

 

ほんの少し前までは、日本の家はほとんどが無換気に近い作りの家でした。換気といえば、必要に応じて窓を開け閉めすることで事足りていたからです。しかし、現在の住宅を取り巻く環境は激変しました。気候の変化、外気の汚染度合い、住宅の高気密化、合成建材の普及とそれに伴うシックハウスの問題などから、2003年にようやく法改正され、住宅の新築にあたっては24時間換気の機能が義務づけられるようになりました。1時間あたり住宅内の居室の空気の1/2(0.5回)を外の空気と入れ替えるよう取り決めることで住宅内のシックハウスに関する化学物質の濃度を下げることが換気の目的です。

 

それに伴い、現在の日本の住宅業界で取り入れられている、機械による換気方法は、主に大きく以下の方法に分類されます。

 

<第1種機械換気>

外気を室内に取り込むことと、室内の空気を室外へ捨てるのを同時に機械で行う換気方式のことを指します。第1種換気は各居室に安定して新鮮な空気を供給する長所がありますが、給気と排気の両方にファンが必要なためにその駆動エネルギーが大きいことがデメリットになる場合があります。また、ダクト式の場合、給気ダクトが汚れると汚れたダクト内を空気が流れる事になります。

 

<第2種機械換気>

外の空気を室内に換気機器を使って取り込み、その圧力の差で室内に設置された換気口から空気を室外へ捨てる換気方式のことを指します。つまり、吸い込んだ分だけ、後ろの穴から抜けていくようなイメージをされるとわかりやすいと思います。最大の特徴は、常に圧力が一定になるという点です。

 

<第3種機械換気>

室内の空気を室外に換気機器を使って押し出し、その圧力の差で室内に設置された換気口等から室外の空気を取り入れる換気方式のことを指します。単純に第2種換気と真逆の考え方にあたるのが、この第3種換気です。また、第2種換気とは違い、常に排気を行っているため、設計によっては家の中が圧力不足(=給気不足)になるケースもあります。

 

 

換気方式

 

ここまでは、いわゆる「呼吸の方法」の違いについての説明でした。次に、換気における最大のデメリットについて触れてみたいと思います。この3つ方法のいずれにも共通することは、換気によって外の温室環境の影響を100%受けてしまうということです。夏のじめじめした蒸し暑い空気や、冬の乾燥した冷たい空気をそのまま室内に取り込むため、冷暖房機器の負荷も大きく、また建物や人体に与える影響も大きくなります。そこで、その点に十分に配慮した設計や機械装置に関する工夫が必要になります。

 

そうした中、キノイエでは、「第1種”熱交換”換気」の方法を採用しています。この方式は、単なる給排気の機械運転だけではなく、室内の涼しい(暖かい)空気を外へ捨てる際、その熱を回収・交換して室外から取り入れる暑い(冷たい)空気をなるべく室内の温度に馴染ませて取り込むことができることが最大の特徴です。つまり、換気の際に捨てられてしまう室内の涼しさや暖かさを再利用(熱回収)するので、夏はエアコン、冬は暖房等の省エネ運転にも貢献します。さらに、冬には室内の排気から水蒸気を回収して室内に戻すので、室内の乾燥防止にもなります。

 

 

熱交換換気

 

 

この方式のデメリットは、他の方法と比べて高性能となるため、コスト増になるということが挙げられますが、外気の影響を最小限に食い止めることは、住宅の寿命、冷暖房効率、そして何より住む人の健康面で考えても必須の課題であり、健康被害や住宅の改修にかかる費用などの生涯コストを考えると、とても合理的なのではないかと考えます。先ほど、「様々な考え方が存在する」と説明しましたが、現段階において、この熱交換換気以外の方法では、皆様に安心・安全・快適をお届ける家づくりは実現できないのではないかと考えており、また、家づくりの過程において、こうした説明を絶対に省略してはいけないものだと考えています。

 

また、この熱交換システムについては、各社に違いがあり、多くは天井裏に設置するケースが主流ですが、キノイエでは床下に設置する方法を採用しています。床下から給気する空気の流れは、住宅の床下も計画換気の対象となり、さらに施工方法を工夫することにより、小屋裏空間でさえも空気の通り道とすることができます。

 

マーベックス

 

マーベックス

 

細かい話ですが、室内の排気口の配置にも違いがあり、キノイエでは天井ではなく床面に配置されています。ホコリ・花粉・臭気は床面に溜まりやすいのですが、従来の壁や天井にガラリが設置されている換気システムだと、床面に溜まったホコリや花粉を、人が呼吸をしている空間まで巻き上げてしまいます。ホコリを舞い上げて吸い取るのではなく、ゆっくりと沈んだホコリをやさしく吸い取る方式は非常に効率がよいと考えています。昔、よくお母さんが朝に掃き出し窓を開けて掃除していた記憶を思い出すと、夜中の間に沈んだホコリを効率よく除去することが目的だったのだと合点がいきます。

 

吸気口

 

床下吸気

 

また、外気の不純物対策も万全で、花粉やPM2.5を除去できる外気清浄機を床下に設置し、ここから給気しています。加えて、床下空気の温度は、夏は外気よりも涼しく(25℃前後)、冬は暖かい(15~18℃前後)ため、住まいの空気を常にクリーンに保つだけでなく、暑さ・寒さをやわらげます。また、床下は常に換気が行き届いているため、湿気が溜まるという心配がありません。

 

PM2.5対策

 

いずれにしても、こうした緻密な計画換気と室内環境の維持を可能にするためには、住宅の気密性能を高いレベルにまで引き上げる必要があります。つまり、いくら高性能な換気設備を導入しても、家中が隙間だらけでは何の意味もありません。キノイエでは、全棟気密試験を行い、建築した住まいにどのくらいの隙間が空いているのかを厳しくチェックしています。ちなみに、キノイエの住宅隙間相当面積(C値)は0.3~0.4㎠/㎡を標準性能としています。わかりやすく例えると、40坪未満の家全体に対し、隙間のサイズが名刺以下というレベルです。現在、日本国内に流通している住宅のおよそ90%以上がC値=5㎠/㎡以上(大半は測定不能あるいは未測定)で、想定では、新聞紙を広げた大きさ以上の隙間サイズがあるといわれている中、キノイエの隙間がいかに小さく、エリアトップクラスの気密性能であるということがお分かりいただけるかと思います。なお、この気密のお話や、隙間相当面積C値の説明については、こちらのブログで後日詳しくお伝えしていきたいと思います。

 

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人の呼吸にも腹式呼吸と胸式呼吸があるように、家の呼吸法にも違いがあり、その方法の違いが、その後の健康に大きな影響を与えます。少し専門的で難しい話かもしれませんが、とても重要な要素ですので、この機会に少し気に留めていただけたら幸いです。

 

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吊りデッキ


July 17, 2016

新潟の工務店|注文住宅|現代町家|自然素材の家|木の家|キノイエ|

July 17, 2016

キノイエのアイテムをまたまたご紹介。今回は「吊りデッキ」です。

 

吊りデッキ

 

住まいのコストダウンは至上命題です。しかし、コストダウンによっていちばん失われやすいのが、外観の個性です。特にバルコニーや出窓など、立体的な造作はコストアップの要因となり、設計上敬遠されつつあります。結果、家は平面的なつまらない顔になってしまいがちです。

 

吊りデッキ

 

そこで考案されたのが、この「吊りデッキ」。一般的なバルコニーやベランダとは一線を画し、この吊りデッキは登り梁を軒に大きく突き出させ、そこからボルトで吊る仕組み。実にシンプル。現代町家の標準設計パーツとして規格化されていますので、オリジナリティを持ちながらも施工にかかる費用がリーズナブルです。しかも、上から吊るという構造的メリットは非常に大きく、地上からの柱が不要になります。これにより、デッキ下に障害物がなくなり、自由度の高い空間設計が可能になります。

 

また、強度も十分にありますので、ベランダとしてはもちろん、物干し、プランターなどの植栽置き場としても機能します。

 

キノイエ外観

 

吊りデッキは、住まいに立体感とアクセントを与える機能美の優れたアイテムなのです。

 

コンパクトでハイクオリティ、かつコストバランスのいい住まい。それがキノイエの基本理念です。

 

吊りデッキ

 

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キノイエのスタッフたち その2


July 15, 2016

キノイエスタッフ

July 15, 2016

本日は、また一人キノイエスタッフのご紹介です。

 

キノイエスタッフ

 

今回ご紹介するのは、前回ご紹介した杉の上と共にキノイエのブランドディレクターを務める藤田麻実子(ふじた まみこ)です。

 

上越市出身。今年で在籍12年のベテランセールスエンジニア。二級建築士。常に笑顔で人と接する彼女のキャラクターは、多くのお客様から愛され、厚い信頼を得ています。

 

そんな藤田のキノイエでの主な役割は、ブランドディレクターとして、特にお店づくりと魅力発信に力を発揮。来週開催される「涼」を楽しむ暮らし方見学会の企画も彼女が中心となって組み立てられたもの。しかも、このチラシ作成にあたっても、モデルハウスの演出や広告用の撮影に至るまで、まるでテレビ局のADさん並みに一人で何役も担っています。撮影時、どうしても演出上欠かせないアイテムが上越市内のお店になかなか置いていないと知るや否や、市内の雑貨店を隈なく駆けずり回って撮影ぎりぎりに間に合わせたり、小さなモデルのちーちゃんが途中で飽きて投げ出してしまわないように、おもちゃを持ち出してあやしたり、バイタリティあふれる彼女の動きはなかなか真似できるものではありません。

 

キノイエスタッフ

 

そんな彼女の最大の武器は、その明るさと共に多くの仲間を巻き込む「チームづくり」の力。その力は、入社して間もない新人時代から既に遺憾なく発揮されています。当時、会社から指名された企画チームで、突然「感謝祭をやりましょう!」と発案。なんとそれこそが、現在までカネタ建設で12年間続く、1日で3,000人以上を集めるモンスターイベント「オレンジフェア」なのです。当日総勢70名ほどになる運営スタッフは、ほとんどが藤田よりも年配の男性社員と協力業者の幹部社員たち。彼女を中心リーダーとした実行委員会がその全てを取り仕切っていますが、これを可能にしているのはまさに、彼女の「人を巻き込む力」に他なりません。

 

オレンジフェア

 

オレンジフェア2015

 

キノイエスタッフ

 

このオレンジフェアの誕生秘話、波乱万丈の成長ストーリーについては、話せば非常に長くなりますので(笑)、いつか別の機会でお話しすることにしたいと思います。

 

キノイエスタッフ

 

キノイエスタッフ

 

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小さなこだわり


July 11, 2016

こいずみ道具店のTongue

July 11, 2016

こいずみ道具店のTongue

 

キノイエのこだわりは、細部に息づいています。

こちらは、家具デザイナーの小泉誠氏が手掛ける「こいずみ道具店」の「Tongue」というアイテム。革の取っ手で、大きなネジで取り付けるというシンプルさ。遊び心満載です。そして、使い込む程、手に馴染んできます。

 

このTongueは、収納の取っ手の他、吉村障子の引き込み用の取っ手等、隠れた場所にもさりげなく使用されています。

 

tongue

 

このTongueを使った家具が採用されているキノイエ上越モデルハウス「塩屋新田の家」の見学はこちらまで

https://www.kinoie-niigata.com/gallery/model_index.html

 

※小泉 誠  Makoto Koizumi
 
1960年東京生まれ。デザイナーの原兆英・原成光両氏に師事した後、1990年コイズミスタジオ設立。箸置きから建築まで生活に関わる全てのデザインを手掛ける。2003年にデザインを伝える場として東京の国立市に「こいずみ道具店」を開き、リアルなデザイン活動を展開している。

 

 

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