暮らしの勉強会
October 9, 2016
キノイエでは、定期的に「暮らしの勉強会」を開催しています。

毎月1~2回程度開催し、「得する住宅ローンの選び方」、「エコで健康な家づくり」、「木の家づくりコンセプト」、「暮らし方から考える土地相談会」という4つのテーマの中からお客様の知りたいテーマ選んでご予約いただくというスタイルをとっています。
今月はこの土日2日間に渡り開催。おかげさまで今回も各テーマに様々なお客様からご予約いただきました。中には、「全ての勉強会に参加したい」ということで、2日間に渡って会場に足を運んでいただいたお客様もいらっしゃいました。この場をお借りして心より感謝申し上げます。

各勉強会のテーマは、スタッフがこれまでの経験と最新の住宅事情を元に作成されたプレゼンテーションを中心に、家づくりの前にお客様に本当に知っておいていただきたい重要なポイントをわかりやすく解説します。参加いただいたお客様はこまめにメモをとったり、気になる部分について質問されたりと、皆さんとても真剣。普通の完成見学会や展示場では聴けなかった話がどんどん飛び交います。家づくりで最も大切なことは、作り手とこうした真剣なキャッチボールを何度も繰り返すことで、お客様自身が自分たちが建てようとする家の全てに確信をもつことではないかと思います。
ちなみに、各勉強会のポイントについてほんの少しだけご紹介すると、こんな感じです。
「得する住宅ローンの選び方」
✓元銀行マンが行員時代にはお伝えできなかったことを家づくりを応援する立場からホンネで解説
✓住宅ローンの選び方で、一生涯に支払う金額が数百万円も変わる!?
✓金利の種類は大きく分けて3種類、その長所短所をよく理解して金利を選ぶことがとても重要
✓住宅ローンは借りた後のことも考えて選ぶことが大事。借りた後のポイントについても丁寧に解説します
✓e.t.c.
「エコで健康な家づくり」
✓日本の住宅は環境先進国に比べて何十年も遅れていることをご存知でしたか?
✓どこの住宅会社も唱えている「高気密高断熱」には、考え方やレベルに大きな差
✓快適で省エネな家は注文しても簡単には手に入らない
✓健康を害する家、健康を維持できる家、その違い
✓「見えないコスト」を知る 建てる家の生涯価格を知る
✓e.t.c.
「木の家づくりコンセプト」
✓なぜ自然素材はいいの?
✓日本人の暮らし方と住まいが果たしてきた役割 そしてこれからの家
✓木の家の本当の価値
✓本物を知ると、家づくりが変わる
✓小さくつくって大きく暮らす「引き算」の設計
✓e.t.c.
「暮らし方から考える土地相談会」
✓家づくりを本業とする会社だからこそ話せる土地選びの真実。
✓分譲地の中にある4種類の土地、あなたはどこを選びますか?
✓土地は平面だけではなく立体で考える。土地選びに必要な「目」を養いましょう。
✓スーパーで牛乳を買う/不動産屋さんを通じて土地を買う・・・2つの話から学ぶべきこと。
✓e.t.c.

スタッフも常に勉強。そして勉強会を重ねていく中で、お客様からいただいたご意見やご質問を元に、その都度、勉強会の中身をより聴きやすくわかりやすいものへと進化させていきます。家づくりをお考えの皆様に、「参加しておいて本当によかった!」と思っていただけるような、価値のあるユーザーメリットをご提供できる、オンリーワンの勉強会をお届けしていきたいと思います。
暮らしの勉強会について、ご興味のある方はぜひ私たちまでお声がけください。
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技術で「閉じる」、デザインで「開く」
October 8, 2016
住まいを高気密・高断熱化することで得られるメリットが、単に「冬暖かく」「夏涼しい」ということだけでは、建築屋としてはとても中身の薄い話です。大切なのは、「暮らし方」に与える変化とメリットでしょう。
例えば、以前のブログ記事「玄関ホールを使い倒す」。この記事では、玄関ホールをリビングの空間として取り込み、小さくつくって大きく暮らす一つの工夫としてご紹介させていただきましたが、それを実現しているのは、高い断熱気密性能、つまり、きちんと「閉じる」技術が確立されているからです。



ところが、一方で、高性能な断熱材の吟味に力を入れながらも、内部に寒さを残すような設計を当たり前に行っている家づくりもまだまだ多く存在します。その典型が玄関。玄関が冷える設計のままだと、ホールと廊下も寒くなり、何重ものドアで仕切りをし、風除室まで設けて寒さに備えるような設計になっている住宅をよく見かけます。中途半端な断熱材知識のまま設計を行うと、必然的に、玄関ホールは寒い場所だと常識的に考えて、家の中にあってもさらに閉じてしまう場所が生まれてしまうのです。

これがもし、明確な根拠をもって家のナカとソトをしっかりと断熱できれば、内部は徹底して開放的な空間にデザインすることが可能となり、暮らし方にも様々な可能性が生まれてきます。玄関やホールが居間の一部になるだけでなく、床下や屋根裏も変化に富んだ内部空間になります。

正しい技術で「閉じ」、デザインで「開く」という設計思想をもつことで、住まいはよりコンパクトでも広々と暮らせる高性能なものへと進化させることが可能です。「小さくつくって大きく暮らす」をロジカルに実現する。これが「小さな邸宅~キノイエ」のポリシーです。
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丸テーブルがつくるやわらかい日常
October 1, 2016
丸テーブルには、四角いテーブルにはない良さがあります。

ひとつはスペースの取りやすさと動線が非常にスムーズになり、周囲を動き回れるようになる利点。長方形のテーブルだとどちらか端を壁に寄せたり、角が邪魔になって通り抜けしづらい間取りになる場合が多いのですが、その点、丸テーブルは小さなスペースにあってもしっかりと余白を活用できます。サイズも非常にコンパクトで済みます。4人家族であれば、テーブルの直径は最低110cmほどから、6人家族でも最低120cmほどあれば十分です。

そして、もう一つの良さは、「みんなが顔を合わせることができる」点です。長方形のテーブルとは違い、全員が同じ距離で向かい合い会話ができるので上座も下座もなくなり、自然と関係もやわらかくなります。

毎日忙しい生活を送っている私たち。家族それぞれに時間に追われ、ゆっくりと家族全員で向き合える時間はとても貴重です。せめて食事の時間だけは全員が向かい合わせで会話を楽しむ・・・そんなお手伝いができるのが、この丸テーブルなんです。

家具選びも重要な住まいの設計の要素です。家具一つで、暮らしのやわらかさが変わります。
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大事なことは目に見えない
September 29, 2016
以前から注目していた書籍がいよいよ発刊され、弊社の手元にも届きました。

その名も『あたらしい家づくりの教科書』(新建新聞社)。アマゾンの書籍紹介欄には、こう記されています。
365日×数十年過ごす生活の舞台としてふさわしい家とは何か?
この本は、はじめて家を建てる人を対象に「良い家づくり(高性能なエコハウス)の意義(メリット)」を伝える指南書。健康、光熱費、デザイン、暮らし方、地域経済や地球の裏側の話まで、目に見えない部分を、わかりやすいイラストや写真、説得力のある言葉で表現している必見の1冊です。家づくりをお考えの方は、ぜひ一読されることをお勧めします。キノイエが目指す考え方が凝縮された一冊です。
ちなみに、9人のエキスパートの顔ぶれは、業界の中では知る人ぞ知る錚々たるメンバーです。
今泉太爾(日本エネルギーパス協会)/伊礼智(伊礼智設計室 代表)/岩前篤(近畿大学 建築学部長)/竹内昌義(東北芸術工科大学 教授/みかんぐみ共同主宰)/前真之(東京大学 准教授)/松尾和也(松尾設計室 代表取締役/パッシブハウス・ジャパン理事)/水上修一(YKKAP 執行役員 商品企画部長)/森みわ(キーアーキテクツ 代表/パッシブハウス・ジャパン代表理事)/三浦祐成(新建新聞社 代表取締役社長)




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窓を開ける?開けない?その前に
September 23, 2016
天気のいい日は窓を開けて自然の空気と景色を思いっきり住まいの中に取り入れる。晴天の少ない上越地域では、こうした貴重な日を大切にしたいですね。
しかし、窓を開けてはいけない日もあるのです。
下は、日本気象協会がウェブサイト「Tenki.jp」の中で日々公開しているPM2.5の分布予測です。48時間後までの分布予測を見ることができます。

画像は、9月23日9時時点の分布です。日本海上空の気圧と西日本上空の前線の影響か、PM2.5の大半は中国大陸に滞留したままの状態がよくわかります。
そして、この動きは、その日の上空の気流や気圧、前線の動きによって全く変わってきます。

今年の1月4日の当時の予測分布。上越エリアもうっすらと覆われていますね。

これが4月16日の分布予測になるとこうなります。西日本が特にひどい状況に。

ちなみに、昨年の3月27日の予測分布はこんな感じ。上越地域のPM2.5量もかなり増えています。上越地域も安全とはいえないのです。
既にご存知の方も多いと思いますが、PM2.5は粒子の直径が2.5マイクロメートル以下の微小粒子。ぜん息の原因となるハウスダストの直径がおおよそ10マイクロメートル、花粉症の原因のひとつであるスギ花粉は直径20マイクロメートル以上あるので、それとの比較で考えても、いかにPM2.5が微細な粒子であるかがお分かりいただけると思います。粒子の直径が小さいほど肺の奥まで届くので、健康への影響も大きいと考えられています。


こうなると、PM2.5の分布量が多い日は、当然窓を閉め切っておくことが無難・・・となるわけですが、ここで問題となるのは家の隙間と換気の設備。先ほどご説明したように、PM2.5の粒子の細かさですと、従来の一般的な施工の住宅であれば、すき間が大きいため、窓を閉め切っていても、あらゆる侵入経路を通じてPM2.5が入り込んできます。また、PM2.5は花粉などの粒子とくらべて非常に小さく軽いため、空気中を長時間漂っています。汚染物質が家の中に長期滞留することになります。また、現在の住宅は全館換気が義務付けられていますが、この換気のフィルター自体の性能にも大きな違いがあり、PM2.5をしっかりとシャットアウトするフィルターを備えてある機器を選ばない限り、窓をどれだけ閉め切っていても、換気口を通じて汚染物質がどんどん侵入してくる結果となってしまいます。
以前のブログ(「すき間だらけの日本の住宅」/「住まいの呼吸法」)でもご紹介したように、キノイエは、すき間のない家が標準。次世代省エネ基準では全く義務付けられていない隙間相当面積(C値)を全棟実計測し、標準値を0.2~0.4㎠/㎡(40坪の住まいであれば、名刺7割程度のすき間)としています。ちなみに、日本の既設住宅の90%以上がC値=5㎠/㎡以上で、多くは未測定のため実態は不明です。また、換気システムについても、キノイエでは、電石加工されたフィルターでPM2.5を98%キャッチして室内にきれいな空気だけを取り込む仕組みを標準装備しています。ここは会社によって大きな違いになる部分です。



自然素材を使うことばかりでは、本物の「健康住宅」にはなりません。自然素材の良さを生かす考え方を大切にしつつも、そのベースには、本当の健康な暮らしを考え、科学的な根拠をしっかりと設計に反映することが絶対条件になると考えています。

健康な暮らしにとって最も重要なデバイスである住まい。こうした仕組みと対策さえ分かれば、その性能を無駄なく発揮できるようなコントロールが可能になります。
そして、分布予測をチェックしながら、閉じる時は家をしっかりと閉じ、「ここ一番空気がきれい!」という日にこそ、思いっきり開いてソトの開放感をナカに取り込みましょう。
さて、いよいよ明日より2日間、秋の暮らし方見学会‟おうちキャンプ”が始まります。ソトとナカをつなぐキノイエの住まいだからこそ楽しめる暮らし方をぜひご覧ください。詳しくは、こちらのイベントページをご覧ください。
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まちの風景を構成する素材を生かす
September 22, 2016
地元にあるちょっとした古い石積みの塀垣。

上越地域には、まだこうした古い構築物が様々な場所に残っています。そして、その地区のまちなみを形成する風景の一つとして溶け込んでいます。そしてよく見ると、その古さもまた、デザインとして見た時に様々なインスピレーションが生まれます。

例えば、その石積みの塀垣に生えた苔。苔は自然が生み出したアート。独特の質感を持ち、他の草木にはない色合いを持っています。また、陽の光を受けると鮮やかな色彩を放つという特徴も持ち合わせています。こうして、視点を変えると様々な生かし方が生まれてくる苔は、実際、すでに伝統的な和風建築の庭に留まらず、現代の住宅や商業施設などにも活躍の幅を広げ、進化を続けています。そんな素晴らしい素材が、このまちのあちこちに風景の一部となって存在しているのです。

ちなみに、2020年東京オリンピックの新国立競技場のデザイナーとしても注目を浴びている建築家の隈研吾氏も、軽井沢のアートミュージアムに「風通る白樺と苔の森(チャペル)」と題したこんな作品を残しています。

ソトとナカをつなぐ小さな邸宅。キノイエの設計思想には、こうしたまちの風景を構成する素材を生かすことも重要な仕事であると捉えています。

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すき間だらけの日本の住宅(後編)
September 15, 2016
昨日は、日本の住宅の高性能化はまだ発展途上ということ、中でも住宅のすき間が大きいと住宅の性能に大きな影響を及ぼし、様々な弊害を生むということについて触れました。本日はその続きで、このすき間面積を下げる取り組みと次世代省エネ基準との関係、住宅業界の現状についてお話ししたいと思います。
一般的に、住宅の隙間を測る基準として「C値」(隙間相当面積)と呼ばれる指標が使われます。C値とは、建物面積1㎡あたりにどれくらいのすき間面積があるかを示した数値になり、例えば、C値=3とすると、建物1㎡あたりに、3㎠の隙間が存在するということになります。
ちなみに、現在の日本のストック住宅の90%以上は隙間が大き過ぎてC値の測定ができないレベル(一般的には、C値=5㎠以上で測定不能になる)というのが実態で、そのすき間のサイズは40坪の家に例えると、新聞紙を広げた以上の大きさになるといわれています。また、そもそもC値の測定そのものを実施していない会社が大勢を占めているというのが実態なのです。


ところで、次世代省エネ基準には、外皮平均熱貫流率(UA値)と呼ばれる、住宅の断熱性能を表す指標が使われますが、実は、C値の測定義務がないのです。つまり、どれだけ断熱性能等級の高い建材を使用して、基準に満たした住宅を建てたとしても、すき間に関しては全くの無法地帯ということになります。例えていうなら、「カシミヤ100%の厚手のコートに無数の穴が空いていてたとしても、それは次世代基準をクリアしたコートです」となるわけです。これが2020年に義務化される次世代省エネ基準の姿なのです。(UA値については、また別の回でお話ししたいと思います)
ちなみに、一部では非公式ながら、次世代省エネ基準におけるC値の目安は5㎠/㎡程度であるといわれています。繰り返しますが、目安であって測定義務はありません。C値=5㎠/㎡とは1㎡当たりのすき間が5㎠という値で、延べ床面積40坪の住まいで例えるなら、すき間はA4サイズのノートパソコンの画面くらいの大きさになります。実は、多くの一般的な大手ハウスメーカーや工務店のC値平均が2~5㎠/㎡(まだ測定そのものを実施していない会社も多い)と言われています。実は、住宅にこれほどのすき間があると、前述した計画換気も不完全となり、全室空調の循環機能などに確実に影響します。結果、室内の空気汚染の心配に加え、足元と天井の温度差や部屋毎の温度差が拡大するという現象が生まれます。

それに対し、キノイエの家はC値=0.2~0.4㎠/㎡が標準です。例えば40坪の家の場合、その隙間は名刺のおよそ7割の大きさしかありません。ここまでのレベルになると計画換気はほぼ完璧で、室内の空気循環は安定し、冷暖房効率も目に見えて向上します。結果として足元と天井、ひいては1階と2階の温度差が解消されます。
ただし、すき間だけに意識を向けていても片手落ち。それだけではいい家にはなりません。巷にはC値レベルをもっと下へ下へと追求し、ことさらC値を強調する住宅会社も存在しますが、C値は0.5~0.3㎠/㎡の範囲であれば充分で、それ以下のC値競争はあまり意味を成しません。それよりもむしろ、どのような断熱施工を組み合わせるのかによって、はじめてコストバランスの良い高性能な省エネ住宅になります。
ちなみに、キノイエは、結露の心配のない最高レベルの断熱性能を持つフェノールフォーム断熱材と構造材をサンドイッチにしたパネルを組み合わせることで、職人の技量のばらつきの影響を受けにくい高い施工精度を保持しつつ、気密性と断熱性、そして同時に耐震性能を高水準で実現しています。


日本の住宅業界はデザイン的には進化していますが、その中身の大きな違いについては、ほとんどの消費者の皆様には伝わっていません。賢い住まいづくりには、買い手の皆様のちょっとした勉強が大きく左右します。
ちょっと難しいテクニカルな話になりましたので、本日はこの辺で。次回は断熱性能のさらに詳しいお話や、他の指標についても少しずつ紐解いて解説してまいりたいと思います。

省エネ建築士の資格を持つキノイエのスタッフたち
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すき間だらけの日本の住宅(前編)
September 14, 2016
住宅の広告には、「高気密・高断熱」、「省エネ」、「ゼロエネルギー」等のフレーズが飛び交っています。各社は住宅の高性能化をしきりに宣伝し、消費者の皆様の心を掴もうと躍起になっています。
ここで、結論から申し上げますが、実は、日本の住宅の高性能化はまだまだ発展途上です。
政府は、改正された「次世代省エネ基準」を明示し、2020年までに全ての新築建造物の断熱化を義務化する方針を打ち出しています。そして、各社は自分たちのつくる住宅が、既にその基準に適合しており安心かつ省エネであることをしきりにアピールしています。しかし、果たしてその基準自体が具体的にどのレベルなのかを語る住宅会社が少ないように思います。(「次世代省エネ基準」をウィキペディアで調べていただけると、その位置づけが少しお分かりになると思います)
今回は、住宅性能の一端を握るものさしである「すき間」について例に挙げ、従来の一般的な住宅と次世代省エネ基準、そして私たちキノイエが快適標準性能と考える基準の違いについてお話ししてみたいと思います。
住まいの性能を語る際、いくら高品質の断熱材を使っていても、すき間だらけの家では全く意味がありません。すき間が大きくなるほど、建物の燃費が悪化するのはもちろん、外気が直接触れることで室温と外気温の温度差による結露発生のリスクが上がり、健康被害など様々な問題を引き起こします。

そして何より、気密性の悪い住宅は「換気不良」を起こします。つまり、「計画換気」の出来ない状態に陥り、汚れた空気がいつまでも住宅内を滞留することにつながります。穴だらけのストローではちゃんとジュースを吸い込めないのと同じです。
何となく「行き過ぎた高気密化は住宅を息苦しくさせ、空気を悪くする」「適度に隙間がある方が住まいの空気環境によい」「遮断ではなく自然との調和」ということをうたう住宅会社もあるようですが、それは建築セオリーから見ると全くの誤りです。中途半端なすき間住宅ほどたちの悪いものはありません。イメージに惑わされず、住宅性能の本質を具体的に語れる住宅会社を探すことがとても重要です。
少し長くなりますので、本日はここまでとして、続きは明日のブログにて詳しくお話ししたいと思います。
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玄関ホールを使い倒す
September 13, 2016
住まいの設計で、多くの人が壁に当たるのが、「膨らんだ間取りをいかに縮めるか?」という問題。予算とのにらめっこでいちばん神経をすり減らす部分です。夢をたくさん詰め込めば詰め込むほど、それに比例して間取りは大きくなるものです。
そこで、キノイエでは、最初から間取りの足し算ではなく、「引き算する設計」を軸にしたプランニングを行っています。引き算する設計には、様々な極意があります。その一つは、「使わないスペースを極力排除する」、あるいは、「使う頻度の少ないスペースを極力縮める」です。そしてもう一つの方法、それは、「あまり使わないスペースを多機能化して使い倒す」です。

平牛の家 玄関ホール
その分かりやすい一例が玄関ホール。玄関ホールが使われるのは、自分たちの出入りと来客対応時。つまり、使うタイミングは非常に限られており、実際は閉じられたままで使われない時間の方が圧倒的に多いのです。見栄を張らない限り、本来のスペースとしては最小でいいということになります。小さくつくって大きく暮らす設計では、ここを小さくすることが原理原則になっています。

平牛の家 玄関ホールから外へのアクセス
しかし、キノイエでは、あえてこの玄関ホールを普通よりも広く取るケースがあります。まさに、「どうせあまり使わないスペースなら多機能化して使い倒す」の発想です。写真のように、塩屋新田の家、平牛の家どちらも玄関ホールはあえて広く土間スペースを確保し、リビングの中に取り込んでいます。リビング自体の設計面積は、わずか11~15帖程度とかなりコンパクトなのに、この玄関ホールを取り込むことで、こんなにも広々した空間に変わります。そして、この土間空間こそが、外のデッキスペースや庭、離れスペースなどに接続するハブのような存在となっており、一日の流れの中で幾度となく使われる、まるで第二の勝手口のような機能を果たしてくれます。

平牛の家 リビングから玄関ホール(障子で玄関ドアホールを隠した状態)

塩屋新田の家 玄関ホール(引き戸により、土間部分を2つの空間に仕切ることが可能)
「でも、来客があった時は丸見えじゃないの?」という疑問の声が聞こえてきそうですが、ご心配なく。たった一枚の引き戸を入れておくだけで、その時だけ空間を一度遮断し、小さな玄関ホールをつくります。そうすることで、急な来客や宅配便の受け取りなども、プライバシーを確保しながら応対が可能になるのです。
使う頻度が少なければ、発想を変えてよく使うスペースに取り込む。ちょっとしたことが大きな意味を持つ、引き算する設計のちょっとした極意。その一部のご紹介でした。
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いちばん伝えたいのは
September 11, 2016
先日、キノイエの「コンセプト会議」(勝手に命名)を行いました。内容はイベント企画や発信方法についてなど様々。

コンセプト会議とかっこいい名前を付けておきながら、実は、関係者数名でコーヒーを飲みながらフリートーク(笑)この日の大きなテーマは、キノイエの良さを伝えるために、いちばん大切なことは何か?でした。
結果、たくさんの素晴らしい意見、アイディアが飛び出しました。でも、落ち着くところ、いちばん大切なことは、「この家の何とも言えない心地よさをとにかく感じてもらうことだよね」という話に(笑)
いいものに理屈はいらない。感情を揺さぶる「何か」がある。その一点にフォーカスした伝え方を整理してみようという話になりました。仕事ながら、こういう時間が楽しいと思える環境に感謝です。
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