環境デー
June 19, 2018
先日の日曜日は糸魚川市の環境デー。各地区が一斉に周辺の草取り他環境美化に携わります。

弊社は、毎回その前日に本社のスタッフで敷地周辺の環境美化を行いますが、今回は弊社の敷地周辺から少し離れた糸魚川駅アルプス口前の歩道の美化を行いました。

この通りは、「まちの顔」ともいうべき南側のメインロード。毎朝多くの地元高校生や市役所に通勤される方などが利用されています。

雑草は逞しく、様々な隙間からスクスクと・・・

特に視覚障碍者用誘導ブロックはこのような状態に。

夕方1時間ほどの作業で、南口の大通りはこんなにスッキリ。
ほんのささやかな地域貢献活動でした。
|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家をつくる工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|カネタ建設|高気密高断熱|パッシブデザイン|
日本の家は寒過ぎる
June 4, 2018
6月衣替えの季節に入り、日に日に日中の暑さが本格的な夏の到来を予感させるこの頃、今日はあえて冬の話をしたいと思います。
先日、スウェーデンに現地法人のある企業の方とお話をすることがありました。スウェーデンは、東はフィンランド、西はノルウェーに接し、南はオーレスン海峡を挟んでデンマークと向かい合う、北欧諸国最大の面積をもつ国。国土の北部はラップランドと呼ばれる北極圏の地で夏は白夜となります。


メキシコ湾流のおかげで、緯度のわりには比較的温暖ですが、北極圏の冬はやや厳しい気候で、四季ははっきりと分かれている国です。東京の平均気温よりも5~10℃低く、8月に至っては、13℃ほど下回ります。

そのスウェーデン駐在の方との会話で盛り上がった話題、それはなんと「日本の家は寒過ぎる」ということ。特にスウェーデン人のご家族が日本に赴任し、日本の住宅に入居してまず発する言葉が「なんでこんなに日本の家は寒いの!?」だそうです。日本よりも冬の平均気温が低く、一時的には極寒状態になるスウェーデン。とてもおかしな話ですが、実は、アジア・欧米諸国の中でもそれだけ日本の住宅の断熱気密性能は低いというのは、残念ながら厳然たる事実なのです。

スウェーデンの住宅の断熱性能は日本よりもはるかに厳しい基準で建築されます。自治体がセントラルヒーティングシステムを取り入れ、まち全体を温かく快適な環境にしています。また、日本とスウェーデンの気候での決定的な違いは「湿度」。日本の夏は湿度が高く、とても蒸し暑いですが、スウェーデンはカラッとしています。夏は窓を開けるだけで十分。空調機器に頼る必要がありません。(だから、スウェーデンの家のつくりをそのまま日本にもってきても合いません)「家のつくりようは夏をもって旨とすべし」と徒然草で吉田兼好が謳ったように、日本は昔から夏の高温多湿の環境の中でいかに快適に、そして病気にならずに住まうかということに心血を注いできた歴史があります。もともと冬は「寒ければ厚着をしなさい」という考え方が根底にあったようですね。

しかし、高度成長時代を過ぎて久しい現在もなお、日本の住宅性能が世界最低レベルに甘んじている背景。それは、戦後の復興から高度成長時代、人口の増加、生活水準の向上の中、住宅建設にあたって、質よりも量を重視した政策が大きく影響しています。(もちろん、ここに日本のエネルギー政策に関する考え方も加わってきます)その間、日本は住宅性能に関して急激な性能基準の引き上げを避けてきました。近年うたわれる「高気密高断熱」「次世代省エネ基準」にしても、大手から中小工務店、個人大工まですそ野の広い住宅産業が混乱しないための激変緩和措置が講じられた折衷案によるもの。世界の基準からみればなんとも心もとない基準。だから、実は現在、法で定められた性能基準の下限値ギリギリでクリアすることだけに徹し、価格の安さを訴求する住宅会社から、その20年先を見据えた高性能化に舵を切っている住宅会社、今後性能基準が引き上げられてもそもそも技術的に対応できない会社などが混在し、日本の住宅業界は混沌とした状態になっています。
現在の日本の住宅性能は、みな同じでもなければ、ブランド力のある企業の家が必ずしも世界基準で高性能ではないということを知っておいても損はないと思います。
|上棟日和|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家をつくる工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|カネタ建設|高気密高断熱|パッシブデザイン|
上棟日和
June 2, 2018
少し前になりますが、先月の21日、快晴の中、上越市鴨島地内で建方が行われました。前日まで何もなかった場所に一日にして突如建物が建つので、ご近所さまも皆さん興味津々。先週末は上越市内で小学校の体育祭が行われ、月曜日を代休としていた学校も多かったようで、現場近くにもたくさんの子供たちの姿がありました。また、現場では大きなクレーン車も動いていたので、特に小学生くらいの男の子たちは、お家の窓からのぞいたり、外に出てちょっと離れた所からジッと眺めたりと、とりわけ小さな現場監督さんのようでした。
本日は、そんな一日の上棟の様子をダイジェストでお伝えしたいと思います。
まずは、建方前、基礎工事完了の様子。

建方当日の朝。現場内に沢山の資材が運びこまれ、1階の柱から立ち上げていきます。

2階の床組が完了するとこのような状態になります。

次は、2階の柱を立ち上げていきます。

小屋組の様子です。

当日の午後4時には、ご覧の姿に。

おかげさまで、事故なく無事に建方作業を終了しました。施工に携わった関係者のみなさん、大変おつかれさまでした。それにしても、大工さんたちの息の合ったチームワークや、クレーンのオペレーターさんとの絶妙な連携作業は、毎回見ていてため息が出るほど、その美しさに脱帽です。 周りで見学していた小さな監督さんたちの中で、将来建築を目指す若者が誕生してくれるといいなと思います。
Aさま、上棟おめでとうございます。これからも、よろしくお願いいたします。 (追伸:差し入れ、ありがとうございました。)
|上棟日和|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家をつくる工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|カネタ建設|高気密高断熱|パッシブデザイン|
敢闘賞おめでとう!
May 31, 2018
以前のブログ記事でもご紹介しましたが、今年春、弊社に新入社員として建築部スタッフに加わった岩﨑さんがこの度、出身大学代表としてJIA全国学生卒業設計コンクール2018 北陸支部公開審査会に臨み、見事敢闘賞を受賞しました。

審査会は去る5月13日(日)、福井県国際交流会館にて開催され、北陸4大学1高専から計9作品がエントリー。その中で弊社の岩﨑さんの制作発表が、最優秀賞の次点となる敢闘賞に見事選ばれました。最優秀賞は、来る6月23日(土)に東京で開催される全国コンクールへの出場権が獲得できたのですが、その差はわずか1点!本当に惜しい結果となりましたが、とても素晴らしい成績を収めてくれました。

彼女の卒業制作テーマはずばり、地元糸魚川のまちづくり。設計された建物は、糸魚川の地域防災力を展示するための防災ハイブリッド施設、その名も「IDEC(アイデック/Itoigawa Disaster Education Center)」。糸魚川駅から見える日本海に面した国道沿いに、多階層を交差するいくつもの曲線フロアが美しい外観。しかし、優れているのはそのデザインだけにあらず。幾度も大火を経験した糸魚川の中心部に、地域防災に関する全ての英知と、そして体験・学習できる機能を集約したハイブリッド施設は、市民への防災意識の向上だけでなく、憩いの場としての機能や観光のランドワークとしての機能も視野に入れた複合型施設なのです。


今この地域に何が必要なのか?糸魚川らしさとは?という視点も忘れていません。この施設(IDEC)に向かうアプローチには、新しい発想でリ・デザインされた雁木の提案や、災害発生時に必要な備蓄品を常設展示して、市民に向けて日頃からの防災意識啓発を促すと同時に、有事の際にはそこから備蓄品を速やかに取り出せるようなストックヤードとしての機能を兼ね備えている発想も素晴らしいです。


災害時の現象を疑似体験できるスペースにも様々な創意工夫があり、実際にこのような施設が糸魚川にあれば、市街県外からの誘客も大いに期待できます。

夕日が沈む美しい日本海のパノラマビューを前面に、各フロアが多階層を行き交う設計、つまり「ねじる」「重ねる」という発想を取り入れ、単調になりがちな施設内の動線に楽しさ、ワクワク感を組み込むという設計アイディアに先輩建築スタッフたちも感心。

コンクールにおける審査員の皆さんの評価は、明確でメッセージ性の高いコンセプトの秀逸さと構造的な実現可能性に対する疑問の間で評価が分かれたようですが、それだけに多くの審査員の注目を集めた彼女のプレゼンテーションは大健闘だったのではないかと思います。社内で予行練習を開催したことも功を奏したのではないかと、私たちも密かに自己満足(笑)
それにしても、「建築は愛だ」と再確認した嬉しい出来事。彼女の地元愛、建築愛が、いずれ彼女自身の仕事、そしてこのまちに様々なよい影響を与えてくれる日が来ると確信しています。
本当によくがんばりました。
|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家|自然素材をつくる工務店|自然素材の新築・リフォーム|注文住宅|キノイエ|カネタ建設|高気密高断熱|パッシブデザイン|
おかえりなさい
May 25, 2018
昨年から産休・育休中だった建築スタッフの藤田さんが今月より復帰しました。新卒入社から早十数年、設計から現場監理まで何でもこなすセールスエンジニア。オレンジフェアでは10年以上初代リーダーとしての辣腕も振るった弊社のエース。今度は母親としての顔を併せ持つことで、子育て世代のお客様との共感力はこれまで以上に進化していることでしょう。今後家庭と仕事の両立を実現しながら、時に母として、時に働く女性として、より一層輝いてもらいたいと思います。
写真は、先日復帰前に一度愛娘を連れて本社事務所に顔を出してくれた時の様子。以前のブログでもご紹介しましたが、休暇中、これまで何度か事務所に足を運んでくれたことがありますが、その度に私たちスタッフの顔、特に社長の顔を見て娘さんが大泣きするというパターンでしたが、今回は大きく変化。いちばんのリトマス試験紙である社長の顔を見ても全く平気な様子。お母さんの会社復帰を無意識に感じ取って、既に忖度がはじまったのでは?という話も(笑)

以前までは、こんな感じだったのですが・・・免疫?忖度?いずれにしてもお母さんと共に娘さんも成長しています(笑)
しだれ桜を眺める暮らし
April 14, 2018
先日、上越市内でOBのお客様のお宅に伺った際のこと。ふと玄関の窓に目をやると、そこには鮮やかな色をしたしだれ桜が咲き誇っていました。

あまりに美しかったので、スタッフが思わずパシャリ。こちらの住まいは、キノイエとは異なる弊社の自由設計プランの家ですが、キノイエの箱窓をイメージしたピクチャーウィンドウを玄関ホールに配置した設計。窓の位置や大きさは奥様のご要望でしたが、その奥様も「おうちの中でこんなに桜がきれいに見えるとは思っていなかった!」と、とても感激されていました。それを聞いた私たちも思わずニンマリ。

また、住まいの中身もとても魅力的。お施主様ご家族の丁寧な暮らし方が随所に見られ、背面収納も素敵にコーディネートされて私たちも感動しました。


しだれ桜を取り込んだピクチャーウィンドウも素敵でしたが、階段の踊り場に飾られたお子さまの作品たちもまた素敵。甲乙つけがたいですね。

入居後のお施主様の住まいを訪問するたびに感動があります。それぞれの家族の佇まい、暮らし方に触れる瞬間が何よりもうれしい時間です。
|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家をつくる工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|カネタ建設|あたたかい家|高気密高断熱|パッシブデザイン|
暮らしを建てる
April 1, 2018
心地よい小春日和。モデルハウス塩屋新田の家の玄関先では、長寿桜が少しずつつぼみを蓄えてきました。

そんな先日のある日。打合せのために1組のお客様がモデルハウスに再来してくださいました。

この日はとても暖かく気持ちのよい日でしたので、リビングのサッシをフルオープンにしたころ、お子様ののSくんがウッドデッキにおもちゃを持ち出し、嬉しそうに遊び出しました。まだ小さな赤ちゃんを抱っこしながら、その姿を愛おしそうにスマートフォンで撮影するお母さんの姿。それは、まるで昔からそこで暮らしている家族の日常のような自然な光景でした。

「こんな暮らし、いいよね」
私たちスタッフが純粋に感じた心のつぶやきです。私たちの仕事は、家を建てることである以前に、暮らしを建てることにあると思っています。だからこそ、こうした日常の何気ない1シーンを大切にしていきたいと思います。

秋から冬にかけてリビング奥の和室近付近にまで伸びていた陽の光もずいぶんと短くなりました。自然界は既に夏の準備が始まっています。
|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家をつくる工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|カネタ建設|あたたかい家|高気密高断熱|パッシブデザイン|
見えないところでオンリーワン
March 13, 2018
先日、上越市内にて弊社の協力企業の担当者、現場従事者の皆様に集まっていただき、恒例の「品質向上勉強会」を開催いたしました。

品質向上勉強会は、毎回、弊社の家づくりの品質を左右する非常に重要なテーマをピックアップし、直接該当する専門業者はもちろん、それ以外の全業種の仲間で共有することにより、現場での品質維持向上を目指す独自の勉強会です。

勉強会は少しずつ進化。前回の反省を踏まえ、今回は、どの専門職種の方が見ても理解しやすいように、実例写真を多用し、NG事例 → 対処事例 といった説明に工夫改良するなどしたことで、参加された皆さんは異口同音に「非常にわかりやすかった!」という反応の他、「普段見落としていた部分に気付けて非常によかった」、「完成後は見えなくなる部分に対しての配慮がよく理解できた」、「施工についてだけではなく、仕事に対する意識についても非常に勉強になった」、「ひとつの建物を業者全体で(本当の意味で)共有することで、より良い家づくりにつながると思った」などなど、たくさんの声を頂戴することができました。

また、勉強会は参加者が聴くばかりではなく、弊社に対しても厳しい質問や指摘事項、改善要求なども参加者から発言が出ます。ある意味、私たちにとっても背筋が伸びるとても貴重な修練の場でもあります。

最後に、弊社施工管理担当の本山から参加者全員に向けて語られた『【品質の維持】と【品質の向上】では全く意味は違います。【品質の向上】は、ひと工夫が感じられる施工。協力業者の皆さんと一体になって向上し続けましょう。』という挨拶に、会場の一体感がぐっと高まったような感覚を覚えました。

家の品質を左右するのは、一人の作家や、本部が作成した設計マニュアルではなく、そこに集まった多くの専門職人によるハーモニーで決まるといっても過言ではないと思います。お客様にとっては「一生に一度の住まい」。つまりは、たった一回の本番演奏。だからこそ、高次元のパーフェクトなハーモニーを実現するためには、普段のこうしたリハーサルが重要になってくると私たちは考えています。

そして、毎回恒例の「飲みニケーション」。これは勉強会と同じくらいにとても大事です。ここで共有するのは、お互いの「心」。仕事としても、人としてもヨコの関係がとても大事。みんながお互いの人となりを知り、気心知れた仲間になることで、現場での最高のハーモニーが生まれるのだと思います。このあたりが、「地元に生まれ、地元で暮らす人々がつくる、血の通った住まい」という、いちばんの付加価値ではないかと個人的には思っています。


こうした取り組みは、なかなかお客様には見えない部分でもありますが、良質な住宅を細部まで貫徹させるという意味では非常に重要な取り組みになります。そして、実は意外にも、これまで上越エリアでこうした勉強会を開催していたのは弊社のみということです。地味で見えない部分ですが、実は上越地域でオンリーワンの品質追求集団、それが私たちなのです。
|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家をつくる工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|カネタ建設|あたたかい家|高気密高断熱|パッシブデザイン|
「上刈の家」始動
March 9, 2018
穏やかな春の到来を感じさせるような陽気の中、先日は糸魚川市内で、新たなキノイエの地鎮祭が始まりました。敷地内にポツンと立っていた小さな梅の木には蕾ができはじめ、数週間後の開花に向けてスクスクと大きくなり始めていました。

新しい住まいの仮称は「上刈の家」。黒姫山をはじめ遠くに見渡せる山々が美しい静かなロケーション。住宅地としては最適な環境です。

また、近くには、ローカル線「えちごトキめき鉄道」の電車も一日に十数往復走っていますが、ここでは時報替わりのような存在。“動”のあるまちの一風景は、この地域で暮らす人々にとってこれから様々な思い出の名脇役を演じていくことになるでしょう。



完成は7月の末頃を予定しています。どうぞお楽しみに。

|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家をつくる工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|カネタ建設|あたたかい家|高気密高断熱|パッシブデザイン|
建築は手紙であり会話
March 6, 2018
“技術的なことはもちろん、設計した建築が持つ哲学が最終的に問われる世界。
その建築にかける自分の思い、こだわり、その土地と自分の設計した建築の接点。
それらは、数字でのみ語られるものではない。
哲学のない建築は人の心を動かさない。
僕は図面を書くときは、手紙だと思って書けといってるんです。 ”
これは、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場の設計者としても有名な建築家の隈研吾氏の言葉です。
彼の代表作には、歌舞伎座、浅草文化観光センターなどがあり、私たちの暮らす新潟県では、複合型市役所「アオーレ長岡」が有名です。彼の手掛ける建築は、ルーバー(日よけ)を多用したデザイン、実験的とも思えるほどに様々な素材を大胆に用いながら、自然と人工の中間のような独特の空間をつくることを得意としています。

アオーレ長岡

その隈研吾氏の個展『くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質』が、今月3日から東京・東京ステーションギャラリーで開催されていますが、この中で彼は、こう語っています。
“建築とは、結局のところ物質である。物質と人間との会話である。
世界という得体のしれない大きさなるものが、物質という具体的存在を通じて、人間と会話するのである。
物質が違うと、会話の仕方も変わり、こちらの気分も大いに変わってくる。
20世紀は、コンクリートのせいで、会話は固くなり、人間の表情もずいぶん暗くなった。
もう一度、様々な物質と、いきいきとした会話をはじめよう。”
建築とは手紙であり、会話である・・・
日本の住宅産業はここ十数年で一気に規格化・パッケージ化が加速しました。規格化・標準化にはもちろん、よい面もあり、出来合いのパッケージ商品は一見すると非常にコストパフォーマンスもよく、分かりやすく、万人に受け入れられるものが量産されます。しかし、構造的な規格化・標準化と人それぞれの暮らしを規格化・標準化することを同じ土俵で考えてはいけません。その人の暮らし、そのご家族の暮らしを豊かにするためのデザインプロセスはけっして標準化できない領域。人はみな、生まれながらに性格も身体的特徴も違えば、生まれ育った環境、考え方、人とのつながり方まで全て異なっています。その人それぞれの暮らし方には、一つだけの共通解があるわけではありません。設計者として、じっくりとその人と向き合いながら、少しずつ理解を深め、共感する中から、プロとしての最適解を考え抜いていくことが求められます。また、隈研吾氏が語るように、そこに建築としての「哲学」がなければ、いかなる数値的な整合性も人の心には響かないのではないかと思います。
私たちは、お客様に最高の手紙を書けているだろうか? 私たちの手でつくられ、届けられたその家は、主との会話が成立しているだろうか?・・・そんなことを大切にしながら、日々家づくりと向き合っていきたいと考えています。

|上越・糸魚川・妙高の家づくり|木の家をつくる工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|カネタ建設|あたたかい家|高気密高断熱|パッシブデザイン|







最新の記事
月別ブログ記事
カテゴリー








