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未来の支出増加リスクを抑えるために

October 24, 2016

いよいよこの上越地域も夜の冷え込みが一段と増してきましたね。そろそろ各ご家庭でもエアコンの暖房を入れたり、ストーブなどの準備が進んでいるのではないでしょうか。そこで、今回は、以前のブログ記事『世界一「燃費の悪い住宅」 』で少し触れました、日本のエネルギー事業について、もう少し詳しくお伝えしたいと思います。

 

 

日本のエネルギー事情

 

 

その目的はズバリ一つです!皆様の「未来の支出増加リスクを抑えるため」です。住宅の選び方で、これからますます生涯コストの差が大きくなることはほぼ間違いないのではないかと思われます。これまでも、キノイエは一貫して住宅性能を上げることが将来に渡って多くのメリットをもたらすことをお伝えしてきましたが、以下に記載している日本のエネルギー事情の変化を見れば、住まいの断熱気密性能を無視した家づくりがいかに危険であるかということがご理解いただけると思います。

 

以下は、YKKap様が発行している資料から抜粋したもので、「日本エネルギー事情」に関する非常にわかりやすい記述ですので、ぜひご参考になさって下さい。

 

 

 

1.家庭でのエネルギー消費量は年々増加しています。

 

日本のエネルギー消費は、2004年をピークに下がりつつあります。それでも40年前に比べ、運輸部門では1.8倍、家庭部門では2.0倍、企業・事業所他部門では1.1倍となっており、家庭部門のエネルギー消費量の増加が最も多くなっています。家庭部門の省エネが今後のエネルギー消費削減のポイントとなっています。

 

最終エネルギー消費量の推移

 

 

 

2.家庭で消費するエネルギーの約1/4は、冷暖房です。

 

家庭のエネルギー消費量のうち、冷暖房による消費量が約25%を占めています。家庭での消費エネルギーを減らすためには、冷暖房の消費量を減らす必要があります。

 

世帯当たりの用途別エネルギー消費

 

 

 

3.家庭の電気料金は、4年で約25%アップしています。

 

2005年以降で電気料金(単価)が最も低かった2010年に比べ、2014年では家庭用の電気料金で約25%上昇しています。使用量の増加と料金アップのダブル効果で、支払額はさらに倍増。もう他人事では済まなくなっています。

 

家庭用電灯料金の平均単価の推移

 

 

 

4.「光熱水道費」が物価上昇第1位。家計の支出を圧迫しています。

 

暮らしにかかる費用の中で2005年以降、最も物価が上昇し、家計の支出に占める割合が増えたものが「光熱水道費」です。エネルギー関連費用を抑えるために、燃費の良いハイブリッド車を選ぶ人も増えています。家の燃費「光熱水道費」にも注目してみてはいかがでしょうか。

 

消費者物価指数の推移

 

 

いかがでしたか?家の燃費「光熱水道費」の圧縮には、高い断熱気密性能をもった住宅を選択することが不可欠です。省エネ機器を選択する以前に、省エネ機器の運転効率を上げ、かつ導入台数を減らす元となるのが、住まいの外皮性能です。以前のブログ記事『建てた後に気付く大事なこと』でも触れている通り、「快適で省エネな家は注文しても簡単には手に入らない」という現実をよく理解し、より慎重な住宅会社選びをしていただくことをお勧めします。

 

 

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