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ご来場ありがとうございました


November 13, 2016

|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

November 13, 2016

昨日11/12(土)から本日13(日)までの2日間開催されました「本物の木の家のつくり方 見学・相談会」、おかげさまで、2日間に渡りご予約のお客様並びに当日ご来場のお客様で、大変充実したイベントになりました。ご来場いただきました皆様にこの場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。

 

 

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ここのところ、キノイエのウェブサイトやこのブログをよくご覧いただいてご来場いただくお客様も増えてきました。キノイエの「小さくつくって大きく暮らす」コンセプトや、「本物の安心・安全・健康」について非常に強い関心を持っていただいていることにスタッフも大変うれしく感じています。

 

 

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ちなみに、見学イベントでは、お子様連れのお客様も多いですが、キノイエには子供大好きスタッフがたくさん!お客様もゆっくり見学・セミナー並びにお打ち合わせを行うことができますのでご安心ください。

 

 

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秋も深まってきました。この2日間は気持ちのよい秋晴れ。オープンサッシ全開放で、キノイエの「ソトとナカをつなぐ住まい」の魅力を最大限に感じていただける見学会となりました。スタッフもご覧の通り、イベント後はしばしテラスでリラックスタイム(笑)

 

 

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さて、いよいよ来週11/20(日)は、「木の家マルシェ#3」が開催されます。大好評により早くも第3弾の開催です。工務店と上越地域のこだわりのお店のコラボによって運営される「小さな暮らしの市場」です。まちの中にある小さなお家そのものがマルシェの会場です。ぜひ、ご近所を訪ねる感覚で足をお運びください。

 

 

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断熱材は施工精度が命


November 12, 2016

断熱材

November 12, 2016

過去に家を新築された方の中で、おそらくこのように内部の状態を確認することは、大規模なリフォーム、もしくは建て替えのために家を解体する場合を除いて、ほとんどないのではないでしょうか?

 

 

断熱材

 

 

写真は、現在普及率がいちばん高い繊維系(「グラスウール」や「ロックウール」など)の断熱材が内部結露によってカビが繁殖した状態を写したものです。この状態を何年も、あるいは何十年も放置していると、その間、人体に及ぼす影響は計り知れません。さらに腐食が進行すれば、シロアリ等の発生も含めて建物そのものの寿命を縮める結果となります。しかし、自分の家が今どのような状態になっているのかを知ることができる人、あるいは我が家は絶対に大丈夫だと確信できる人はほとんどいないでしょう。

 

 

断熱材

 

 

ではなぜ、このような現象が起こるのでしょう。その最大の理由は、「施工不良」によるものです。特に、柱と柱の間に断熱材を敷き詰めていくという施工方法の中で、施工不良が非常に発生しやすいとされています。

 

 

まずは、正しい施工状態を見てみましょう。

 

 

<正しい施工状態>

断熱材

 

 

断熱材同士、あすいは柱と柱の間に断熱材が隙間なく正常に敷き詰められた状態を性能面で100としてみた場合、以下のような施工不良によって、その性能差は格段に変化します。

 

 

<長さ大 端部押し込み>

断熱材

 

これは、断熱材のサイズが大きすぎて端の部分が若干たわんでしまった状態。これだけでも断熱材のゆがみにより、断熱性能そのものが約8割強に下がってしまいます。加えて、たわみの影響で隙間の発生が懸念されます。

 

 

 

<長さ不足 隙間大>

断熱材

 

今度は断熱材のサイズが小さすぎたことにより、断熱材同士あるいは断熱材と柱との間に隙間が発生するケース。これだと、性能値はおよそ67%にまで低下。さらに、外気の侵入及び内部の空気が至る所から漏れ出す結果となり、断熱材の周囲は常に熱橋(激しい温度差)が発生し、たちまちに結露の原因となります。

 

 

<長さ大 押し込み度大>

断熱材

これはもう断熱材の効果としては半分以下です。断熱材のサイズがあまりにも大きすぎて完全にそり上がってしまい、至る所に結露の発生を許してしまいます。

 

 

この他、施工当初は整然と敷き詰められているように見えた断熱材も、タッカー(ホチキスのような止め金)打ちが正しく行われず、不用意に断熱材の袋に穴を空けてしまい、そこから湿気の侵入を許してしまうケーズがあります。また、タッカー打ちが不足、もしくは弱かったことで、長年の間に断熱材がずり落ちてしまい、大きなすき間を発生させるケースも少なくありません。

 

 

以上のように、同じ性能の断熱材でも、特にグラスウールをはじめとした敷き詰め型の断熱材の場合、施工をする大工もしくは施工業者の技術力のばらつきの影響を大きく受けやすく、製品として表示されている正しい性能値を100%発揮させることが非常に難しいということがお分かりいただけるかと思います。

 

 

そこで、キノイエでは、設計通りの断熱材をあらかじめ工場で採寸し、構造材と合わせてをパネル化した「プレウォール工法」を採用することにより、技術者の習熟度や技術力に最も影響を受けにくい方法にしています。これにより、どの現場でも断熱性能を100%発揮できる高い精度を実現しています。

 

 

 

プレウォール工法

 

 

プレウォール工法では、写真のように、断熱材はあらかじめ工場で正確にカットされ、構造用合板と共に隙間なく施工されたパネルとして現地に運ばれます。

 

 

また、この工法では、結露の発生メカニズムまでをもしっかりと把握。一般的に水蒸気を通しやすいグラスウールを使わず、水分を一切通さない「フェノールフォーム」と呼ばれる素材をこの上越エリアでもいち早く採用し、現在標準化しています。

 

 

フェノールフォーム

 

 

さらに、このフェノールフォームは、熱伝導率も現在クラス最小。現在、高性能をうたう様々な断熱材が各社で採用されていますが、その中ではトップクラスの性能値です。

 

 

フェノールフォーム断熱材

 

 

施工精度の高さも合わせ、その恩恵は、上記のようなカビ・腐食の発生リスクの最小限化と共に光熱費の大幅な削減につながります。

 

 

気密処理

 

 

光熱費の節約

 

 

光熱費の節約

 

 

私たちの目指す家づくりの一つ、それが、「建てた後に壁の中の心配をしなくてもいい」住まい。つまり、具体的な根拠をもって「長年にわたってエコで健康、安心な暮らし」を実現する住まいを提供することにあります。

 

 

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キラリと光る土地


November 11, 2016

|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

November 11, 2016

現在、上越市内某所にて新築中の住まい「とことん薪ストーブライフを愉しむ家(仮称)」の内部工事がいよいよ佳境になってきました。

 

 

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ちなみに、選んだ土地は川沿いのいわゆる「旗竿地(はたざおち)」と呼ばれる形状(間口が道路幅で奥に広がっている旗竿のような形)の土地。ある意味で条件の悪い場所に建てられていると思われがちですが、このケースの場合、川沿いの南東エリアは人の視線を全く気にする必要がありません。それによって、川沿いの全ての風景をリビングに取り込めるとても魅力的な配置。そのため、川に面している方向に広めのテラスを配置しました。テーブルやチェアを置くのに十分な広さを確保していますので、特に春秋の天気の良い日は、このテラスも、そして川沿いの空間全てがリビングになります。

 

 

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住まいの設計は、ゾーニングから。一見、あまり魅力的ではないと思われる土地、不動産屋も値段を1ランク下げる土地・・・その中にも、設計屋の目から見てキラリと光る場所が見つかることがあります。土地探しでお悩みの方は、ぜひ一度、私たちに相談してみてください。

 

 

さて、明日11/12(土)から13(日)までの2日間は、上越モデルハウス「塩屋新田の家」にて「本物の木の家のつくり方」と題した見学・相談会が開催されます。一生に一度の家づくりにおいて、後悔しないための様々な知識を得たい、あるいは、歳月を重ねる度に愛着がわく「物心両面で資産価値のある家づくり」をお考えの皆様にお勧めの見学・相談会となります。この機会にぜひ遊びにいらしてください。

 

本物の木の家のつくり方|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

 

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気密試験×2


November 10, 2016

気密試験|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

November 10, 2016

先日は、現在新築中の住宅の気密試験を行いました。

 

気密試験|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

 

 

カネタ建設では、キノイエブランドを含めた新築住宅は原則全棟気密検査を行います。気密試験では専用の気密測定器を使い、家の中の「C値」を調べます。おさらいですが、C値とは、家の延床面積に対する 「 隙間面積 」 の割合を示す数値で、床面積1㎡当たりどれ位(何㎠)の隙間があるのかを表した数値です。この値がゼロに近いほど、隙間が少なく、気密性が高いことを意味します。

 

C値 = 家全体の隙間の合計(㎠) ÷ 延床面積(㎡)

 

 

気密試験|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

 

 

以前のブログ(「すき間だらけの日本の住宅」/「住まいの呼吸法」)でもご紹介したように、日本の既設住宅の90%以上がC値=5㎠/㎡以上(5㎠/㎡を超えると、測定不能になるケースが大半)と言われておりますが、実際そのほとんどは未測定のため実態は不明です。ちなみに、C値=5㎠/㎡の場合、40坪の住まいであれば、すき間の大きさはA4型ノートパソコンの画面サイズとほぼ同じ位になります。これに対し、仮にC値=0.3㎠/㎡であれば、40坪の住まいであれば、名刺の7割程度のすき間ということになり、その差は歴然です。これが夏冬の冷暖房機器の運転効率に大きな影響を与え、結果として光熱費の削減につながります。また、それ以上に隙間がないことによって結露からのカビの発生を防ぎ、長年にわたって健康な住まいを維持することができます。

 

 

C値の比較_キノイエ

 

 

ちなみに、この気密検査、私たちは建物の下地施工完了後と内装工事完了後に分けて2回実施します。仮に下地施工後の気密試験結果が良くても、その後の内装工事の段階で配線工事や配管工事、手直しなどで建物に再び穴をあける作業が行われるなどすると、このC値は途端に悪くなることがあります。このため、この気密試験を下地施工時1回のみで終わらせる(よい数値を残す)住宅会社もありますが、私たちは品質管理にこだわり、内装工事後に最後気密検査を行い、下地後の施工で隙間の発生がないかをチェックします。こうすることでお施主様にも「本物の性能値」を確認してもらい、安心していただくことができます。

 

 

気密試験|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

 

 

今回は、その下地施工完了後の第1回目。その数値は・・・

 

 

気密試験|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

 

 

C値≒0.3㎠/㎡という上々の結果でした。建築に詳しい方でないと、上記に映っている計測結果のレシートの内容から、直接C値を割り出すことは難しいと思いますので、横に計算した電卓の数値をご覧ください。C値 = 家全体の隙間の合計 60㎠ ÷ 延床面積 209.499㎡ = 0.28639・・・ ≒ 0.3㎠/㎡ という結果です。今回の住まいは標準的な住まいより一回り以上大きなお家になります。

 

 

次回は、内装工事完了後になります。また検査後に、こちらのブログでご紹介したいと思います。

 

 

 

本物の木の家のつくり方|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

 

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キノイエタイムスvol.3


November 9, 2016

キノイエタイムスvol.3

November 9, 2016

キノイエの暮らし方を広く知っていただくための情報紙「kinoie times(キノイエ タイムス)」、早くも第3号の表紙が、ほぼほぼ出来上がってきました。

 

 

キノイエタイムスvol.3

 

 

今回の表紙は、以前のブログ「『ハウジングこまち(冬・春号)』撮影」・「家族だけが持っている時間」でもご紹介しました、モデル撮影にご協力いただいたS様ご家族が登場。本当に楽しそうな暮らしの1シーン。とても自然でご家族の人柄と関係性が滲み出ている1カットを選ばせていただきました。

 

 

さてさて、肝心の内容ですが、現在、例によってスタッフによる鋭意手づくり編集中ですので、今しばらくお待ちください。完全に入稿完了しましたら後日またご紹介させていただきたいと思います。

 

 

配布予定は、できれば来週末にも・・・と考えています。新聞折込、一部の店舗等にて配布予定です。また、ご希望の方へは郵送をさせていただきます。

 

 

どうぞお楽しみに。

 

 

本物の木の家のつくり方|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

 

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本物の木の家をつくる


November 8, 2016

キノイエ

November 8, 2016

今週末の11/12(土)・13(日)の2日間は、上越モデルハウス「塩屋新田の家」にて「本物の木の家のつくり方」と題した見学・相談会が開催されます。

 

 

本物の木の家をつくる

 

 

何十年たっても飽きのこないデザイン、本物の木の家を求めるあなたに必見の見学・相談会。イベント詳細ページにも記載してありますが、こんな方におすすめの相談会です。

 

 

✓本物の木の家の長所と短所を知りたい
✓建築予算と建てられる家の目安が知りたい
✓流行り廃りのないデザインの家が欲しい
✓ムクの木の香りが家中に広がる家がほしい
✓コンパクトでハイクオリティな家がほしい
✓何十年経っても価値の残る家にしたい

 

 

2008年の総務省調査によると、その時点で存在する住宅(住宅ストック)では、戸建ての93%が木造。もともと日本人は木の家に住んできました。また、戸建てに占める木造率(着工戸数)を時系列で見ると、10年前の約80%から僅かではありますが増加傾向。安全、健康、経済性などいろいろな魅力がある日本の木の家を、見直す人が増えているのかもしれません。そこで、せっかく木の家に住むのであれば、その特性や風合いを最大限に感じられる家づくりをするべきではないでしょうか?

 

 

キノイエ

 

 

しかし、現在の注文住宅の多くは、構造体こそ木造ではあるものの、内部の表面はビニルクロスで覆われ、安い住宅になると床面も樹脂やプリントで覆われた合成建材が多用され、一見すると鉄骨なのかコンクリート造なのかさえも見分けがつかない住宅も数多く存在しています。新築されたその瞬間は、どの建物もデザイン性に優れ、美しいと感じられるかもしれません。しかし、永く住み続けた際に、その差は歴然となります。

 

ビニールや安い合成皮革で作られた財布やカバンは傷や劣化により何年も経たないうちに価値を失う一方、丹精込めて作り上げられた本物の革製品は時間の経過と共に、傷や色の変化も含めて味わいが深まるのと同じように、住まいもその価値の差は全く変わってきます。特に住まいは革製品以上に長い時間取り換えの利かない大きな買い物となります。所有する喜びが永く色褪せない、あるいは愛着より深まるような本物である必要があります。

 

 

キノイエ上越モデル|上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|キノイエ|

 

 

以前のブログでも触れましたが、私たちのミッションは、いつまでも飽きのこない普遍的な美しいデザインを提供すること。経年変化を味わいとして感じられる本物の素材を厳選すること。ご家族のライフスタイルの変化にも柔軟で価値の下がらない空間であること。お客様と私たちの人間関係が良好であり続け、深まっていくこと。そして、この地元上越地域でお施主様の住まいを何世代にも渡り見守り続けられるように、いかなる経済環境の変化にもびくともしない経営で会社が存続し続けること。私たちは、様々な角度から本当の意味で「永く住み続けられる」家づくりを追求していく工務店でありたいと思います。「本物の木の家をつくる」とは、単に自然素材を使う使わないの話ではなく、「本物の価値ある暮らし」を実現するために必要なことを通して、家づくりの本質に迫ることに主眼を置いています。

 

 

|上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|キノイエ|

 

 

今回の見学・相談会では、そうした家づくりの核となるとても重要な思想についても触れていき、本物とそうでないものとを見分ける正しい目を養うポイントについても触れていきたいと思います。永く住み続け、家族にも地域にも誇れる住まいを建てたいと真剣に考えている皆様にとって、非常に価値あるイベントになると思います。

 

 

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本物の木の家のつくり方|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

 

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モノコックボディ


November 7, 2016

キノイエ

November 7, 2016

昨日の続きです。キノイエの「倒壊しない家」の基礎である真壁(プレウォール)工法についてもう少しご紹介したいと思います。

 

 

キノイエ

 

キノイエ

 

キノイエ

 

 

キノイエでは、建てる構造体を緻密に計算し、柱と梁、そして構造用合板、更にはフェノールフォームとよばれる高耐久・高断熱性能をもつ断熱パネルの施工位置、サイズその他を徹底的にシミュレーションしてから建設を行います。構造材は全て工場で加工を行いますので、高い精度を維持することが可能です。もちろん、現地で施工する大工さんの技術力も厳しく吟味していますので、工務店としての未来のカタチを実現しているといっても過言ではありません。

 

 

このシミュレーションは非常に重要です。そして、この真壁構造がいかに連続地震に強い構造体であるは、昨日のブログでもご紹介した通りですが、現在広く一般的に普及している筋交い工法との違いをもう少し分かりやすい図で表現すると、以下のようなものになります。

 

 

モノコック構造

 

 

キノイエの躯体は、高い強度と安全性を要求されるジャンボジェット機でも採用されている「モノコックボディ」。見えない部分ですが、とてもとても重要な構造に対する考え方をほんの少しでも皆様にご理解いただければ幸いです。

 

もちろん、大切にしたいのは「暮らし方」。暮らしのイメージをいかにお客様に分かりやすく伝えるかということについても手を抜くことなく、表現手法を磨いていきたいと思います。

 

 

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倒壊しない家をつくる


November 6, 2016

残留変形

November 6, 2016

先月29日(土)・30(日)に開催され、大変ご好評をいただきました「窓・構造・断熱パネル・換気の一流専門メーカー担当者が直接教える! 高性能エコハウスのしくみ大公開」、本日は構造・断熱パネルのメーカー「ウッドリンク株式会社」様のセミナー内容から少しご紹介します。

 

 

1995年(平成7年)1月17日、「阪神淡路大震災」が発生したことは、私たちの記憶に今でも強烈に焼き付いています。この地震について、振り返ると、私たちの家づくりにおいて様々な教訓を遺しています。

 

 

まず、地震の規模・大きさは、マグニチュード:7.3、最大震度:7、地震の被害状況としては、建物被害は全壊:104,906棟、半壊:144,274棟、出火件数:261件(全焼 6,148棟)、亡くなられた方は6,433人、負傷された方は43,792人。人的被害が非常に大きかった震災であることが分かります。

 

 

さらに、この地震の恐怖について、亡くなられた方6,433人の場所別、死因別、時間帯別で分析してみると、「地震で亡くなったのではなく、本来命を守るべき住宅が犠牲者達の命を奪った」という事実が見えてきます。

 

 

【兵庫県南部地震の犠牲者の死亡場所・死因・時間帯】

 

兵庫県南部地震の犠牲者の死亡場所

 

兵庫県南部地震の犠牲者の死亡原因

 

兵庫県南部地震の犠牲者の死亡時間帯

 

出典:兵庫県監察医によるデータに基づき作成

 

 

「倒壊しない家」をつくることは、もはや私たち家づくりに携わる者としては至上命題であり、義務であると考えなければなりません。

 

 

しかし、以前のブログ『「耐震等級」だけでは見えてこない真実』でもお伝えしたように、およそ半年前に発生した熊本地震では、多くの家屋が2回目以降の大きな揺れ、もしくは複数回に渡る連続した余震によって倒壊、損壊しました。そして、広く一般消費者に認知されている建築基準法が定める「耐震等級」では2回の大地震を想定・保証されていないという事実をよく理解しておくことが必要です。

 

 

そこで、キノイエでは、「連続した地震に耐えうる丈夫でしなやかな構造体」をその一つの答えとして、本震だけでなく、繰り返す余震にも備えるため、「真壁構造」を用いた「プレウォール工法」という工法を採用しています。「真壁構造」とは、地震の揺れが構造体に伝わる際、柱と柱の間にある壁が突っ張ってしっかりと耐える構造になっています。これに対し、柱に壁材をくぎで打ち付けるだけの「大壁構造」は、大きな揺れに対して打ち付けたくぎと共に壁材が外れることにより、それ以降の地震に対しては、ねじれを支えることができない状態になります。

 

 

これを他の工法との写真と図解の比較で以下に整理してみました。写真は、ウッドリンク様の工場で各工法に対して加圧試験を行った際のものです。

 

 

【筋交い工法】

現在、最も多く普及している木造軸組み在来工法で採用されている工法。柱と梁の剛性を筋交いによって支える方法。写真では加圧試験で筋交いが断裂した様子が写し出されていますが、こうなると地震に対する耐力はほとんどありません。パンタグラフのように躯体は倒壊します。

 

耐力壁

 

 

【大壁合板工法】

柱と梁を構造用合板で支えます。筋交いに比べ、面で支えるために一見強い構造に見えますが、柱に面材を釘で打ち付けるために、複数回の揺れにより面材がはらむと釘が抜け、とたんに剛性は失われてしまいます。「パネル工法だから強い」と考えるのは早計です。

 

耐力壁

 

大壁工法

 

 

【真壁(プレウォール)工法】(キノイエ標準工法)

見た目は大壁工法とよく似ていますが、構造用合板を柱と柱の間に挟み込むように組み込むため、面材は柱と柱の間で突っ張ることで、面材のはらみを抑制し、連続した地震にも十分耐えられる構造になっています。

 

耐力壁

 

プレウォール工法

 

 

ちなみに、震災で被災した建物には、建物の被災状態により以下のように、緑、黄、赤に色分けされた「応急危険度判定」の貼り紙が貼られます。被災地のボランティアに行かれた方はよく目にしたことのある紙だと思いますが、この基準は、被災した建物の変形量(残留変形)等で判断します。その残留変形量が、50㎜を超えると「要注意」の黄紙が、そして残留変形量が150㎜を超えると「危険」判定となり、赤紙が貼られ、立ち入りも不可能になってしまいます。

 

 

 

残留変形

 

ちなみに、私たちキノイエで採用している真壁(プレウォール)工法では、連続地震試験の結果、その残留変形量がわずか7.01㎜という数値。いざという時にその力を発揮する構造体を標準仕様にしています。

 

 

私たちがつくるキノイエの住まいでは、こうした本物の安心・安全について一つひとつ丁寧に解説をしていきます。

 

 

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悪いサンプル


November 5, 2016

カネタ建設

November 5, 2016

ここのところ晴天のため、日中はそれほどの気温の低下はありませんが、キノイエの母体であるカネタ建設の本社事務所では、既にブルーヒーターが動き出しています。

 

 

カネタ建設

 

 

そこで、その事務所内の温度分布をサーモカメラで撮影してみました。

 

 

カネタ建設

 

 

まさに医者の不養生(笑)築年数が「ん十年」となるこの事務所は、すき間だらけかつ断熱処理がなされていないため、真冬ともなると足元と天井の温度差はさらに広がります。高気密高断熱の住まいで地域の皆様にエコで健康・快適に暮らしていただくことを仕事にしている私たち自身、膝にタオルケットを掛けて仕事をしているのはとても皮肉なことです。

 

 

ところで、この写真で注目していただきたい部分があります。ブルーヒーターからの熱が半径1mにも満たない距離でヒーターの温風熱の効力が完全に失われてしまっています。ブルーヒーターの最大出力は18kw以上(ピーク時はこの他にペレットストーブが稼動)ですが、せっかくのパワーもこれでは効果を100%発揮できていません。ここまでくると暖房機器の性能UPでは、根本解決は望めません。

 

 

下の写真は、今年弊社で新築させていただいた住宅のリビングダイニング内部並びに吹き抜けの2階天井部分をサーモカメラで撮影した様子です。

 

 

高気密高断熱の家

 

 

撮影時期は2月。外気温もたしか5~6℃のタイミングでしたが、内部は上下にわたって安定した温度を保っています。

 

 

高気密高断熱の家

 

 

しかも、この時の熱源は、1階床下に設置した家庭用のエアコン1台のみ。通常であれば真冬でも「弱」運転で十分です。私たちがつくるキノイエの住まいは、この状態を標準仕様としています。なので、真冬でも家にコタツを入れたり、電気カーペットを入れる必要がありません。

 

 

「イマドキの新築住宅はどれも性能がいい」と考えるのは早計です。住宅の外皮性能の差は、こうしてみると歴然です。そういう意味では、私たちの事務所は今のところ、建物の高気密高断熱化がいかに重要であるかを分かりやすく説明する悪いサンプルでもあります(笑)

 

 

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風景をつくるように


November 4, 2016

秋から冬へ

November 4, 2016

本日の夕方、仕事の通り道で、糸魚川市内の海岸沿いに車を停めて何気ないスナップを撮影しました。

 

秋から冬へ

 

 

海岸には消波ブロック、山側には無造作に並ぶ家々のシルエット、その手前には道路整備や護岸工事によって造られた幾何学的な構造物。その隣には、海岸沿いを抜ける遊歩道。昼間眺めても、天気の具合によっては、けしてお世辞にも美しいとはいえない景色かもしれません。ですが、それもこの街の表情。夕暮れのタイミングには、余計な色彩が省略され、何とも言えない海沿いの街の風情を映し出してくれています。

 

この時は、空を見上げると、「うすぐも」や「すじぐも」の入り混じった、まさに秋の空から冬の空へと変貌しつつある様子がうかがえます。私たちはこういう風景を何度も目に焼き付けながら歳を重ねていきます。

 

海、山、空、そして街並み・・・そこに住まう場所の視界を時間の移ろいにまで思いを巡らせながら、設計にどう取り入れるかが、設計者としての腕の見せ所。家が新築されても、街全体から見れば、それは風景の増改築。だから、風景をつくるように家をつくる。「最高の地元ライフ」を描くのは、まさに地元に住む私たちの仕事です。

 

 

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