今できることを
April 1, 2020
全世界で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大。欧米の各都市で医療崩壊が発生し、世界中が震撼しています。次はいよいよ東京がロックダウン(都市封鎖)宣言を発令するのでは?という噂までがメディアを駆け巡るなど、国内にも大きな不安と緊張が走っています。それが現実にならないことを祈るばかりです。
感染はしたものの症状が出ない、いわゆる無症状感染者数の実態が分かっていません。自分を含めた周囲に感染者がいるかもしれないという危機意識の下、まずは目の前の感染リスクを防ぐ手段を私たち一人ひとりができる限り考え、一つでも多く行動に移すことが大切になってきます。
そんな中、弊社では先日、関係者の方のご協力をいただき、除菌用の次亜塩素酸水を大量に分けていただくことができました。次亜塩素酸除菌水とは、塩酸または塩化ナトリウム水溶液を電気分解することにより得られる、次亜塩素酸(HClO)を主成分とする水溶液で微酸性に調整した除菌水で、食品加工等の分野において洗浄・消毒用途などで使用されているものです。アルカリ性で毒性の高い「次亜塩素酸ナトリウム」とは違い、人体への影響も少なく、アルコール消毒液のような臭気や手荒れの心配もない、環境にも優しい新型除菌水でありながら、ノロウィルスやインフルエンザウィルスなどを数十秒で死滅させる高い殺菌力(ppm/濃度にもよります)と消臭効果が特徴です。
ちなみに、通常この次亜塩素酸水の最大の弱点は、保存期間が短い(通常製造から3ヶ月~6ヶ月ほどで効果がなくなる)ことで、粗悪な商品の場合、納品後に成分を分析したら「ただの水(=0ppm)」になっていたという事例も報告されています。しかし、今回私たちが調達した次亜塩素酸水は、製造元企業が地元の大学と共同研究で考案した独自の製法により、最大18ヶ月間除菌効果が持続するという優れもの(特許取得済み)。安心して長期保存が可能な製品です。

そこで、まずはこの除菌水を入れたスプレーボトルを社内全事業所並びに建設現場の必要箇所に設置し、全社員と関係者に接触感染防止策を徹底するよう情報共有すると共に、従業員の各家庭に必要な分を小分けにして配布することにしました。この他にも社内でわずかですが従業員向けのマスクの調達も行うなど、できる限りの安全策を模索中です。
今できること・・・まずは、私たち従業員とその家族の安全を守ることが、ひいてはお客様や関係協力企業の皆様を守ることにつながると考えて、一つひとつ行動に移していきたいと思います。
※今回、このブログをご覧になった弊社のお客様、お取引先の皆様の中で、もしご家庭や職場に除菌水がなくお困りの方がいらっしゃいましたら、弊社の各担当者まで直接ご相談ください。少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
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ウィルスと換気
March 24, 2020
連日報道が続く新型コロナウィルスですが、未だ終息の兆しが見えません。ウィルスの全容が解明されていないこともあり、感染を防ぐ方法についても様々な情報が飛び交っておりますが、せきやくしゃみによる飛沫感染と接触感染をどう抑えるか?という点については多くの皆さんが共通の関心事として捉えているようです。

画像:国立感染症研究所より引用
そんな中、今月17日、アメリカ国立衛生研究所などの研究グループ(NIH)は、新型コロナウイルスについて、霧のように空気中に漂ういわゆる「エアロゾル」という状態でも、3時間以上生存できるとする論文をアメリカの医学雑誌に発表しました。「エアロゾル」とは、5マイクロメートル以下のウイルスが含まれた液体の粒のことを指します。普通のせきやくしゃみで出る飛沫のほとんどは、粒が大きく重さがあるため、短時間で地面に落下していきますが、このエアロゾルのように小さい粒子は長時間、空気中に漂うため、ウィルス感染のリスクが上がります。
また、日本では、2月28日に厚生労働省から「新型コロナウィルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)」というものが発表され、そこには感染予防対策として「換気」の記載があり、日中2~3時間ごとに窓や扉を開け、部屋の空気を新鮮に保つことが必要と訴えています。

クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス号」では、乗客が長期間に渡り密閉状態の船内での待機生活を余儀なくされましたが、その多くは窓のない客室でした。その間、内部の通風は外循環系統と内循循環系統を含めたセントラル空調で調整されていました。接触感染も含め、一説では、このことが感染被害の拡大につながった要因の一つでもあるといわれています。
以上のことからも、私たちの住居や職場における換気の重要性は無視できない状況といえるでしょう。
ところが、今の時期は、外が寒く花粉が飛散する季節でもある上、小さなお子さまがいる家庭などは、防犯や安全上の理由からも頻繁に窓を開けて換気すること自体が難しいという側面もあります。

そうした背景からも、感染の不安を少しでも解消し手軽に室内換気を行う方法として、「24時間換気システム」への関心が高まっていると考えられます。
24時間換気システムは、住宅建材や家具などの接着材に含まれる、ホルムアルデヒドなどが原因で起こるシックハウス症候群を防ぐことを目的に2003年の建築基準法の改正によって住宅をはじめ全ての建築物の居室に設置が義務付けられているものです。具体的には、換気口から外気を取り込み、2時間ごとに居室の空気を入れ替える設備で、ちょうど厚生労働省が推奨する「2~3時間ごとに窓や扉を開け、部屋の空気を新鮮に保つこと」という内容に合致します。


ただし、この24時間機械換気を回すと寒くなるという理由でスイッチをOFFにしている家庭も多いという話を耳にします。24時間換気システムは大きく「第1種機械換気」・「第2種機械換気」・「第3種機械換気」の3種類に分類されますが、弊社はキノイエを含む多くの住宅で換気性能の高い「第1種機械換気」を採用し、さらにその中でも、換気による熱のロスを最小限に抑える、つまり「換気しても寒くならない」という「全熱交換式」というシステムを採用しています。室内換気についての詳しいメカニズムとそれぞれの換気システムの違いについて、詳しくは過去のブログ記事「住まいの呼吸法」でご紹介していますので、ぜひこちらをご参照ください。



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糸魚川真柏
February 21, 2020
ヒスイ(翡翠)といえば、糸魚川市がその文化発祥の地として知られていますが、実はその影にもう一つ、糸魚川市を代表する天然の財産があります。
それが「糸魚川真柏(シンパク)」です。

糸魚川市小滝地域ブログ『うるるの里だより』(小滝プロジェクト)より
真柏は、海岸沿いの峻険な岩肌に育つヒノキ科ビャクシン属(ネズミサシ属)の常緑の低木で、伊吹(イブキ)の亜種といわれています。自然の風雪の中で枝幹が折れたり枯れたりして白骨化した部分を”シャリ”と呼び、それとは正反対の常緑の葉のコントラストが見せる表情。それは、まるで生と死が隣り合わせになっているかのような情緒が魅力で、「盆栽の王」ともいわれています。
そして、中でも「糸魚川真柏」といえば、いまや盆栽界では知らない人がいないほど有名な存在です。
その理由はいくつかあります。糸魚川真柏の自生する黒姫山や明星山は主に石灰岩で出来ており、真柏が自生している場所は高さ数百メートルにもなる断崖絶壁。ただでさえ入手困難であることに加え、糸魚川地域の冬の厳しい寒さや谷間を流れる強風など、過酷な自然環境の中で育ちながらも繊細な美しさも内包していることなどが多くの愛好家を魅了しています。

糸魚川真柏が最初に黒姫山や明星山付近で発見されたのは、1907(明治40)年頃。この地のヒスイの存在が世間に認知された1938(昭和13)年よりはるか以前のことといわれています。ヒスイと同じように、はじめはその価値に気付かなかった地元住民たちも、その魅力と経済価値に魅了され、真柏採りがブームになりました。しかし、入手にはほぼ垂直な断崖絶壁を命綱一本で下る必要があり、極めて危険な作業。途中で滑落死する人が後を絶ちませんでした。

糸魚川真柏は現在、ネット通販やオークションなどの市場で高価で取引されています。糸魚川市では、その真柏の魅力を通じて糸魚川市を広くアピールしようと、このほど新年度予算に「糸魚川真柏」のPRの項目が盛り込まれました。今はまだそのブランド認知が高齢者層を中心とした一部の愛好家に留まっていますが、近年の盆栽ブームや、世界から見た日本文化の魅力を考えると、無限の可能性を感じます。

糸魚川市小滝地域ブログ『うるるの里だより』(小滝プロジェクト)より
私たちの暮らすこの地域には、まだまだたくさんの宝が眠っています。
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機転でつかむ笑顔と健康
February 17, 2020
糸魚川にある本社の朝礼での1コマ。
朝礼では、毎日持ち回りでスタッフの1分間スピーチがあります。本日は、広報営業スタッフのYさんの番でした。
「えー、本日はすっかり私の番であったことを忘れていました!」
と素直な告白。しかし、次の瞬間、「なので、今朝は、皆さんも一緒に手と足を動かして、少し頭の体操をしてもらいたいと思います!」
「まずは、右手を前に出してパーを、左手は胸に当ててグーを・・・次に、足踏みをしながら交互に・・・」と、なんとスピーチの代わりに、認知症予防にも効果的な「グーパー体操」を始めました。

(グー)ドンドンドンドン♪(パー)ドンドンドンドン♪・・・
朝から事務所内にこだまする軽快なリズムのステップ音。実はYさんの前職は、あるスポーツのインストラクターでした。当時は小さなお子さんからお年寄りの方まで幅広い生徒さんに教えていたそうです。Yさんのちょっとした機転と、みんなの健康を気遣う心でみんなも笑顔に。いつにも増して気持ちのよい朝のスタートとなりました。
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「旬」身近にある幸せ
February 15, 2020
記録的な小雪、というより、まちなかは、ほぼ無雪という異常なまでの暖冬が続いています。上越地域の2月平均気温は本来なら3~4℃。しかし最近は日中の最高気温が10℃超え。既に3月下旬の春の陽気を感じるこの頃です。
春といえば、その訪れを感じる要素の一つに、山菜があります。春になるといっせいに芽吹き、至る所に自生する山菜を採りに多くの人が山へと足を運びます。自生する山菜の旬は短く、その出会いは一期一会。その都度採れたての山菜が食卓に並ぶ光景は私たちの暮らしにとっては当たり前の光景。きっと今年は旬の山菜が食卓に出回るのも早いことでしょう。



山菜の栄養成分にはミネラルやビタミン類などが多く含まれています。タンパク質や脂質が少なく、食物繊維が多いのが特徴ですが、同時に健康の維持・増進機能があるということが近年の研究によって確認され、あらめて健康食品としても注目されています。


日本各地の都市部の暮らしに目を向けてみれば、今や年中いつでも旬に関係なく、たくさんの山菜がスーパーの店頭に並んでいます。しかし、実は、現在日本各地の食卓に並んでいる山菜のほとんどは自生ではなく、栽培ものです。山菜ブームにより商品価値が注目されると、各地の原生林で乱獲が起こると共に、生産効率化の観点からそれらが次々に栽培へと切り替わっていきました。例えば、タラの芽は、今やその多くが発泡スチロール製のケースの中で育てられています。ワラビや葉ワサビ、ヨモギなどもハウス栽培。実に多くの種類の山菜が栽培によって大量生産され、全国各地の市場に出荷されています。
本来、天然自生の山菜は、土手のような開けた草地やまだ葉が生い茂っていない森の木々の下に生えます。春の陽気と共に地表に射し込む陽の光を浴びながら芽を出していきます。


しかし近年、日本の林業の衰退と共に天然自生の山菜にも多くの影響が出ています。山の間伐や草刈りが行われず落葉樹が減ることで、森全体が照葉樹に覆われると、春になっても陽が差し込ず、山菜の芽吹きが妨げられてしまいます。また、過疎化、高齢化が進む農山村では、山に入って山菜を採取する人自体も減小傾向にあります。そのような中、私たちの地元では、今でも採れたて旬の自生山菜が当たり前のように食卓に並んでいます。このこと自体、とても贅沢な暮らしであるといえるのではないでしょうか。

ちなみに、天然自生の山菜には、一般的にアクと呼ばれている、クセのある苦みやえぐみがあります。この成分こそ、鉄や亜鉛、銅、ヨウ素、カリウム、カルシウム、ナトリウム、マグネシウムといった豊富なミネラル分で、理想的な含有バランスを有しているものが多く、栽培ものとの決定的な違いになります。旬を逃さずに食することで、山菜は薬草の一種としての役割を発揮します。(※旬を過ぎ成長した山菜の一部は、身体に悪い有機化合物が合成されるものもありますので注意が必要です)


日本でも有数の森林資源を保有する新潟県、その中でも私たちの暮らす上越地域、特に糸魚川市はトップクラスの山林面積を持つ緑豊かなまちです。最高の地元ライフ・・・「旬」が身近にある幸せをしっかりと噛みしめてつつ、地元の森林資源を守り、次世代につなぐ役目をしっかりと担っていきたいと考えています。
※写真提供:サンタクリエイト 代表 山田 つとむ さん(キノイエの撮影でお世話になっているカメラマンさん。十日町在住。山菜をこよなく愛する素晴らしいクリエイターさんです。)


サンタクリエイト 山田さんの考案した「着る山菜」シリーズが静かなブームになっています
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「公園」のようなオフィス
February 5, 2020
今月より上越店のリニューアル工事が始まりました。リニューアル完了は3月下旬を予定しております。

国道8号線沿いの新店舗は現在シートで覆われています

以前のブログでもご紹介しました通り、新上越店のコンセプトづくり・設計は、マチカラさん、コウダイ企画室さんのご協力で進められました。そして出来上がった、気になるそのコンセプトは・・・?

題して、「WALKING WORKER」。「散策と選択のできる「公園」のようなオフィス」を目指しています。

完成予想イメージ
具体的には、公園の中に現れた空間を「ゆるく」しきるための壁をあえてななめに設置し、そこに、受付カウンター付きのセントラルカフェ、ブラウジングスペース、ソファミーティングスペース、テーブルミーティングスペース、子どもリビング、ベビールームなど、様々なファンクションをまるで公園内に点在する多種多様な拠り所として配置します。

完成予想イメージ
公園とは、時に家族や仲間と楽しいひと時を過ごす場でもあり、時には一人でほっとくつろぐ場でもあります。キノイエの設計思想にもつながる「ひらく」と「とじる」、「ソトとナカをつなぐ」考え方も取り入れ、常識的なオフィスのあり方とは一線を引く新しい空間を目指しています。ご来店いただくお客様にとって、居心地の良い空間であることはもちろん、ご近所さん、日常かかわりを持つ協力企業の皆様、職人さんたち、そしてここで働くスタッフにとって自然体でコミュニケーションがはずむ快適な環境であることを意識したオフィスを目指しています。

そして、工事期間中も上越店はしっかり営業しています。

事務所を半分に分け、移動しながら半分ずつ改装していきます。工事期間中は、ご来店いただくお客様には作業音等でご迷惑をおかけすることになり、大変申し訳ありませんが、しばらくの間、ご容赦ください。


国道8号線に面した非常に目立つ場所に立地している新上越店。シートが外された後には、大きな看板がお目見えします。3月のリニューアルオープンをどうぞお楽しみに。
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あけましておめでとうございます
January 6, 2020
新年あけましておめでとうございます。旧年中はたくさんの素敵なお客様との出会いに恵まれ、たいへん幸せな一年でした。心より感謝申し上げます。また今年一年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、昨日1月5日は弊社カネタ建設の仕事始めでした。朝は毎年恒例の安全祈願祭を地元糸魚川市の天津神社にて執り行いました。


安全祈願祭は、建築部門の他にも土木、介護事業のスタッフも含めた全社のスタッフが参加します。

正午からは、協力企業の皆様も大集合しての新年会。今年は総勢120名を超えるご参加をいただきました。



カネタ建設の新年会は、てともフレンドリー。参加された皆さんの表情もご覧の通り。とても和気あいあいした雰囲気で、ついついお酒が進むのが弊社の特徴です(笑)



弊社は、住宅だけでなく、公共建築、土木、不動産、介護と幅広い部門から構成されていますので、新年会では様々な業種、職種の人たちが縦横無尽に交流します。そこからまた多くの刺激と新しい発想が生まれてくる土壌がこの懇親会の中にはあります。




新年会はこの後、二次会、三次会、四次会・・・と、体力の続く仲間たちは、次々にまちへと繰り出していくのでした(笑)

今年もたくさんの素晴らしい出会いと共に、地域の皆様に”思”産価値の高い住まいを提供してまいりたいと思います。
本年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
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来年もよろしくお願いいたします
December 27, 2019
日頃キノイエをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
本日は弊社カネタ建設の仕事納めの日。午後は毎年恒例の全社一斉大掃除でした。


たった一年ですが、処分すべきものがたくさん。それだけ今年も忙しくお仕事をさせていただきましたことに、あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。

来年もたくさんのお客様との出会いを楽しみに、引き続き丁寧な家づくりで、地域のくらしを豊かにするお手伝いを続けてまいりたいと思います。

そして、誠に勝手ながら、弊社は下記の通り、明日より休業とさせていただきます。
【カネタ建設 事務所(本社・上越店)】
▶休業日:12/28(土)~1/4(土)
※1/5(日)は安全祈願祭&新年会の為、不在となります。
1月6日(月)より通常営業致します。
【キノイエ 上越モデルハウス 塩屋新田の家】
▶休館日:12/21(土)~1/5(日)
1月6日(月)より通常営業致します。
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[お電話でのお問合せ]
0120-696-711 (カネタ建設キノイエ係)
____________________________
皆さま、一年間本当にありがとうございました。2020年も引き続きどうぞよろしくお願い致します。
カネタ建設キノイエ係
スタッフ一同

糸魚川市内で現在進行中のキノイエ「南寺町の家(仮称)」。2020(令和2年)春竣工予定です。どうぞお楽しみに。
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地産の魅力
November 19, 2019
先日は、糸魚川市のお隣富山県朝日町の話題についてブログに書きましたが、今回も朝日町のネタをお届けです。


この日は、尾山製材株式会社さんが開催した「倉庫参観日」にお邪魔しました。こうしたイベントを開催して3年目になるそうです。倉庫セールでは、尾山製材がもつ豊富な材木を多数用意。一般の方からプロの方まで、様々な模様・用途の材木をご覧頂き、その場で購入もできるイベント。また材木の他に、虫喰い楢を使ったオリジナル木の道具ブランド「RetRe」のアイテムや、木のお手入れ用の「みつろうクリーム」の販売もしています。

そして、目玉となるのが、原木解体ショー。実際に目の前で製材機を動かして、大木を製材する瞬間を見学します。

その前に、製材についての講義。代表者の尾山嘉彦さんより、楽しい紙芝居で。この紙芝居がまたとても分かりやすくて面白いのです。

例えば、原木には、「腹」と「背」があり、それをどのように引いていくのかによって、見た目や性質に違いが出てくるということを、人間の身体を例えに出してこんな説明をします。


イラストがシュール過ぎます(笑)でも、原木から製材し、木材として生かされていく過程が非常によく分かります。

製材のことを楽しく学んだ後は、いよいよ原木解体ショー。長年寝かせてある、一見古くて朽ちたように見える丸太を見極めます。

実際に引いてみると、中から美しい原木のテクスチャが。



この日はたくさんの家族連れも見学に来られていました。


木目は樹種の違いはもちろんのこと、同じ樹種でも一つ一つ成長過程において様々な性質の違いが出ます。また、尾山製材さんでは、これまで虫食いにあって捨てられてきた楢の木の黒い斑点を「風合い」と捉え、その模様をいかした木工製品や建具を販売して話題になっています。地元の産品に新たな価値を見いだし、命を吹き込むことも地元企業の重要な役割であることを痛感させられます。

解体ショーの後は、地元のお米や野菜などのふるまいがありましたが、ここにも一工夫。なんと、炊飯器や汁物の鍋の中にも、サクラや楢などの木材を入れて香りづけしています。これがまたとてもおいしい!


地産の魅力をたくさん味わうことのできるイベントでした。
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空き家は地域の宝
November 17, 2019
先日、弊社代表猪又が理事を務める「空き家活用ネットワーク糸魚川(通称:いえかつ糸魚川)」主催による公開セミナーが開催されました。

いえかつ糸魚川設立3年目にして初の公開事業。「空き家は地域の宝、空き家から企業や地域を元気にしていく実例報告」と題し、講師としてお招きしたのは、お隣の朝日町からお二人のキーマン。家印株式会社代表取締役の坂東秀昭さんと、朝日町移住定住相談員の善田洋一郎さんです。代表猪又がどうしてもお招きしたいと懇願しての実現でした。

坂東社長(左)と善田氏(右)
坂東社長は、1974年富山県下新川郡朝日町にて、米、洋品、呉服などを扱う老舗商店の15代目として生まれ、2006年に坂東建築設計室を創業。その後、2015年に設計から施工まで一貫して行う、現在の家印(やじるし)株式会社を設立。実は、起業してから十数年間は、なかなか仕事がもらえず、ほとんど生計が成り立っていない状態を過ごしていたのだそうですが、ある時から考えを改め、「仕事は信用信頼や実績が大切」だという思いの下、時にはボランティアのような活動も含め、地域で困っている課題に素直に取り組むことから始めたそうです。そのいちばんの課題が空き家でした。空き家が毎年30件~40件というペースで増え続けていた当時の朝日町の地域課題に正面から向き合い、坂東社長自らが民間と行政の懸け橋となり、移住のサポート、地域のコミュニティーづくり、企業のサテライト拠点づくりや起業家育成道場など様々な活動を精力的に展開することで、朝日町の空き家増加数を3年間でなんと実質ゼロに導いた中心的役割を果たされています。講演では、そこに至るまでの経緯や様々な取り組み事例をお聞きしながら、糸魚川市の空き家対策のヒントにつながる貴重なお話をたくさんお聞きすることができました。

つづいて、パート2としてお話しいただきましたのは、朝日町の職員でいらっしゃいます善田洋一郎さん。長野県ご出身の善田様は、関西の大学を経て、愛知県でNPO法人に勤務。東京ご出身の奥様との結婚を機に、奥様の祖父母が暮らした住まいがある朝日町に2012年より移住(いわゆる「孫ターン」)され、現在、移住定住相談員として空き家情報バンクの運営を担当されています。朝日町に移住した頃は元々林業に従事していた善田さん。実は、「相談員にならないか?」と声をかけたのが坂東社長だったのです。

その空き家情報バンクは、2015年度に開設されましたが、現在130軒以上の空き家が登録されており、これまでに90件以上のマッチングを実現されています。善田さんは「移住体験お試し住宅」などの取り組みを発案されるなど、自らIターン者である視点を生かして、様々な取り組みを展開されています。この日はそんな善田さんから空き家バンクの運営や課題等についてお話しいただきました。

会場は、定員80名に対し、市外からも大勢の行政関係者や業界関係者の方々にご参加いただき、100名近いお申し込みで満員御礼状態。参加者の皆さんからは、「講師の熱量がすごくあり、地域の方を巻き込んでいる姿に感動しました」、「官民が協力して、いかに町内を盛り上げていこうという力強さを感じました」等、多くの賛辞をいただきました。
今回、快くご講演を快諾して下さった坂東社長からは、「糸魚川市は隣の町なのに互いの交流情報がほとんどなく、経済的な行き来もほとんどなく以前からとてももったいないと感じていました。連携することでお互いに欠けているところが補え、お互いにもっと良くなれて、継続すれば一緒に日本の空き家利活用先進モデル地域になりうると感じました」というお言葉を頂戴しています。今後、県をまたいだ隣同士の地域が連携し、全国に先駆けた空き家活性化の成功事例が生まれることが期待されます。

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