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動脈硬化の隠れた犯人


October 19, 2018

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October 19, 2018

循環器疾患に結びつく「高血圧」と推定される日本人、その数なんと4,000万人以上!・・・これは、厚生労働省の調査結果です。実に日本人の3人に1人が高血圧という状態。今日は、これがどれほど命の危険性に影響しているかということと、その原因の一つに実は「住まい」も関係しているという事実について、少しだけ掘り下げてみたいと思います。

 

 

まず、高血圧が引き起こす最も恐ろしい症状は、「動脈硬化」です。動脈硬化とは、血管が弾力を失ったり、血管の内腔狭くなる状態のことを指します。高血圧状態が続くと、動脈の血管壁が圧力が増した血液の流れに耐えるために厚くなり、その結果、血液が流れる内腔が狭くなります。また、血管が傷つくとコレステロールなどの脂質がたまりやすくなり、さらに血管の内腔が狭くなっていきます。

 

 

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動脈硬化により血管が狭くなると、血圧はますます上昇し、悪循環に陥ります。その結果、脳梗塞やくも膜下出血などの脳の病気、狭心症や心筋梗塞、心臓肥大症などの心臓の病気、腎硬化症、腎不全などの腎臓の病気等、命に関わる重大な疾患につながっていくのです。

 

 

では、そもそも血圧が上がる要因とは何なのでしょう?主な要因は3つあります。その一つは、「遺伝的要因」。両親が高血圧の場合、その子供は約50%の確率で高血圧になるといわれています。次に、皆さんもよくご存じの「生活習慣」。塩分の取り過ぎ、肥満、過剰なストレス、喫煙、運動不足などが引き金となります。

 

 

そして、第3の要因。実は、それが「寒さ」なのです。寒くなると、私たちの身体は体温を逃がさないように自動的に血管を収縮させるという機能をもっています。つまり、日常生活において「低体温」状態が続くということは、高血圧を常態化させ、ひいては動脈硬化を引き起こすリスクを増大させてしまうということなのです。

 

 

人が健康でいられる温度は21℃前後。16℃以下になると上記のような高血圧→動脈硬化→各種疾患へと進行するリスクが高まるといわれています。さらに、10℃以下の環境下では、特に高齢者にとって、低体温症を発症するリスクがあるとされています。

 

 

つまり、人生の中で長時間滞在する住まいの室内温度が、あらゆる病気の隠れた犯人でもあるということです。室内温度を隅々まで21℃以上の状態に保つことが、命を守る上でとても重要なのです。カタログ上の設計数値ではなく、実際に完成した住宅の断熱気密性能が正しく発揮され、室温環境が一定に保たれているという確証が持てる住宅会社を選ぶことが、家族の命を守ることにつながります。

 

 

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くるぶしセンサーと健康な家の関係


October 11, 2018

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October 11, 2018

人間の足首には環境温度を察知するセンサー「くるぶしセンサー」というものがあるのをご存知でしたか?

 

 

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人間のくるぶしの表面は、神経が多く通っている上に贅肉が少ないため、温度を感知しやすい性質を持っています。その温度情報は間脳に送られ、自律神経に様々な命令を出します。

 

 

例えば、くるぶしが暑いと感じた時は、副交感神経に対し血管を拡張させ発汗を促し、体を冷やすように命令します。反対に、寒いと感じた時は、交感神経に対し血管を収縮させ、発汗を抑え体を温かくしようと命令します。

 

 

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ところが、その部屋の上下に温度差が生じている場合はどうでしょう?足元、つまりくるぶしでは「寒い」と感じていても、頭の部分が暑い状態であった場合は、おかしな現象が起こります。

 

 

くるぶしのセンサー情報を元に交感神経が「寒いから血管を収縮して発汗を抑えるように」と身体に命令しますが、実際は胸から頭にかけて身体の上部は暑いという状態であった場合、体がどこに合わせて体温調整していいのか分からず混乱します。これが結果として、身体の代謝機能を乱し、ストレスからくる自律神経失調症などの体調不良の原因につながるのです。

 

 

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特に女性は男性よりも寒さに対して2℃程度弱いと言われています。従って、住まいに長く滞在する可能性の高い主婦の方にとっては、室内の上下温度差が大きい家は、生涯にわたって大きな健康被害をもたらす危険因子になるのです。

 

 

ちなみに、くるぶしと頭部で感じる温度差がわずか3℃を超えると、症状悪化に直結するそうです。くるぶしセンサーが正常に機能するためには、上下の温度ムラを極限までなくすことが大切です。

 

 

高気密高断熱の住まいと健康の関係は、非常に密接なのです。

 

 

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リアルな声から実態を知る


October 9, 2018

October 9, 2018

先日、タレントを起用したTVCMでも有名な某大手ローコスト住宅を購入されたお客様自身による実体験を綴ったブログ記事が業界関係者の間で話題になっていました。「○○○(空調設備の名前)は不要」「デメリット多過ぎ」という内容で書かれたその記事を読むと、さすがに目を覆いたくなる事象の数々に、同じ住宅業界に身を置くものとして、とてもやるせない気持ちになりました。

 

 

その内容をかいつまんで要約しますと、以下の通りです。

 

 

エアコン2台による全館空調で家中快適という触れ込みで購入したが、全くその性能が発揮されず、家の中の各所で温度差が発生。

 

冬は暖気が小屋裏に抜けていき、冷気が下に降りる。

 

気密、断熱性能が低いため、ダクトによって各部屋に供給された暖かい空気が各部屋で冷却され、部屋のドアのアンダーカットから勢いよく出てくる。

 

部屋と廊下の温度差が激しい。

 

2階からリビング階段を伝って冷たい空気が流れてくるため、1階リビングの足元がかなり寒い。冷たい空気が動くのがわかるくらい。

 

エアコンの駆動音がうるさく眠れない。(各階に一台ずつのエアコンではパワー不足なのか、夜間もエアコンの風量が下がらない)

 

結果、家中過乾燥状態になる。

 

「ヒートショック防止」「家中快適」「寒暖差なしで健康長寿」等謳われているにもかかわらず、普通に乾燥で喉をやられてインフルエンザになる。どう考えても体に悪い。

 

この設備を導入するのであれば、その分のお金をサッシや断熱材にかけた方が間違いなく幸せになる。

 

電気代も気になっている。

 

 

ヒートショック

 

 

・・・これが全て事実だとすると、とても恐ろしいことです。この住まいの根本的な問題は、最新の全館空調システムを売りにしていたものの、本体価格を安くするために、断熱材、サッシ、施工の質を落としたことで、建物の基本的な断熱・気密性能が度外視されてしまったことにあります。結果、コールドドラフトが発生し、空調システムの性能が全く発揮されずに、かえって室内に激しい温度差を発生させてしまっています。業界のある専門家は「ほどほどに無知なうえ手を抜いた断熱とほどほどに無知なうえ手を抜いた設備の組み合わせが起こした悲劇」と表現しています。

 

 

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コールドドラフトの仕組み(YKK apの資料より)

 

 

まさに、最先端のカイロを裸の身体に直貼りして冬空の下に出ているような状態。イニシャルコストに目を奪われ、その後の長い人生の中で経済的損失と健康被害を被るようなことがあってはならないと思いますし、企業の倫理観が問われます。

 

 

 

 

住まいの基本性能は、やはり本体をしっかりと断熱気密処理し、サッシの性能などにも手を抜かないことです。このブログでも何度も警鐘を鳴らしていますが、「現代の住宅はどれも性能がいい」と考えるのはとても危険なことです。安すぎる価格の裏には必ずカラクリがあります。

 

 

これから住まいづくりを考える多くの皆様が、イメージを誇張する派手な広告に目を奪われ、このような悲劇に遭われないことを心から祈るばかりです。

 

 

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住まいと健康リスク、その費用


September 24, 2018

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September 24, 2018

秋が深まってきました。朝夕の涼しさで体調を崩される方も多くなってきました。皆さん、どうぞご自愛ください。

 

 

さて、本日も住まいの高断熱化と健康リスクについて、興味深いデータからご紹介したいと思います。こちらは、健康維持がもたらす間接的便益(NEB)を考慮した住宅断熱の投資評価という内容で発表されているものから。一定の基準で断熱化された住宅とそうでない住宅の居住者を対象に健康状態・疾病発症の変化をサンプリング調査した結果によると、住宅の高断熱化による疾病予防のメリットとそれにかかる医療費・休業損失費用等との関係で、年間27,000円もの差があることが示されています。

 

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伊香賀俊治,江口里佳,村上周三,岩前篤,星旦二ほか: 健康維持がもたらす間接的便益(NEB)を考慮した住宅断熱の投資評価,日本建築学会環境系論文集,Vol.76,No.666,2011.8

 

 

 

そして、断熱性能が高い住宅では長期間にわたり健康が維持できるため、結果として断熱工事のお金を回収できるということを示したものが以下のグラフになります。

 

 

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伊香賀俊治,江口里佳,村上周三,岩前篤,星旦二ほか: 健康維持がもたらす間接的便益(NEB)を考慮した住宅断熱の投資評価,日本建築学会環境系論文集,Vol.76,No.666,2011.8

 

 

一般的に、高断熱・高気密化による工事費と暖冷房費削減効果だけ比較して検討すると、工事費を回収するには普通の新築でおおよそ29年かかるように見えますが、断熱性能が向上することにより、アレルギー疾患やヒートショックによる疾患の発生が抑えられることが予測できます。そして、医療費は自己負担だけではなく、組合保険や社会保険、国民健康保険による医療費負担もあることから、これら社会的負担も加味して投資回収年数を試算すると、回収できる期間は16年から11年まで圧縮されます。

 

 

ちなみに、深夜0時に室温18℃未満になる住宅に居住する方の高血圧発病リスクが、18℃以上の住宅居住者のなんと“6.67倍”にも上がるという報告もあります(JST科学技術振興機構の資料より)。住まいの温熱環境が私たちの生命に大きな影響を与えていることは間違いいありません。そして、ここに、「介護」のリスクが重なってくるということをお忘れなく!(先日のブログ記事「老後の健康寿命は断熱化がカギ」をご参照ください)

 

 

住まいと健康の密接な関係を知れば知るほど、住宅のコストパフォーマンスが、単純に本体価格の安さで見てしまってはいけないということを理解できるのではないかと思います。家は表面の値札ではなく、その奥にある具体的な性能をしっかりと見極め、光熱費だけでなく、医療費や介護費用、休業リスクなどを含めた「生涯コスト」で判断しましょう。

 

 

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老後の健康寿命は断熱化がカギ


September 12, 2018

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September 12, 2018

老後の不安といえば、「年金だけでは食べていけないのではないか?」という金銭的な部分が大きいかと思います。その金銭的な不安を大きく左右する要素が「介護」の問題であることは間違いないでしょう。

 

自分の老後を考えた時、「健康で自立した生活ができる」年齢をどれだけ維持できるかということが重要になってきます。つまり、老後にかかる費用で大きな割合を占める介護期間をどれだけ短くできるかということが老後の不安解消に大きくかかわっているのです。

 

 

ここに、住宅の室内環境と介護リスクに関する興味深いデータがあります。

 

 

【大阪市千里ニュータウンで80名を調査。それぞれの住人群の住人の、60歳からの要介護状態になった年齢をグラフに示したもの】

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※ 脱衣所で冬に寒いと感じる頻度が「よくある」「たまにある」と回答した者を寒冷群、「めったにない」「全くない」と回答した者を温暖群に分類

出展:林侑江、伊香賀俊治、星旦二、安藤真太朗:住宅内温熱環境と居住者の介護予防に関するイベントヒストリー分析-冬季の住宅内温熱環境が要介護状態に及ぼす影響の実態調査-日本建築学会環境系論文集第81巻第729号、(2016.11)

 

 

この研究では、家における脱衣所の室温を2℃高くするだけで、介護期間が4年も減るという調査結果を示しています。また、家計経済研究所が2011年におこなった「在宅介護のお金とくらしについての調査」によると、月々で在宅介護にかかる費用の平均は6万9千円(うち「介護サービス利用料」は3万7千円、「介護サービス以外の費用」は3万2千円)と言われています。つまり、4年間に換算すると、およそ330万円もの費用がかかる計算になります。もし、そのために就職をしている家族の誰かが介護離職をした場合は、その収入分も損失となるわけです。

 

 

「病は気から」といわれますが、実は「病は家から」ともいえるのです。その真実を知っているかいないかで、私たちの人生は大きく変わります。そのためには、住まいの断熱化・高気密化が重要なカギになります。

 

 

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今はどの住宅会社も「高気密高断熱」を標榜しています。しかし、家の新築・リフォームでは、「根拠のない高性能」住宅を選ぶことほど危険なことはありません。その性能は一体どのレベルなのか、あるいはその性能は実際の住宅で本当に機能を発揮するのかという「見極め」が必要です。また、表面的な価格だけではなく、光熱費や冷暖房器具の入れ替えコストに加え、病気や介護リスクに関する費用も含めた「生涯コスト」で検討しなければなりません。家は人の命と財産を左右する重要な装置。そのことについて一緒に考えてくれるパートナー選びが大事なのです。

 

 

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エアコンの効果は「すき間」次第


August 27, 2018

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August 27, 2018

キノイエでは、隙間相当面積(C値)の測定検査(気密測定)を全棟標準で2回(完成前/完成後)行っていることを以前からお伝えしておりますが、今回はあらためて住宅の隙間についてのお話をしたいと思います。

 

 

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おさらいですが、C値とは、家の延床面積に対する 「 隙間面積 」 の割合を示す数値で、床面積1㎡当たりどれ位(何㎠)の隙間があるのかを表した数値です。この値がゼロに近いほど、隙間が少なく、気密性が高いことを意味します。

 

C値 = 家全体の隙間の合計(㎠) ÷ 延床面積(㎡)

 

 

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ここに、来月完成見学会を予定しています「上刈の家」の完成前のC値測定結果がありますので、こちらを例に見てみましょう。

 

 

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気密測定試験は、正確性を担保するために原則3回測定を行い、その中間値から総面積を割って隙間相当面積(C値)を算出します。

 

 

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まずは1回目。赤線で囲んだ数字「総相当面積:αA=32㎠」 つまり、「この住まいの隙間面積は全部で32㎠でした」という結果になります。これは、名刺サイズに例えると、その6割強のサイズしか隙間がないという結果です。

 

 

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続いて2回目の測定結果。総相当面積:αA=29㎠。1回目よりも良い値が出ました。名刺で例えると、ほぼ6割の大きさしか隙間がないという数値。

 

 

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続いて3回目。総相当面積:αA=29㎠。2回目と同じ好スコアです。

 

 

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さて、これを全3回の中の中間値を取り出し、全体面積で割るのですが、後半2回が同スコアでしたので、今回はあえて値の悪い方の αA=32㎠ を使って割り出してみます。その結果は、

 

 

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C値 = 家全体の隙間の合計 32㎠ ÷ 延床面積 143.955㎡ = 0.22229・・・㎠/㎡

 

 

ほぼC値=0.2㎠/㎡、切り上げ値でも C値=0.3㎠/㎡ という好スコアになりました。現在、日本の既存住宅の9割以上は、気密測定されていない上、推定C値も5.0㎠/㎡以上(大半は測定不能レベルの無気密住宅)と言われていますので、この上刈の家の気密性能がいかに高いかということがお分かりいただけるかと思います。

 

 

C値の比較_キノイエ

 

 

「冬あたたかい家にするためには、隙間がない方がよい」ということは、なんとなく皆さんもご理解されていると思いますが、それは真夏も同じ。むしろ、連日猛暑が続いた今年のような状態で、家の中をエアコン1台で涼しく保つためには、断熱性能はもちろんですが、この隙間相当面積(C値)をいかに小さくするかということがとても重要になってきます。隙間を極力少なくした高気密の家にしなければ、エアコンの冷気が家の中で均一に循環されず、1階と2階の温度ムラはもちろん、各部屋に冷気が行き届かず、結果としてエアコン代がかさむ家、夜寝苦しい家になってしまいます。それどころか、家の壁の中で室内の冷気と外の暖気がぶつかり、そこから結露が発生し、気づかないうちに家中カビだらけになってしまう恐れがあるのです。良い断熱材を使えば使うほど、一箇所に指一本分の隙間があれば結露します。ところが、今でも「すき間がないと息苦しい家になりますよ」とか、「多少すき間があった方が風通しがよくなりますよ」などと説明する住宅営業マンもいるようです。家の光熱費、建物寿命、そして皆様の健康や命を守る観点から全く正反対のとても危険な説明ですので十分ご注意ください。

 

 

構造見学会|気密測定|上越・糸魚川・妙高で高性能エコハウス|木の家の注文住宅工務店|キノイエ|

 

 

このブログで繰り返しお伝えしている、いちばん重要なことですが、家の断熱性能には国の基準がありながら、不思議なことに、この気密性能については、国の基準もなければ、測定義務もありません。「高気密高断熱」をうたう住宅会社はたくさん存在しますが、その中で、全棟気密測定を標準化し、お客様に実測値をお示ししている会社はそう多くはありません。また、「当社のC値は○○㎠/㎡です」と宣伝する会社の中にも、過去の計測値をそのまま自社の標準値のように謳っているだけで、一棟一棟実測をしていない会社も存在します。裏を返せば、実測値を都度公開するということは、その自信がなければ簡単にはできないことでもあるのです。ぜひ、皆さんの目で、本物の高気密高断熱住宅を正しく見分けていただきたいと思います。

 

 

※なお、C値を取りまく日本の事情や詳しい内容について触れた過去のブログ記事も併せてご参照ください。

 

 

「すき間だらけの日本の住宅(前編)」

 

「すき間だらけの日本の住宅(後編)」

 

「日本の住宅から「気密性能」基準が外れた理由」

 

 

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超わかりやすい高断熱住宅の解説本


August 18, 2018

August 18, 2018

新建新聞社さんから、『だん』という名前の季刊雑誌が発刊されました。

 

 

 

 

この雑誌、みなさんにお勧めです!この本は、これまで一般の方にとって分かりにくかった、住宅の高断熱化に関するメリットや未来への影響などをコミックや連載、事例など、あの手この手で解説。断熱化の重要性を簡単に理解できるように編集されています。つまり、住宅を建てる上で知っておかなければならない断熱、冷暖房費、省エネ、空調手法、健康との関係について、この一冊で要点をばっちり押えられます。私たちキノイエが日々みなさんにお伝えしている住まいの高断熱高気密化の重要性(日本の家はけっして高性能じゃない・見た目の安さで生涯コストで損をしてはいけない・等)を見事なプレゼン手法で代弁してもらっているような本です。

 

 

 

 

 

 

これまで、ありそうでなかった、住宅エンドユーザー向けのとても優しい解説本。価格も400円と非常に良心的。新建新聞社さんの意気込みが感じられます。この『だん』は、現在全国の書店並びに、Amazon等のネットショップで販売中ですので、みなさんもぜひ手に取ってみてはいかが?

 

 

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農村の家こそ高性能化を


July 20, 2018

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July 20, 2018

“日本の住宅がずっと貧しかった理由は何だと思いますか?”

 

 

これは先日、とある全国の住宅会社・工務店関係者が集う勉強会に参加してきた際のこと。同席されていた建築家の堀部 安嗣(ほりべ やすし)先生が、集まった参加者に問いかけた言葉です。堀部先生はその後、このように続けました。(以下、話し言葉を文章に書き起こしましたので、表現が適切でない部分もあるかもしれません。)

 

 

“それは、日本人がこれまでずっと「我慢」することを「善し」としてきたからです。真冬の寒さも我慢していれば、いずれ春が来る。(言い換えれば、夏の厳しい暑さも、我慢していれば、いずれ秋が来る)・・・昔は、大半の日本人がそう考えていました。しかし、今はどうでしょう?「おばあちゃんの家は寒いから嫌だ(行きたくない)」・・・東京に暮らすお孫さんが、実家に里帰りする際に、こんなことを言われるのが今の時代です。かくいう私の実家も富山県にあります。真冬の話になりますが、たまに実家に戻ると、夜は全く暖房の効いていない客間で寝ます。当然ですが、朝は凍りついた部屋で白い息を吐きながら目覚めることになります。富山の広い屋敷の中、お風呂もトイレも同じように凍りつく。ばあちゃんはそんな暮らしでも元気でしたが、現代人ならとても我慢できません。そして、いつかきっと身体を壊す(あるいは命を落とす)ことになるでしょう。自然が豊かで、都会にはない美しい風景が広がる田舎の生活に若い人が魅力を全く感じていないのは、家の性能が悪いから。そして、そのことをずっと見過ごしてきたからです。”

 

 

 

 

“私も今までは、住宅の高断熱高気密化について少しバカにしていたところがあったかもしれません。でも今は違います。よく、「住宅の高断熱高気密化を進めると、人は内に籠る息苦しい暮らしになってしまう」と考える方がいらっしゃいますが、それは全く逆。住宅が高断熱高気密になり、快適になればなるほど、実は人間はソトに向かって出ていくのです。つまり、快適な暮らしを約束されているという「安心感」が人をソトに向かわせるのです。・・・だからこそ、自然が豊かで風情があり、人と人との関わりに血が通う田舎の家(あるいは農村の家)が都市の家よりも高断熱高気密化し高性能になれば、地方に対する価値観、暮らし方は劇的に変わります。”

 

 

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自然の恵みをもっと身近に享受し暮らしを楽しめるようにするには、家の高気密高断熱化が不可欠。堀部先生の考え方は、小さくつくって大きく暮らす、ソトとナカをつなぐ暮らし、世界基準で考える高断熱高気密住宅を追求するという私たちキノイエの考え方と、向いている方向はほぼ同じであることを強く実感した一日でした。より多くの人が(どれも同じように見える)家の性能(が会社の考え方によって大きく違うということ)についての理解を深めてほしい、私たちの暮らす上越地域でも、こうした考え方に基づいた家づくりが当たり前になる日が訪れてほしい・・・私たちは、住宅性能後進国に陥ってしまっている日本の家の性能水準を上げていくという社会的使命を果たし、ソトに向いた豊かで快適な暮らしを実現させていきたいという気持ちを新たにしました。

 

 

建築家 堀部 安嗣(ほりべ やすし)先生

 

 

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日本の家は寒過ぎる


June 4, 2018

June 4, 2018

6月衣替えの季節に入り、日に日に日中の暑さが本格的な夏の到来を予感させるこの頃、今日はあえて冬の話をしたいと思います。

 

 

先日、スウェーデンに現地法人のある企業の方とお話をすることがありました。スウェーデンは、東はフィンランド、西はノルウェーに接し、南はオーレスン海峡を挟んでデンマークと向かい合う、北欧諸国最大の面積をもつ国。国土の北部はラップランドと呼ばれる北極圏の地で夏は白夜となります。

 

 

 

 

 

メキシコ湾流のおかげで、緯度のわりには比較的温暖ですが、北極圏の冬はやや厳しい気候で、四季ははっきりと分かれている国です。東京の平均気温よりも5~10℃低く、8月に至っては、13℃ほど下回ります。

 

 

 

 

そのスウェーデン駐在の方との会話で盛り上がった話題、それはなんと「日本の家は寒過ぎる」ということ。特にスウェーデン人のご家族が日本に赴任し、日本の住宅に入居してまず発する言葉が「なんでこんなに日本の家は寒いの!?」だそうです。日本よりも冬の平均気温が低く、一時的には極寒状態になるスウェーデン。とてもおかしな話ですが、実は、アジア・欧米諸国の中でもそれだけ日本の住宅の断熱気密性能は低いというのは、残念ながら厳然たる事実なのです。

 

 

 

 

スウェーデンの住宅の断熱性能は日本よりもはるかに厳しい基準で建築されます。自治体がセントラルヒーティングシステムを取り入れ、まち全体を温かく快適な環境にしています。また、日本とスウェーデンの気候での決定的な違いは「湿度」。日本の夏は湿度が高く、とても蒸し暑いですが、スウェーデンはカラッとしています。夏は窓を開けるだけで十分。空調機器に頼る必要がありません。(だから、スウェーデンの家のつくりをそのまま日本にもってきても合いません)「家のつくりようは夏をもって旨とすべし」と徒然草で吉田兼好が謳ったように、日本は昔から夏の高温多湿の環境の中でいかに快適に、そして病気にならずに住まうかということに心血を注いできた歴史があります。もともと冬は「寒ければ厚着をしなさい」という考え方が根底にあったようですね。

 

 

 

 

しかし、高度成長時代を過ぎて久しい現在もなお、日本の住宅性能が世界最低レベルに甘んじている背景。それは、戦後の復興から高度成長時代、人口の増加、生活水準の向上の中、住宅建設にあたって、質よりも量を重視した政策が大きく影響しています。(もちろん、ここに日本のエネルギー政策に関する考え方も加わってきます)その間、日本は住宅性能に関して急激な性能基準の引き上げを避けてきました。近年うたわれる「高気密高断熱」「次世代省エネ基準」にしても、大手から中小工務店、個人大工まですそ野の広い住宅産業が混乱しないための激変緩和措置が講じられた折衷案によるもの。世界の基準からみればなんとも心もとない基準。だから、実は現在、法で定められた性能基準の下限値ギリギリでクリアすることだけに徹し、価格の安さを訴求する住宅会社から、その20年先を見据えた高性能化に舵を切っている住宅会社、今後性能基準が引き上げられてもそもそも技術的に対応できない会社などが混在し、日本の住宅業界は混沌とした状態になっています。

 

 

現在の日本の住宅性能は、みな同じでもなければ、ブランド力のある企業の家が必ずしも世界基準で高性能ではないということを知っておいても損はないと思います。

 

 

 

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再測定結果


April 27, 2018

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April 27, 2018

以前のブログ「これだけ違う強風下のC値」でご紹介した建物の隙間相当面積(C値)の再測定が先日の21日に行われました。遅くなりましたが、その後の結果ということでお伝えいたします。

 

 

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この日は風もなく、非常に安定した環境の中での測定になりました。

 

 

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早速ですが、3回測定したデータをどうぞ。

 

 

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1回目:測定成功

 

 

測定された総相当隙間相当面積:αA=41㎠

 

 

C値= 総相当隙間面積(αA)41㎠ ÷ 延床面積 88㎡ = 0.46㎠/㎡

 

 

弊社の基準値C値=0.5㎠/㎡をクリア。下の段の「隙間特性値(n)」※1の値も n=1.46と安定。風による外部環境の影響が少なかったことが反映された数値になっています。

 

 

続きまして、2回目の測定。

 

 

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2回目:測定成功

 

 

測定された総相当隙間相当面積:αA=35㎠

 

 

C値= 総相当隙間面積(αA)35㎠ ÷ 延床面積 88㎡ = 0.40㎠/㎡

 

 

こちらも弊社基準値C値=0.5㎠/㎡をクリア。下の段の「隙間特性値(n)」※1の値も n=1.33と安定しています。

 

 

そして、3回目の測定。

 

 

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3回目:こちらも測定成功

 

 

測定された総相当隙間相当面積:αA=40㎠

 

 

C値= 総相当隙間面積(αA)40㎠ ÷ 延床面積 88㎡ = 0.45㎠/㎡

 

 

こちらも弊社基準値C値=0.5㎠/㎡をクリア。下の段の「隙間特性値(n)」※1の値も n=1.38。こちらも安定しています。

 

 

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通常、C値の測定では、この3回の数値の中央値を採用することになります。すると、最終的なC値の測定結果は以下のようになります。

 

 

測定された総相当隙間相当面積3回の測定平均:αA=40㎠

 

 

C値= 総相当隙間面積(αA)40㎠ ÷ 延床面積 88㎡ = 0.45㎠/㎡

 

 

無事に、弊社の厳しい隙間相当面積(C値)基準 C値=0.5㎠/㎡ をクリアすることができました。ちなみに、もう少し分かりやすい例えでこちらの住まいの隙間のサイズを表現すると、ちょうど名刺サイズよりも一回り小さい大きさしかないという結果になります。本当に隙間が小さいということがご理解できるかと思います。

 

 

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これで安心して次工程へ進むことができます。このように、1棟1棟丁寧にC値を測定していくことで得られる技術的な経験値は、他社にはない大きなアドバンテージになります。

 

 

※1:「隙間特性値(n)」とは、隙間の状態を表し、通気特性式を対数で表した場合の直線の傾きを表し、一般にnの値は1~2の範囲をとり、それぞれの隙間が極めて狭い場合は1に近づき、広い場合は2に近づくというものです。ちょっと分かりにくいかもしれませんが、要するに、1~2の範囲内でなければ測定エラーになり、複数回の試験で数値が上下に大きくブレるということは、何らかの外部要因による異常値であると言えます。

 

 

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