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家は安全ではない?


October 25, 2016

気密断熱が不十分な住まい

October 25, 2016

冬が近づいていますので、家と生命の関係について、既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、極めて重要なデータをこちらで紹介させていただきます。

 

 

家の中、とりわけ入浴中にお亡くなりになる方の年間人数が、交通事故でお亡くなりになる人の約4倍近い数に上るという事実を皆様はご存知でしたでしょうか。厚生労働省の人口動態調査では、2011 年の交通事故による死亡者が6,741 人に対し、浴室事故による死者数は17,000 人(推定)、そのうち9 割が65 歳以上であると発表しています。

 

 

<一年間の交通事故死亡者数と入浴中の死亡者数の比較>

 

ヒートショック死亡者数

 

 

この主な原因は「ヒートショック」によるものだと言われています。「ヒートショック」とは、家の中の急激な温度差がもたらす身体への悪影響のことです。急激な温度変化により、血圧が大きく変動することで、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを起こすことがあります。これにより、入浴中に意識を失い、溺死するというケースが非常に多くなるのが、まさにこれからの季節なのです。

 

 

ヒートショック

 

 

加えて、注目していただきたい点は、死亡者数の裏側に隠れた数字についてです。ヒートショック死者数が事故件数の約2割で、完治するのは事故件数のたった2割といわれています。つまり、残りの6割の約5万1,000人は、ヒートショックが原因で後遺症となっていることが推測されます。後遺症となった方の、医療・介護面での負担は相当なものになると予想されます。

 

 

ヒートショック

 

 

そして、その根本原因は、住まいの中に激しい温度差が発生していることにあります。現在、日本国内のストック住宅(既設住宅)の9割以上は、世界の先進諸国の断熱気密性能で後れを取った低性能の住宅であると言われており、さらに2020年に義務化が決定している住宅の次世代省エネ基準についても、先進国の水準には及ばない最低レベルの基準とされています。(以前のブログ『世界一「燃費の悪い住宅」』、『すき間だらけの日本の住宅(前編)』、『すき間だらけの日本の住宅(続編)』参照)

 

 

気密断熱が不十分な住まい 高気密高断熱の家

左(上):断熱気密が不十分な家/右(下):高気密高断熱の家

 

 

「本物の安心安全な家を選ぶ」というテーマを、軽く見てはいけません。本物の高気密高断熱住宅を選ぶことは、単なる光熱費の削減だけではなく、医療費や介護費用などを含めたその後の生涯コストに大きく影響します。繰り返しになりますが、以前のブログ記事『建てた後に気付く大事なこと』でも触れている通り、「快適で省エネな家は注文しても簡単には手に入らない」という現実を知っている人はそう多くはいません。家は命を守る最重要デバイス。見た目のイニシャルコスト(=販売価格)に惑わされない、賢い買い物をしましょう。

 

 

 

|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市で最高の地元ライフ|自然素材の注文住宅|木の家をつくる工務店|デザイン住宅の新築・リフォーム|小さな邸宅|キノイエ|www.kinoie-niigata.com|0120-470-456|

 

 

高性能エコハウスのしくみ大公開

 

未来の支出増加リスクを抑えるために


October 24, 2016

日本のエネルギー事情

October 24, 2016

いよいよこの上越地域も夜の冷え込みが一段と増してきましたね。そろそろ各ご家庭でもエアコンの暖房を入れたり、ストーブなどの準備が進んでいるのではないでしょうか。そこで、今回は、以前のブログ記事『世界一「燃費の悪い住宅」 』で少し触れました、日本のエネルギー事業について、もう少し詳しくお伝えしたいと思います。

 

 

日本のエネルギー事情

 

 

その目的はズバリ一つです!皆様の「未来の支出増加リスクを抑えるため」です。住宅の選び方で、これからますます生涯コストの差が大きくなることはほぼ間違いないのではないかと思われます。これまでも、キノイエは一貫して住宅性能を上げることが将来に渡って多くのメリットをもたらすことをお伝えしてきましたが、以下に記載している日本のエネルギー事情の変化を見れば、住まいの断熱気密性能を無視した家づくりがいかに危険であるかということがご理解いただけると思います。

 

以下は、YKKap様が発行している資料から抜粋したもので、「日本エネルギー事情」に関する非常にわかりやすい記述ですので、ぜひご参考になさって下さい。

 

 

 

1.家庭でのエネルギー消費量は年々増加しています。

 

日本のエネルギー消費は、2004年をピークに下がりつつあります。それでも40年前に比べ、運輸部門では1.8倍、家庭部門では2.0倍、企業・事業所他部門では1.1倍となっており、家庭部門のエネルギー消費量の増加が最も多くなっています。家庭部門の省エネが今後のエネルギー消費削減のポイントとなっています。

 

最終エネルギー消費量の推移

 

 

 

2.家庭で消費するエネルギーの約1/4は、冷暖房です。

 

家庭のエネルギー消費量のうち、冷暖房による消費量が約25%を占めています。家庭での消費エネルギーを減らすためには、冷暖房の消費量を減らす必要があります。

 

世帯当たりの用途別エネルギー消費

 

 

 

3.家庭の電気料金は、4年で約25%アップしています。

 

2005年以降で電気料金(単価)が最も低かった2010年に比べ、2014年では家庭用の電気料金で約25%上昇しています。使用量の増加と料金アップのダブル効果で、支払額はさらに倍増。もう他人事では済まなくなっています。

 

家庭用電灯料金の平均単価の推移

 

 

 

4.「光熱水道費」が物価上昇第1位。家計の支出を圧迫しています。

 

暮らしにかかる費用の中で2005年以降、最も物価が上昇し、家計の支出に占める割合が増えたものが「光熱水道費」です。エネルギー関連費用を抑えるために、燃費の良いハイブリッド車を選ぶ人も増えています。家の燃費「光熱水道費」にも注目してみてはいかがでしょうか。

 

消費者物価指数の推移

 

 

いかがでしたか?家の燃費「光熱水道費」の圧縮には、高い断熱気密性能をもった住宅を選択することが不可欠です。省エネ機器を選択する以前に、省エネ機器の運転効率を上げ、かつ導入台数を減らす元となるのが、住まいの外皮性能です。以前のブログ記事『建てた後に気付く大事なこと』でも触れている通り、「快適で省エネな家は注文しても簡単には手に入らない」という現実をよく理解し、より慎重な住宅会社選びをしていただくことをお勧めします。

 

 

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高性能エコハウスのしくみ大公開

 

 

『ハウジングこまち(冬・春号)』撮影(その2)


October 23, 2016

ハウジングこまち撮影

October 23, 2016

前回に引き続き、本日は、県内大手の住宅雑誌『ハウジングこまち(冬・春号)』の撮影日でした。カメラマンは、昨日のブログに登場した山田つとむさん。今回の舞台は、糸魚川市内にて今年6月に竣工した「平牛の家」。お施主様のY様のその後の暮らしを取材させていただきました。

 

 

ハウジングこまち撮影|上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|キノイエ|

 

 

こちら「平牛の家」は、耐久性とメンテナンス性の両立を図ったガルバリウム鋼板製のオフブラックの外壁に、地元糸魚川産のキノイエオリジナル・カットの杉板の組み合わせが美しい外観デザイン。中に足を踏み入れると圧密処理された無節の無垢杉フロアがひときわ目を引く明るい空間が特徴です。

 

 

また、上越フラッグシップモデル「塩屋新田の家」同様、ソトとナカをつなぐ土間~ゲヤ~離れの空間が、建物の延べ床面積以上に広さと使い勝手を実現しています。まさに、小さくつくって大きく暮らす。キノイエの魅力を最大限具現化した住まいです。

 

 

ハウジングこまち撮影

 

 

本日はあいにくの雨模様でしたが、天然無垢の木をふんだんに使った明るい内部空間の魅力は十分伝わりそうです。ライターさんによる取材に対し、「夏はエアコン一台で快適に過ごせました。」というY様。キノイエの高気密・高断熱性能を実感していただいているご様子でした。これから少しずつ冬の気配が近づいて来ますが、初めての冬をどれくらい快適に過ごしていただけるか、私たちも非常に楽しみです。

 

 

ハウジングこまち撮影

 

 

撮影の中で非常に盛り上がった場所の一つは、旦那様の趣味部屋である「離れ」。この「離れ」には、趣味の釣り道具が整然と並べられており、少しずつアイテムが増えつつある状況です。趣味を楽しむ暮らしの1シーンとしてはまさに雑誌向きのカットになりそうです。

 

 

ハウジングこまち撮影

 

 

この住まいにも、Y様ご家族にしか持ち得ない固有の「時間」が流れ始めています。最高の出来事、記憶、思い出・・・これからもキノイエの住まいがY様ご家族の刻む時の流れにしっかりと寄り添い、そっと包みこむような存在であってほしいと思います。

 

 

ハウジングこまち撮影

 

 

『ハウジングこまち(冬・春号)』は今年12月の発売予定です。どうぞお楽しみに。

 

 

 

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カメラマンが見た「最高の地元ライフ」


October 22, 2016

最高の地元ライフ

October 22, 2016

本日は、十日町在住のカメラマン山田つとむさん(サンタクリエイト代表)のご紹介と、「最高の地元ライフ」についてお送りします。

 

 

山田つとむさん

 

 

山田さんは十日町カヌー倶楽部会長や信濃川アウトドア観光推進協議会の会長など、多彩な趣味と幅広い交友関係を持つ、まさに「最高の地元ライフ」の達人のような方。本業は広告代理店業で、山田さん自身はカメラマンとして抜群の腕を持つアーティスト。

 

 

サンタクリエイト

 

サンタクリエイト

 

サンタクリエイト

 

サンタクリエイト

 

 

弊社代表猪又とは旧知の仲で、そんなご縁から、キノイエならびにカネタ建設の建物撮影全般を担当するカメラマンとしてもご活躍いただいています。

 

 

ハウジングこまち撮影

 

 

その山田さんが、先日弊社の建物撮影の予定と組み合わせて、連泊で糸魚川に滞在。目的は、信濃川アウトドア観光推進協議会として、現在糸魚川のインバウンド(来日旅行客)の受け入れやサイクリングの取り組みなどで活躍するペンションオーナーの視察でした。その様子は昨日(10/22)付の地元紙『糸魚川タイムス』の一面記事としても取り上げられました。

 

 

糸魚川タイムス

 

 

記事の中身を要約すると、こんな感じです。

 

 

‟山田会長率いる十日町アウトドア観光推進協議会は、十日町の宿泊・交通関係者らによって3年前から結成され、豪雪という十日町のハンディキャップを逆手にとって台湾など雪の降らない地域からのインバウンド誘致を狙っている。”

 

‟その協議会が今回視察先に選んだのが、スイス人などの多くの外国人観光客誘致している糸魚川のペンション・クルーさん。同ペンションのオーナー岩崎智さんは、外国人が宿泊する際、駅から宿まで車で送迎する途中に商店街や漁港、田園などを経由して自然体の糸魚川の姿を案内する他、自転車をレンタルして糸魚川の神社や海沿いの街並み他名所などをサイクリングするツアーも積極的に行い、独自の取り組みで多くのリピーターを増やしている。”

 

 

ペンションクルー

 

 

‟同協会の視察メンバー6名は、その岩崎氏のコーディネートするコースを実際にサイクリングで体験。山田会長は「その土地の生活感あふれる場所は旅慣れた人に好まれる」と感心。同時に、今後、十日町と糸魚川の広域連携の可能性についても視野に入れたいと交流に意欲をみせた。”

 

 

ペンションクルー

写真左上:ペンション・クルーのオーナー 岩崎智さん

 

 

ありのままの地元の、ありのままの生活風景をインバウンドに生かす・・・そんな流れが、これからもっと大きなものに成長していくような予感がします。

 

 

以下は、その山田さんがサイクリング視察中に撮影したスナップショット。ちょっとしたスナップショットの中にも、プロカメラマンの新鮮な視点から見た糸魚川の「最高の地元ライフ」の魅力がたくさん詰まっています。あらためて、私たちはこんな素晴らしい土地に根を下ろし、様々な恩恵に囲まれて暮らしているのだということを実感します。だからこそ、住まいはこの素晴らしい地元のありのままの風景に溶け込むようなものでなければならないと再確認した瞬間でもありました。

 

 

最高の地元ライフ

 

最高の地元ライフ

 

最高の地元ライフ

 

最高の地元ライフ

 

最高の地元ライフ

 

最高の地元ライフ

 

最高の地元ライフ

 

最高の地元ライフ

 

最高の地元ライフ

 

 

最後に、先日のオフショット。山田さんと、弊社カネタ建設のお客様でもある糸魚川の老舗菓子店「紅久」さん(今回の視察ルートの一つ)の代表 安田貴志さんと糸魚川市内にて。実は、先にご紹介したペンション・クルーの岩崎さん、弊社代表猪又も合わせ、4人とも地域活動などで昔からつながりのある仲間。

 

 

サンタクリエイト山田さんと紅久代表安田さん

左:サンタクリエイト 代表 山田つとむさん/右:紅久 代表 安田貴志さん

 

 

美味しいお酒と地元の食と楽しい会話。「十日町と糸魚川は山と海の違いこそあっても、自然の恵みや土地柄もどこか似ているし、人柄もなんとなく似た部分があるから、親近感が沸くよね。」と語り合っているお二人自身、兄弟のように見えるのは気のせいでしょうか?(笑)(代表の猪又撮影・談)

 

 

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『kinoie times vol.2』いよいよ発行です


October 21, 2016

kinoie times vol.2

October 21, 2016

キノイエの暮らし方を広く知っていただくための情報紙『kinoie times(キノイエタイムス)vol.2』が、ようやく仕上がってきました。

 

 

kinoie times vol.2

 

 

今回の表紙は、先月行われた秋の暮らし方見学会「おうちキャンプ」の1ショット。この季節にぴったりの1カットを選びました。そして、以前にもブログでお伝えしましたように、今回のテーマは、「エコで健康な木の住まい」の魅力にフォーカスして、家づくりをお考えの皆様によりわかりやすく、一つでも有用な情報を持ち帰っていただけるような見学会や勉強会の企画をたくさんご用意させていただきました。前回はじめて開催し、大変ご好評をいただきました「木の家マルシェ」の第2弾も開催します。直近の開催予定イベント詳細につきましては、ぜひこちらの「イベント情報」のページをご参照ください。

 

 

10月、11月のイベント企画が盛りだくさんになったこともあり、紙面内容もパンパンになってしまいました(笑)なるべく文字を大きく、ゆったりと読んでいただきたかったのですが、自社制作の手づくり情報紙のため、まだまだ洗練されておらず、皆様の目にはどのように映るのか若干心配です。そんな『キノイエタイムス』は、来週末には新聞折込でも入る予定ですが、その他にも一部のスーパーや懇意にしていただいているお店様の店頭にも並ぶ予定ですので、見つけた際は、ぜひ手に取ってご覧いただければと思います。

 

 

地元上越地域で「最高の地元ライフ」を送るためのお役立ちマガジン。皆様の声をお聞きしながら、少しずつ中身を充実させていきたいと思っています。

 

 

 

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長寿を願う


October 20, 2016

長寿桜

October 20, 2016

塩屋新田の家」のファサードにひときわ大きな存在感を見せるこの木は、「長寿桜(チョウジザクラ)」と呼ばれる樹種です。別の書き方で「丁子桜」とも書きます。「桜」という名前がついているものの、サクラの仲間ではなく、ジンチョウゲの仲間で、「フジモドキ」という別名を持っています。
 

長寿桜

 

 

このチョウジザクラ、この時期は既に多くの葉が落ちていますが、開花期である春には珍しい青紫の美しい花が咲き、夏場には青々した葉が木全体を覆います。大きな特徴として、一本の茎の根元から複数の茎が分かれて立ち上がっている、いわゆる「株立ち」の木であることが挙げられます。株立ちの木は、しばしば園芸や盆栽の手法として好まれる木で、1本立ちの木に比べると細く軽やかさがあり、1本の木で幹の重なりを表現できるなど、自然の趣を感じさせてくれます。また、大木になりにくく高さも抑制できるという利点があります。
 

チョウジザクラ

 

チョウジザクラ

 

 

そして何より、私たちがこの木を塩屋新田の家のファサードに迎えた理由は、まさに字のごとく「長寿を願う」という、とても縁起のいい花言葉を持っているからでした。

 

 

キノイエのフラッグシップモデル第1号が、息の永いブランドとして地域に親しまれるように、そして、この住まいを選んだご家族お一人おひとりが末永く健康で幸せになりますようにと願いながら、このチョウジザクラはこの場所で時を刻んでいきます。

 

 

「塩屋新田の家」には、このほかにも様々な樹種が、庭やファサードに立ち並んでいます。それぞれの木に込められた思いなどを、今後このブログで少しずつご紹介していきたいと思います。

 

 

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事務所の一コマ


October 19, 2016

カネタ建設

October 19, 2016

キノイエの母体であります、カネタ建設の本社事務所の本日夕方の一コマです。

 

 

カネタ建設

 

 

あまり整然とした事務所ではないので、お恥ずかしいですが(笑)、この日事務所では、キノイエの関係スタッフが、来るイベントに向けて各種資料作りに精を出していました。(ちなみに、土木事業部のベテラン2トップの姿も・・・)

 

 

カネタ建設

 

 

カネタ建設では、会社全体として、デザインや見せかけの価格に振り回された「性能のいい加減な住宅はつくらない」ことを至上命題にしています。高性能なエコハウスを建てることに関しては、地域のトップランナーを走るべく、建築スタッフが一丸となっています。この日は、住宅性能に関する頭脳が集積する本社設計チームが中心となって、住宅性能に関する様々なデータや根拠資料、さらには、先日のブログ記事『「耐震等級」だけでは見えてこない真実」でもご紹介したような三次元実大振動実験の映像なども編集し、ご来場される皆様によりわかりやすく納得できるご説明ができるための様々なプレゼン資料が一つひとつ生み出されていました。

 

 

このように、キノイエの住まいづくりは、チームで行われています。本物の安心安全、そして将来に渡ってお客様の家を守るための体制作りも含めて、日々進化させる努力を続けています。

 

 

10月29日(土)・30日(日)の2日間、「窓・構造・断熱パネル・換気の一流専門メーカー担当者が直接教える! 高性能エコハウスのしくみ大公開」を開催します。キノイエ上越モデルハウス「塩屋新田の家」にて、皆様のお越しをお待ちしております。

 

 

高性能エコハウスを建てよう

 

 

イベントの詳細はこちら

 

 

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用の美


October 18, 2016

用の美

October 18, 2016

「用の美」という言葉があります。歴史を遡ること1926(大正15)年にはじまった「民芸運動」から生まれた言葉です。

 

 

用の美

 

 

日本各地の焼き物、染織、漆器、木竹工などの日用雑器、朝鮮王朝時代の美術工芸品、江戸時代の遊行僧・木喰(もくじき)の仏像など、それまでの美術史が正当に評価してこなかった、西洋的な意味でのファインアートでもなく高価な古美術品でもない、そんな無名の職人による誠実な手仕事による民衆的美術工芸を「民藝」と名づけ、世に紹介することに尽力した思想家の柳宗悦(やなぎむねよし)氏の提唱により生まれた概念です。

 

 

柳宗悦 バーナードリーチ

左(上):柳宗悦/右(下):柳宗悦に影響を受けた陶芸家のバーナード・リーチ

 

 

作り手の魂(仏)が宿る・・・そんな例えが正しいかどうかはわかりませんが、職人たちが本当に使いやすいものを求めて無心に努力を重ねた結果、そのかたちには美しさが宿るという考え方です。

 

 

用の美

 

 

一見すると、まるで普通のデザイン。他にも似たような道具があり、さらに巷には次々と最新の機能やデザインを有した新製品が生み出されているにも関わらず、何年も捨てられずに大切に使われ続けている道具や家具などがあります。そうしたモノには、おそらく、作り手の思いの深さの違いが存在しています。その職人たちがあらゆる使用場面を想像しながら、一手一手丁寧につくり込む過程で、その業界の常識やシステムに惑わされない、本当に必要なモノ・コトだけに意識を集中した手仕事が加わっていきます。そのことをまさに「用の美」が備わっていると言うのでしょう。

 

 

用の美

 

用の美

 

 

先にご紹介した柳宗悦氏は、かつて「今の器が美に病むのは用を忘れたからである」と話しています。また、「用と美と結ばれるもの、これが工藝である」とも話しています。用の美は単なる「機能美」ではないというところに、この言葉の深さがあります。

 

 

私たちキノイエの求める住まいづくりも「用の美」でありたいと考えています。

 

 

キノイエ

 

 

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家族だけが持っている時間


October 17, 2016

家族だけが持っている時間

October 17, 2016

昨日の撮影の様子の続きです。

 

 

家族だけが持っている時間

 

 

モデル撮影にご協力いただきましたS様ご家族。プロのカメラマンさんによる撮影の仕上がりは、後日のお楽しみということになりますが、その撮影時の様子のオフショットをご覧ください。この写真一つひとつから溢れ出てくる、この何とも言えない家族だけの時間の流れを感じていただきたいと思います。

 

 

家族だけが持っている時間

 

 

家を買う目的は何でしょう?

 

 

私たち住宅会社は、それぞれに、デザイン、品質、性能、価格、e.t.c.・・・様々な面に磨きをかけて、お客様に自社の優位性を伝えようと必死に努力しています。

 

 

もちろん、それはそれでとても大切なこと。でも、この写真のような「時間」が一つの答えのような気がしています。ご家族には、それぞれのご家族にしか持ち得ない固有の「時間」が流れています。最高の出来事、記憶、思い出・・・建物が主張するのではなく、その時の流れにしっかりと寄り添い、そっと家族を包みこむような住まい(佇まい)こそが、生涯に渡り「本当に選んでよかった」と思っていただける家なのではないかと思います。

 

 

家族だけが持っている時間

 

 

そのご家族とどんな時を刻む家になるのか、そんなことをいつまでも大切にできる工務店でありたいと思います。

 

 

 

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『ハウジングこまち(冬・春号)』撮影


October 16, 2016

ハウジングこまち撮影

October 16, 2016

本日は、県内大手の住宅雑誌『ハウジングこまち(冬・春号)』用のモデルハウス写真撮影日でした。

 

 

ハウジングこまち撮影|上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|キノイエ|

 

 

でも、誰もいないモデルハウスを撮るだけでは味気ない・・・ということで、いつも仲良くしていただいているS様ご家族にお願いして、モデルとして登場していただくことになりました。

 

 

ハウジングこまち撮影|上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|キノイエ|

 

 

S様ご家族は、以前にリフォームのお仕事をさせていただいたお客様。それ以降も、キノイエのオープン当初から、時々開催されるイベントにも何度も足を運んでいただいています。このキノイエのコンセプトにとても共感していただき、モデルハウスにご来場される度に「何度来てもいいなー。本当にここに住みたいと思う家だよ!」といつも言って下さっていました。スタッフにとってもこの上ない喜びです。

 

 

ハウジングこまち撮影|上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|キノイエ|

 

 

好きな人のオーラは伝わるもの・・・ということで、今回の『ハウジングこまち』掲載にあたり、モデルはS様以外に考えられない!とスタッフの意見が一致。早速S様にお願いしてみたところ、快くお受けしていただきました。

 

 

ハウジングこまち撮影|上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|キノイエ|

 

 

当日、事前にお願いしてあった通り、普段着姿でモデルハウスにお越しいただいたS様ご家族。「モデルなんて初めてなので・・・本当に私たちなんかでいいんですか?」と不安そうにされていましたが、しかし、いざ撮影が始まると、そこには、とても自然で、明るい会話の弾むS様ご家族の姿が。ご家族の人柄、仲のよさがファインダーを通してあふれ出てくるほどの素晴らしい撮影会となりました。中でも、長女のTちゃんの明るい笑顔と愛嬌のある様々な表情は、スタッフみんなも吸い込まれてしまう可愛らしさ。間違いなく、今からモデル事務所ですぐに活躍できそうなレベルです。

 

 

ハウジングこまち撮影|上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|キノイエ|

 

ハウジングこまち撮影|上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|キノイエ|

 

ハウジングこまち撮影|上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|キノイエ|

 

 

もちろん、キノイエの世界観とも相性バッチリ!撮影を担当していただいたカメラマンのYさんも、時間をオーバーしての力の入る撮影となり、これまで以上に今から仕上がりがとても楽しみです。

 

 

S様、本日は本当にありがとうございました。私たちにとっても本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。ぜひ、また遊びにお越しください。

 

 

なお、『ハウジングこまち(冬・春号)』は今年12月の発売予定です。どうぞお楽しみに。

 

 

ハウジングこまち撮影|上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|キノイエ|

 

 

・・・ちなみに、S様のご商売は、地元はもとより他県でも有名なカスタムカーの専門店。こちらの写真に写っているランドクルーザーは、比較的流通している「80」系のボディをベースに、FRP加工で一部ボディーパーツをオリジナル製作し、なんと骨董品レベルの名車「60」系に姿を変えてしまっている優れモノ!(自動車に詳しくない方、ごめんなさい)こういったオリジナルパーツの加工・製作ができる会社は、全国でもほとんど存在しないのだそうです。・・・ここまで書くと、ほぼお店の名前がお分かりの方も多いかもしれませんね(笑)

 

 

 

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