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クラシックカーのまち


September 5, 2016

CCR2016

September 5, 2016

昨日は、糸魚川市内にて、「第25回日本海クラシックカーレビュー」が開催されました。

 

 

CCR2016

 

 

1974年以前の国内外の純粋なクラシックカー(当時の価値を失うような改造は一切認めない)にこだわり、厳選された200台の車両が、全国からこの日のために糸魚川市に集まってきます。しかも、全てが今なお公道を走行することができる”現役”なのです。

 

 

CCR2016

 

 

このイベントには長年、弊社からも代表の猪又をはじめ、スタッフがボランティアとして参加しています。

 

 

CCR2016

 

CCR2016

 

 

当日は近年の中でも最高の天気に恵まれ(恵まれすぎて、かなり暑い一日でした)、来場者も非常に多く、報道発表では3万3,000人に上るとのことです。まさに、糸魚川市を代表するビッグイベントです。

 

 

CCR2016

 

CCR2016

 

 

それにしても、クラシックカー愛好家の方たちは、本当にモノを大切にする方が多いですね。当時の純正パーツが存在していない車種も多いため、クラシックカーを維持するには相当の苦労とお金がかかります。それでもなお、「親父の代からの大切な思い出」、「このデザインと走りに惚れ込んで、ずっと一緒にいたい」、「長男が生まれた時に購入したので、大切に乗り続けていきたい」など、単なる趣味の枠を超え、生き方そのものに重ね合わせて、その車を大切にする気持ちが、会話の中からひしひしと伝わってきます。

 

 

CCR2016

 

 

住まいに対しても同様にそうありたいですし、そういう住まいづくりを続けていかなければならない・・・そう再確認した一日でした。

 

 

まさに、最高の地元ライフ。また来年もたくさんの人生を楽しむエキスパートの皆様との出会い楽しみです。

 

 

 

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オレンジフェア実行委員会打ち上げ


September 4, 2016

オレンジフェア実行委員会打ち上げ会

September 4, 2016

先日はオレンジフェアの実行委員会の打ち上げ会でした。

 

オレンジフェア実行委員会打ち上げ

 

「どこにもない夏休みの最高の思い出を」・・・イベント会社などに一切頼らず、企画も設営も全て社員の手づくり。毎年新しいテーマと子供たちがワクワクするような仕掛けを登場させます。以前のブログでもご紹介させていただきましたが、今年で⒓年目を迎えたオレンジフェアは、過去最大4,000名のご来場がありました。イベント後日、小学校の先生より聞いた話ですが、今年の夏休みの宿題だった絵日記のテーマにオレンジフェアのことを取り上げた生徒が圧倒的に増えたとのことでした。確実に地域の定番行事として定着していることがうかがえます。

 

オレンジフェア

 

オレンジフェア開催御礼

 

打ち上げ会では、それぞれのブースリーダーを中心に、当日の出来事から反省点や苦労話、笑えるハプニング、そして気が早いですが、既に来年の企画アイディアが次から次へと飛び出すなど、時間内では収まらないほどのたくさんの話題で盛り上がりました。

 

オレンジフェア実行委員会打ち上げ会

 

その中で、ちょっと嬉しかったスタッフのエピソードをご紹介します。

 

水遊びのアトラクションコーナーで、何回も何回も滑り台で滑って遊んでいた小学校低学年くらいの女の子がいました。その子は滑り台係のスタッフとそのうち仲良くなり、そのスタッフに「これ食べて」と自分のイチゴかき氷を持ってきてくれました。スタッフも役割があるため、一気に平らげ、「ごめんね。ここを動けないからゴミに捨ててくれる?」と頼んだところ、笑顔で受け取って離れたお母さんの元へ駆け寄って行きました。そのスタッフとお母さんの目があうと、そのお母さんは何度もスタッフに会釈しながら目頭を押さえて涙し、その子供の頭を撫でて褒めていたそうです。その子が他人に気遣いをする行動がお母さんの目にはとても新鮮だったのでしょう。大人たちとのかかわりの中で、ほんの少し成長した女の子の姿がそこにありました。

 

オレンジフェア2016

 

この地元で生まれ育った私たちが、地元の人々とのかかわりと仕事に囲まれ、そのことに感謝し、さらに喜ばれる仕事を創造する。そのことを通じて、地元の人々の思い出や心に刻まれていく・・・まさに、「最高の地元ライフ」。これからも私たちは、地元の人たちとの関わりの中で、誇れる仕事を次の世代につないでいきたいと思います。

 

オレンジフェア2016集合写真

 

 

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「空き家」を「資産」に


September 3, 2016

古民家リノベーション

September 3, 2016

先日、糸魚川商工会議所の「空き家・空き店舗対策特別委員会」に出席してきました。今回で2回目の会合。商工会議所の議員でもある弊社は、建築・不動産の実務有識者として意見を求められました。参加メンバーは、他にも私たちと同業の建築・不動産業界の代表の方々や司法書士の方など数名の有識者で構成されており、まずは現状の把握と、各委員の取り組みや考えについて活発な意見交換がなされました。

 

空き家対策会議

 

 

少子高齢化により糸魚川市内山間部、沿岸部はもちろん、中心市街地でも深刻化している空き家問題。この解決には、地元のニーズはもちろんのこと、全国各地からの移住希望者(U、Iターン)に魅力的な田舎暮らしを提案できるか?という部分も非常に重要です。まさに、私たちの掲げる「最高の地元ライフ」というコンセプトが重要になってきます。私たちもこれまでに多くの古民家移築、リノベーション、古材利用などを手掛けており、この問題に対して私たちが貢献すべき部分は非常に多いと感じました。

 

 

古民家リノベーション|上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|キノイエ|カネタ建設|

カネタ建設がフルリノベーションを手掛けた築150年以上の古民家

 

シェラリゾート白馬|上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|キノイエ|カネタ建設|

シェラリゾート白馬様の「みずばしょう温泉 古民家の湯」。カネタ建設による設計施工。なんと築150年以上の古民家2棟をつなげて温泉の上に組み上げるという技術的難易度の高い建築物です。

 

 

しかし、個々の企業が孤軍奮闘するだけでは意味がありません。空き家問題を地域全体の問題として捉え、全国の潜在的な移住希望者の皆様に、この地域の暮らしを知っていただき、共感していただくためには、家主と買い手や借り手、不動産業者、建築業者、そして行政関係者などの関係者が手を結び、チームとして取り組んでいく必要があります。

 

そのような中で、今回の会合は、今後の布石となるとても重要な意味を持つ意見交換になりました。まずは、お互いの得意分野と役割を明確にして、徹するべき役割に徹するために、どのような体制をとるのか。専門家、専門業者、非営利団体、そして行政が可能な限り有機的に手を結べるような青写真を描く・・・とても大きな展開のための最初の小さな一歩を踏み出せたような気がします。

 

 

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天井で変わる暮らしの快適さ


September 2, 2016

キノイエ

September 2, 2016

キノイエの住まいの特徴の一つに、地元糸魚川産の杉板ですのこ張りにした2階の天井があります。

 

|上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|キノイエ|小さな邸宅|

 

見た目にもやわらかい天然木の風合いがあり、毎日見ても飽きない普遍的な美しさがあります。

 

しかし、それだけではないんです。本当の価値は、その性能にあります。

 

キノイエ

 

杉板のすのこ張りの内部には、いくつかの断熱工程が組まれています。まずは、外周部と同じ厚さのフェノールフォーム断熱材により、屋根から吸収される日射熱を高い次元でブロックします。フェノールフォームについては、以前のブログでもご紹介しましたように、他の断熱材と比べて圧倒的に湿気を通さない性質を持つため、結露の心配がありません。さらに、内側からは、木質系繊維断熱材(ウッドファイバー)を敷き詰めてあります。これによって、驚くほどの蓄熱効果と防音効果が生まれます。

 

木質系断熱材

 

この屋根断熱の違いは、想像以上にその後の皆様の暮らしに影響します。なぜなら、高齢になるまでの一定期間、私たちの多くは2階で睡眠をとるからです。天井の蓄熱性能は、夏季の高温時、冬季の冷え込みに対し、緩衝材としての大きな役割を担います。そして、年間の降雨降雪量が多いこの上越地域の気候により、時々訪れる激しいスコールのような雨、冬は時折やってくるみぞれやあられが激しく屋根を叩く音。特に安眠を求める夜中の影響は最小限に食い止めたいものです。木質系断熱材の効果によりそうした外部のノイズ軽減に加え、当然ながら室内の音の響きも抑制してくれます。高級車のドアを閉めた時のソフトで重厚感ある音がそうであるように、音の響き方は質感です。間取りは同じでも、そうした設計の工夫で得られる満足度の違いは、体感することでよく分かります。

 

|上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|キノイエ|寝室|

 

活動時も就寝時も含め、暮らしの中のあらゆるシーンでの快適さの追求は、私たちの重要な家づくりにおけるミッションです。見た目のデザインや価格偏重、単に自然素材を使えばよいというものではなく、根拠と効果のある快適さを求めて素材と施工方法の最適な組み合わせができているか、プロとしての力量が問われる部分です。

 

特に、屋根の断熱性能、施工方法の違いについては、なかなか素人目にはわからないものです。しかし、住宅会社の考え方によって大きな差になっている部分でもありますので、じっくりと比較されることをお勧めします。

 

 

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未来の建築士


September 1, 2016

住宅模型

September 1, 2016

昨年リフォーム工事をさせていただいたOBお施主様のS様。その小学6年生になる娘さんが、夏休みの工作でキノイエの模型を研究し、自宅の模型を作ったということで、お施主様から完成写真のメールをいただきました。小学生の作品とは思えない完成度の高さ!「将来が楽しみだね!」と、キノイエスタッフたちみんなも感心していました。

 

住宅模型

 

住宅模型

 

住宅模型

 

住宅模型

 

Sさんご家族は、8/11に糸魚川市内で開催された弊社の感謝祭「オレンジフェア」を一日楽しまれた後、その足で上越モデルハウス「塩屋新田の家」にご来場されました。娘さんは、設計監修を担当された建築家の趙先生の模型と弊社松川の模型をじっくりと時間をかけてよく観察し、私たちに素材や作り方などを熱心に質問。出来上がった模型の写真を見てみると、特に、カーポート部分などは趙先生の模型を忠実に再現しています。この観察力こそ、建築設計を目指す人にとって非常に重要なスキルになります。

 

キノイエ模型

建築家 趙海光先生の手による模型

 

 

キノイエ外観模型

趙先生の模型を参考にして詳細設計から製作されたスタッフ松川君の作品

 

住宅模型

Sさんの娘さん(小学6年生)の作品

 

また、他にも宿題として「職業インタビュー」という課題があり、ブランドディレクター杉ノ上の仕事についていろいろ質問があったようです。

 

夏休みの宿題

 

本当に頼もしい小学6年生。未来の建築士として、いつか私たちと一緒に家づくりに携わる仕事ができる日が来るかも?と、スタッフ一同、今から楽しみです。

 

 

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「テロワール」と地元の木


August 31, 2016

越後杉 糸魚川

August 31, 2016

ワインの価値は、「テロワール」で決まると言われています。

 

テロワール(Terroir)とは、「土地」を意味するフランス語terreから派生した言葉で、 もともとはワイン、コーヒー、茶などの品種における、生育地の地理、地勢、気候による特徴をさすフランス語です。 同じ地域の農地は土壌、気候、地形、農業技術が共通するため、作物にその土地特有の性格を与えると言われています。その独特の地域性がワインの個性となり、その違いがそれぞれのブランドにつながっています。つまり、地域性がブランド競争の原点になるというのがワインの世界の常識です。

 

さて、本日は、ワインとは関係ありませんが、このテロワールに関連するようなお話を家づくりに絡めてしてみたいと思います。

 

糸魚川市_製材工場

 

私たちは、定期的に地元の製材屋さんと情報交換をしています。

 

新鮮な情報は現場にあります。お客様のために、少しでもよい材料の選別や、最新の加工技術の情報交換もさることながら、時には、昨今の木材市況の話や経営の話に至るまで、内容は多岐に渡ります。

 

越後杉 糸魚川

 

その中で、最近特に頻繁に話題に上がるのは、「地元産の木材がなかなか思うように出荷できない」というもの。その深刻さは年々増しているようです。最大の要因は、住宅そのものが工業規格化されていき、かつ室内はビニルクロスで覆われ、構造材としてはほとんど見えない家づくりが主流になってしまったため。海外の安価な材料が市場に出回り、国内各地で製材をしても品質の良さが伝わらず、価格競争で埋もれてしまうという話は、全国の製材業に共通する悩みでもあります。

 

糸魚川市 製材工場

 

そのような市場背景のため、国内では数十年前に国策で植林された非常に質の良い、主に杉材を中心とした原木が、伐採されることなく眠っているケースも少なくありません。

 

糸魚川市 製材工場

 

仮に、運よく切り出された原木でも、主たる構造材や造作材として製材されずに残ってしまっているものが多く、出荷されずに年数が経ってしまうと、今度は劣化が始まり、黒ずんだり、肉痩せや変形を生じ、最後は製品としての価値を失ってしまいます。また、そのような環境が伐採業者の衰退を生み、今では、街中の老木に倒壊の危険性が発生しても伐採処分ができる職人をすぐに手配できないという状況も生まれています。

 

地元の気候風土の中で育ち、いちばん身近にある天然の材料なのに、使われないままでいるのは、非常に勿体ないことです。

 

糸魚川市 製材工場

 

そこで、私たちのような家づくりの立場と、木の特性をいちばんよく知る製材工場の立場のスタッフが膝を突き合わせ、「地元の木の生きる道」について真剣に語り合うことがとても重要な意味を持ちます。お客様のニーズ、その木のもつ特性、価格、利用価値・・・これらについて自由に意見をぶつけ合っていると、ふとした時に、素晴らしいアイディアが生まれる場合があります。

 

外壁_糸魚川産杉

 

キノイエの標準仕様である杉板の外壁材以前のブログでも紹介)は、そうした製材工場の中で、品質は上等ながらも運悪く眠っていた地元糸魚川産の杉材を、キノイエのデザインのためだけにオリジナルピッチでカットして生まれたものです。価格も手ごろで、輸入材にはない独特の風合い、そして何より「地元で生まれ育った」ストーリー(=テロワール)の重みが、住まう人にとって特別な意味と愛着につながります。

 

キノイエ 玄関

 

他にも、以前のブログでご紹介した、地元杉の幅はぎ材でつくられたオリジナルテーブル。デザイナー家具の良いところを応用しつつ、材料は地元調達。製材屋さんとじっくり吟味し、価格と品質のバランスのいいものだけを厳選し、いちばん杉の木目が美しくなるように合わせていくことで、価格以上の付加価値を持たせることができます。

 

平牛の家テーブル

 

地元の木を地元の職人が切り出し、地元の技術者が加工し、地元の住まいに利用され、地元の人々の暮らしと共に愛され受け継がれていく。――この美しい地域循環に魅力を感じる人は、けして少なくないと思います。家づくりにテロワールの考え方を持つことで、もっと自分たちの住まいに愛着が深まるのではないでしょうか?

 

まさに「最高の地元ライフ」。――私たちは、そうしたことに共感していただける皆様に、手間暇を惜しまず、しかし手の届く最高の暮らしをお届けしたいと考えています。

 

 

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最高の地元ライフ。~スタッフ編


August 30, 2016

sup

August 30, 2016

先日の8/27(土)の地元新聞『糸魚川タイムス』の1面記事「糸魚川 生き生きリレー ~地域の隠れた主役たち~」に、弊社の若手土木スタッフの村上君が登場しました。24歳でご覧の通りのイケメン。しかも、性格も優しい好青年!カネタ建設の入社歴はまだ浅く、土木の仕事は未経験でまだまだ見習い期間中。ですが、年を重ねてみるみる逞しく成長している姿に、スタッフみんなも大いに期待をかけているところです。

 

糸魚川タイムス20160826

 

土木部 村上君

 

そんな彼を紹介する今回の記事には、海好きで多趣味の彼がいちばん夢中になっている「SUP(スタンド・アップ・パドル)」のことについて大きく紹介されています。SUPは、専用のサーフボードに立ってパドルを漕ぐ、ハワイ発祥のマリンスポーツ。この地元ではまだ愛好家は少ないですが、最近メディアでも取り上げられることが多くなり、これから徐々にこの地域でも注目されるスポーツに発展する予感です。

 

糸魚川タイムス201608

 

そんな彼がSUPに触れるきっかけとなったのが、縄文時代の丸太舟を再現した”縄文カヌー”で長距離航海を目指す「日本海縄文カヌープロジェクト」。これまで、糸魚川市から上越市までの航海実験に参加。福井県で開かれている丸木舟競漕大会にメンバーとペアで出場し、昨年までに2年連続で準優勝する腕前の持ち主。そんな彼曰く、「(SUPに乗っている時は)海の上を散歩している気分になれるので、とても気持ち良い。」とのこと。ちなみに、下の写真は押上海岸の沖から撮った夕日です。

 

sup

 

そして、そんな彼が夢中になっているもう一つの趣味が、登山。下の写真は、去年、長野にある木曽駒ヶ岳に登った時の写真。真ん中で両手を広げているのが村上君です。「登頂した時の達成感と眺めはとても最高でした!」とのこと。

 

木曽駒ヶ岳

 

「休日は家に籠っていられない性格です(笑)」という村上君。まさに、この地域特有の自然財産を謳歌できる多彩な趣味に囲まれ、まさに「最高の地元ライフ」を満喫しています。彼のこれからの活躍をぜひ応援してください。

 

・・・ちなみに、そんな村上君のもう一つの顔は・・・

 

リュウチャイ・ムン・ラカーミ

 

ジャーン!!先日8/11に開催された弊社感謝祭「オレンジフェア」に登場した、あやしいムエタイ選手「リュウチャイ・ムン・ラカーミ」でした(笑)

 

オレンジフェア

 

彼の詳しい活躍の様子をもっとお知りになりたい方は、こちら「カネタ建設のブログ」をご参照ください。

 

そして、弊社にはまだまだ個性あふれるスタッフがたくさん在籍しています。こちらのブログでも少しずつご紹介していけたらと思っています。

 

 

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床と天井の連続性


August 29, 2016

キノイエ|上越・糸魚川・妙高で自然素材の家づくり|小さくつくって大きく暮らす|パッシブデザイン住宅|

August 29, 2016

床から数十センチ浮いたテレビボード。

 

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天井から壁がつながっていない和室。

 

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手前に見えるパントリーもよく見ると、天井から少し空間が空いています。

 

キッチン|上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|キノイエ|小さな邸宅|

 

二階の天井も同様に、水回りスペースの上は小屋裏収納がむき出しに・・・

 

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お気づきですか?床と天井の連続性は、空間の広がりに直結します。

 

小さくつくって大きく暮らす。コンパクトでハイクオリティ、かつコストバランスのいい住まい。引き算の設計とは、単に間取りを小さくするだけではない、様々な工夫がちりばめられているのです。

 

塩屋新田の家|上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|キノイエ|

 

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夏の終わり


August 28, 2016

夏の終わり

August 28, 2016

もうすぐ夏休みも終わります。

 

皆様はこの夏、ご家族とどのような思い出をつくりましたか?私たちの暮らす上越地域は、海、山、川に囲まれ、望めばいつでも自然の恩恵に触れることができます。まさに、最高の地元ライフ。

 

こちらは、キノイエスタッフのある夏休みの一日です。

 

夏の終わり

 

 

夏の終わり

 

糸魚川市能生地区にある弁天岩。糸魚川の周辺の海岸は砂利浜が多くなりましたが、こちらの海岸は遠浅で砂浜もたくさんあるので、毎年家族連れでにぎわいます。

 

夏の終わり

 

大胆なサービスショット!さて、どのスタッフの家族でしょう?

 

夏の終わり

 

正解は代表猪又の家族。こちらは三女、まおちゃんでした(笑)

 

 

 

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『とと姉ちゃん』と『暮しの手帖』


August 27, 2016

Kurashi-no-techo-number1-1948

August 27, 2016

視聴率20%以上の人気を誇る、現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』。

主人公・小橋常子のモデルとなっているのは、故・大橋鎭子(おおはし しずこ)さん。その大橋さんが天才編集者である故・花森安治(はなもり やすじ)さんと共に創刊したのが雑誌『暮しの手帖』です。

 

Kurashi-no-techo-number1-1948

 

暮らしの手帖

 

二人が『美しい暮しの手帖』として第1号を創刊したのは、昭和23(1948)年。ファッションや料理、編み物、収納術など衣食住に関わる「生活の知恵」を紹介し、主婦の強い味方として、現在に至るまで発刊は続いています。暮しの手帖社さんのサイトには、「防空壕のなかで、自分が見たい、知りたいと思うことを本にすれば、戦争で学校にも満足に行けなかった多くの女性たちに喜んでもらえるだろう」という大橋さんの思いと、戦争への反省から「一人ひとりが自分の暮らしを大切にすることを通じて、戦争のない平和な世の中にしたい」という花森さんの思いが綴られています。

 

暮らしの手帖

 

もちろん、住まいにまつわる様々な特集記事も組まれました。実際、先日も『とと姉ちゃん』では、台所特集が取り上げられていましたが、当時の『暮しの手帖』20号(昭和28年)以降でも、こんな記事が掲載されています。

 

暮らしの手帖

 

暮らしの手帖

 

暮らしの手帖

 

暮しの手帖

 

暮しの手帖

 

暮しの手帖

 

「小さくつくって大きく暮らす」キノイエの思想に非常に重なる部分があり、とても興味深い内容です。

 

また、経済成長とともに物が出回り始めると、どれが役に立つ商品かを広く消費者に伝え、また本当に良いものをメーカーに製造してもらうためにも、商品テストを実施。生活者の立場に立った実証主義のテストは多くの読者の高い評価と支持を得ることに成功し、最大発行部数が90万部を超える国民的雑誌に成長しました。

 

なかでもこの雑誌の特徴として有名なのは、一切広告を掲載しないというスタイルを選択し貫いてきたことです。(一説では、倒産の危機の際一度だけ掲載の事実があるようです)

 

理由は2つ。編集長の花村さんの「一つの文字から一枚の写真、小さなイラストまで、雑誌の全ての部分を自分達の目の届く所に置いておきたい」という思いと、広告を載せてしまうと、商品の正しい批評や紹介がやりにくいという理由です。

 

そして、この商品テストの徹底ぶり、スケールの大きさが違います。

 

暮らしの手帖

 

昭和44年の第99号「自動トースターをテストする」では、トースター33台を購入し、1台あたり2000枚ずつ実際に焼いて、焼け具合や耐久性をテストしています。実に4万3088枚もの焼かれた食パンが山積みされた写真は圧巻です。

 

暮らしの手帖

 

23toaster-3ba96

 

また、製品の品質が悪かったり、広告に記載された性能を十分に発揮できないとなれば、入念なテスト結果と共にその製品を徹底的に糾弾をします。その代表的なエピソードが、昭和43年発刊の98号「愚劣なる食器洗い機」と名付けられた記事です。

 

暮らしの手帖

 

当時、発売されて間もなかった各社の「食器洗い機」は高価である上に、食べ残しがすすぎ切れなかったりと、欠点が目立ち劣悪でした。二人にとって、そうした製品を世に出すことへの怒りは強く、発売された各社の製品を、その号以降も何回かに分けて軒並みテストし、詳細に事実を伝えています。特に、横倒しにされた食器洗い機の写真は、社会的に大きな反響を呼びました。

 

暮らしの手帖

 

これから連続ドラマの中でも佳境を迎え、この商品テストの場面が出てきます。ドラマの中では、純粋にテスト結果を読者に伝えていこうとする主人公と、それをあらゆる手で妨害工作を行う大手メーカーとの壮絶な戦いが描かれていくようです。

 

暮らしの手帖

 

そんなことから、ふと、現在、住宅業界で起きている激しい価格競争とイメージ・広告競争の様子に目をやると、様々な思いがめぐってきました。情報が巷に溢れすぎた結果、お客様にとって「暮らしを守る本当のいい家」についての判断、これがとても難しい時代になったと感じます。何を選んでいいかわからない。住んでみないと答えが出ない。しかし、買った後では取り返しがつかない。そんな買い物の筆頭が住まいです。だからこそ、この『暮しの手帖』のように、宣伝やイメージ戦略に踊らされず、客観的な厳しい目をもって住宅産業の構造や作り手の違いが語られる日が来れば、消費者の皆さんにとってこれほどの大きなメリットはないのではないか?と思う今日この頃です。

 

 

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