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欄間のもつ歴史


November 10, 2018

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November 10, 2018

日本建築様式の一つ「欄間」。昔の家には必ずといっていいほど、特に二間続きの和室の境目に設置されていたもので、現在も多くの日本建築に採用される伝統工芸ともいえるものです。

 

 

欄間の歴史はとても古く、その起源は江戸時代中期の17世紀初期からともいわれています。欄間彫刻といえば、富山に古くから伝わる「井波彫刻」が有名ですが、その由来は、1700年代終わり頃、本願寺五代の綽如上人(しゃくにょしょうにん)が1390年に建てた富山の瑞泉寺を修復するため、京都から御用彫刻師が派遣されたことから、この地で地元大工が本格的に彫刻の技術を学んだことから始まっているようです。そのような背景からも、欄間は当初、お寺や特権階級の屋敷に限られており、その力を示すためにつくられたものでした。これが江戸時代以降になると、徐々に一般住宅へと広まっていきました。

 

 

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鴨居の上に取り付けられる欄間の目的は、主に採光や通風を良くするという実用性の他、その家の品格となる室内装飾の位置づけとして取り付けられるようになっていきました。なお、通風という点では、単に外からの風通しだけではなく、焚いたお香の煙を各部屋に行き渡らせる風の通り道の役割もあったといわれています。

 

 

そしてこの欄間、時々、建て替えのお客様より「新築の家にどこかで使ってほしい」とオーダーされるケースがあります。

 

 

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つい先日も完成した建て替え新築住宅にも旧家の欄間が大切に再利用されました。欄間の彫刻は、その家の顔ともいえる存在。もし、ご実家に欄間が残っているようでしたら、その歴史を辿ってみてはいかがでしょう。その家を建てたご両親やご先祖様の思いに触れることができるかもしれません。

 

 

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