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大雪・・・をも楽しむ暮らし


January 12, 2018

|あたたかい家|パッシブデザイン|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

January 12, 2018

久しぶりに降りました!

 

 

|あたたかい家|パッシブデザイン|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 

 

今年に入っていちばんの寒波の影響で、新潟全域が深々と降り続く大雪に、各地で交通の混乱が生じた本日。弊社も朝から除雪作業に奔走するとともに、各方面から除雪依頼の電話対応などに追われる一日となりました。

 

 

|あたたかい家|パッシブデザイン|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 

 

上越モデルハウス「塩屋新田の家」もご覧のように、すっぽりと雪化粧に早変わり。外気温も氷点下を記録する寒さです。

 

 

・・・ですが、こちらをご覧あれ。

 

 

|あたたかい家|パッシブデザイン|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 

 

室内は嘘のように足元まであたたか。

 

 

|あたたかい家|パッシブデザイン|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 

 

床下エアコン1台の稼働、しかもごく普通の家庭用。それだけで、これだけのあたたかさを維持できるのは、標準的な指標となっている次世代省エネ基準の2歩先を行くキノイエの高気密高断熱設計によるもの。住宅業界はどのメーカー、工務店も同じように「高気密高断熱」をうたい、“設計上の”性能値を表示する会社も増えてはいますが、実際に実測値を自信をもってお見せできる会社は、意外に少ないのです。「表示性能値が高い = 本当に足元まで快適であたたかい」とは限らないのです。

 

 

|あたたかい家|パッシブデザイン|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 

 

こうした快適な環境を実現できるからこそ、こうして大雪の日や、寒さ厳しい日でも外の景色を楽しむことができるのです。

 

 

|あたたかい家|パッシブデザイン|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 

 

ちなみに、「はなれ」をもつ塩屋新田の家には、こうして軒がつながっています。スノーダンプやスコップ、小型除雪機はこの地域の必需品。これが雪をかき分けなくても簡単に出し入れができます。ちょっとしたことですが、こうした設計の違いが、この地域の気象状況には大きな利便性・快適性の違いにつながります。全国標準規格で、ほぼ真四角な家ばかりを売る全国大手の住宅会社にはなかなかたどり着けない細かな設計思想が、この地域に暮らし、この地域を愛する私たちにはあります。

 

 

|あたたかい家|パッシブデザイン|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 

 

大雪をも楽しむキノイエの暮らし。気になった方は、ぜひ私たちまでお問い合わせください。今月下旬には体験会も予定しています。

 

 

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キノイエ|体験イベント|モデルハウス見学会|上越・糸魚川・妙高の自然素材の家づくり|

 

「日本初」に参画


November 30, 2017

|前沢パッシブハウス|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

November 30, 2017

「日本製の樹脂窓を使った初めての新築パッシブハウス」

 

 

こういうキャッチコピーから始まるこのパンフレットは、日本屈指の窓メーカーYKK AP株式会社様が、自社の窓性能を含めた最高水準の省エネ性能を体感できるモデルハウス「前沢パッシブハウス」の説明用に発行されているものです。

 

 

|前沢パッシブハウス|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 

 

このブログを最近読み始められた方のために解説しますと、パッシブハウス(Passive house)とは、ドイツパッシブハウス研究所が規定する性能認定基準を満たす世界最高水準の省エネルギー住宅。日本では2009年8月に神奈川県鎌倉市雪ノ下にて建築されたのを皮切りに、全国で少しずつ施工実績が増えていますが、設計・施工レベルの難易度が非常に高いこともあり、日本国内の実績棟数としてはまだほんの一握り。また、これまで国内で建設されたパッシブハウスのほとんどは、性能値を満たすために、北欧を中心とした外国製の高性能木製窓を使用していました。

 

 

そんな中、日本屈指の窓メーカーであるYKKAP株式会社様が、自社の窓性能を徹底的に向上させ、「国産のサッシでもパッシブハウスはつくれる」ということを証明するため、YKKグループ自らがお膝元である富山県黒部市内に2015年に建設したのが「前沢パッシブハウス」なのです。設計を担当したのは、一般社団法人パッシブハウス・ジャパンの代表理事も務めるキーアーキテクツの森みわ代表。この建物は、建設北陸地方では初、そして日本製の樹脂窓を初めて採用した「純国産のパッシブハウス」として、建築業界に大きなインパクトを与えました。

 

 

|前沢パッシブハウス|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 

 

本ウェブサイトでもご紹介していますが、実は、この前沢パッシブハウスの施工を担当したのが弊社カネタ建設なのです。この前沢パッシブハウスには、これまでにも数多くの業界関係者が視察に訪れ、多くの建築雑誌でも取り上げられています。

 

|前沢パッシブハウス|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 

 

最近、情報感度の高いお客様より「私の地域でもパッシブハウスの建設は可能ですか?」というお問い合わせをいただくケースもしばしば。もちろん、住まいは性能だけで語れるものではありませんが、設計通りの性能値を施工で実現するのは至難の業でありながらも、その違いが意外にもまだよく知られていないのが実態です。だからこそ、こうして国内屈指の窓メーカーであるYKK AP様のパンフレットと共に弊社のクレジットが広く世に伝わっていくことを非常に嬉しく思います。

 

 

|前沢パッシブハウス|上越・糸魚川・妙高の工務店|新築・リフォーム|自然素材の注文住宅|キノイエ|

 

 

 

前沢パッシブハウスの性能値については、パッシブハウス・ジャパンのサイトを、また、前沢パッシブハウスの誕生ストーリー他、詳しい解説につきましては、過去のブログ記事「解説「パッシブハウス」その3(最終回)」をご参照ください。

 

 

 

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YKK株式会社様より感謝状


August 19, 2017

K-TOWN|YKK株式会社|上越・糸魚川・妙高で高性能エコハウス|木の家の注文住宅工務店|キノイエ|カネタ建設|

August 19, 2017

この度、大変栄誉ある感謝状をいただきました。

 

 

K-TOWN|YKK株式会社|上越・糸魚川・妙高で高性能エコハウス|木の家の注文住宅工務店|キノイエ|カネタ建設|

 

 

誰もが知るファスナーの世界企業、YKK株式会社様並びにYKK不動産株式会社様が手掛ける黒部駅前の再開発事業「K-TOWN二期工事」の施工業者として、YKK𠮷田会長より直接手渡しにて感謝状の盾をいただきました。

 

 

YKKグループ様とのご縁は、一昨年の11月に竣工した北陸エリア初のドイツパッシブハウス認定住宅「前沢パッシブハウス」(設計:キーアキテクツ)の施工を担当させていただいたことから始まりました。現在、前沢パッシブハウスは日本屈指の窓メーカーであるYKKAP株式会社様の窓性能の実力を余すところなく体験できる超高性能住宅として、これまでに数多くの業界関係者が視察に訪れ、現在は多くの建築雑誌でも取り上げられています。弊社はこの施工をご縁に、翌2016年に、YKKグループの社員寮として設計されたK-TOWN二期工事の全14棟中6棟を担当。この度、同グループが手掛けてきたパッシブタウン1~3期棟の竣工記念と合わせ、主たる設計・施工関係者が招かれ、感謝状が贈呈されました。

 

 

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北陸エリア初のドイツパッシブハウス認定の「前沢パッシブハウス」は、現在多くの建築雑誌にも取り上げられています。(設計キーアーキテクツ/施工:株式会社カネタ建設)

 

 

この度竣工したYKKグループの社員寮「K-TOWN」二期工事。1棟4世帯の単身寮計14棟があいの風とやま鉄道黒部駅前に出現。(設計:アプルデザインワークショップ/施工:第一建設工業株式会社〈2棟〉・株式会社カネタ建設〈6棟〉・共和土木株式会社〈4棟〉・廣川建設工業〈2棟〉)※YKK株式会社様報道資料より

 

 

K-TOWN二期工事の建物内部 ※YKK株式会社様の報道資料より

 

 

8月6日は、K-TOWN二期工事並びにK-HALL竣工式典が執り行われました ※YKK株式会社様報道資料より

 

 

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グループ企業は全71ヵ国111社。社員総数4万4,000名超、グループ連結売上7,000億を超える巨大企業でありながら非上場。そして本社機能の一部を事業発祥の地富山県黒部市に移管し、同時に黒部駅前の賑わいを取り戻すべく取り組んだのが、このK-TOWN事業。グループを束ねる𠮷田忠裕代表取締役会長CEOの黒部のまちづくりに対する並々ならぬ強い思いが凝縮された事業ですが、そこに私たちが大きく関わることができたということ、そして、その実績が𠮷田会長をはじめYKKグループの皆様に評価されたことはこの上ない喜びです。

 

 

これを励みに、私たちは更なる技術の向上とお客様の暮らしに寄り添った家づくりに邁進していこうと心に誓いました。

 

 

K-TOWN|YKK株式会社|上越・糸魚川・妙高で高性能エコハウス|木の家の注文住宅工務店|キノイエ|カネタ建設|

弊社代表猪又宛に吉田会長直筆のサイン入りの著書『YKKの流儀』もいただきました。

 

 

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いよいよ明日は構造見学会


August 5, 2017

構造見学会|気密測定|上越・糸魚川・妙高で高性能エコハウス|木の家の注文住宅工務店|キノイエ|

August 5, 2017

いよいよ明日は、上越市内にて構造見学会を開催します。一日限りの見学会ですが、この日に行う気密測定(家の隙間はどれくらいかの測定)を特別にご覧いただけます。現在スタッフが気密測定前の作業として、断熱材と柱間の隙間を埋める気密テープ処理やウレタン材の注入等の処理を行っています。

 

 

構造見学会|気密測定|上越・糸魚川・妙高で高性能エコハウス|木の家の注文住宅工務店|キノイエ|

 

 

構造面では、パネル自体の施工精度も非常に高いのですが、隙間は一箇所ずつ丁寧に目視確認しながら、全ての接合部をしっかりと塞ぎます。この作業の一つひとつが気密・断熱性能の差、品質の差につながります。

 

 

おさらいですが、今回の気密測定試験で判定される「隙間相当面積(C値)」とは、家の延床面積に対する 「 隙間面積 」 の割合を示す数値で、床面積1㎡当たりどれ位(何㎠)の隙間があるのかを表した数値です。この値がゼロに近いほど、隙間が少なく、気密性が高いことを意味します。

 

 

C値 = 家全体の隙間の合計(㎠) ÷ 延床面積(㎡)

 

 

ちなみに、弊社では、現在全ての新築住宅でこのC値の測定を行っており、その結果は、0.2~0.5㎠/㎡の値(ほとんどが0.4㎠/㎡以下)、延べ床面積が40坪の家でも隙間面積は名刺サイズ以下になります。

 

 

構造見学会|気密測定|上越・糸魚川・妙高で高性能エコハウス|木の家の注文住宅工務店|キノイエ|

 

 

明日(8/6(日))のタイムスケジュールは以下の通りです。気密測定そのものは30分程度で結果がその場でわかりますので、数少ないこの機会にぜひその目で直接お確かめください。

 

 

13:30 構造見学

 

14:30 気密測定

 

15:00 終了

 

 

構造見学会|気密測定|上越・糸魚川・妙高で高性能エコハウス|木の家の注文住宅工務店|キノイエ|

 

 

果たして、明日の結果はいかに・・・? なお、ご見学の際にあらかじめご予約をいただけますとスムーズにご案内が可能です。ご見学希望の方は、以下までお問い合わせください。

 

 

詳しくはこちらをクリックしてください。

 

構造見学会|上越・糸魚川・妙高で高性能エコハウス|木の家の注文住宅工務店|キノイエ|

 

 

|パッシブハウスの施工実績|高気密高断熱住宅|工務店がつくる自然素材の木の家|上越・糸魚川・妙高の新築・リフォーム|高性能エコハウスの注文住宅|キノイエ|

軒と土間のある夏の暮らし


July 12, 2017

吉田兼好|夏|日本建築|注文住宅|工務店|上越|糸魚川|妙高|木の家|キノイエ

July 12, 2017

じりじりと照り付ける太陽。いよいよ本格的な夏の到来を感じさせる日が多くなってきましたね。

 

 

こんな暑い日、昔の人はどのように暮らしていたのでしょう?今から700年近く前の大昔、吉田兼好は徒然草にて「家のつくりやうは、夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも住まる…」という有名な言葉を残しています。ご存知の方も多いことでしょう。要するに、「冬の寒さは厚着をする等でどうにかなるが、夏の暑さはどうにもならない。だから、住まいづくりは、夏の暑さ対策を第一に考えよ。」という意味になります。高温多湿の日本の夏の暮らし方は昔から重大な関心事であったのです。

 

 

吉田兼好|夏|日本建築|注文住宅|工務店|上越|糸魚川|妙高|木の家|キノイエ

 

 

そう考えると、日本の古寺や歴史的な建築物の多くは、日射遮蔽と通風のメカニズムがよく考えられており、真夏でも内部が非常に涼しい構造になっていることがわかります。先人の知恵とは偉大です。

 

 

さて、現代の私たちの住宅事情に目を向けてみましょう。近年建てられた住宅のほとんどは、この季節、窓を閉め切ってエアコンをフル回転・・・というパターンが多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

もちろん、快適であればそれはそれで全く問題ありません。でも、そんな真夏に、昔の日本建築のように自然な涼を感じられる環境が少しでもあるなら、私たちの暮らしはもっと豊かで味わいのあるものになるのではないでしょうか。

 

 

町家

 

 

つい数十年前まで一般的であった町家づくりの家は、うなぎの寝床のように細く長い伸びた軒先に簾(すだれ)が、中を覗くと奥まで長く続いた土間スペースがありました。容赦なく照りつける日差しは、長く伸びた軒と簾によって遮られ、外から家の奥に侵入してくる熱風は、一旦、冷えた土間の上を通り抜けることで冷却され、家の奥に入ってくる頃には心地よい風に変わるようになっています。今のようにエアコンなどない時代に編み出された先人の知恵。日本の住宅はつい最近まで吉田兼好の教えをしっかりと守っていたのです。

 

 

私たちキノイエの家づくりは、そんなちょっと昔の日本の住宅の英知を現代の高性能住宅の技術とミックスさせることで、一般的な現代の住宅とは違う解放感や快適さを実現させていることが最大の特徴です。「気密性も断熱性も地域トップクラスでありながら、解放感も抜群の家」とでも表現すれば分かりやすいでしょうか(笑)

 

 

新潟の工務店|注文住宅|現代町家|自然素材の家|木の家|キノイエ|

 

 

そのヒントは「ソトに伸びた軒」、そして「ナカにつながる土間」の存在にあります。コンパクトでありながらダイナミックな軒の出、室内に大きく取り込んだ土間スペースが、真夏の太陽光を遮ると同時に、流れる空気をやわらかく冷やす機能をもち、ソトとナカを絶妙につなぐことで、心地よい風を取り込む空間を生み出しています。

 

 

ゲヤと離れ|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

 

 

大谷石の土間|キノイエ|新潟県上越市・妙高市・糸魚川市の注文住宅|木の家づくり工務店|

 

 

|注文住宅|工務店|上越|糸魚川|妙高|土間|大谷石|キノイエ|塩屋新田の家

 

 

キノイエの住まいは、春夏秋冬全ての季節で感動を味わうことができる本物の家づくりを追及しています。以前、モデルハウスにご来場いただいたことがある方も、ぜひ真夏のキノイエを体験してみてはいかがでしょう。きっと新たな感動に出会えると思います。

 

 

吉田兼好|夏|日本建築|注文住宅|工務店|上越|糸魚川|妙高|木の家|キノイエ

 

吉田兼好|夏|日本建築|注文住宅|工務店|上越|糸魚川|妙高|木の家|キノイエ

 

 

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真夏も快適


July 9, 2017

高気密高断熱住宅|上越・糸魚川・妙高で建てる木の家|注文住宅工務店|新築・リフォーム|キノイエ|

July 9, 2017

九州北部地方を襲った豪雨の被害が拡大しています。福岡県と大分県で合わせて18人の死亡も確認されており、安否不明の方の状況も心配されています。被災された皆様には心からお見舞い申し上げますと共に一日も早い復旧復興を願っています。

 

 

さて、上越地域は連日の豪雨が明けて、昨日の市内はとても暑かったですね。高田観測所の最高気温は今月初めて30℃を超え、いよいよ本格的な夏の到来を感じさせます。

 

 

そんな昨日のキノイエモデルハウス「塩屋新田の家」の日中の温度計はこのような感じに。

 

 

高気密高断熱住宅|上越・糸魚川・妙高で建てる木の家|注文住宅工務店|新築・リフォーム|キノイエ|

 

 

じりじりと照りつける陽射しに、デッキテラス上の温度もぐんぐん上昇。

 

 

しかし、室内の環境はこんな感じです。

 

 

高気密高断熱住宅|上越・糸魚川・妙高で建てる木の家|注文住宅工務店|新築・リフォーム|キノイエ|

 

 

もちろん、エアコンは1台が静かに弱運転しているだけで、家の中全体が隅々まで25℃前後をキープしています。エアコンに負担をかけないので電気代も安心。この見た目では分からない住宅の基本性能の決定的な違いは、ぜひ過去のブログを紐解いていただければと思います。

 

 

高気密高断熱住宅|上越・糸魚川・妙高で建てる木の家|注文住宅工務店|新築・リフォーム|キノイエ|

 

 

冷暖房設備機器は入れ替えが簡単にできますが、家そのものの基本性能は簡単に取り換えが利きません。デザインや価格と同じくらい、いや、それ以上に将来のランニングコストと健康に直結する外皮性能についての知識を深めることが、一生涯の買いものである家づくりで失敗しない最良の道です。

 

 

こうした専門分野は、上越エリアでいちばん早く省エネ建築診断士を取得している専門集団の弊社までぜひお問い合わせください。

 

 

|高気密高断熱で夏涼しく快適な住宅|上越・糸魚川・妙高の注文住宅工務店|自然素材の新築・リフォーム|高性能エコハウス|木の家|キノイエ|

一棟一棟丁寧に確実に


July 5, 2017

気密試験|高気密住宅|上越・糸魚川・妙高で建てる木の家|注文住宅工務店|新築・リフォーム|キノイエ|

July 5, 2017

先日、上越市内にある新築工事中の建物内の気密試験を完了しました。

 

 

気密試験|高気密住宅|上越・糸魚川・妙高で建てる木の家|注文住宅工務店|新築・リフォーム|キノイエ|

 

 

弊社では、原則、新築住宅は全棟気密検査を行います。以前のブログでもご紹介しました通り、気密試験では専用の気密測定器を使い、家の中の「C値」を調べます。おさらいですが、C値とは、家の延床面積に対する 「 隙間面積 」 の割合を示す数値で、床面積1㎡当たりどれ位(何㎠)の隙間があるのかを表した数値です。この値がゼロに近いほど、隙間が少なく、気密性が高いことを意味します。

 

 

C値 = 家全体の隙間の合計(㎠) ÷ 延床面積(㎡)

 

 

今回の結果は・・・

 

 

C値 =0.2㎠/㎡

 

 

当地域ではほぼ最高クラスの数値になりました。

 

 

以前のブログ(「すき間だらけの日本の住宅」/「住まいの呼吸法」)でもご紹介したように、日本の既設住宅の90%以上が今回の値の25倍の大きさにあたるC値=5㎠/㎡以上と言われていますが、実際のところ、まだ多くの住宅会社ではまだ測定すらしていないため実態は不明です。なぜならば、このC値の測定は、改正された省エネ基準法でも義務化されていないからです。それに対し、私たちが自主基準としているのは、C値=0.5㎠/㎡以下。40坪の家であれば、隙間は名刺1枚分程度というレベルを必達条件としています。今回の数値は、その半分以下であるC値=0.2㎠/㎡。数値としては当地域で最高レベルです。もっとも、C値は0.5を切れば気密性としては十分な性能値になりますので、この数値ばかりを追い求めることは本筋ではありません。

 

 

気密試験|高気密住宅|上越・糸魚川・妙高で建てる木の家|注文住宅工務店|新築・リフォーム|キノイエ|

 

 

ちなみに、私たちの断熱・気密施工は、通常のグラスウール断熱材(袋状の断熱材)を敷き詰めていく工法ではなく、断熱性能としてもトップクラスのフェノールフォームパネルを隙間なく設置する断熱工法を採用しています。工場で正確にカットされたパネル材が柱や梁とがしっかりと密着しており、基本的に接合面の隙間が発生しにくい構造となっています。さらにそこに気密テープで接合部分を完璧に塞いでいるため、基本、ミリ単位の隙間は発生しない構造になっています。

 

 

この隙間の大きさが与える住宅の温熱環境の差は歴然です。これが夏冬の冷暖房機器の運転効率に大きな影響を与え、結果として年間の光熱費が大きく変わります。また、隙間があるかないかは、即ち結露→カビの発生の有無に影響し、長年にわたって住まいの健康と人体の健康に大きな影響を与えるものになるのです。なお、未だに「住宅を高気密化すると息苦しい家になる」「空気が悪くなりかえって不健康になる」「家の寿命が悪くなる」という誤った主張をされている業者さんもおられるようですが、これは全く根拠のない都市伝説です。現在の住宅は24時間換気システムの導入が義務化されており、時間当たりの換気回数も建物の種別によって明確に規定されています。「なんとなく隙間風が通る家の方が健康」と家の気密性を中途半端に落としてしまうとかえって換気効率が阻害され、健康被害を招く原因となり危険です。しっかりとした科学的な根拠をもって住宅の断熱・気密性能を理解する必要があります。

 

 

気密試験|高気密住宅|上越・糸魚川・妙高で建てる木の家|注文住宅工務店|新築・リフォーム|キノイエ|

 

 

私たちのこの隙間の小さな家づくりは、設計段階における工法の選定と、施工段階における緻密なチェックと丁寧な施工作業の徹底によって生み出されます。私たちの施工現場では、専任監督がしっかりと目を行き届かせ、一棟一棟丁寧に確認しながら作業を進めています。また、勉強熱心で気密に関する理解がある優秀な大工チームがパートナーにいることも重要な要素です。

 

 

 

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『YKK ap メディアレポート』に再び


June 10, 2017

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June 10, 2017

YKKap様より発行されている建築業界情報誌『メディアレポート』の6月号に、再び弊社の記事が掲載されました。

 

 

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今回紹介されたのは、建築部施工管理課の松川さん。北陸初の認定住宅である「前沢パッシブハウス」を手がけた技術者対談というインタビュー形式で、設計会社の担当者であるキーアーキテクツの青山氏と共に、施工担当者として登場しました。

 

 

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業界の注目を集めた前沢パッシブの完成から1年、今回の記事は、あらためてその当時の苦労や建設を通じて感じたことを語っています。

 

 

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「いざ建設段階になると、壁の入隅一つとっても図面を書かなければ大工さんに伝わりません。現場を進める上で収まりを考えることが大変でした。キーアーキテクツさんと打ち合わせしながら矩計図を書き、ディテールを起こして、と進めていきました。」

 

「逆に図面から読み取れない部分もあります。この物件の気密ラインは特殊で、建物の中にあった気密ラインが、ある所で梁をまたぎ外に出ます。そこを上手く納めるために大工さんと結構悩み、考えました。ただ、けっして妥協はしませんでした。知識や経験がないのですから一つひとつ丁寧にということを徹底しました。」

 

 

けっして妥協だけはしなかった・・・この前沢パッシブハウスの施工経験、そして翌年に携わることになったK-TOWN2期工事6棟同時施工の経験を通じて、格段に逞しく成長した松川さんの言葉には、プロとしての自信がみなぎっています。これからの活躍がとても楽しみです。

 

 

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駅前に森の暮らし


May 1, 2017

YKK|黒部|K-TOWN二期工事|キノイエ|上越・糸魚川・妙高の工務店|自然素材のハウスメーカー|

May 1, 2017

あいの風とやま鉄道黒部駅前。いよいよここに小さなまちが生まれます。

 

 

YKK|黒部|K-TOWN二期工事|キノイエ|上越・糸魚川・妙高の工務店|自然素材のハウスメーカー|

 

 

YKK株式会社様が富山県黒部市のまちづくりに関わる事業として駅前を大規模に開発して社員寮を建設する「K-TOWN」工事。弊社はその二期工事全14棟のうち、6棟を担当し、本日無事に竣工お引き渡しの日を迎えました。

 

 

YKK|黒部|K-TOWN二期工事|キノイエ|上越・糸魚川・妙高の工務店|自然素材のハウスメーカー|

 

 

写真は数日前にスタッフがスナップに収めたもの。ご覧いただくとお分かりのように、まるで森の中のコテージのように住宅が様々な方角を向いて立ち並んでいます。これは、駅を降りたすぐ目の前に広がる新しい風景。駅前の付加価値が大きく変わるインパクトのある事業でした。ランドスケープデザイン並びに建物の設計は、株式会社アプルデザインワークショップ様。これまでに数多くのYKK社の社屋や関連施設を手掛けています。

 

 

YKK|黒部|K-TOWN二期工事|キノイエ|上越・糸魚川・妙高の工務店|自然素材のハウスメーカー|

 

 

黒部のまちづくりの一端に関わらせていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。工事の内容や建物について、詳しくは後日またご紹介させていただこうと思いますのでお楽しみに。

 

 

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K-TOWN社内検査


April 20, 2017

|上越・糸魚川・妙高の注文住宅工務店|木の家の新築・リフォーム|キノイエ|

April 20, 2017

現在弊社で施工を担当させていただいているYKK様の社員寮「K-TOWN二期工事」(富山県黒部市)がこのほど無事竣工、間もなくお引き渡しを迎えます。

 

 

この後、発注者様であるYKK様の厳しい検査を受け、合格認定を受けた後に正式なお引き渡しとなります。昨日はこれに先立ち、弊社スタッフによる社内検査を行いました。

 

 

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まだYKK様による正式な竣工プレスリリース前ですので、全体写真はご紹介できませんが、雰囲気だけ・・・

 

 

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弊社の社内検査は建築担当スタッフの他に、営業や総務など様々なセクションのスタッフが参加し、入居者の目線、つまり「ユーザーの目」で細かく仕上がり具合や傷や汚れなどの異常個所の有無をチェックしていきます。

 

 

今回の工事は、弊社の他にも複数の有力建設会社が同じ建物の施工に関わっています。そのため、私たちの会社の施工技術レベルや安全衛生、その他全体的な対応能力等、あらゆる面で厳しく比較されるという側面があり、社内でも今年度のいちばんの注目工事でもありました。

 

 

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今回の二期工事は、先行した2棟を含め全14棟のうち、弊社は6棟という最大棟数を担当しました。よって、検査は昨日と合わせ、日を分けて2日間行われます。それだけに、1棟の施工精度もさることながら、6棟全ての安定した品質確保ができているかどうかが最大の課題でした。

 

 

社内検査の最終総括は後日。もちろん、最終的な評価は発注者であるYKK様並びに設計者であるアプルデザインワークショップの皆様の目によりジャッジが下されますので、それまでにやるべきことはたくさんあります。また、同一設計とはいえ、これだけの棟数を同時に監理・監督することは容易なことではありません。そんな中、担当した松川監督の並々ならぬ努力と成長を感じることができた、とてもうれしい一日となりました。また、今回の施工にあたり、非常に多くの素晴らしい協力者の皆様にも恵まれたことも大きかったと思います。

 

 

全てのご縁に、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

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